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私たちが普段何気なく使っている「コピペ(コピー&ペースト)」。
実は、コピペに不可欠な「クリップボード」の正体を知ることで、コピペのワンランク上の使い方も習得することができるのです。
例えば、気になるワードをいくつも登録して、好きな時にペーストできたら便利だと思いませんか?
この記事ではiPhoneでクリップボードを活用するための方法を紹介します。
クリップボードとは
クリップボードは、一時的にデータを保存することができる情報の保管箱です。
私たちがテキストを「コピー」したり「カット」したりしたとき、その情報は「クリップボード」というスペースに一時的に保存されます。
そして、私たちがiPhoneに「ペースト」の指示を出すと、クリップボードに保存されていたデータが取り出され、文字を複製することができるのです。
このクリップボードは常に裏方として働いているので、表舞台に出てくることはまずありません。
そのため、「クリップボードって初めて聞いた」という方も少なくないでしょう。
クリップボードの良いところは、TwitterからSafariへ、Safariから他のテキストアプリへといった具合に、アプリの枠を越えてデータを共有できるところです。
例えば、友達がTwitterでつぶやいた気になるキーワードをコピペしてSafariで検索する、といった使い方もできます。
iPhoneのクリップボードはどこにある?
ところで、iPhoneのクリップボードはどこで確認できるのでしょうか。
結論から言うと、iPhoneの標準機能には、クリップボードの閲覧・編集機能がありません。
最後に保存した文字列を呼び出すだけのシンプルな仕組みに統一されています。
ちなみに、Galaxyシリーズでは以下のようなことが可能でした。
- キーボードのテンキー入力でクリップボードアイコンを押すと、貼り付けたいテキストが選択できる
- スクリーンショットのデータと合わせて20個まで保存でき、それより前のものは古いデータから削除される
- 保存したデータを保護すると自動的に削除されないよう設定できる
- 保存したデータは任意で削除できる
項目 | 詳細 |
---|---|
対象機種 | ・Galaxy Note3(SC-01F、SCL22) ・Galaxy J(SC-02F) ・Galaxy S5(SC-04F、SCL23) ・Galaxy S5ACTIVE(SC-02G) |
アプリでクリップボードを編集&削除!
iPhoneでも、最後にコピーした内容はメモアプリなどにペーストをすることで確認できますが、Galaxyのように絵の具のパレットのような使い方をする場合は、別のアプリをインストールする必要があります。
とはいえ、類似のアプリは星の数ほどあるので、どれが自分に合っているのか分かりにくいですよね。
そこで今回は、クリップボードアプリの中でも、iPhoneユーザーに特に支持されているものを4つご紹介します。
Clip & Paste
画像引用元:App store公式サイト
「Clip & Paste」は、App Storeの評価が高い無料アプリです。
iPhoneのクリップボードに保存された履歴を一覧で表示します。
さらに、一括削除や個別削除、すぐに呼び出せるカスタマイズ機能付き。
私も利用していますが、個人的にはインターフェイスがシンプルなところも気に入っています。
また、操作方法を動画で分かりやすく(関西弁で)解説してくれるところもポイントです。
- クリップボードの履歴を確認できる
- クリップボードの履歴を復元できる
- テキストデータを個別に削除できる
- テキストデータを一括削除できる
- テキストデータを「Clip」で固定し、いつでもコピー&ペーストができるように設定できる
- iPhoneのウィジェットに登録すると、アプリを起動することなくスワイプで利用できる
ウィジェットに常時表示する枠は、クリップ枠0~3、コピー履歴0~5の間で設定可能です。
有料バージョン(240円)では、ウィジェット表示されるコピー履歴が増加します。
- コピーしてからアプリを起動しないと保存できないアプリが多いが、自動保存してくれるので楽。
- シンプルで使いやすい!
- 自由に並び替えできるし、内容を編集できるので便利。
Clipbox+
画像引用元:App store公式サイト
「Cliobox+」は、クリップ「ボード」の枠を越え、「ボックス」に昇華させたビューアアプリです。
扱えるコンテンツも幅広く、テキストや写真、PDFなどの閲覧が可能。
カメラロールからのコピー、エクスポートもできます。
- テキストや写真、PDFなどの閲覧ができる
- カメラロールからのコピー、エクスポートができる
- パスワードでロックをかけられる
- 見られたくないファイルを非表示にできる
- Dropboxとの連携が可能
- 圧縮ファイル解凍(zip、rar)
- ファイルをアプリ内に保存して持ち歩けるのは便利。
- PCからファイルを入れてオフラインで使える。
- 無料で動画を保存でき、広告も出てこない。手放せない存在!
次の章でも引き続き、iPhoneのクリップボードをカスタマイズするアプリをご紹介します。
コピーが簡単!コピカンLite
画像引用元:App store公式サイト
「コピーが簡単!コピカンLite」は、メールやSMSにアプリから直接送信ができるクリップボードアプリです。
一覧が1コマずつカラーで分けられていて、一目見てわかりやすいのも特徴です。
- 開くだけでテキストを追加できる
- Copyボタンで範囲選択する必要なし
- 8つのタブ付きフォルダに振り分け可能
- メールやSMSにアプリから直接送信できる
- メールを立ち上げたり、URLへリンクできたりと便利。
- フォルダ分けできるのがありがたい!
- テキスト内に画像を添付できればもっとよかった。
クリップボード クリーナー
画像引用元:App store公式サイト
「クリップボードクリーナー」は、コピーしたテキストデータの余分な装飾を取り除いて再セットしてくれるアプリです。
例えば、ウェブで得た情報を誰かに共有したい場合、コピーしたテキストに余計な空白や改行が入っていると、ペーストした後にいちいち修正しなければなりませんよね。
しかし、クリップボードクリーナーなら、それらの装飾を自動でクリーンアップして、プレーンなテキストに修正してくれます。
誤って操作してしまっても元のデータに復元できるので安心です。
- クリップボードから余計な装飾を除去し、再セットする
- 操作は一切不要、アプリ画面を立ち上げるだけでOK
- クリーンアップ前のデータを復元できる履歴機能がある
- 様々なフォントや文字サイズ設定がクリアになるので楽!
- ビジネスメールで重宝する。
- 標準のメモアプリがリッチテキスト仕様で不便だったが解決した。
口コミを見る限り、ビジネスマンの利用が多いように感じました。
iPhoneのユニバーサルクリップボードとは?
コピペ機能が便利なGalaxyとは着目点が異なりますが、iPhoneにはユニバーサルクリップボードという便利な機能が備わっています。
ユニバーサルクリップボードは、iPhoneでコピーやカットしたテキスト・画像を、別のiOSデバイスやMacにペーストできる機能です。
Apple製品の強みですね。
ユニバーサルクリップボードを使うためには、以下の条件を満たす必要があります。
- iOS 10以降およびmacOS Sierra以降が必要
- コピー先のデバイスでも、同じApple IDを使ってiCloudにサインインしておくこと
- デバイスがWi-Fiで接続されていること
- デバイス同士がBluetoothの通信圏内(約10m)にあり、Bluetoothがオンになっていること
- Handoffが有効になっていること
iPhoneのクリップボードはアプリでもっと便利になる
iPhoneにはクリップボードの閲覧・編集機能がないものの、それを補うアプリはたくさん存在します。
これまでの仕様に慣れていると、初めは戸惑ってしまうかもしれません。
しかし、使い慣れてくると手放せないアプリになること間違いなしです!
皆さんもぜひチェックしてみてくださいね。
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