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この記事では、iPhoneで通話を録音する方法について解説しています。
様々な機種が発売され人気のiPhoneですが、通話録音機能がなく、どうやって録音したらよいのかわからず困っている人もいるでしょう。
結論からお伝えするとiPhoneでは、
- ボイスレコーダーなどの外部機器を利用する
- 通話録音アプリを利用する
いずれかの方法でしか通話を録音できません。
本記事では、詳しい録音方法や、無料で使えるアプリがあるのかについても解説しています。
iPhoneで通話を録音する方法が知りたい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- iPhoneには通話録音機能がない
- ボイスメモ機能でも通話録音はできない
- ボイスレコーダーなどの外部機器を利用する
- 通話録音アプリを利用する
- 通話録音アプリを使うにはキャリアの通話サービスの契約が必要
トップ画像引用元:Apple公式サイト
iPhoneで通話録音するには外部機器が必要。最近アプリ出たみたいだけど今までのアプリは使い物にならんかった。 pic.twitter.com/avwDPCVUSg
— Roaming Cat@praying🇺🇦🤝🇷🇺 (@tds4610) August 31, 2022
iPhoneで通話は録音できる?
iPhoneには、Androidスマホのように通話中の音声を録音する機能は備わっていません。
理由は、一部の国や地域で通話の録音が禁止されているからです。
Apple本社がある米国でも、一部の州で通話の録音には当事者の同意が必要という法律があります。
iPhoneのOSは自由にカスタマイズできないので、販売する国や地域に合わせて機能を変更できません。
したがって、通話録音が禁止されていない日本のiPhoneでも、通話を録音する機能を搭載することはできません。
また、iPhoneにプリセットされている「ボイスメモ」でも通話録音はできないよう設定されています。
iPhoneで通話を録音する方法
上記で解説したとおり、iPhoneだけでは通話の録音はできません。
しかし、ボイスレコーダーなどの録音機器やアプリを利用すれば、iPhoneでも通話の録音が可能です。
- ボイスレコーダーなどの録音機器を利用する
- 通話録音アプリを利用する
それぞれの録音方法について見ていきましょう。
ボイスレコーダーなどの録音機器を利用する
ボイスレコーダーなどの録音機器を使って通話を録音する場合、以下の2つの方法があります。
テレフォンピックアップとボイスレコーダーを使って録音する
テレフォンピックアップとは、インナーイヤー型のマイクロホンです。
iPhoneにテレフォンピックアップを接続し、イヤホンの外側についているマイクロホンにボイスレコーダーを接続します。
マイクロホンから出る音をボイスレコーダーで拾って録音します。
難しい設定などはなく、テレフォンピックアップとボイスレコーダーを接続するだけで簡単に録音可能です。
Bluetooth対応のスマホ通話レコーダーを利用する
iPhoneとレコーダーをBluetoothで接続し、通話するだけで録音ができる機器も発売されています。
スマホを持たなくても通話できるので、作業しながら通話を録音したい場合にも便利ですよ。
通話録音アプリを利用する
iPhoneで通話の録音ができるアプリを利用すれば、ボイスレコーダーなどの外部機器を用意する手間がないのですぐに録音できます。
ただし、Appleの規約で通話を録音するためのアプリは、本来なら認められていません。
現在App Storeでダウンロードできる通話録音アプリは、グループ通話を介して録音を行う機能です。
つまり、iPhoneの通話録音アプリを利用するには、キャリアが提供する「グループ通話サービスへの申込み」が必要となります。
グループ通話サービスを提供しているのは、大手キャリアの中ではauとソフトバンクだけです。
- au:三者通話サービス(月額220円)
- ソフトバンク:グループ通話サービス(月額220円)
どちらも別途申込みが必要な有料サービスとなっているので、アプリを利用する際は事前に契約しておきましょう。
なお、グループ通話サービスを提供していないドコモと楽天モバイルでは、残念ながら通話録音アプリは利用できません。
ドコモと楽天モバイルのユーザーは、ボイスレコーダーを使った録音方法を活用してみてください。
iPhoneで通話を録音する方法|キャリア別
画像引用元:通話録音サービス | NTTドコモ
