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この記事では、iPhoneのロック画面(待ち受け)で表示される時計の位置・色・大きさは変更できるのかについて解説しています。
iPhoneのロック画面上の時計はAndroidと違い、カスタマイズが自由にできないことが度々指摘されています。
また、ロック画面(待ち受け)についても、変更できるものとできないものが混在しており少しややこしいです。
そこで、本記事では可能な限り、iPhoneのロック画面をカスタマイズする方法をお伝えします。
- 位置は変更できない
- 色は白か黒に自動で変更される
- 大きさは変更できない
- 壁紙にする画像は自由に変更できる
iPhoneのロック画面の時計表示を消したいんですがわかりません🙃
— うえみち (@zenkai_magical) September 1, 2022
トップ画像引用元:iPhone – Apple(日本)
iPhoneのロック画面の時計表示は変更できるのか?(位置の変更)
まずは、ロック画面の時計表示の「位置」を変更できるのか解説します。
結論として、時計表示の位置を変更することはできません。
この仕様は初期のiPhoneからずっと変わらっていないため、これはAppleのデザインに対する強いこだわりと考えられます。
とはいえ、設定した壁紙によっては、下の画像のように見た目が台無しになってしまうこともありますよね。
キャラクターの顔が時計で潰されています……。時計自体も見づらいので不便ですね。
この状態を何とかしたくてこの記事にたどり着いたという方も、きっと少なくないでしょう。
対処法としては、元の画像を作成し直すか、画像を拡大表示して中心をずらすしかありません。
要は時計の位置を動かすのではなく、画像を時計に合わせるわけです。
画像の中心をずらす方法は、後述する「『写真』からiPhoneの壁紙変更する方法」で解説します。。
iPhoneのロック画面の時計表示を変更できるのか?(色の変更)
ロック画面の時計表示の色は変更が可能です。
ただし、ユーザーが具体的な色を指定することはできません。
壁紙の色に合わせて、白か黒(グレー)に自動で変更されます。
「赤」や「青」にすることはできませんし、白か黒なら選べるというわけでもありません。
例えば、以下のスクリーンショットを御覧ください。
わかりやすく壁紙を黒単色のものにしました。時計表示は白色になっています。
次に、壁紙を白色のものに変更してみました。
すると、時計表示の色は自動でグレーに近い黒色に。
このように、壁紙の色に合わせてiPhoneが自動で時計表示の色を切り替えるのです。
他の壁紙ではどうなるのか、いくつか試してみましょう。
iPhoneにプリインストールされている壁紙1(静止画)
時計表示の背景は濃い青色です。時計は白色になりました。
iPhoneにプリインストールされている壁紙2(Live)
青色を基調とした煙の様な壁紙です。時計は白色になりました。黒色でも見やすそうではありますが。
iPhoneにプリインストールされている壁紙3(ダイナミック)
背景は黄色の水玉です。今回は明るい暖色系の色味ということもあってか、時計は黒色になりました。
iPhoneにプリインストールされている壁紙4(ダイナミック)
黒を基調としたカラフルな円が浮かぶ壁紙です。一部に明るい色が使われていますが、基本は黒なので、時計の色は白色が選択されました。
このように、背景が暗いと白色、背景が明るいと黒色が自動で選択されます。
ただ、必ずしも狙い通りの色に変更してくれるとは限りません。
例えばこちらの壁紙ですが、時計の色は黒色のほうが見やすい気がします。
背景の画像は全体的に明るい色を使っていると思うのですが……、iPhoneが選んだのは白色でした。
正直見づらいですが、ユーザーが「黒色にしたい」と思っても、変更することはできません。
iPhoneのロック画面の時計表示を変更できるのか?(大きさの変更)
最後に、ロック画面の時計表示の大きさを変更できるか解説します。
結論としては、位置と同様、大きさも変えられません。
