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iPhoneには、シリアル番号・製造番号(IMEI)・モデル番号といった識別番号がたくさんあります。
そして、これらの番号はユーザーによっては、さまざまな場面で使う必要になることがあります。
ですから、必要になった時にすぐに調べられるに越したことはありません。
少々複雑な識別番号ではありますが、調べ方はとても簡単です。
- iPhoneの設定画面から確認
- iPhoneの梱包箱の裏で確認
- iPhone 6s以降はSIMトレイで製造番号(IMEI)が確認
- iPhone 5~iPhone 6は背面に製造番号(IMEI)が記載
そこで今回は、iPhoneのシリアル番号・製造番号(IMEI)・モデル番号の調べ方について詳しく解説していきます。
また、併せてシリアル番号・製造番号(IMEI)・モデル番号とは、
- どのようなもの
- どのような場面で使う
のかを紹介していきます。
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iPhoneのシリアル番号・製造番号(IMEI)・モデル番号とは?
画像引用元:iPhone 11 Pro – Apple(日本)
まず、iPhoneのシリアル番号・製造番号(IMEI)・モデル番号とは一体どのようなものなのかについて詳しく解説していきます。
それぞれ意味があってつけられている識別番号なので、その違いを確認しておきましょう。
iPhoneのシリアル番号
シリアル番号とは、自分のiPhoneがどこの工場でいつ製造されたかなどの情報がわかる番号のことです。
シリアル番号は、製造された工場の国も確認できるので、「自分のiPhoneがどこで製造されたのか」確かめることもできます。
また、いつ製造されたかも確認することができ、シリアル番号は個々によって異なります。
それぞれ規則性のある番号が与えられているため、自分の使っているiPhoneが正規品かどうか見極めることもできます。
キャリアのお店やApple Storeなどで購入しておらず、中古でiPhoneを購入した人は1度確認してみることをおすすめします。
iPhoneの製造番号(IMEI)
製造番号(IMEI)とは、シリアル番号と同じくiPhoneそれぞれに与えられた番号のことです。
製造した国や工場がわかるシリアル番号と異なり、製造番号(IMEI)は携帯電話やデータ通信端末がそれぞれ独自に持つ識別番号のことです。
簡単に言うと、製造番号(IMEI)は自分が所有している携帯電話だと証明できる番号です。
そのため、キャリアでiPhoneを購入する時は私たちの個人情報と製造番号(IMEI)を紐付けて契約が行われます。
そもそもキャリアでスマホの在庫管理をする時も、この製造番号(IMEI)が登録されるので、製造番号(IMEI)だけで「どのキャリアのどのショップにあって誰が購入したか」わかるようになっています。
そう考えると、製造番号(IMEI)も個人情報とほとんど変わりません。
iPhoneのモデル番号
モデル番号とは、簡単に言うとiPhoneの機種と販売されている国がわかる番号です。
機種のモデル番号は世界共通となっていますが、その後に続くアルファベットでどこの国で販売されているiPhoneかわかる仕様になっています。
国によって言語やACアダプタの電圧が異なるので、その国向けに製造されたiPhoneだということがわかるようにモデル番号がつけられているといわれています。
そのため、ネット等で中古でiPhoneを購入した場合、本来海外で販売されていたiPhoneを購入している可能性もあるでしょう。
また、iPhoneのモデル番号で発売当時のモデルか、改良やOSの更新が既に行われている更新版モデルかチェックすることもできます。
- シリアル番号は自分のiPhoneがいつどの国で製造されたかわかる番号
- 製造番号(IMEI)はiPhoneそれぞれに割り振られた番号であり、自分が所有しているiPhoneだと証明するもの
- モデル番号は、iPhoneの機種や販売されている国、発売当初のモデルか改良モデルか判別できる番号
- 特に製造番号(IMEI)は個人情報にもなり得る番号なので管理には注意が必要
次の章では、実際にiPhoneのシリアル番号・製造番号(IMEI)・モデル番号の調べ方について解説します。
iPhoneのシリアル番号・製造番号(IMEI)・モデル番号の調べ方
iPhoneのリアル番号・製造番号(IMEI)・モデル番号の調べ方は非常に簡単です。
調べ方も複数方法があるので、どれか1つダメになったとしても他の方法で確認することができます。
iPhoneの画面で確認する方法
まず、iPhoneの画面で確認する方法について解説します。
- iPhoneの設定画面を開く
- 「一般」をタップ
- 「情報」をタップ
- 必要な情報を確認する
- 長押しすればコピーすることもできる
iPhoneの設定にある「情報」からシリアル番号・製造番号(IMEI)・モデル番号を確認することができます。
実際に操作してみたので、画像と一緒に見ていきましょう。
まず設定をタップします。
画像にある灰色のアイコンです。
設定アイコンをタップした後、画面真ん中あたりにある「一般」という項目をタップします。
一般をタップしたら、1番上にある「情報」という項目をタップしてください。
