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最新機種が人気のiPhoneですが、電話を掛けようとすると「接続できませんでした」と表示されて受発信できないことがあります。
この現象が発生すると電話を掛けられなく/受けられなくなるため、解消できないと困ってしまうでしょう。
そこでこの記事では、iPhoneで電話ができなくなったときに考えられる原因と対処法を紹介します。
ある日突然電話を掛けられなくなったときは、紹介する対処法を順番に試してみてください。
何が原因かによって適切な対処法が異なるため、原因と対処法をセットで考えることが大切です。
- iPhoneで電話できない原因は故障や通信障害、設定ミスなどさまざま
- 1つずつトラブルシューティングを試して解決を試みよう
- 通信障害の対策をしておくことも大切
トップ画像引用元:Apple公式サイト
うーむ…iPhoneの調子が芳しくないなぁ。
昨日の雨でまた逝ったか…
液晶がまたつかなくて非常に困ってる
Wi-Fiあるとこじゃないとサブ機使えないし…
電話できないし困ったなぁ…何よりタイバニコラボ来たのにモンストやれないじゃねーかw
— PUNI (@PUNI9215) September 2, 2022
- 1 iPhoneで電話できない・接続できませんでしたとなる時の原因
- 2 iPhoneで電話できない・接続できませんでしたと表示される時の対処法
- 2.1 対処法1: 電波が届く範囲に移動する
- 2.2 対処法2: 機内モードのON/OFFを切り替える
- 2.3 対処法3: iPhoneを再起動する
- 2.4 対処法4: おやすみモードをOFFにする
- 2.5 対処法5: キャリア設定アップデートを実施する
- 2.6 対処法6: ソフトウェアアップデートを実行する
- 2.7 対処法7: 物理SIMを抜き差しする
- 2.8 対処法8: eSIMを再設定する
- 2.9 対処法9: ネットワーク設定をリセットする
- 2.10 対処法10: 着信拒否設定を見直す
- 2.11 対処法11: 自動電話転送をOFFにする
- 2.12 対処法12: 滞納を解消する
- 2.13 対処法13: Appleのサポートに問い合わせる
- 3 通信障害が起きたときに通信する方法4つ
- 4 iPhoneで電話できないときは落ち着いて対処しよう
iPhoneで電話できない・接続できませんでしたとなる時の原因
画像引用元:Apple公式サイト
iPhoneのディスプレイ上に「接続できませんでした」と表示され、電話できないときに考えられる原因には多種多様なものがあります。
主な原因をジャンル別に分けると、以下の4種類に分類できます。
- iPhoneの設定ミスもしくは不具合
- 電話の設定ミスもしくは不具合
- 通信回線の影響(未払いや通信障害)
- そのほかの原因(ハードウェア故障など)
まずは何が原因で電話できなくなっているのか、おおまかにチェックしましょう。
これから分類別に考えられる原因の一例を解説するので、原因を調べるときの参考に役立ててください。
具体的な対処法については後述するので、あわせて参考にすることをおすすめします。
iPhoneの設定ミスもしくは不具合
- SIM/eSIMの設定ミス
- DSDV関連の設定ミス
- キャリア設定アップデートの未実施
- iOSをはじめとしたソフトウェアのバグ
- ネットワーク設定関連の不具合
- 機内モード関連の設定ミス
契約先のキャリアを変更したときや、ソフトウェアアップデートを実施した後に電話できなくなった場合には上記の原因が考えられます。
単純な設定ミスや一時的な不具合が原因のことがほとんどですが、場合によっては致命的な不具合が隠れていることもあるでしょう。
電話の設定ミスもしくは不具合
- 着信拒否を設定している
- 転送電話を設定している
- 不明な発信者からの着信をミュートしている
- サードパーティアプリが干渉している
着信拒否や転送など、電話アプリ関連の設定ミスによって電話できないことがあります。
「発信は正常にできるが着信時に異常動作する」という現象に悩まされている人は、この原因が考えられるので一度チェックしましょう。
サードパーティアプリが原因になるケースは、着信制限に関連するアプリをインストールしている場合が該当します。
迷惑電話・詐欺電話を撃退するためのアプリを使用している人は、干渉している可能があることを覚えておきましょう。
通信回線の影響
