iPhoneの空間オーディオとは?音質の違いや対応機種について解説

  • 2021年10月27日
  • by.nuko

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この記事では、iPhoneの空間オーディオや通常のステレオとの違い、対応機種について解説します。

空間オーディオは、2021年6月8日にApple Musicで提供開始された新しい3D音響効果です。

提供開始時に話題になりましたが、「聞いたことはあるけど使ったことがない」という方も多いのではないでしょうか。

空間オーディオを利用すれば、ワイヤレスイヤホンでも手軽に音楽のクオリティを上げられます。

対応するiPhoneやイヤホンを使っている方は、この記事を参考にぜひ空間オーディオを体験してください!

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iphonese
iPhoneの空間オーディオのポイント
  • 音楽や動画の臨場感がグッと上がる3D音響効果
  • Apple Music利用中なら追加料金なしで使える
  • iPhone 7以降のiPhoneが対応
  • Apple Musicなら非対応イヤホンでも使える
  • AirPods Proなど対応イヤホンならフル機能で使える
  • 通常のステレオ音源も擬似的に空間オーディオ化

トップ画像引用元:AirPods(第3世代) – Apple(日本)

空間オーディオとは

空間オーディオ

画像引用元:AirPods(第3世代) – Apple(日本)

空間オーディオとは、イヤホンでも前後左右から音が聴こえてくる3D音響効果のことで、2021年6月8日からApple Musicで提供が開始されました。

いつも聴いている音楽も、空間オーディオを使えばスタジオで聴いているような感覚になります。

また、映像配信サービスにも対応したものが登場し、映画やドラマも映画館やホームシアターで鑑賞しているような臨場感が簡単に得られます。

さらに、AirPods ProやAirPods Maxでは頭の動きに合わせて音の方向を変える「ダナミックヘッドトラッキング」や、擬似的に空間オーディオのように聴こえる「ステレオを空間化」という機能も使えます。

今までより臨場感や音場の広がりのある音楽を楽しみたいなら、空間オーディオはぜひ試したい機能といえるでしょう。

Apple Musicは追加料金なしで空間オーディオが利用可能

Apple Musicのロゴ

画像引用元:Apple Music – Apple(日本)

すでにApple Musicを利用している方は、今まで通りの月額料金で空間オーディオが利用できます。

空間オーディオ対応プラン
  • ファミリー:月額1,480円
  • 個人:月額980円
  • 学生:月額480円

なお、2021年秋開始予定のVoiceプラン(月額480円)は、空間オーディオにもロスレスにも非対応です。

月額料金の安さは魅力的ですが、せっかくApple Musicを利用するなら従来プランで空間オーディオを利用する方がおすすめですよ!

空間オーディオの設定方法

空間オーディオは以下の手順で設定できます。

  1. 設定を開く
    設定を開く
  2. 「ミュージック」をタップ
    「ミュージック」をタップ
  3. 「ドルビーアトモス」をタップ
    「ドルビーアトモス」をタップ
  4. 「自動」または「常にオン」をタップ
    「自動」または「常にオン」をタップ

なお、「自動」はAirPodsやBeatsの一部のイヤホンなど、対応したデバイスで対応楽曲を再生する際に、自動的に空間オーディオになります。

私のiPhone 12では初期設定「自動」になっていたので、AirPods Proなど対応イヤホンを持っている方は特に設定は要らないでしょう。

また、対応機器で空間オーディオ対応楽曲を再生中は、コントロールセンターの音量ボタン長押しで設定を開かなくても空間オーディオのON/OFFも可能です。

空間オーディオのON/OFF

画像引用元:iPhoneでAirPodsの空間オーディオを制御する – Apple サポート

空間オーディオ対応音源の見分け方

空間オーディオ対応音源は、アルバムや再生中のシークバーに「Dolby ATMOS」のアイコンが表示されるので1発で見分けられます。

空間オーディオ対応音源1

空間オーディオ対応音源2

なお、Dolby ATMOSのアイコンがない通常のステレオ音源でも、後述する「ステレオを空間化」機能を利用することで、擬似的な空間オーディオは利用できます。

iOS 15からは「ステレオを空間化」が使える

空間オーディオはiOS 14以降で利用できますが、iOS 15からは「ステレオを空間化」機能が追加されました。

「ステレオを空間化」機能もAirPods Proなど対応イヤホンが必要ですが、通常のステレオ音源を擬似的に空間オーディオ化してくれます。

ステレオを空間化の設定手順

  1. 音楽や動画を再生する
  2. コントロールパネルを開く
  3. 音量バーを長押し
  4. 「ステレオを空間化」をタップ

ステレオの空間化は、空間オーディオ対応の音源より音の広がりは弱く感じます。

しかし、空間オーディオ対応コンテンツはまだまだ拡大途上なので、現時点ではかなり有用な機能といえるでしょう。

従来の音質と空間オーディオの違い

続いて空間オーディオと通常のステレオ音源との音質の違いも確認しておきましょう。

結論からお伝えすると、空間オーディオを利用しても音質自体が上がるわけではありません。

空間オーディオはあくまで音響効果の1つで、前後左右から音が聴こえてくる機能です。

スタジオや映画館のような臨場感を感じられるので、音質は同じでも総合的に従来よりハイクオリティな音楽体験が得られます。

その一方で、空間オーディオに対応するイヤホンは基本的にワイヤレス接続のため、Apple Musicのロスレスハイレゾ音源でも音質は従来の音質となってしまいます。

とにかく音質にこだわるなら有線イヤホンでロスレスハイレゾを利用、細かな音質より臨場感ある音場が欲しいなら空間オーディオを活用するという使い分けをするのがいいでしょう。