また、時計そのものの表示をオフにすることも不可能です。
iPhoneの時計は「不動」の存在と言えます。
やはりそれだけAppleのこだわりポイントということなのでしょう。
ここまでの情報を整理します。
- 時計の位置:変えられない
- 時計の色:白か黒に自動で変わる
- 時計の大きさ:変えられない
つまり、iPhoneのロック画面の時計表示は、ユーザーが自由にカスタマイズできるものではないということです。
そのため、時計の見やすさを重視したい場合は、壁紙に使う画像を時計に合わせる必要があります。
以下の画像は、時計とキャラの顔が被らないように、キャラの位置を工夫した結果です。
この画像は時計と顔が被らないように作り直しましたが、後述する設定方法で、画像の中心をずらすことでも対処できます。
ロック画面の壁紙で自分らしさと利便性を高める
ここまで、iPhoneのロック画面の時計表示は、色以外変えられないことを解説してきました。
しかし、壁紙にする画像を自分で選ぶことはできます。
自作の画像でも写真でも、もちろんスクリーンショットでも何でもOKです。
また、iPhoneにはたくさんの壁紙候補がプリインストールされています。
ここからは、ロック画面の壁紙を自分の好きなものに設定する方法について見ていきましょう。
方法は2つあります。
- 「設定」から用意されたものを選ぶ
- 「写真」から好きなものを選ぶ
「設定」からiPhoneの壁紙を変更する方法
最初に、「設定」から壁紙を変更する方法を紹介します。
1「設定」をタップ
2「壁紙」をタップ
3「壁紙を選択」をタップ
4「ダイナミック」「静止画」「Live」などから任意のものをタップ
「すべての写真」などでは、自分が撮影・保存した画像を壁紙に設定可能です。
「ダイナミック」「静止画」「Live」では、iPhoneが用意した壁紙の中から選択できます。
iOSのアップデートで新しいものが追加されることがあるので、一度覗いてみてください。
5壁紙にしたい画像をタップ後、「設定」をタップ
6ロック画面を設定するなら「ロック中の画面に設定」をタップ
ここでホーム画面か、ロック画面とホーム画面を同時に設定することもできます。
iPhoneにプリインストールされている壁紙は、iOS 13の時点で全39種類。
どれもシンプルながら美しく、もちろんiPhoneの画面サイズにピッタリ表示されるように作られています。
39種類の中から選んで変えるだけでも、十分に気分転換やイメージチェンジになるのではないでしょうか。
ダイナミック一覧
静止画一覧
LIVE一覧
「写真」からiPhoneの壁紙を変更する方法
自分が撮影・保存をした画像なら、「写真」から壁紙に設定することができます。
- 「写真」をタップ
- 任意の画像をタップ
- 左下のアイコンをタップ
- 「壁紙に設定」をタップ
- 「設定」をタップ
- ロック画面を設定するなら「ロック中の画面に設定」をタップ
ここでホーム画面か、ロック画面とホーム画面を同時に設定することもできます。
設定する前に画像の拡大・縮小や、「視差効果」のオン・オフをいじることも可能です。
- iPhoneを傾けると、それに合わせて壁紙も動く機能
- 壁紙が水面に揺れているような感覚を得られる
- バッテリー消耗を避けるならオフ推奨
拡大した状態なら、画像の中心をずらすこともできます。
まずピンチで画像を拡大しましょう。拡大した分だけ自由に画像を動かせます。
ピンチとは、2本の指を画面に当てて広げたり縮めたりする動作です。
ただ拡大すると、どうしても画質は荒くなってしまいます。
上の画像ではわかりづらいかもしれませんが、相当ぼやけてしまいました。
自作の画像を壁紙にしたい場合は、拡大に頼らず、どこに時計が来るのかあらかじめ想定してデザインするのがいいでしょう。
せっかく作ったのにきちんと表示できないのは惜しいですからね。
ロック画面にアプリケーションやメールの通知を表示させない設定方法
ロック画面に表示されるメールやLINEなどの通知を、オフに設定することもできます。
iPhoneのロック画面にLINEの通知とメッセージが表示されて、他人に内容を知られてしまった、なんて経験のある方は少なくないはず。