- 圏外になっている
- 通信障害が発生している
- 使用場所の電波強度が弱い
圏外や通信障害など、キャリア側に問題がある場合がこれに該当します。
圏外なら電波が届く範囲に移動することで電話を掛けられるようになりますが、通信障害が発生したときは復旧を待つか別のキャリアを利用する必要があります。
そのほかの原因
- ハードウェアの故障
- 物理SIMの故障
ハードウェアや物理SIMなど、故障が原因の場合がここに含まれます。
これが疑われる場合は、iPhoneの修理やSIMの交換などを検討してください。
iPhoneで電話できない・接続できませんでしたと表示される時の対処法
画像引用元:Apple公式サイト
次に、iPhoneで電話できなくなったときの対処法を紹介します。
この現象に悩まされている人は、ぜひ以下の対処法を順番に試してみてください。
- 電波が届く範囲に移動する
- 機内モードのON/OFFを切り替える
- iPhoneを再起動する
- おやすみモードをOFFにする
- キャリア設定アップデートを実施する
- ソフトウェアアップデートを実行する
- 物理SIMを抜き差しする
- eSIMを再設定する
- ネットワーク設定をリセットする
- 着信拒否設定を見直す
- 自動転送をOFFにする
- 滞納を解消する
- Appleのサポートに問い合わせる
ここでは、それぞれの対処法について詳しく解説します。
対処法1: 電波が届く範囲に移動する
使用している場所が圏外になっているときは、電波が届く範囲に移動しなければ電話を利用できません。
契約中のキャリアのサービスエリアマップを確認し、電波が届く範囲に移動してください。
移動しても電話できないときは、圏外以外の原因が考えられるので次の対処法に進みます。
対処法2: 機内モードのON/OFFを切り替える
通信関連に一時的な不具合が発生しているときは、機内モードのON/OFFを切り替えると解消することがあります。
機内モードのON/OFFは以下の手順で行えます。
- 設定アプリを起動する
- 「機内モード」のスイッチをONに切り替える
- 再度「機内モード」のスイッチをタップしてOFFに切り替える
- アンテナピクトが表示されたことを確認する
この方法で電話を掛けられるようになったときは、原因不明の一時的な不具合が疑われます。
復旧後に再発しないのであれば、そのまま利用して問題ありません。
対処法3: iPhoneを再起動する
iPhone自体の挙動がおかしいときは、一度再起動するのがおすすめです。
iPhoneを再起動する手順は以下のとおりです。
- 「ボリューム調節ボタン」と「サイドボタン」を同時にホールドする
- 表示される「電源OFFスライダ」を操作して電源を切る
- サイドボタンをホールドして電源を入れる
iPhone X以降のデバイス(iPhone SEシリーズを除く)はすべて上記の方法で再起動できます。
iPhone X以前のデバイスおよびiPhone SEシリーズを再起動するときは、サイドボタンのみをホールドして電源をOFFにしてください。
電源をONにする方法は共通です。
対処法4: おやすみモードをOFFにする
おやすみモードは、あらかじめ指定した時間に着信やメールの通知をしないようにする機能です。
しかし、これが有効になっていると電話の発着信自体ができなくなる不具合が報告されています。
おやすみモード中に電話できない現象が発生している場合は、以下の手順でおやすみモードをOFFにしてください。
- 設定アプリを起動する
- 「集中モード」をタップする
- 「おやすみモード」をタップする
- 「おやすみモード」のスイッチをタップしてOFFに切り替える
おやすみモードがONになっているときは、通知領域に月のアイコンが表示されます。
ここをチェックすれば、設定アプリを起動しなくてもON/OFFを確認できるため、ぜひ参考にしてみてください。
対処法5: キャリア設定アップデートを実施する
契約先のキャリアを変更したときや、キャリア側で何らかのアップデートを実施したときは「キャリア設定アップデート」が必要です。
ユーザーが気づかないうちにキャリア設定アップデートが実施されることもあります。
電話をはじめとした通信関連に不具合が発生したときは以下の手順でアップデートしてください
- 設定アプリを起動する
- 「一般」をタップする
- 「情報」をタップする
- ポップアップにしたがってキャリア設定アップデートを実行する
キャリア設定アップデートが必要なときは、手順3で「情報」をタップするとメッセージが表示されます。
