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iPhoneでデータ通信ができないという事態は、想像以上に深刻なものです。
iPhoneのアプリの大半はデータ通信ありきで動いているため、ひとたびデータ通信が切れてしまうと、多くの機能が失われることになります。
このようなとき、つい焦って色々な設定を無暗に変えてしまう方も少なくないのですが、これは絶対にやめてください。
データ通信関連のトラブルは、意外にもあっさり解決できるものです。
本記事では、iPhoneでよくあるデータ通信トラブルの原因と、その対処方法を画像付きでわかりやすく説明します。
- モバイルデータ通信がオフになっている:コントロールセンターからオンにする
- 機内モードがオンになっている:コントロールセンターからオフにする
- SIMカードの接触不良:SIMカードを抜き挿ししてみる
- 通信速度制限がかかっている:データを購入するか翌月まで待ち、速度制限を解除する
- iOS・iPhone本体に問題:iPhoneの再起動・修理
- 上記の方法で解決しなかった場合は、携帯電話会社で通信障害が起きている可能性も
トップ画像引用元:iPhone XR vs iPhone XS vs iPhone 12 – Apple(日本)
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iPhoneでモバイルデータ通信ができない時の原因
画像引用元:iPhone 12とiPhone 12 mini – Apple(日本)
iPhoneでモバイルデータ通信ができないとき、考えられ得る理由は1つだけではありません。
状況によっては、いくつかの原因が絡み合って起きてしまうこともあります。
このような場合は難易度が少し上がってしまいますが、1つ1つの原因に対する対処方法を知っていれば、そこまで怖くはありません。
- モバイルデータ通信が何らかの操作でオフになっている
- 機内モードがオンになっている
- SIMカードが接触不良を起こしている
- 通信速度制限がかかっている
- 携帯電話会社の回線に障害が起きている
- iOSに問題が発生している
- iPhone本体に障害が発生している
モバイルデータ通信が何らかの操作でオフになっている
よくある原因の1つです。モバイルデータ通信がオフになっていると、当然ながらデータ通信は行えません。
自ら進んでモバイルデータ通信をオフにすることはそうそうないものですが、場合によってはオフにしたい時もあるでしょう。
また、Wi-FiやBluetoothを切ろうとしてたのに、誤ってモバイルデータ通信をオフにしてしまった可能性も十分に考えられます。
機内モードがオンになっている
これもよくある原因の1つです。
iPhoneの機内モードがオンになっていると、通話やデータ通信を含むすべての通信機能がオフになります。
スマホの音を完全に消したいときには非常に役立つ設定ですが、オンにしたことをうっかり忘れてしまいがちなので注意してくださいね。
モバイルデータ通信をオンにしていても、機内モードがオンになるとモバイルデータ通信は自動でオフになるため、意外と気が付かないものです。
また、機内モードがオンになっていると、モバイルデータ通信をタップしてもオンにはならないので、この点も注意しましょう。
SIMカードが接触不良を起こしている
発生確率は低いものの、まったく起こり得ないことではありません。
iPhoneがモバイルデータ通信を行うためには、SIMカードが必須です。
しかし、このSIMカードが接触不良を起こし、上手く認識されなくなることがあるのです。
そのままではSIMカードが無いに等しい状態ですから、モバイルデータ通信もできません。
iPhoneがSIMカードを上手く認識できないとき、アンテナピクトは以下のように表示されます。
通常時のアンテナピクトはこちら。
明らかに違いますよね。
モバイルデータ通信や機内モードの設定に問題がない場合は、アンテナピクトにも注目してみましょう。
通信速度制限がかかっている
スマホのデータ通信量が、契約中のプランで決められている月間データ量を超過すると、速度制限がかかってしまうことがあります。
速度制限中もデータ通信は行えますが、通信速度がかなり制限されてしまうため、人によってはモバイルデータ通信が全然できていないように見えてしまうことでしょう。
