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この記事では、iPhoneとiCloud間でデータ移行できない時の原因と対処法について解説します。
iCloudはiPhoneで最初から使える状態になっているクラウドストレージサービスですので、iPhoneユーザーの99%以上が使っているものだと思います。
それだけに、データ移行ができないというトラブルの件数も多いのです。
トップ画像引用元:iCloud – Apple(日本)
iPhoneでデータ移行できない主な4つの原因
iPhoneとiCloud間でデータ移行できない主な原因としては、以下の4つがあげられます。
- iCloudの空き容量が足りない
- iPhoneの空き容量が足りない
- Apple側で障害などが起きている
- iPhoneが故障している
特に多いと感じるのが「iCloudの空き容量が足りない」ことです。
原因1:iCloudの空き容量が足りない
iPhoneから移行したいデータ量に対して、iCloudの空き容量が足りなければ、データ移行はできません。
例えばiPhoneから10GBのデータを移行したいのに、iCloudには残り3GBまでしか保存できないような場合です。
この原因の対処法
iCloudに保存している不要なデータを削除して空き容量を増やすか、iCloudに課金して最大のストレージ容量を拡大しましょう。
iCloudを無料で使えるのは5GBまでです。
そもそもバックアップしたいアプリを絞るのもおすすめです。
それぞれの方法を解説します。
- iCloudの不要なデータを削除
- バックアップするアプリを絞る
- iCloudに課金してストレージ容量を拡大
iCloudの不要なデータを削除する手順
必要ないデータは積極的に削除して空き容量を確保しましょう。
- 「設定」をタップ
- ユーザー名をタップ
- 「iCloud」をタップ
- 「ストレージを管理」をタップ
- 不要だと思うアプリのデータをタップ
- 「データを削除…」をタップ
- 「削除」をタップ
iCloud内の写真・動画を削除したい時は「ストレージを管理」ではなく「写真」をタップし、「iCloud写真」をオフにしましょう。
バックアップするアプリを絞る手順
iCloudの空き容量が足りなくなる度に削除するのは大変だと思いますので、そもそもバックアップするアプリを選択して絞るのもおすすめです。
絞っておけば容量が足りなくなる機会を減らせます。
- 「設定」をタップ
- ユーザー名をタップ
- 「iCloud」をタップ
- 「ストレージを管理」をタップ
- 「バックアップ」をタップ
- バックアップを取っているデバイスをタップ
- バックアップしなくてもいいアプリをオフにする
オフにすると、現在保存されているバックアップも削除されます。
iCloudに課金してストレージ容量を拡大する手順
これがある意味もっともシンプルで万能な方法になります。
足りないものはお金で買えばいいのです!
- 「設定」をタップ
- ユーザー名をタップ
- 「iCloud」をタップ
- 「ストレージを管理」をタップ
- 「ストレージプランを変更」をタップ
- 「アップグレードのオプション」を選択
どのオプションも月額制です。
- 5GBまで無料
- 50GBまで130円
- 200GBまで400円
- 2TBまで1,300円
原因2:iPhoneの空き容量が足りない
iCloudから移行したいデータ量に対して、iPhoneの空き容量が足りなければ、データ移行はできません。
例えばiCloudから100GBのデータを移行したいのに、iPhoneには残り60GBまでしか保存できないような場合です。
iCloudと違い、iPhoneのストレージ容量を後から拡大することはできません。
この原因の対処法
iPhoneの空き容量を増やしましょう。
その方法は大きく分けると2つあります。
- iPhoneから不要なデータを削除
- iPhoneの写真・動画を他に移す
iPhoneから不要なデータを削除する手順
iPhoneから不要なデータを削除して空き容量を確保しましょう。
以下、そのための手順です。
- 「設定」をタップ
- 「一般」をタップ
- 「iPhoneストレージ」をタップ
- 不要だと思うアプリを選択してタップ
- 「Appを取り除く」か「Appを削除」を選択してタップ(今回はAppを削除を選択しました)
- 「Appを削除」をタップ
写真・動画なら他に移すことも選択肢
写真・動画であれば、外部のHDD/SSDやクラウドストレージサービスに移すことで空き容量を確保することも可能です。
ただしiPhoneだけだと、特定の写真・動画を選択してiCloudに保存することはできません。問答無用で全ての写真・動画を保存することになります。
しかし、それではiCloudの空き容量が心配ですよね。
そこで、iPhoneの写真をバックアップする際はGoogleフォトやAmazon Photos、Yahoo!かんたんバックアップなど、他のサービスの利用も視野に入れてみましょう。
Googleフォトなら無料プランでも15GBまで利用可能です。
Amazon PhotosはAmazonプライム会員なら無制限(動画は5GBまで)、Yahoo!かんたんバックアップはYahoo!プレミアム会員なら無制限で使えます。
原因3:Apple側で障害などが起きている
画像引用元:「iCloud Drive」をApp Storeで
iCloudのサーバーなどに問題が発生していて、そのせいでデータ移行ができないのかもしれません。
実際過去には障害が発生していたことがありました。
この原因の対処法
復旧を待ちましょう。
またAppleのシステム状況はこちらのページで確認することができます。
原因4:iPhoneが故障している
ここまであげてきたことが原因でないなら、iPhoneが故障しているのかもしれません。
心配なら一度専門のスタッフに診てもらいましょう。
この原因の対処法
Appleか正規サービスプロバイダにiPhoneを診断してもらい、必要ならば修理しましょう。
AppleCare+ for iPhoneに加入していれば料金は12,900円です。
そうでなければ、料金は機種によって異なります。
- iPhone 12 Pro Max:71,280円
- iPhone 12 Pro:65,780円
- iPhone 12:52,580円
- iPhone 12 mini:47,080円
- iPhone 11 Pro Max:71,280円
- iPhone 11 Pro:65,780円
- iPhone 11:47,080円
- iPhone XS Max:71,280円
- iPhone XS:65,780円
- iPhone XS Max:65,780円
- iPhone X:47,080円
- iPhone XR:47,080円
- iPhone 8 Plus:47,080円
- iPhone 8:40,040円
- iPhone 7 Plus:40,040円
- iPhone 7:36,0800円
- iPhone 6s Plus:39,380円
- iPhone 6s:35,970円
- iPhone 6 Plus:39,380円
- iPhone 6:35,970円
- iPhone SE(第 2 世代):33,440円
- iPhone SE:33,440円
- iPhone 5s:33,440円
また、Apple製品限定保証またはAppleCare+の保証対象だと認められれば無料で対応してもらえます。
iCloudの空き容量は課金で増やせる!
以上、iPhoneとiCloud間でデータ移行できない時の原因と対処法についてでした。
- iCloudの空き容量が足りない
- iPhoneの空き容量が足りない
- Apple側で障害などが起きている
- iPhoneが故障している
一番多いと思われる原因が「iCloudの空き容量が足りない」ことです。
その場合、不要なデータをiCloudから削除しなくてはいけなくなりますが、課金することでストレージ容量を拡大することも可能です。
空き容量の問題でないなら、Apple側の障害やiPhoneの故障なども考えられます。