iPhone SE3のバッテリー容量は?電池持ちはどれくらい?

  • 2023年9月13日
  • by.Iris777

iPhone SE3のバックパネル

2022年3月8日に行われたAppleのイベント「Peek Performance」で、iPhone SE3が発表されました。

安価にiPhoneを購入したい人や指紋認証(Touch ID)を必要とする人など、iPhone SE3の購入を検討している人も多いのではないでしょうか?

日常利用する上で気になるのがバッテリー容量と持ち時間です。

バッテリー容量はデバイスを使用できる時間に直結し、利便性に影響します。

この記事では、iPhone SE3のバッテリー容量や電池持ちについて解説します。

「小型デバイスだからバッテリー持ちが心配だ」「iPhone SE(第2世代)よりバッテリー持ちはよくなっているのだろうか」と考えている人は必見です。

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iPhone SE3のバッテリーのポイント
  • バッテリー容量はiPhone SE(第2世代)とほぼ同じ
  • 連続ビデオ再生時間は15時間と短い
  • A15 Binonicや5G通信がバッテリー消費を増大させる

トップ画像引用元:iPhone SEを購入 – Apple(日本)

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iPhone SE3のバッテリー容量は?

iPhone SE3のエクステリア

画像引用元:Apple – iPhone SE3

Peek PerformanceではiPhone SE3のバッテリー容量および具体的な稼働時間は発表されませんでした。

iPhoneシリーズはバッテリー容量が公式では非公開になっているため、これはいつも通りと言えます。

発表ではバッテリー持ちを改善するとしていたものの、劇的な改善は見込めません。

筐体はiPhone SE(第2世代)と同様

iPhone SE3は、2020年に発売されたiPhone SE(第2世代)の筐体をそのまま利用してSoCをA15 Bionicにアップデートしたデバイスです。

加えて5Gに対応するためのアンテナも搭載しています。

指紋認証を引き続き搭載するなどの嬉しいメリットもありますが、筐体が変わらないということは内部の設計を大きく変更できません。

したがって、バッテリーの設計も同程度になるでしょう。


iPhone SE(第2世代)のバッテリー容量は1,821mAh

iPhone SE(第2世代)のバッテリー容量は1,821mAhです。

iPhone SE3も同じ筐体を使用しているため、バッテリーも同程度の容量になっていると見込まれます。

内部設計を大きく変更できない都合上、大幅な容量UPには期待できないでしょう。

iPhone SE3のスペック

iPhone SE3(第3世代)
ディスプレイ4.7インチ
液晶ディスプレイ
解像度1,334 x 750
本体サイズ高さ:138.4mm
幅:67.3mm
厚さ:7.3mm
重さ144g
アウトカメラ広角:1,200万画素
インカメラ700万画素
バッテリー非公表
RAM4GB(非公表)
ROM64GB・128GB・256GB
CPUA15 Bionicチップ
認証指紋認証
カラーミッドナイト
スターライト
(PRODUCT)RED
ネットワーク5G対応
充電18W急速充電対応
詳細iPhone SE(第3世代)実機レビュー

iPhone SE3の電池はどれくらいもつ?

iPhone SE3

画像引用元:Apple – iPhone SE3

iPhone SE3が発表されたときに、「バッテリー持続面を改善した」と紹介していたため、容量が変わらなくても稼働時間が延びているのではないかと考える人もいるでしょう。

しかし、こちらも過度な期待は禁物です。

公称ビデオ再生時間はiPhone SE(第2世代)より2時間長い

Appleでは公式にバッテリー稼働時間を測定する指標として、ビデオ再生時間を掲載しています。

公式発表ではiPhone SE3のビデオ再生時間は最大15時間となっており、これはiPhone SE(第2世代)の13時間より2時間延びています。

しかし、これはバッテリー持ちが悪いと評判のiPhone 12 miniと同程度で、iPhone 13 miniよりも短い数値です。

大幅な改善は見込めない

連続ビデオ再生時間からもわかる通り、iPhone SE3のバッテリー持ちについては大幅な改善は見込めません。

OSをはじめとしたソフトウェア面のチューニングによって多少の改善は見られたものの、根本的な増量ができない限り大きくバッテリー稼働時間が大きく延びることはないでしょう。

