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この記事では、iPhoneでNFCタグを使う方法について解説します。
iPhoneではiOS 13.1以降、NFCタグを読み取れるようになりました。
「NFCタグを使えば、家電を自動で操作できる」などと聞いたことがある人も多いと思います。
では実際にどうすればそのようなことができるのでしょうか?基本的なことから見ていきましょう。
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【質問】今さらiPhoneのオートメーション機能が超絶便利という事に気づいてしまった。特にNFCタグのやつ。みなさんはどんな使い方してますか?
— 福井のカズさん💏 (@kazuch0924) October 1, 2019
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iPhoneでNFCタグを使うってどういうこと?
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iPhoneでNFCタグを使うと、iPhoneに対して「このNFCタグを読み取ったら、こういう動作をしろ」と命令し、実行させることができます。
命令はiPhoneにプリインストールされている「ショートカット」アプリで設定可能です。
記事内では、実際にNFCタグを読み込んで「時計」アプリのタイマーを起動させるまでの様子を紹介します。
NFCとは
画像引用元:日本で iPhone や Apple Watch の Suica を使う – Apple サポート
NFCは「Near Field Communication(近距離無線通信)」の略称です。
この技術を使えば、NFCに対応したもの同士をかざすだけで通信できるようになります。そのため、非接触型決済サービスなどに利用されています。
おサイフケータイなどに使われている「FeliCa」もNFC規格の一種です。
例えば駅の改札にSuicaをかざせば精算できますよね。これはNFCを使った典型例といえるでしょう。
NFCタグとは
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NFCに対応した札などのことをNFCタグと呼びます。
Amazonでは、NFCリーダーで読み込み可能なNFCタグシールを安価で購入可能です。
本記事では、このような容易に入手できるNFCタグの使い方について解説します。
NFCリーダーになれるNFC対応機種
iPhoneシリーズのうち、NFCタグを読み取るNFCリーダーになれるのは、2016年9月に発売されたiPhone 7以降の機種です。
2016年3月に発売されたiPhone SE(第1世代)以前の機種は対応していません。
- iPhone 7/7 Plus
- iPhone 8/8 Plus
- iPhone X
- iPhone XS/XS Max
- iPhone XR
- iPhone 11
- iPhone 11 Pro/11 Pro Max
- iPhone SE(第2世代)
- iPhone 12
- iPhone 12 mini
- iPhone 12 Pro/12 Pro Max
iPhoneでNFCタグを読み取るための設定方法
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対応機種であれば、NFCタグを読み取るための設定は必要ありません。
NFCタグにかざせば自動で読み取ってくれます。
NFCタグの使い方
画像引用元:「ショートカット」をApp Storeで
NFCタグを使うための大まかな手順は以下のようになります。
- NFCタグを用意する
- 「ショートカット」でタグを読み込んだ際の動作を設定する
- NFCタグを読み取る
順番に見ていきましょう。
ショートカットでオートメーションを作成できるのはiPhone XS以降の機種です。
手順1:NFCタグを用意する
NFCタグシールを購入し、どこかに貼りつけるのが一般的な使い方です。
NFCタグシールはAmazonで1,000円程度で販売されています。
手順2:「ショートカット」でタグを読み込んだ際の動作を設定する
NFCタグが用意できたら「ショートカット」を起動しましょう。
そしてiPhoneがNFCタグを読み込んだ際の動作を設定します。
ここでは一例として「NFCタグを読み込んだら3分タイマーを起動する」までの手順を解説します。
実際に設定する際は、自身の目的に合わせてアプリや動作を選択してください。
手順1:「ショートカット」アプリのアイコンをタップ
手順2:「オートメーション」をタップ
手順3:「個人用オートメーションを作成」をタップ
手順4:「NFC」をタップ
手順5:「スキャン」をタップ
手順6:iPhoneをNFCタグにかざして読み込み
手順7:タグに名称を設定
手順8:「次へ」をタップ
手順9:「アクションを追加」をタップ
手順10:タグ読み込みで起動させたいアプリを選択
手順11:タグ読み込みで起動させたい動作を選択
手順12:詳細を設定して「次へ」をタップ
手順13:内容を確認して「完了」をタップ
手順14:オートメーションに追加されたことを確認
いつでも編集可能
設定した内容は、後からいつでも変更できます。
以下、変更の手順です。
- オートメーションから変更したい項目をタップ
- 編集し終えたら「完了」をタップ
手順3:NFCタグを読み取る
設定を終えたら、NFCタグを読み込んでみましょう。
今回の場合、NFCタグを読み込ませるたびに「時計」アプリで3分のタイマーが起動するようになりました。
NFCタグシールをキッチンに貼っておけば、カップラーメンを作る際、すぐにiPhoneで3分タイマーが起動できて便利かもしれませんね。
スマートリモコンと組み合わせることも可能
画像引用元:Amazon
スマートリモコンの中には、「ショートカット」に対応したアプリで操作するものもあります。
それを持っていれば、NFCタグをiPhoneに読み込ませるだけでエアコンをつけるなんてことも可能です。
このように、「NFCタグを使えば、家電を自動で操作できる」のは確かですが、iPhoneだけで何でもできるわけではないので間違えないように気を付けましょう。
「ショートカット」に対応したアプリを使う有名なスマートリモコンとしては、「Nature Remo」が有名で人気です。
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以上、iPhoneでNFCタグを使う方法について解説してきました。
- 別売りのNFCタグシールなどが必要
- iPhone 7以降の機種がNFCリーダーになる
- 「ショートカット」でNFCタグを読み込んだ際の動作を設定できる
- 「ショートカット」に対応したスマートリモコンもある
NFCタグを使えば、アプリを起動して操作する手順を省くことができます。
NFCタグはAmazonで1,000円程度で購入できるため、気になっている人は気軽に試してみてください。