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インターネットや電子書籍の閲覧に便利なスマホ。とても頼もしい反面、文字の小ささに不便さを感じている方もいるようですね。
まずはiPhoneに表示されている文字を大きくする方法を、次にiPhoneを利用して新聞などの文字を拡大して見れる機能を紹介します。
基本機能で出来るためほとんどのiPhoneで利用可能です。それでは具体的な操作方法を含めて見ていきましょう。
- iPhoneの基本機能で文字サイズを変更
- iPhoneの画面をズームする
- iPhoneを拡大鏡として使う
iPhoneの基本機能で文字サイズを変更
初めにiPhone画面の文字が小さいと感じるときに、iPhoneの基本機能を利用して文字サイズを変更する方法を紹介します。拡大もできますし逆に縮小することもできます。
ただしこの機能は、iPhoneで閲覧できるすべての文字サイズを変更できる仕様ではないため、使う意味がないと判断する方もいるようです。どの部分を拡大できてどのカテゴリに作用しないのか。
画面の文字を大きくする方法と影響範囲を紹介します。
画面の文字サイズを大きくする方法
文字サイズを変更する方法もとても簡単です。以下の手順で変更することができます。
1「設定」をタップ
2「一般」をタップ
3「アクセシビリティ」をタップ
4「さらに大きな文字」をタップする
5スライダを右へ動かし文字サイズを大きくする
6より大きくしたい場合はトグルボタンをON
文字サイズ変更の影響範囲
iPhoneの文字サイズの拡大・縮小機能は一見すると役に立ちそうな機能です。しかし影響範囲が限定されている点に注意しましょう。
例えば、iPhoneの「設定」などの説明文、ブックマークや検索ウインドウサイズには適用されますが、各アプリが管理するページの文字サイズまでは変更できません。
つまり、ブラウザアプリであるsafariで閲覧するwebサイトの文字は拡大できません。
そのため「iPhoneの文字サイズを大きくしたい」目的が「webサイトを見やすくしたい」のであればこの方法では解決しません。
safariで文字サイズを大きくする方法
前項でiPhoneの設定ではブラウザアプリの文字サイズは変更できない、と説明しました。
そんな悩みを解決する2つの方法を紹介します。
safariで文字サイズを大きくする方法
1つ目は、safariの「リーダーモード」で文字を一回り大きくする方法です。手順を下記します。
1safariを立ち上げて画面上部のURLが記載された欄の左側「4本線のマーク」をタップして「リーダーモード」にする
2右上にある「AAマーク」をタップ
3大きい方の「A」をタップ
拡大率は固定ですが、ほかにもシンプルな書体が3つ(ヒラギノ角ゴProN・ヒラギノ丸ゴProN・ヒラギノ明朝ProN)背景色が4色(ホワイト・ベージュ・グレー・ブラック)用意されていて、タップ1つで読みやすい画面にシフトできます。
2つ目は、自己責任の上で専用アプリなどをダウンロードする方法です。
Apple storeにはブラウザの文字サイズを変更する無料・有料アプリがいくつか存在します。
文字サイズ変更アプリ:EyeFriendly
画像引用元:EyeFriendlyをApp Storeで
- すべてのWebサービスに対応
- Facebookやtwitterの文字も対象
- ユーザー登録必要なし
- 無料
文字サイズ変更アプリ:Font Size App Extension
画像引用元:「Font Size App Extension」をApp Storeで
こちらは有料アプリで120円かかりますが、safariのWebサイトの文字サイズをスライダで変更できるようになります。
次にiPhoneの画面をズームする方法について見ていきます。
iPhoneの画面をズームする方法
次にiPhoneで表示される画面をズームする機能を紹介します。画面内に虫メガネを表示するイメージで、ページの一部の文字や画像をまとめて拡大できます。
このズーム機能をオンにしておけば、使いたいときに3本指のアクションでズームウィンドウを呼び出せます。操作に慣れるまでは少しかかりますが、慣れてしまえば便利だと感じるはずです。
また、拡大比率の調節やコントローラの表示有無などある程度のカスタイマイズも可能なので設定しておくことをおすすめします。
それではズーム機能を使って画面を拡大・縮小する方法やカスタマイズ機能について詳しく見ていきましょう。
ズーム機能を使って画面を拡大・縮小する方法
iPhoneのズーム機能を使って画面を拡大・縮小する方法です。この方法では画面内に小さなズームウィンドウが出現します。
ズーム機能をオンにする手順を下記します。
1「設定」をタップ
2「一般」をタップ
3「アクセシビリティ」をタップ
4「ズーム機能」をタップしてオンにする
5「ズーム機能」が動作する
このズーム機能は操作方法に少しクセがあります。3本指で操作する方法なのですが詳しくは次の項で解説します。
ズーム機能の操作方法
画面上部に現れたズームウィンドウの動かし方を解説します。
項目 | 方法 |
---|---|
ズームウィンドウ自体を移動させる | ウィンドウ下部にあるつまみボタンを押したままスライドさせる |
ズームウィンドウの起動・終了 | 3本指で画面をすばやく2回タップする |
ズームウィンドウの拡大率を上げる | 3本指で画面を2回タップした後、指を離さずに画面の上方向に動かす |
ズームウィンドウ内を移動する | 3本指で画面を動かす |