メッセージの内容を確認し、キャリアアップデートを実行したら正常に電話を掛けられるかチェックしてください。
メッセージが表示されない場合は、キャリア設定アップデートは必要ありません。
キャリア設定アップデートが不要な場合や、アップデート実施後も電話を掛けられない場合は次の手順に進みましょう。
対処法6: ソフトウェアアップデートを実行する
iOSやファームウェアに何らかの不具合があり、修正パッチが配布されている可能性も考えられます。
バージョンが古いiOSやファームウェアを利用sいている場合は、以下の手順でソフトウェアアップデートを実行してください。
- 設定アプリを起動する
- 「一般」をタップする
- 「ソフトウェア・アップデート」をタップする
- 更新がある場合はダウンロード・インストールする
手順3でソフトウェアアップデートを開いたときに、「iOSは最新です」と表示されるときはアップデートはありません。
別の原因が考えられるため、次の対処法に進んでください。
対処法7: 物理SIMを抜き差しする
物理SIMを使用して回線契約している場合、SIMの接触不良やSIMスロットの挿入不足で正しく認識されていない可能性が考えられます。
特にSIMエラーが発生している場合はこの可能性が高いため、以下の手順で抜き差ししてください。
- iPhoneの電源をOFFにする
- SIMスロットを取り出す
- SIMを清掃して載せ直す
- SIMスロットを確実に挿入する
- iPhoneの電源をONにする
手順4でSIMスロットを挿入するときは、確実に奥まで挿入してください。
SIMスロットが抜けないなど、イレギュラーが発生した場合はAppleによる修理が必要になる可能性があります。
対処法8: eSIMを再設定する
eSIMを使用しているユーザーでSIM関連のエラーが発生したときは、再設定が必要になるケースがあります。
eSIMの再設定は以下の手順で進めてください。
- eSIMを一旦削除する
- 契約中のキャリアでeSIMの再発行手続きをする
- 再設定するiPhone以外のデバイスでeSIM設定用のコードを表示する
- iPhoneで設定アプリを起動する
- 設定アプリを起動する
- 「モバイル通信」をタップする
- 下にスクロールして「モバイル通信プランを追加」をタップする
- 別デバイスに表示したQRコードをスキャンする
- キャリア設定アップデートを実行する
上記の作業が完了したら、再び通信を使用できるようになります。
もし、手順8でQRコードをスキャンできないときは、「手動入力」を選択してSM-DP+アドレスとアクティベーションコードを入力してください。
SM-DP+アドレスとアクティベーションコードは、契約しているキャリアのユーザーサイトで確認できます。
対処法9: ネットワーク設定をリセットする
ネットワーク関連のエラーが発生し、ここまでの対処法を試しても直らない場合は一度ネットワーク設定をリセットしましょう。
具体的なリセット手順は以下のとおりです。
- 設定アプリを起動する
- 「一般」をタップする
- 「転送またはiPhoneをリセット」をタップする
- 「リセット」をタップする
- 「ネットワーク設定をリセット」をタップする
- パスコードを入力してリセットする
ネットワーク設定をリセットすると、モバイルデータ通信やWi-Fi、Bluetoothなどの通信に関わるものがすべてリセットされます。
完了したら必要に応じて再設定し、電話できるようになったかチェックしてください。
対処法10: 着信拒否設定を見直す
発信はできるものの特定の電話番号からの電話を受けられない場合は、操作ミスなどで着信拒否に設定している可能性が考えられます。
これが疑われる場合は、以下の手順で着信拒否設定を確認・見直してください。
- 設定アプリを起動する
- 「電話」をタップする
- 「着信拒否した連絡先」をタップする
- 右上の「編集」をタップする
- 削除したい番号の左側にある「-」をタップする
- 「着信拒否設定を削除」をタップする
これで着信拒否の設定を解除できます。
作業が完了したら、削除した連絡先からの電話を正常に受けられるか確認してください。
対処法11: 自動電話転送をOFFにする
iPhoneの自動電話転送がONになっていると、掛かってきた電話がすべて設定した番号に転送されます。
これを利用した後に解除し忘れていると、iPhoneで電話を受けられないので解除してください。
解除する手順は以下のとおりです。