「情報」をタップすると、下記画像のようにiPhoneの情報がずらりと出てきます。
お目当てのモデル番号やシリアル番号の他に、写真の枚数や使用可能なストレージ容量まで表示されています。
写真9,000枚は多すぎますね・・・。
この画像よりさらに下にスクロールすると、「主回線」という項目があります。
その項目には、キャリアやICCID(SIMカードの識別番号)や製造番号(IMEI)などの情報が記載されています。
この「IMEI」という項目が、製造番号(IMEI)に該当します。
こちらの画像は画面が伏字だらけになりそうだったので控えました。
何かの手続きでシリアル番号や製造番号(IMEI)を入力する必要がある場合は、必要な情報の部分を長押ししてみてください。
このように「コピー」と表示されるので、コピーして必要な場所にペーストすれば簡単です。
iPhoneの梱包箱で確認する方法
故障してiPhoneの画面が映らないという場合は、iPhoneの梱包箱で確認しましょう。
梱包箱にもシリアル番号・製造番号(IMEI)・モデル番号が記載されているので、むやみやたらと捨てないように気をつけてください。
捨てる時は、なるべくシリアル番号や製造番号(IMEI)の記載がある箇所だけマジックペンで塗りつぶすか、その部分だけ切り取ってシュレッダーにかけるようにすることをおすすめします。
下記の画像は、実際の筆者のiPhone XRの梱包箱です。
シリアル番号・製造番号(IMEI)・モデル番号は、梱包箱の裏面に記載されています。
マーカーで黒く塗りつぶしている部分がシリアル番号・製造番号(IMEI)・モデル番号です。
少しアップにしてみます。
まず、モデル番号は1番上のマーカーで塗りつぶしている部分です。「Other itemes as marked thereon」という表記の後にモデル番号が続きます。
次に、シリアル番号は(S)と書かれている部分です。
(S)の後にSerial No.と続きます。
最後に製造番号(IMEI)ですが、1番下にある「IMEI/MEID」が製造番号(IMEI)に該当します。
iPhone 6s以降のiPhoneはSIMトレイから製造番号(IMEI)の確認もできる
梱包箱を失くした・捨てたという人も多いでしょう。
その場合は、iPhoneのSIMカードを挿入するSIMトレイで製造番号(IMEI)を確認することができます。
ただし、SIMトレイで製造番号(IMEI)を確認できるのはiPhone 6s以降のiPhoneとなるので注意してください。
iPhoneのSIMトレイは、上下どちらかにある丸い穴のような部分に針金のようなものを差し込めば開けることができます。
身近なものだとクリップで代用することができます。
できれば、iPhoneの梱包箱に入っていたはずの専用の道具を使って欲しいですが、梱包箱がないとなると一緒に処分してしまった可能性は高いでしょう。
ただし、電源がONの状態のままSIMトレイを外すと故障の原因になるので、必ず電源をOFFにしてからで外してください。
iPhone 5からiPhone 6までは背面で製造番号(IMEI)が確認できる
iPhone 5からiPhone 6までのiPhoneは、ボディの背面に製造番号(IMEI)が記載されています。
製造番号(IMEI)は個人情報となり得ると前述しましたが、ボディの背面に製造番号(IMEI)があったというのは少し驚きです。
ちなみに上記の画像は編集部員のiPhone 6です。
しっかりとIMEIというい項目の記述があります。
既にWi-Fi接続でしか運用していないとのことでしたが、念の為IMEIの番号は伏せさせてもらいました。
梱包箱がないiPhone 5からiPhone 6のiPhoneの場合は、ボディの背面をチェックしてみましょう。
キャリアでiPhoneを購入した時の控えでも製造番号(IMEI)は確認できる
最後に、キャリアでiPhoneを購入する際、購入内容の控えをもらうことができると思います。
その控えにも、「IMEI」という項目で製造番号(IMEI)が記載されています。
何故なら、キャリアでの在庫管理は製造番号(IMEI)で行っているので、どのiPhoneが誰に渡ったのかわかるように登録されているからです。
例えば、自分のiPhoneが盗まれて犯罪に悪用された場合、製造番号(IMEI)を辿って持ち主が誰なのか割り出すことができます。
その時に、そのiPhoneを契約していた履歴が出てきたら、真っ先に契約していた人が疑われてしまいます。
だからこそ、iPhoneを紛失した時には見つからないと思っても、必ず警察に届出を出し、キャリアで利用停止の手続きを行うことが大切です。
また、知人や友人に被害が広がらないためにも遠隔でiPhoneのデータ消去をしておきましょう。
- 基本的にiPhoneの設定画面の「情報」に全て記載されている
- 故障等で番号が確認できない場合はiPhoneの梱包箱の裏面をチェックする
- iPhone 6s以降のiPhoneならSIMトレイに製造番号(IMEI)が記載されている
- iPhone 5からiPhone 6までのiPhoneは、ボディの背面に製造番号(IMEI)が記載されている
- キャリアで契約した時にもらった控えにも製造番号(IMEI)の表記はある
次の章では、iPhoneのシリアル番号や製造番号(IMEI)が必要な時について解説します。
iPhoneのシリアル番号や製造番号(IMEI)が必要な時はどんな時?