通知をオフにしておけば、そのような事故が起こることはありません。
アプリごとに通知のオン・オフの設定ができるので、連絡系のアプリはオンのまま、ゲームなど緊急性のないアプリはオフにする、といった使い方も可能です。
「設定」から通知をオフにする
それでは実際に通知をオフにする手順を紹介します。
- 「設定」をタップ
- 「通知」をタップ
- 「通知スタイル」一覧からオフにしたいアプリをタップ
- 「通知を許可」をオフにすると、そのアプリの通知が一切届かなくなる
- ロック画面のみオフにするなどの調整も可能
また、「通知のグループ化」を設定することもできます。
グループ化の設定は、「自動」「App別」「オフ」の3択です。
デフォルトでは「自動」になっています。特に不便に感じていないなら、そのままでいいでしょう。
グループ化の選別方法
通知のグループ化はそれぞれ下記のような意味となっています。
- 自動:各アプリケーションの通知が、通知内容に基づいて自動的にグループ分けされ表示される
- App別:各アプリケーションの通知がすべて1つのグループにまとめられる。グループを展開することで1件ずつ表示できる
- オフ:通知は届いた順序で表示され、グループ化されない
iPhoneロック画面の時計の位置・大きさは変えられない
以上、iPhoneのロック画面で表示される時計の位置・色・大きさの変更についてでした。
- 位置は変更できない
- 色は白か黒に自動で変更される
- 大きさは変更できない
- 壁紙にする画像は自由に変更できる
残念ながら、時計の位置と大きさは変えられません。
色も、白か黒か、iPhoneが壁紙の画像に合わせて自動的に変更するに留まります。
今後、iOSのアップデートで自由に変更できるようになるかもしれませんが、現在は最新のiPhoneでもほとんどカスタマイズできないというわけです。
時計そのものをオフにすることもできません。
「脱獄」という手段もあるけれど…
iPhoneの時計表示の仕様は初期の頃から変わっていないので、Appleのデザインに対する強いこだわりのひとつなのでしょう。
一応、自由にカスタマイズするために「脱獄」という手段もあります。
脱獄は特殊なツールを使ってiPhoneを改造するという、昔から行われている定番の方法です。
しかし、一度でも脱獄すると、そのiPhoneはAppleの保証から外れてしまいます。
そのため、無理せず壁紙にする画像のほうを時計に合わせて工夫するのがおすすめです。
幸い、画像を拡大・縮小したり、中心をずらしたりすることは設定の途中で簡単にできます。
不動の時計表示と上手く付き合いながら、お気に入りの壁紙を目指していきましょう。
おまけ:iPhoneの壁紙を自作するなら解像度を合わせよう
iPhoneの画面の解像度は、機種によって大きく異なります。
自分のiPhoneにピッタリの壁紙を自作したいなら、まずは使用しているiPhoneの解像度を把握しましょう。
- iPhone SE(第2世代):1,334×750
- iPhone 11 Pro Max:2,688×1242
- iPhone 11 Pro:2,436×1,125
- iPhone 11:1,792×828
- iPhone XR:1,792×828
- iPhone 8 Plus:1,920×1,080
iPhone 11シリーズでも、「11」「11 Pro」「11 Pro Max」でそれぞれ解像度が異なるので注意してください。
また、新しい機種ほど高解像度になるというわけでもありません。
iPhoneの壁紙にお気に入りの画像を設定したはいいものの、違和感のある表示になってしまったことはありませんか?
それはもしかしたら、画面と画像の解像度が合っていなかったのかもしれません。
例えば、画面サイズより小さい画像を壁紙に設定すると、画像が無理やり引き延ばされる(拡大表示される)ため、どうしても画質が荒くなってしまいます。
一方、画像を縮小する分には基本的に荒れません。
画像作成時、あえて画面サイズよりも大きいサイズで作っておけば、機種変更などにも対応しやすいのでおすすめですよ。