- 設定アプリを起動する
- 「電話」をタップする
- 「自動電話転送」をタップする
- スイッチをタップしてOFFにする
なお、自動電話転送がONになっていると、ステータスバーに転送マークが表示されます。
これが表示されている場合は正常に解除できていないため、再度設定を見直してみてください。
対処法12: 滞納を解消する
料金を滞納して回線を止められている場合も、電話を利用できません。
この場合は滞納分をすべて支払う必要があるため、速やかに支払いを済ませましょう。
滞納したまま放置していると強制解約になるため、十分に注意してください。
滞納の有無、金額がわからない場合は契約しているキャリアの窓口に問い合わせます。
通常、滞納分をすべて支払えばすぐに使えるようになるでしょう。
対処法13: Appleのサポートに問い合わせる
ここまでの対処法をすべて試しても電話できない場合は、ハードウェア的な故障が疑われます。
挙動が明らかにおかしい場合などもこれに該当するため、この場合はAppleの窓口に連絡して修理を依頼してください。
古いiPhoneを利用しているなら、この機会に買い換えるのもひとつの選択肢です。
通信障害が起きたときに通信する方法4つ
ここまででiPhoneで電話できない場合の対処法を紹介しました。
さまざまな原因がある中で、最も厄介なのが「キャリア側の通信障害」です。
めったに発生しないものではありますが一度発生すると影響は大きく、長期間継続することがあります。
ユーザー側としては回復を待つ以外の解決策がないため、これから紹介する4つの方法で応急処置するのがおすすめです。
- フリーWi-Fiを活用する
- テザリングする
- 通信障害の起こっていないキャリアを利用する
- 固定電話・公衆電話を利用する
これらの方法を参考にし、いざというときに備えておくことをおすすめします。
なお、ここでは電話できない場合の対処法に加えてデータ通信できない場合の対処法についても触れています。
フリーWi-Fiを活用する
外出中に通信障害に遭遇したなら、フリーWi-Fiを使用するのがおすすめです。
街中では鉄道施設やレストラン、カフェ、公共施設などにフリーWi-Fiが整備されています。
これらの場所に行けばフリーWi-Fiを使用して通信できるため、応急処置として有用です。
なお、楽天モバイルを利用しているユーザーは、Wi-Fi環境があればモバイル回線に接続していなくてもRakuten Link経由で電話を利用できます。
通信障害時には大きな武器になるため、覚えておくといいでしょう。ただし、音声通話を取り扱う機器に障害が発生している場合はこの限りではありません。
テザリングする
テザリングによって通信を利用することも可能です。
ただし、テザリングするには障害が発生しておらず、正常に通信できる回線を保有している必要があります。
家族や友人のデバイスを使用してテザリングするなど、臨機応変に対応してください。
通信障害の起こってないキャリアを利用する
複数回線を契約しているなら、通信障害が発生していないキャリアを利用するのがおすすめです。
近年は通信料金も下がっているため、万が一の場合のリスクヘッジとして複数回線用意しておくのもひとつの方法といえるでしょう。
DSDVに対応したスマホも多く販売されており、iPhoneも例外ではありません。
1台で2回線使い分けることも可能なので、ぜひ活用してみてください。
固定電話・公衆電話を使用する
通信障害時に手っ取り早く電話を掛けるなら、固定電話や公衆電話を利用するのがおすすめです。
街中には一定間隔で公衆電話が設置されているため、いざというときに備えて普段から場所をチェックしておくといいでしょう。
iPhoneで電話できないときは落ち着いて対処しよう
iPhoneを使用していると、不具合や故障、通信障害などで電話ができなくなることがあります。
そのようなときは、落ち着いて原因を調べて対処することが大切です。
この記事では、iPhoneで電話できないときに試したい対処法を13個紹介しました。
今回チェックしたポイントを簡単にまとめると以下のとおりです。
- iPhoneで電話できない原因は故障や通信障害、設定ミスなどさまざま
- 1つずつトラブルシューティングを試して解決を試みよう
- 通信障害の対策をしておくことも大切
突然電話できなくなるトラブルに見舞われることもあるため、いくつかの対処法を覚えておくといいでしょう。
機内モードのON/OFF、再起動などの簡単に試せる対処法もありますので、ぜひチェックしておいてください。