バッテリー消費が増える要素もあり

一方で、iPhone SE3にはバッテリー消費が増える要素もあります。

それが「5G対応」と「A15 Bionic搭載」の2つです。

この2つは、バッテリー持ちを考える上で欠かせない要素なので、ここで詳しくチェックしておきましょう。


5G対応によるバッテリー持ちへの影響

5G通信は4G通信より転送速度が速く、一定時間に送受信できるデータ量が多いという特徴があります。

転送速度は利便性に直結する部分ですが、これが速くなったことによってバッテリー消費が激しくなるのがデメリットです。

5G通信で動画ストリーミングサービスを使用するなど、継続的に大容量通信が発生する環境で使用するとバッテリー持ちが悪くなるので注意してください。

A15 Bionic搭載によるバッテリー持ちへの影響

A15 BionicはiPhone 13シリーズに搭載されているSoCで、非常にスペックが高いのが特徴です。

SoCはスペックが高ければ高いほど消費電力が多くなるという特徴があります。

そのため、ハイスペックかつバッテリー容量が少ないiPhone SE3にとってバッテリー持ちは大きな懸念材料です。

2023年時点ではハイスペックで小型、なおかつバッテリー持ちがいいデバイスを実現するのは非常に難しいことを覚えておくといいでしょう。

iPhone SE3のバッテリー容量を他機種と比較

iPhone SE3のホームボタン

画像引用元:iPhone SEを購入 – Apple(日本)

最後に、iPhone SE3のバッテリー容量をほかのiPhoneシリーズのデバイスと比較してみましょう。

iPhone 12シリーズ・iPhone 13シリーズ・iPhone SE(第2世代)と比較したときの一覧は下記のとおりです。

デバイスバッテリー容量目安
※最大ビデオ再生時間
iPhone SE3未計測
※予測: 1,821mAh
15時間
iPhone SE(第2世代)1,821mAh13時間
iPhone 13 Pro Max4,352mAh28時間
iPhone 13 Pro3,095mAh22時間
iPhone 133,227mAh19時間
iPhone 13 mini2,406mAh17時間
iPhone 12 Pro Max3,687mAh20時間
iPhone 12 Pro2,815mAh17時間
iPhone 122,815mAh17時間
iPhone 12 mini2,227mAh15時間

iPhone 12シリーズやiPhone 13シリーズに比べて大幅に容量が少ないことがわかります。

iPhone 8の筐体を流用しているため設計自由度が限られ、バッテリーの大容量化が難しくなっていると考えられます。

大容量バッテリーを搭載したiPhone 12 Pro MaxやiPhone 13 Pro Maxと比較すると半分以下になっているため、バッテリー持ちを何よりも重視する人にはあまりおすすめできません。

実使用時間(連続ビデオ再生時間)もiPhone 13 Pro Maxの28時間に比べるとiPhone SE3は大幅に短くなっています。

したがって、iPhone SE3はバッテリー持ちよりもTouch IDやホームボタン、16:9ディスプレイに魅力を感じる人におすすめのデバイスです。

iPhone SE3のバッテリー容量・持ち時間はiPhone SE(第2世代)とほぼ同じ

Apple StoreのiPhone SE3

画像引用元:iPhone SEを購入 – Apple(日本)

2022年3月8日に発表されたiPhone SE3のバッテリーについて解説しました。

2022年3月9日時点で正式な容量は判明していませんが、iPhone SE(第2世代)の筐体をそのまま使用しているため、バッテリーに関する設計を大幅に変更するのが難しくなっています。

そのため、iPhone SE(第2世代)と同程度のバッテリーを搭載していると考えられ、劇的にバッテリー持ちが改善することは見込めません。

iPhone SE3のバッテリーに関するチェックポイント
  • バッテリー容量はiPhone SE(第2世代)とほぼ同じ
  • 連続ビデオ再生時間は15時間と短い
  • A15 Binonicや5G通信がバッテリー消費を増大させる

小型筐体の中にハイスペックなチップと5G通信用アンテナを詰め込んでいるため、バッテリー持ちが大きく向上しているとは考えにくいでしょう。

連続ビデオ再生時間が15時間でiPhone SE(第2世代)より2時間長くなっていますが、実際に使用する上でこれが大きな差になる可能性は低いといえます。

したがって、iPhone SE3はバッテリー持ちを重視する人にはやや不安の残る端末です。

一方でTouch IDやホームボタンに価値を感じる人にとってはとてもおすすめのデバイスなので、該当する人はぜひiPhone SE3の購入をご検討ください!

この記事を書いた人
スマートフォン・タブレット・PC・スマートウォッチなどガジェット好きライター。Android利用歴9年でEclair以降のバージョンは一通り利用。 日々進化し続けるガジェット類の最新情報をお届けします!他にもゲーム、アプリ、音楽関連記事も執筆中。