iPhoneのカレンダーを共有する方法|解除方法や共有できない時の対処法

iPhoneの標準アプリ「カレンダー」には共有機能があり、使いこなせればとても便利なアプリです。ただ誤った使い方でプライベートな情報を共有してしまうこともあり、注意が必要。本記事は共有の方法や共有できないときの対処法など、安心してカレンダーを共有する情報をお伝えします。
  • 更新日:2023年9月8日
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スケジュール管理に便利なiPhoneのカレンダーアプリ。

このアプリで作成したカレンダーは、特定の相手と共有することができます。

しかし、やり方によっては自分のプライベートの予定まで共有してしまうこともあるため、使用するためにはしっかりとした知識が必要です。

本記事では、iPhoneのカレンダー共有のやり方について、注意点も含めて詳細に解説していきます。

iPhoneのカレンダー共有で知っておくべきこと
  • 共有するカレンダーは、普段使っているカレンダーと分けた方が良い
  • カレンダーの共有は相手に参加依頼を送信するだけ
  • 見知らぬアカウントから参加依頼が来たらスパムとして報告

トップ画像引用元:iOS 15 Preview – Apple

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この記事を書いた人
ライター歴3年の青森県出身。趣味で始めたFXが軌道に乗ったのを機に退職し、いろんなことにチャレンジ中。 最近では趣味のガンプラも仕事の1つに加えてやりたい放題の人生を満喫している。トレーダー兼モデラー兼ライターという日本に3人くらいしかいない肩書の人間。 iPhoneよりiPadが好き。

iPhoneのカレンダー共有方法

iOS 14のインターフェース

画像引用元:iOS 14 – Apple(日本)

では、iPhoneでカレンダーを共有する方法を見ていきましょう。

まずは、共有するカレンダーを作成します。

カレンダーの共有は最初からあるカレンダーでも可能ですが、自分の予定もすべて共有されてしまいます。

自分のプライベートにも深く関わる予定を共有してしまわないためにも、カレンダーを別に作成しておくことをおすすめします。

  1. iPhoneのホーム画面からカレンダーアプリをタップ
    iPhoneカレンダー
  2. 画面下部の「カレンダー」をタップ
    iPhoneカレンダー
  3. 画面左下の「カレンダーの追加」をタップ
    iPhoneカレンダー
  4. 今回は共有するカレンダーの名前とカラーを作成。作成後は「完了」をタップする
    iPhoneカレンダー
  5. 前の画面に戻ると、作成した共有用のカレンダーが表示されている
    iPhoneカレンダー

このカレンダーのカラーは赤なので、共有する内容もカレンダーに赤で表示されます。

共有用のカレンダーを相手に共有する方法

次は、共有用カレンダーを相手に共有する方法です。

上の操作の続きから、カレンダーの共有を行います。

  1. 作成した共有カレンダーの右にある「i」アイコンをタップ
    iPhoneカレンダー
  2. 「人を追加」をタップ
    iPhoneカレンダー
  3. 枠内の「+」アイコンをタップし、共有したい相手を選択して「追加」をタップ
    iPhoneカレンダー
  4. 相手のiPhoneやiPadにカレンダーへの参加依頼が送信される

    参加依頼を出した相手のiPadの画面

    iPhoneカレンダー

    参加依頼を受信すると、カレンダーアプリを起動しただけで出席依頼が表示される。カレンダーを共有する場合は「カレンダーに参加」をタップ。

  5. カレンダー一覧に共有したカレンダーが表示される
  6. iPhoneカレンダー

共有カレンダーはリアルタイムで予定が反映されます。相手が予定を変更すると即座に反映されますよ。

カレンダーの共有を解除する方法

次に、共有したカレンダーの解除方法について解説します。

カレンダーの共有解除は、基本的に共有カレンダーを作成した人が行います。

  1. カレンダーの一覧から、共有カレンダーの右にある「i」アイコンをタップ
    iPhoneカレンダー
  2. 共有相手の右側にある「表示と編集」をタップ
    iPhoneカレンダー
  3. 「共有を停止」をタップ。これで相手との共有が解除される。
    iPhoneカレンダー
  4. 共有カレンダーの編集画面

    表示されていた共有相手が消えている。
    iPhoneカレンダー

    共有カレンダーに参加していたiPadの画面

    共有カレンダーが表示されない。
    iPhoneカレンダー

これまで見てきたとおり、共有相手の解除はユーザー単位で指定することができます。共有のオンオフが柔軟にできますよ。

カレンダーを共有できない場合の対処方法

iPhoneのカレンダーは簡単に共有できます。

しかし、時には共有がうまくいかない事もあるでしょう。

特に多いのは、共有カレンダーの参加依頼が来ないトラブルです。

その場合は、参加依頼を再送信してみてください。

  1. カレンダーの一覧から、共有カレンダーの右にある「i」アイコンをタップ
    iPhoneカレンダー
  2. 共有相手の右側にある「表示と編集」をタップ
    iPhoneカレンダー
  3. 「参加依頼を再送信」をタップ
    iPhoneカレンダー

相手側に参加依頼が送信されれば、カレンダーを共有することができます。

それでもカレンダーを共有できない場合

上の方法を試しても共有できない場合は、以下4つの方法を上から順に試してみてください。

カレンダーが共有できない場合に試したい方法
  • カレンダーアプリを再起動する
  • 端末を再起動する
  • iOSのバージョンを最新のものにアップデートする
  • 端末の空き容量を確認する

3つ目の方法を試した時点で、大抵の不具合は解決するはずです。

それでも共有できないのであれば、端末の空き容量不足が疑われます。設定アプリからストレージの状態を確認してみてください。

知らない人からのカレンダーの参加依頼には要注意!

カレンダーの共有は非常に便利な機能ですが、使用する際は十分に注意してください。

2020年7月頃から、カレンダーの共有機能を悪用したスパムが多数報告されています。

共有依頼に「参加」すると、カレンダー上にわけのわからないイベントがたくさん表示されるスパムです。

知らないアカウントから「カレンダーへの参加依頼」が来たときは注意してください。そのカレンダーには「参加」せず、「スパムとして報告・・・」をタップして、あとは無視しましょう。

参加依頼を送ってきたアカウントが知り合いかもしれない場合は、相手に連絡を取ってからカレンダーに「参加」してください。

いずれにしても、知らないアカウントから送られてきた参加依頼には、慎重に対処するのがベストです。

普段からカレンダー共有を利用していると、あまり深く考えずに「参加」をタップしてしまいがちですが、2021年の今でもこのようなスパムの報告は尽きません。

自分の身を守るためにも、安易な「参加」は避けるようにしましょう。

iPhoneのカレンダーはかんたん操作で便利!

本記事では、iPhoneのカレンダーの共有方法について解説しました。

iPhoneのカレンダー共有で知っておくべきこと
  • 共有するカレンダーは、普段使っているカレンダーと分けた方が良い
  • カレンダーの共有は相手に参加依頼を送信するだけ
  • 見知らぬアカウントから参加依頼が来たらスパムとして報告

簡単操作で便利なiPhoneのカレンダーアプリ。しかし、共有するカレンダーは新たに作成することをおすすめします。

また、共有機能を利用したスパムも多発しているため、知らないアカウントからの参加依頼には注意してください。

参加依頼を送ってきた相手が知人かどうか、しっかり確認するようにしましょう。