iPhoneのシリアル番号や製造番号(IMEI)なんて、使う機会あるの?と思うかもしれません。
確かに、モデル番号はあまり使う機会がないものの、
- シリアル番号
- 製造番号(IMEI)
は、実はかなり使う機会の多い番号でもあります。
そこで、iPhoneのシリアル番号や製造番号(IMEI)がどのような用途で使われるのか、詳しく見ていきましょう。
モデル番号は、自分のiPhoneが一体どこの国で作られたのか、興味本位で調べてみるのも楽しいかもしれません。
Appleサポートで遠隔サポートを受ける時
iPhoneを使っていて操作がわからない時、不具合が発生した時などに頼れるのがAppleサポートです。
AppleサポートとはAppleのコールセンターであり、iPhoneの専門の知識を持ったオペレーターが操作説明から不具合の対処などテクニカル全般をサポートしてくれます。
故障時の代替機の発送の手続きなどもできるので、iPhoneユーザーなら是非知っておきたい心強い味方です。
そんなAppleサポートでは、遠隔サポートという、オペレーターが直接ユーザーのiPhoneを操作して操作説明や不具合の対処を行うサービスがあります。
そのサービスを利用するには、遠隔操作をするために対象のiPhoneのシリアル番号が必要になります。
シリアル番号がわからない場合は製造番号(IMEI)でも問題ないようですが、基本的にはシリアル番号を求められるでしょう。
iPhoneを修理に出す時
修理に出す時に、iPhoneを識別するため、そしてiPhoneの所有者を一致させるために製造番号(IMEI)が必要になります。
それは、Androidスマホをキャリアショップで修理に出す時も同じです。
iPhoneの画面が映らない時は、前述の通り梱包箱や契約の控えを見せるか、SIMトレイに記載されている製造番号(IMEI)を見せるようにしましょう。
キャッシュバックなどキャンペーンを応募の時
これはキャリアショップのサービスになりますが、契約時にキャッシュバックを振り込むといったキャンペーンを適用した時にも製造番号(IMEI)が必要になります。
筆者がこれまで利用したキャッシュバックでは、専用のWEBサイトにアクセスし、自分のiPhoneの製造番号(IMEI)を入力した後に振込先の銀行口座の情報を登録するというものでした。
今ではキャッシュバックそのものが少なくなっているので、そこまで頻繁に行われているわけではありませんが、一時は多くのキャリアショップが同様の方法でキャッシュバックをしていました。
製造番号(IMEI)を間違えると振込ができなくなる、または遅くなってしまうので、絶対に間違えないようにしなければいけません。
iPhoneを売る時
使わなくなったiPhoneを買取業者に売る時にも、製造番号(IMEI)の登録が行われます。
これは、買取業者が製造番号(IMEI)を入力して、このiPhoneにネットワーク利用制限がかかっているかどうかチェックするためです。
ネットワーク利用制限とは、分割支払い中などで支払いを滞納するとネット利用に制限がかかるというものです。
どのSIMカードを使っても制限がかかるものなので、買取業者にとっては非常に厄介なものなのです。
その制限がかかるiPhoneは基本的に買取ってもらえないケースが多く、それを見分けるために製造番号(IMEI)を登録する必要があります。
iPhoneのシリアル番号・製造番号(IMEI)・モデル番号は簡単に調べられる!
最後に、iPhoneのシリアル番号や製造番号(IMEI)が必要な時についてまとめます。
用途・場面 | 番号 |
---|---|
Appleサポートで遠隔サポートを受ける時 | シリアル番号 |
iPhoneを修理に出す時 | 製造番号(IMEI) |
キャッシュバックなどキャンペーン応募の時 | |
iPhoneを売る時 |
iPhoneのシリアル番号・製造番号(IMEI)・モデル番号の調べ方は非常に簡単ですし、方法が複数あるので、どれか1つダメでも他の方法で調べることができます。
特に、製造番号(IMEI)は使う用途や場面がかなり多いので、複数の調べ方を覚えておくと良いでしょう。
操作でわからないことがあった時はシリアル番号、修理やiPhoneを売る時などに製造番号(IMEI)に必要となります。
また、自分の個人情報に直結する可能性のある番号なので、管理には十分気をつけましょう。