空間オーディオの対応機種

iPhone13 Pro

続いて空間オーディオに対応したデバイスとイヤホンについて見ていきましょう。

空間オーディオ対応機種のポイント
  • iPhone 7以降のiPhoneならOK
  • 対応イヤホン以外でも利用可能
  • 対応イヤホンならダイナミックヘッドトラッキングで臨場感アップ

多くのAppleデバイスは空間オーディオに対応

イヤホンで空間オーディオを利用する場合には、iPhoneをはじめApple製品の多くが空間オーディオに対応しています。

対応モデルをまとめると次の通りです。

空間オーディオ対応の製品※
  • iPhone 7以降のiPhone
  • iPad Pro 12.9インチ(第3世代)以降
  • iPad Pro 11インチ
  • iPad Air(第3世代)以降
  • iPad(第6世代)以降
  • iPad mini(第5世代)以降
  • Apple TV 4K

※iOS 14以降、iPadOS 14以降、tvOS 15が必要

こうしてみると、iPhoneならかなり古いモデルまで空間オーディオに対応していることがわかります。

ただし、上記はイヤホンで空間オーディオを利用する場合の対応端末です。

端末の内蔵スピーカーで空間オーディオを利用する場合には、対応モデルは若干少なくなります。

内蔵スピーカーでの対応機種
  • iPhone XS以降のiPhone
    ※iPhone SE(第2世代)を除く
  • iPad Pro 12.9インチ(第3世代)以降
  • iPad Pro 11インチ
  • iPad Air(第4世代)

イヤホンはAppleのチップ搭載の対応機種がおすすめ

Airpods pro

画像引用元:AirPods – Apple(日本)

空間オーディオはドルビーアトモスの設定を「常にオン」にしておけば、Apple製イヤホンでなくても利用できます。

しかし、ダイナミックヘッドトラッキングでより臨場感たっぷりに利用できるのは、Appleのチップを搭載した対応イヤホンだけです。

また、Apple製の対応イヤホンなら「ステレオを空間化」機能も利用できます。

せっかく空間オーディオを利用するなら、フル機能が使える対応イヤホンがおすすめです。

Apple製品の空間オーディオ対応イヤホン
  • AirPods Pro
  • AirPods Max
  • AirPods(第3世代)

なお、Apple製品だけでなく、Beatsの一部イヤホンも空間オーディオに対応しています。

Beatsの空間オーディオ対応イヤホン
  • BeatsX
  • Beats Solo3 Wireless
  • Beats Studio3
  • Powerbeats3 Wireless
  • Beats Flex
  • Powerbeats Pro
  • Beats Solo Pro
  • Beats Studio Buds

音楽や映画・ドラマを臨場感たっぷりに楽しむなら、ぜひ空間オーディオに対応したイヤホンから好みの1台を見つけてくださいね!

空間オーディオに対応しているサービス

Netflix

画像引用元:「Netflix」をApp Storeで – iTunes – Apple

最後に空間オーディオに対応しているサービスを紹介します。

空間オーディオに対応した主要サービス
  • Apple Music
  • Apple TV
  • Amazon Music Unlimited
  • Netflix
  • Disney+(10月27日から)

音楽サービスでは、多くの方が利用しているApple MusicやAmazon Music Unlimitedが対応しています。

最近は動画にも対応サービスが徐々に増えています。

ただし、Netflixなどで空間オーディオを利用する場合、対応したイヤホンが必要です。

動画で空間オーディオを使いたい方は、AirPods Proなど対応イヤホンもあわせて用意しましょう。

iPhoneの空間オーディオで手軽に1ランク上の音楽を聴こう!

iPhone13 Pro グリップ

今回はiPhoneの空間オーディオについてと、音質や対応機種について解説しました。

iPhoneの空間オーディオまとめ
  • 音楽や動画の臨場感がグッと上がる3D音響効果
  • Apple Music利用中なら追加料金なしで使える
  • iPhone 7以降のiPhoneが対応
  • Apple Musicなら非対応イヤホンでも使える
  • AirPods Proなど対応イヤホンならフル機能で使える
  • 通常のステレオ音源も擬似的に空間オーディオ化できる

今主流のワイヤレスイヤホンは、データ転送量の関係で音質の引き上げには限界があります。

現に、空間オーディオと同時に追加されたロスレス・ハイレゾは有線専用機能ですし、最高の音質にするには高価なイヤホンやDACが必要です。

一方で空間オーディオなら、今使っているiPhoneのまま、手軽に臨場感溢れる音楽体験ができます。

空間オーディオ対応端末
  • iPhone 7以降のiPhone
  • iPad Pro 12.9インチ(第3世代)以降
  • iPad Pro 11インチ
  • iPad Air(第3世代)以降
  • iPad(第6世代)以降
  • iPad mini(第5世代)以降
  • Apple TV 4K

まだまだ対応コンテンツは拡大途上ですが、iPhoneやiPadで音楽や動画を楽しむなら、ぜひ空間オーディオを利用して1ランク上の音楽を体験してくださいね!

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この記事を書いた人
ドコモ905iシリーズの頃から代理店でモバイルの販売中心の仕事をしてきました。 最終的には全キャリアを渡り歩いた経験を活かして、スマホ本体やプランなどわかりやすく解説したいと思います!