iPhoneで通話を録音する方法として、キャリアの通話録音サービスを利用するという方法もあります。
大手キャリアでは、それぞれ通話録音サービスを提供しています。
通話録音サービスを契約すればアプリをダウンロードする必要も、ボイスレコーダーなどを用意する必要もありません。
ただし、ドコモ・au・ソフトバンクの通話録音サービスは、法人契約向けのサービスです。
個人契約では利用できないため、限られた人しか利用できないのがネックです。
また、サービスとは別に、音声データを保存しておくための受信サーバーの契約も必要です。
各キャリアで受信サーバーをレンタルすることも可能ですが、数千円~数万円もかかります。
手軽に利用できるものではないため、ビジネスシーンで常に録音機能を使うという場合に検討してみてください。
それぞれのキャリアで提供されている通話録音サービスの具体的な内容は以下をご覧ください。
ドコモ
ドコモの通話録音サービスは、携帯電話で行われる通話をすべて自動で録音するサービスです。
特別な操作をしなくても録音できるため、重要な会話の録音漏れを防げます。
録音したデータはサーバーに保存されるので、パソコンなどで確認します。
通話録音サービスの基本料金は、1回線につき550円です。
au
auの通話録音サービスは、KDDIの法人契約者向けのサービス。
auケータイやKDDI光ダイレクトの通話を録音します。
auの通話録音サービスでは、携帯電話番号とは別にプレフィックスダイヤルが発行されます。
プレフィックスダイヤルから発信・着信した通話の録音が可能です。
通常の電話番号で発信・着信した通話については録音できません。
基本料金は1契約につき550円がかかります。
ソフトバンク
ソフトバンクの通話録音サービスも、法人契約の人が対象です。
ケータイやスマホの通話を自動録音します。
基本料金は1回線につき400円がかかります。
楽天モバイル
楽天モバイルでは、楽天モバイル回線以外の人も利用できる通話録音サービスを提供しています。
ドコモ・au・ソフトバンク・MVNOを利用している人でも申込みが可能です。
また、法人契約だけでなく、個人契約でも利用できるのも利点です。
通話録音サービスに申し込むと、050から始まる番号が付与されます。
相手の電話番号の前に「0037-690」をつけて発信すると、通話を録音できます。
ただし、楽天モバイルの通話録音サービスも、録音データを保管するためのサーバーが必要です。
サーバー代がかかってしまいますし、1回線につき550円の通話録音サービス利用料もかかります。
気軽な使い方にはマッチしていませんので、慎重に検討してからお申し込みください。
iPhoneで通話を録音できるアプリ【無料】
キャリアのグループ通話サービスを契約すれば、iPhoneの通話録音アプリが利用できます。
アプリなら外部機器を用意する手間がないので、気軽に使ってみることができるのが利点ですよね。
iPhoneの通話録音アプリには、完全無料で使えるアプリはありません。
ただし、トライアル期間中は無料で使えるアプリはたくさんあるので、試してみてから有料契約するか検討できます。
おすすめの通話録音アプリをピックアップしましたので、どのアプリを利用するか迷っている人は参考にしてみてください。
iPhone用の通話録音とボイスレコーダー
画像引用元:iPhone用の通話録音とボイスレコーダー|App Store
iPhone用の通話録音とボイスレコーダーは、3日間無料トライアルが可能です。
利用できる主な機能は以下のとおり。
- 発信・着信の通話を録音
- バックグラウンド再生
- 録音データを文字に起こす
- 録音したデータに名前をつけて保存できる
シンプルな通話録音アプリなので、初心者でも迷わず使えるでしょう。
トライアル終了後は1週間ごとに880円がかかります。
Call Recorder
画像引用元:Call Recorder|App Store
Call Recorderは、録音可能時間に制限がありません。
長時間の通話も最初から最後まで録音できるので、安心して使えますよ。
音質にもこだわっているので、きれいな音で録音したい人にもおすすめです。
利用できる主な機能は以下のとおり。
- 発信・着信の通話を録音
- 記録期間は無制限
- アプリ内で記録を管理できる
無料トライアル期間は3日間。
トライアル終了後は1週間ごとに240円かかります。
Unlimited Recordings Pro
画像引用元:Unlimited Recordings Pro|App Store
Unlimited Recordings Proは、無制限に通話を録音できます。