現在、ネット広告には動画もよく使われているため、快適に閲覧するためには1Mbps以上の速度が必要と言われています。
しかし、速度制限時は概ね最大128kbpsです。1Mbps(1,000kbps)にはまったく届きません。
契約しているプランによっては、「速度制限時でも最大1Mbps出る」と謳っているものもあります。しかし、これはあくまで「最大」であり、1Mbpsの速度を保証しているわけではありません。
モバイルデータ通信や機内モードの設定、アンテナピクトの表示に問題がない場合は、速度制限を疑ってみてください。
携帯電話会社の回線に障害が起きている
発生頻度は低いものの、まったく起こり得ないことではありません。
スマホは、携帯電話会社が持つ通信機器を介してインターネットに接続しています。そのため、これらの通信機器で障害が発生すると、ネットに接続できなくなってしまうのです。
携帯電話会社の通信機器は複数台用意されており、1つの機器で障害が発生しても大事にはならないよう対策はされています。
しかし、いくら対策をしても通信障害の発生確率をゼロにすることは至難の業です。
iOSに問題が発生している
iPhoneの中核を為しているiOSは、いつでも100%確実に動作するわけではありません。
使っているアプリが多い場合などは、誤動作してしまうこともあります。
このような誤動作が原因で通信できなくなる場合もあるため、再起動等で対処しましょう。
また、ソフトウェアアップデートなどが原因で、iOSの設定に問題が発生するケースもあります。
iPhone本体に障害が発生している
iPhoneは精密機器であり、中身はパソコンとほぼ変わりません。
持ち歩くことを前提につくられているため、それなりの耐久性は保持していますが、設計者の想定以上の衝撃を与えれば壊れてしまいます。
また、筐体が変形するほどの衝撃ではなくとも、内部にも衝撃は伝わるものです。そのため、少しの刺激で壊れてしまう可能性も否定できません。
iPhoneでモバイルデータ通信がオンにできない時の原因
iPhoneでモバイルデータ通信がオフになっている場合、オンに設定することでデータ通信を再開できます。
しかし、正規の手順でオンに設定しようとしてもできないのだとしたら、基本的にはiOS側に問題があるはずです。
多くの場合はiPhoneの再起動で復旧しますが、それでも直らない場合はソフトウェアアップデートも試してみましょう。
iPhoneでモバイルデータ通信できない(オンにできない)時の対処法
ここからは、モバイルデータ通信できない場合の対処方法について解説していきます。
モバイルデータ通信をオンにする
モバイルデータ通信の状況を確認し、オフになっていた場合はオンに切り替えるだけです。
iPhoneでデータ通信ができなくなったときは、まず最初にモバイルデータ通信の状況をチェックしてみてくださいね。
- iPhoneのホーム画面を右上から下に向かってスワイプし、コントロールセンターを開く
- モバイルデータ通信の設定を確認する。オフ(無色)だった場合は、タップしてオン(緑色)に変更
機内モードをオフにする
機内モードもiPhoneのコントロールセンターで解除することができます。
コントロールセンターに表示される機内モードのアイコンをタップして、オン(オレンジ)とオフ(無色)を切り替えてください。
ここがオレンジになっているときは通信できません。タップして無色になったら、ネット通信できるか試してみてください。
SIMカード関連の対処方法
SIMカードの接触不良が原因ですから、基本的にはSIMカードを挿し直すことで解決できます。
SIMカードを一旦抜いて入れ直したら、アンテナピクトの表示を確認してみましょう。
通常時の表示に戻っていれば、そのままデータ通信しても問題ありません。
もしアンテナピクトが元に戻らなかった場合は、SIMカードの接触面が汚れている可能性も考えられます。メガネ拭きなどの柔らかい布で汚れを優しく拭き取ってからリトライしてみてください。
これでも解決しなかった場合は、SIMカードをスマホに戻して端末を再起動してみましょう。
そして、再起動を何度試しても解決しなかった場合は、Appleの正規修理店に相談してみることをおすすめします。
通信速度制限時の対処方法
その月に使ったデータ量は、携帯電話会社が提供している「マイページ」もしくは専用アプリで確認できます。
月間データ量が超過していて、すぐにでも速度制限を解除したい場合はデータを購入するほかありません。
