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この記事ではiPhoneの名前を変更する方法と、変更しないと本名が表示されるリスクについて解説します。
iPhoneやiPadなどApple製品のデバイス名の初期状態は、Apple IDに登録された名前を用いて「○○のiPhone」となっています。
この名前は、テザリング時のネットワーク名やAirDropの送信先候補としても表示されるものです。
もしかしたら赤の他人のデバイスに本名が表示されているかもしれません。
テザリングやAirDropを利用する方は、本記事を参考にiPhoneの名前を変更し、個人情報をしっかり守りましょう!
- iPhoneの設定から好きな名前に変更可能
- iPhoneの名前はテザリング・AirDropに表示される
- AirDropテロを防ぐために本名以外がおすすめ
- Apple IDの名前もiPhoneで変更可能
- Apple IDは本名が便利だが変更した方が安心
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iPhoneの名前が初期設定のままだと本名がバレる?
冒頭でもお伝えしたとおり、iPhoneの名前はApple IDに登録された名前がそのまま使われます。
このiPhoneの名前は次の機能を利用する際に、第3者のデバイスに表示されることになります。
- テザリング
→ネットワーク名(SSID)としてWi-Fi一覧に表示 - AirDrop
→共有先として近くのApple製品に表示
そのため、iPhoneの名前が初期設定のまま上記の機能を利用することは、個人情報漏洩のリスクと考えていいでしょう。
過去にはAirDropを誰とでも利用できる状態で、誹謗中傷が書かれた画像を送りつけられたというケースもあります。

iPhoneの名前を変更をする方法
続いて、iPhoneの名前を変更する方法をみていきます。
変更方法は非常に簡単で、5分かからず完了します。
- 「設定」を開く
- 「一般」をタップ
- 「情報」をタップ
- 「名前」をタップ
- 任意の名前を入力して「完了」をタップ
- 名前が変更されていることを確認
-
STEP.「設定」を開く
-
STEP.「一般」をタップ
-
STEP.「情報」をタップ
-
STEP.「名前」をタップ
-
STEP.任意の名前を入力して「完了」をタップ
-
STEP.名前が変更されていることを確認
-
終了
上の例では「小室敬さんのiPhone」から「Takashi KomuroさんのiPhone」に変更しています。
しかし「○○さんのiPhone」の形式にこだわる必要はなく、ペットの名前や好きな言葉をiPhoneの名前にしてもOKです。
匿名性を保つために、ご自身のフルネーム以外のiPhone名にした方がいいでしょう。
iPhoneの名前を変更するメリット4選
続いて、iPhoneの名前を変更することのメリットをみていきます。
テザリングやAirDropの表示名を変えられる
ここまでの解説でも触れたとおり、iPhoneの名前を変更すると、テザリングやAirDropでの表示名が変えられます。
Wi-Fi一覧やAirDropの宛先一覧に本名が載らなくなるだけで、個人情報漏洩リスクが下がると考えていいでしょう。
本名を隠せる
テザリングやAirDropに本名が載らなくなることで、知らない人に名前が知られるリスクがなくなります。
例えば、エレベーターにご自身と知らない人の2人だけの状況を想像してみてください。
エレベーター内は外部からのAirDropが届かないので、この状態でAirDropに本名が表示されると名前を特定できてしまいます。
iPhoneの名前を変更しておけば、上記のような状況でも本名を隠せるので、個人情報漏洩リスクはグッと下がるでしょう。
自分を狙ったAirDropテロ・AirDrop痴漢を防げる
iPhoneの名前を変更しておけば、ご自身を狙ったAirDropテロ・AirDrop痴漢を防げるメリットもあります。
ショップで受付していると、女性の方から「学校や職場で卑猥な画像を送りつけられる」といった相談を受けるケースが稀にあります。
こうした被害に遭っている方の多くは、iPhoneの名前が本名のままになっています。