インターフェースもシンプルで使いやすく、数回タップするだけで通話の録音が可能です。
保存容量も無制限なので、大切なデータをずっと保存しておくことができますよ。
利用できる主な機能は以下のとおりです。
- 発信・着信の通話を録音
- 他端末と録音データを共有・保存が可能
- 録音データの名前を変更できる
- ボイスレコーダー機能で音声メモを録音
- 録音データを文字に起こす
- カスタマーサービス対応
- 録音回数無制限
録音した音声を文字に起こすことも、データの編集も可能です。
無料トライアル期間は3日間。トライアル終了後は年間8,100円がかかります。
Connect
画像引用元:Connect|App Store
Connectは、会員登録無料のFreeプランがあります。
Freeプランは毎月5分間分のお試し発信通話料がもらえるので、少しの時間録音できればよいという人におすすめです。
無料発信通話料を消費したあとは、追加チャージ(60分1,220円)で利用できます。
利用できる主な機能は以下のとおりです。
- 発信・着信の通話を録音
- 録音データを文字に起こす
- 保存したデータはタグ付けで簡単検索
無制限で利用したい人は、1ヶ月かけ放題プランを検討してみてください。
月額3,300円で利用できますよ。
通話レコーダーiCall
画像引用元:通話レコーダーiCall|App Store
通話レコーダーiCallは、制限なしで発信・着信の通話録音が可能です。
録音したデータは簡単に管理・共有ができるので、グループで利用するのにもおすすめです。
主な機能は以下のとおり。
- 発信・着信の通話を録音
- 録音データを簡単に管理・共有
- 録音データを文字に起こす
無料トライアルの期限は3日間です。
トライアル終了後は1週間ごとに1,150円がかかります。
TapeACall Lite
画像引用元:TapeACall Lite|App Store
TapeACall Liteは、予約して通話録音ができるアプリです。
あらかじめスケジュールに設定しておくと、その時間に通話の録音を開始してくれます。
主な機能は以下のとおりです。
- 着信・発信の通話を録音
- 録音した音声を文字に起こす
- 録音件数は無制限
- 別のデバイスに録音を転送できる
- スケジュールを設定して予約通話が可能
- ボイスメモ機能搭載
無料トライアル期間は7日間。
トライアル終了後は1年間につき3,400円がかかります。
iPhoneで通話を録音するときの注意点
日本では通話を録音することは違法ではありません。
しかし、勝手に会話を録音されて気分がよい人はいません。
iPhoneで通話を録音する際は、以下の点に注意してください。
- 相手から許可を得てから録音する
- 静かな場所で録音する
相手から許可を得てから録音する
通話の録音を行う場合は、相手から許可を得てから開始しましょう。
個人間のやり取りで、言葉の行き違いや聞き忘れがないよう利用する場合は違法にはなりません。
しかし、無断で録音したデータをインターネットにアップロードすると、プライバシーの侵害などに問われる可能性があります。
勝手にデータを販売するのも問題です。
トラブルに発展してしまう恐れがあるので注意してください。
静かな場所で録音する
通話を録音する際、周囲の雑音も録音されてしまう可能性があります。
周囲の音が騒がしいと音がうまく拾えず、せっかく録音しても聞き取れないかもしれません。
録音する際は、電話相手も自分もできるだけ静かな場所で通話をするようにしましょう。
通話録音アプリを利用するにはグループ通話サービスが必要
今回は、iPhoneで通話を録音する方法について解説してきました。
iPhoneには通話録音機能が搭載されていないため、iPhoneだけでは通話の録音はできません。
ボイスレコーダーやテレフォンピックアップなどの外部機器を用意するか、通話録音アプリの利用が必要です。
なお、アプリを利用する場合はキャリアのグループ通話サービスの契約が必要となる点にも注意してください。
グループ通話サービスがないドコモと楽天モバイルでは、アプリをダウンロードしても通話の録音はできません。
アプリで通話録音できない場合は、ボイスレコーダーなどの外部機器を使った方法を試してみてください。
アプリを利用できるau・ソフトバンクユーザーは、ぜひ紹介したアプリを利用してみましょう。
- iPhoneには通話録音機能がない
- ボイスメモ機能でも通話録音はできない
- ボイスレコーダーなどの外部機器を利用する
- 通話録音アプリを利用する
- 通話録音アプリを使うにはキャリアの通話サービスの契約が必要