しかも、ちょっと割高です。本当に購入する必要があるのか、しっかり検討してから手続きしてくださいね。
なお、速度制限は翌月になれば解除されます。それまでは自宅のWi-Fiなどを使って乗り切るのもアリでしょう。
ネットワーク設定をリセットする
iPhoneのネットワーク設定をリセットすると、通信が復旧する場合があります。
リセット方法は下記のとおりです。
- 「設定」アプリを起動し「一般」を選択
- 画面下にスクロールし、「リセット」を選択
- 「ネットワーク設定をリセット」を選択
- パスコードを入力
- ポップアップに表示された「ネットワーク設定をリセット」を選択
ネットワーク設定をリセットすると、iPhoneは自動的に再起動されます。
リセット後はWi-Fi設定などが消去されているため、再度設定しなおしましょう。
携帯電話会社の障害かを確かめる方法
まずは以下3つを順番に確認してみてください。
- コントロールセンターを開き、モバイルデータ通信と機内モードが正しいか確認
- ホーム画面でアンテナピクトが正常か確認
- 各携帯電話会社が提供するマイページで、月間データ量の超過がないか確認
特に異常が見られなかった場合は、携帯電話会社の障害を疑いましょう。
通信障害の原因が携帯電話会社側にある場合、ユーザーにできることは何もありません。
契約中の携帯電話会社が運営する公式サイトにPCやスマホ(Wi-Fiを利用)でアクセスし、障害情報を確認してください。
ただし、通信障害が発生した直後にサイトをチェックしても、情報が何も掲載されていない可能性があります。
そのようなときは、30分おきに障害情報を確認してみましょう。
また、携帯電話会社の障害であれば、その会社の回線を利用している他のユーザーも同じ状態に陥っているはずです。Twitterなど、SNSの投稿を検索してみると何か手がかりがつかめるかもしれません。
とはいえ、SNSの情報は必ずしも正しい限らないため、公式サイトの障害情報を優先的に確認してみてくださいね。
iPhoneを再起動する
これまでご紹介してきた全対処法を試してもデータ通信が復旧しなかった場合は、iPhoneを再起動してみてください。
「電源ボタン」と「いずれか片方の音量ボタン」を同時に長押しして、画面の上部に「スライドで電源オフ」と表示されたら、指示通りに画面をスライドして電源を切りましょう。
そのまま10秒ほど待つと電源が切れます。その後、電源ボタンを長押ししてiPhoneを起動してください。
こうすることでモバイルデータ通信が復活することもあります。最後の手段として試してみてくださいね。
Appleサポートに相談する
iPhoneの再起動でも直らない場合、確率は非常に低いものの、iOSの設定自体にバグなどの問題が発生している可能性もあります。
AppleはiOSのバグを公表していませんが、通信のバグともなれば多くの方が遭遇しているため、SNSなどで情報を集めてみましょう。
もし通信できない原因がバグであれば、同じ様な症状の書き込みはすぐに見つかるはずです。
バグだとわかれば、この場合はユーザーにできることはないため、iOSの最新版を待つしかありません。
また、もしバグではない場合は、iPhoneの本体内部に障害が発生している場合もあります。
この場合は専門的な知識がないと解決できないため、Appleのサポートに相談してみましょう。
知識さえあれば通信障害はそれほど怖くない
本記事では、iPhoneでモバイルデータ通信ができないときの原因と対処法について解説しました。
- モバイルデータ通信が何らかの操作でオフになっている
- 機内モードがオンになっている
- SIMカードが接触不良を起こしている
- 通信速度制限がかかっている
- 携帯電話会社の回線に障害が起きている
- iOSに問題が発生している
- iPhone本体に障害が発生している
- モバイルデータ通信をオンにする
- 機内モードをオフにする
- SIMカード関連の対処方法
- 通信速度制限時の対処方法
- ネットワーク設定をリセットする
- 携帯電話会社の障害かを確かめる
- iPhoneの再起動
- 情報収集・修理の検討
iPhoneでデータ通信障害が起きた場合、大抵はモバイルデータ通信や機内モードの設定を見直すことで解決できます。
対処方法さえわかっていれば、自力で簡単に解決できることがほとんどです。慌てずゆっくり対処してくださいね。