私もやってみたのですが結構大変でした。私の目が見えるうちは使わないでいきます。
ズーム機能をカスタマイズ
これは使えるかも!と感じたら、次回からアクセスしやすいようにカスタマイズしておく方法もあります。
ズームウィンドウは3本指で画面をすばやく2回タップすることで起動できますが、あらかじめコントローラを配置しておき、タップ>「拡大」で起動することもできます。
「設定」>「一般」>「アクセシビリティ」>「ズーム機能」にあるコントローラ表示をオンにすると半透明の円形ボタンが出現します。長押しすると移動できるので好きな位置に配置するとよいでしょう。
また、コントローラを1度タップすると以下の項目をカスタマイズできます。この項目はズームウィンドウのつまみ部分をタップすることでも出現します。
項目 | 詳細 |
---|---|
縮小 | 通常の画面表示に戻す |
フルスクリーンズーム/ウィンドウズーム | フルスクリーンズームとウィンドウズームを切り替える |
レンズのサイズを変更 | ズームウィンドウのサイズを変更できる |
フィルタを選択 | 拡大部分の画面効果を選択できる |
コントローラを表示/非表示 | コントローラの表示・非表示を切り替える |
調節バー | つまみを左右に動かすと拡大比率を調節できる |
最後にiPhoneを使ってiPhoneの画面外の物を拡大して見る方法を解説します。iPhoneが拡大鏡になるイメージです。
iPhoneを拡大鏡として使う方法
新聞や雑誌の文字が小さく感じるとき、多くの方は老眼鏡や虫メガネを使うと思います。でも新幹線の中や友人宅など家の定位置に居ない場合は、それらの用意が手間に感じることもあります。
そんなときに役立つのが、手元のiPhoneを拡大鏡代わりに利用することです。
iPhoneの基本的な機能として備わっていますし、Apple Storeから専用アプリを任意でダウンロードする方法もあります。
専用アプリの利用は自己責任となりますが、Apple storeでダウンロードできるiPhoneアプリは、Apple社の規定をクリアしたものに限られているため安全度は高いです。
まずiPhoneに備わっている拡大鏡を使ってみて、別のタイプも試してみたい場合は検討してみるとよいでしょう。
それではiPhoneを拡大鏡として使うための設定と使い方を解説します。
iPhoneを拡大鏡そして使うための設定方法
拡大鏡の設定はとても簡単です。
- 「設定」をタップする。
- 「一般」をタップする。
- 「アクセシビリティ」をタップする。
4「拡大鏡」をタップしてオンにする
明るさの自動調節機能もオンにしておくと、周辺の光を検知し、明るさの調節スライダが自動で動いてくれます。
拡大鏡の2つのショートカット機能
画像引用元:Apple公式サイト
次に、拡大鏡に素早くアクセスする2つの方法を紹介します。
1つ目は、機種ごとに決められているボタンを3回連続で押して起動する方法です。拡大鏡をオンにした時点で適応されます。
機種 | 拡大鏡を起動する方法 |
---|---|
iPhone X 以降 iPad 12.9-inch (第3世代) iPad Pro 11-inch | サイドボタン(本体正面から見て右側)を3回押す |
iPhone 8 以前 ホームボタン搭載モデルの iPad | ホームボタンを3回押す |
2つ目は、拡大鏡をコントロールセンターに追加しておき、スワイプからワンタッチで起動させる方法です。(2-2画像参照)
設定はとても簡単です。どちらのショートカットも利用できるようにしておくと便利かもしれませんね。
拡大鏡をコントロールセンターに追加する方法
1「設定」をタップ
2「コントロールセンター」をタップ
3「コントロールをカスタマイズ」をタップ
4「拡大鏡」の横にある追加ボタン(+ボタン)をタップ
機種 | コントロールセンターを表示する方法 |
---|---|
iPhone X 以降 iPad 12.9-inch (第3世代) iPad Pro 11-inch | 画面右上隅から下にスワイプ |
iPhone 8 以前 ホームボタン搭載モデルの iPad | 画面下部から上方向にスワイプ |
拡大鏡の利用方法
画像引用元:Apple公式サイト
拡大鏡を起動したら対象物にカメラを近づけて利用しましょう。
拡大鏡画面では拡大・縮小のほか、カラーフィルタで色合いを調節したり、表示画面を一時的に固定させたり、画像として保存したりすることができます。
- スライダを左右にスライドする
- フィルタボタン(3つの〇が重なっているマーク)をタップする
- スワイプして各種フィルタを切り替えて確認する/明るさとコントラストはスライダで調節する
- フィルタボタン(3つの〇が重なっているマーク)をタップする
- 反転フィルタボタン(黒い四角と白い四角を矢印がぐるりと回るマーク)をタップする
- フィルタボタンをタップして適用させる
- フレーム固定ボタン(〇ボタン)をタップする
- 拡大率をスライダで調節する
- 画面を操作して画像に焦点を合わせる
- 画像を保存する場合は画像を長押しして「イメージを保存」をタップする
拡大したい対象物に焦点を固定するときは、ロックボタン(鍵マーク)を使うと便利です。また、フレームの固定はフレーム固定ボタンをもう1度タップすると解除できます。
視力サポートを活用しよう!
今回は「iPhoneの文字を大きくする方法」「iPhoneの画面をズームする方法」「iPhoneを拡大鏡として使う方法」を紹介しました。
幅広い年齢層に愛されているiPhone。ぜひ自分好みにカスタマイズしてみてください!