AirDropの公開範囲を変える対処法もありますが、実はiPhoneの名前を変えるだけでAirDropテロは簡単に予防できます。
テザリング利用時にWi-Fi設定しなくても接続できる
iPhoneの名前を上手に変更することで、テザリング利用時にWi-Fi設定しなくても他デバイスを接続できるようになります。
- iPhoneの名前:家のWi-FiのSSIDと同じにする
- テザリングのパスワード:家のWi-Fi接続時と同じにする
上記の設定にすることで、普段は家だけで使っているゲーム機等を持ち出した際に、勝手にテザリングにつながります。
また、自宅のWi-Fiルーターが故障した際も、上記の設定をするだけで1台ずつWi-Fiを設定しなおす必要はありません。

iPhoneの名前変更ができないときの対処法
ここからは、iPhoneの名前変更ができない時の対処法を解説します。
テザリングやAirDropをOFF→ON
テザリングやAirDropで他のデバイスから認識されていると、iPhoneの名前変更が反映されるのが遅れることがあります。
そのため、「iPhoneの名前は変更できているけどテザリングやAirDropに反映されない」という状態なら、テザリングやAirDropを一旦OFFにしてみましょう。
iPhoneを再起動
iPhoneの名前変更が全然反映されないようなら、iPhoneの再起動も試してみてください。
iPhone X以降のiPhoneならサイドボタンと音量ボタンの同時長押しで電源OFFができます。
iPhone 8以前のiPhoneはサイドボタン長押しです。
iOSをアップデート
テザリングやAirDropのOFF→ONや再起動でも名前変更できない場合は、iOSが古くないかチェックしましょう。
iOSが古い場合や一部のバージョンでは、うまくiPhoneの名前変更が反映しない場合があるようです。
- iPhoneをWi-Fiに接続
- 設定を開く
- 「一般」をタップ
- 「ソフトウェア・アップデート」をタップ
- 「ダウンロードしてインストール」をタップ
【補足】Apple IDの名前変更をする方法
本記事ではiPhoneの名前変更を解説しましたが、Apple IDも本名で登録している方が多い傾向にあります。
Apple IDはアプリのダウンロードやiCloudで利用しますが、本名のままではiPhoneの設定など随所で表示されます。
そのため、セキュリティを意識するならiPhoneの名前と同様に本名以外を設定した方がいいでしょう。
Apple IDの名前の変更も、iPhoneの設定から簡単にできます。
- 「設定」を開く
- 「ユーザー名」をタップ
- 「名前、電話番号、メール」をタップ
- 「名前」をタップ
- 変更したい「性」「名」をタップ
- 任意のものに変更して「完了」をタップ
- 「名前」が変更されたことを確認
- Appleから変更のお知らせメールを受信して完了
-
STEP.「設定」を開く
-
STEP.「ユーザー名」をタップ
-
STEP.「名前、電話番号、メール」をタップ
-
STEP.「名前」をタップ
-
STEP.変更したい「性」「名」をタップ
-
STEP.任意のものに変更して「完了」をタップ
-
STEP.「名前」が変更されたことを確認
-
STEP.Appleから変更のお知らせメールを受信して完了
-
終了
以上でApple IDの名前変更は完了です。
iPhoneの名前は本名以外を設定しよう!
今回は、iPhoneの名前を変更する方法と、安心して使うために変更した方がいいことを解説しました。
- iPhoneの設定から好きな名前に変更可能
- iPhoneの名前はテザリング・AirDropに表示される
- AirDropテロを防ぐために本名以外がおすすめ
- Apple IDの名前もiPhoneで変更可能
- Apple IDは本名が便利だが変更した方が安心
iPhoneの名前は、テザリングやAirDropで第三者でも見えてしまう部分です。
名前だけなら問題ないと思う方もいるでしょうが、AirDropテロ・AirDrop痴漢など実害が出るケースもあります。
個人情報保護の観点からも、iPhoneの名前は本名以外にしておいた方が安心です。
iPhoneの名前をそのまま使っている方は、ぜひ今回の手順を参考にiPhoneの名前を変更し、安心して使えるようにしてください!