
オンラインショップなら機種変更がお得
最新の人気なiPhoneに買い替えたいけど、また初期設定するのが面倒くさい……。
まだiPhoneを買い替えた経験のない方は、そう思ってしまうかもしれません。
しかしiPhoneでは、クイックスタート機能というデフォルトの機能を使うことによって、古いiPhoneから新しいiPhoneへ簡単に設定を引き継ぐことができます。
この記事では、クイックスタート機能で初期設定を一気に終わらせる方法を解説します。
また、実際に最新のiOS 14同士で実践している様子も紹介します。
- iOS 12.4以降のデフォルト機能
- iPhone 5s以上なら使える
- 初回起動時に自動でクイックスタートの案内画面になる
- 古いiPhoneを近づけてデータ移行
iPhone 15はauオンラインショップで!
- iPhone下取りで最大74,800円相当還元
- 24時間予約可能
- 自宅で受け取れる
iPhoneのクイックスタート機能とは?
画像引用元:iPhone 12 vs iPhone 11 vs iPhone 12 mini – Apple
クイックスタート機能とは、iOS 12.4以降にデフォルトで搭載された、古いiPhoneから新しいiPhoneに設定を引き継げる機能です。
iOS 12.4は2013年に発売されたiPhone 5s以降の機種に対応しているので、現在はほとんど全てのiPhoneユーザーがクイックスタート機能を使うことができます。
- Apple IDでサインインしていたもの
- 使用していたデバイス(機種)の設定
画面や音量などの設定や、プリインストールされているApple純正アプリの情報は、そのまま引き継がれます。
Wi-Fiのパスワード等も引き継がれるので、すぐいつものWi-Fiでインターネット接続できるようになります。
ただ、他社アプリのデータは引き継がれません。
例えばモンストやパズドラなどのゲームやLINEは、Appleのアプリではないので、各社の案内に従ってデータ移行する必要があります。
これはクイックスタート機能に限らない話です。
クイックスタートを行う前に必要な準備
クイックスタート機能で引き継ぎをするなら、引き継ぎ先のiPhoneは初期状態である必要があります。
すでにiPhoneの初期設定をしてしまっている場合は、完全にリセットして下さい。
以下、リセットの方法です。
- 「設定」アプリを開く
- 「一般」をタップ
- 「リセット」をタップ
- 「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップ
- 「バックアップしてから消去」か「今すぐ消去」をタップ
どちらを選んでもクイックスタート機能には影響ありません。今回は「今すぐ消去」を選びました。
たまに「クイックスタート機能を使うにはバックアップが必要」と解説しているところもありますが、 そんなことはありません。
古いiPhoneでペアリングしているApple WatchやAir Podsなどもそのままで大丈夫です。
クイックスタートのやり方
現在使っているiPhoneと、引き継ぎ先となる初期状態の新しいiPhoneを手元に用意します。
このとき、必ずiPhone同士を近くに置いてください。
以下、言語と国または地域は日本という前提で進めます。
- 新しいiPhoneの電源を入れる
- 言語を選択
- 国または地域を選択
- クイックスタート機能の案内が自動で表示される。「手動で設定」はタップしないこと。
- 古いiPhoneにもクイックスタート機能の案内が自動で表示されるので「続ける」をタップ
- 古いiPhoneのカメラが自動で起動して、「新しいiPhoneをカメラに向けてください 円の中にパターンを配置します」と表示される
- 新しいiPhoneには「ほかのiPhoneを待機中…」と表示される
- 古いiPhoneの円の中に、新しいiPhoneに表示されている青いモヤモヤが収まるように重ねる
- 青いモヤモヤを円に収めると、新しいiPhoneでパスコードを求められるので入力する
- Touch ID・Face IDなどの案内が出てくるので任意の選択をする(今回はまずクイックスタート機能を優先して進めたいので、「あとで設定」を選択。)
- 「データを転送」で任意の選択をする(今回は「iPhoneから転送」を選択。これを選択すると、古いiPhoneにダウンロードしているアプリが新しいiPhoneにもダウンロードされる)
- 利用規約に「同意する」をタップ
- 両iPhoneを近くに置いたままデータの転送が完了するまで待機
これで終わりです。
Apple IDへのログイン等を求められたら、その都度画面の案内を優先して指示に従ってください。
クイックスタートができない時の対処法
iPhoneを近づけているのにクイックスタート機能が始まらない場合、以下のような原因が考えられます。
- Bluetoothがオンでない
- iOS 12.4以降でない
iPhoneのBluetoothがオフになっている場合、クイックスタート機能は使えません。
「設定」>「Bluetooth」からオンにしましょう。
また、どちらかまたは両方のiPhoneのiOS が12.4以降ではない場合、そもそもクイックスタート機能を使うことができません。
「設定」>「一般」>「ソフトウェア・アップデート」からiOSのバージョンを確認してください。
アップデートが可能であれば画面に案内が出ます。表示された指示に従ってアップデートを進めてください。
上の画面はすでに最新のiOS 14.0.1になっている状態です。
iOS 12.4は2013年に発売されたiPhone 5s以降の機種に対応しています。
カメラが使えない場合は手動で行おう
クイックスタート機能を使用するには、古いiPhoneのカメラを使う必要がありますが、故障などで使えない場合は「手動で設定」する必要があります。
この後の作業は、画面の案内に従って進めるようにしてください。
Appleサポートに問い合わせをする
クイックスタート機能が上手くいかない原因が、iPhoneの不具合や故障にある場合は、迷わずAppleサポートに問い合わせましょう。
これはクイックスタート機能に限らない話ですが、やはり公式のサポートにかなうものはありません。
Appleの公式サイトからサポートに問い合わせることが可能です。
iPhoneのクイックスタートの注意点
クイックスタートは早くても数分はかかるものなので、その間にiPhoneのバッテリーが落ちないようにしましょう。
また、新しいiPhoneのストレージ容量にも注意です。
古いiPhoneのデータ量に対して新しいiPhoneの容量が少ない場合、データ移行が失敗してしまいます。
注意しなくていいこと
「クイックスタート機能が済んだら古いiPhoneは使えなくなる」だとか「データが消えてしまう」なんてことはないので安心してください。
そのため、バックアップは必須ではありませんし、事前に古いiPhoneとペアリングしているApple Watch等のペアリングを解除する必要もありません。
実際、今回はバックアップも取らず、Apple Watchも古いiPhoneとペアリングしたまま行いましたが、何の問題もありませんでした。
勝手にクイックスタートの画面になる!
以上、iPhoneのクイックスタート機能についてでした。
- iOS 12.4移行のデフォルト機能
- iPhone 5s以上なら使える
- 初回起動時に自動でクイックスタートの案内画面になる
- 古いiPhoneを近づけてデータ移行
新しいiPhoneを起動すると、自動的にクイックスタートの案内が出てきます。
その後は画面の指示に従うだけです。古いiPhoneと新しいiPhoneを近づけて、案内通りに操作していってください。
クイックスタート機能を使っても古いiPhoneが使えなくなったり、データが消えたりすることはありません。
そのため、バックアップは不要です。iPhone同士だけで作業が完結します。