
オンラインショップなら機種変更がお得
この記事では、iPhoneの機種変更前にやるべきことを、重要なことから些細なことまで「13選」ご紹介します。
機種変更先が新しいiPhoneでもAndroidでも、機種変更をする前はデータのバックアップやアカウントの引き継ぎなど準備が必要です。
人気シリーズのiPhoneは、毎年新シリーズが発売され、今年もiPhone15シリーズが発表されました。
買い換える際、「機種変更前に何をしたらいいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。
最近は「クイックスタート」など簡単にデータ移行できる仕組みがありますが、すべてのデータが移せるわけではありません。
- Apple IDのメールアドレスとパスワードを確認
- Apple IDの2ファクタ認証のON/OFF状態を確認
- バックアップ前にiOSを最新バージョンにする
- 使わないアプリや要らない写真・動画を削除する
- メモやカレンダーの保存先を確認する
- iPhoneのデータをバックアップする
- LINEのパスワード確認とトーク履歴のバックアップ
- X(旧Twitter)やInstagramなどSNSのアカウントを確認する
- 2段階認証アプリを利用している場合は引き継ぎ設定をする
- Suica・PASMOの引き継ぎ設定をする
- ゲームアプリの引き継ぎ方法を確認・引き継ぎ設定をする
- 【Androidに機種変更する場合】引き継げない課金アイテムを使い切る
- 【下取りに出す場合】故障箇所がないかチェックする
この記事でしっかり機種変更前の準備をして、安心・安全に機種変更できるようにしましょう!
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- 1 Apple IDのメールアドレスとパスワードを確認
- 2 Apple IDの2ファクタ認証のON/OFF状態を確認
- 3 バックアップ前にiOSを最新バージョンにする
- 4 使わないアプリや要らない写真・動画を削除する
- 5 メモ・カレンダー・リマインダーの保存先を確認する
- 6 iPhoneのデータをバックアップする
- 7 LINEのパスワード確認とトーク履歴のバックアップ
- 8 X(旧Twitter)やInstagramなどSNSのアカウントを確認する
- 9 2段階認証アプリを利用している場合は引き継ぎ設定をする
- 10 Suica・PASMOの引き継ぎ設定(削除)をする
- 11 ゲームアプリの引き継ぎ方法を確認・引き継ぎ設定をする
- 12 【Androidに機種変更する場合】引き継げない課金アイテムを使い切る
- 13 【下取りに出す場合】故障箇所がないかチェックする
- 14 事前準備をしてスムーズにiPhoneを機種変更しよう!
Apple IDのメールアドレスとパスワードを確認
画像引用元:Apple IDを管理
iPhoneの機種変更前に、Apple IDのメールアドレスとパスワードを確認しておきましょう。
Apple IDはiPhoneを利用する上で必須です。
また、同じApple IDでサインインすることで、iCloudに保存された連絡先やメモ帳、カレンダーなど多くのデータが新しいiPhoneに同期します。
Apple IDを確認し、分からない場合には必要に応じてパスワードを変更しましょう。
Apple IDの確認とパスワード変更方法
-
STEP.設定を開く
-
STEP.Apple IDのユーザー名をタップ
-
STEP.表示されたメールアドレスをチェック
-
STEP.「パスワードとセキュリティ」をタップ
-
STEP.「パスワードの変更」をタップ
-
STEP.iPhoneの画面ロック解除コードを入力
-
STEP.新しいパスワードを入力して「変更」をタップ
-
終了
Apple IDの2ファクタ認証のON/OFF状態を確認
iPhoneを機種変更する前に、念のためApple IDの2ファクタ認証がON/OFFどちらになっているか確認しておきましょう。
2ファクタ認証がONで今利用しているiPhoneを手放してしまうと、Apple IDでサインインするのが難しくなる場合があります。
2ファクタ認証の状態を確認する手順
-
STEP.設定を開く
-
STEP.Apple IDのユーザー名をタップ
-
STEP.「パスワードとセキュリティ」をタップ
-
STEP.2ファクタ認証の項目でON/OFFをチェック
-
終了
2ファクタ認証がONの場合、新しいiPhoneでApple IDにサインインしようとすると、今使っているiPhoneにサインインの許可を求めてきます。
iPhoneが故障等で認証できない場合には、Apple IDに登録した電話番号にSMSを送って認証する方法もあります。
とはいえ、iPhoneで認証する方が早くて簡単です。
また、Apple IDに登録している電話番号から新しい電話番号に変更する場合、iPhoneがないと2ファクタ認証を通過できません。
そのため、2ファクタ認証がONになっている方は、下取りやスマホおかえしプログラムなどで端末回収割引を利用する前に、新しいiPhoneでApple IDを設定するようにしましょう。
バックアップ前にiOSを最新バージョンにする
画像引用元:iOS 17 – Apple(日本)
古いiOSで作成したバックアップでは、最新のiOSに復元できない場合があります。
そのため、iPhoneのバックアップをする前に、念のためiOSのバージョンを確認し、ソフトウェア・アップデートで最新にしておきましょう。
ソフトウェア・アップデートの手順
-
STEP.設定を開く
-
STEP.「一般」をタップ
-
STEP.「ソフトウェア・アップデート」をタップ
-
STEP.次期バージョンがある場合は「iOS ○○にアップグレード」をタップ
-
STEP.「ダウンロードしてインストール」をタップ
-
終了
なお、iOSのアップデートは最新バージョンへのアップデートが任意でできるようになりました。
最新バージョンはアプリによっては対応待ちになることもあり、即アップデートしない方がいいケースもあります。
しかし、最新iPhoneを購入すると最新バージョンのiOSが搭載されているので、機種変更前のアップデートは必ず最新バージョンを選びましょう。
ちなみに、「自動アップデート」の下に表示される「ベータアップデート」はアプリ開発者向けです。一般ユーザーの方は絶対に触らないでください。
使わないアプリや要らない写真・動画を削除する
画像引用元:iCloud+ – Apple(日本)
使わないアプリや不要な写真・動画が多い方は、バックアップ前に削除して容量を節約しましょう。
特にiCloudにバックアップを作る場合、保存するデータが多いとiCloud+にアップグレードして保存容量を増やす必要があります。
iCloudのストレージ容量を減らすなどして工夫をしましょう。
iCloud+の料金
容量 | 月額料金 |
---|---|
5GB | 無料 |
50GB | 130円 |
200GB | 400円 |
2TB | 1,300円 |
6TB | 3,900円 |
12TB | 7,900円 |
なお、写真が多い方はiCloud+に課金するより、GoogleフォトやAmazon Photosを利用した方がいいかもしれません。
クラウドストレージの料金
サービス | 容量 | 料金 |
---|---|---|
Googleフォト | 15GB | 無料 |
100GB | 月額250円 (年額2,500円) 3ヶ月間 月額60円 |
|
200GB | 月額380円 (年額3,800円) 3ヶ月間 月額90円 |
|
2TB | 月額1,300円 (年額13,000円) 3ヶ月間 月額320円 |
|
Amazon Photos | 5GB | 無料 |
無制限 | 月額600円 (年額5,900円) ※Amazon Prime会員 |
バックアップをどこに作るにせよ、機種変更の機会に不要なアプリ・データは削除して、すっきりした状態で新しいiPhoneを使い始めましょう!
メモ・カレンダー・リマインダーの保存先を確認する
普段からiPhoneのメモやカレンダー、リマインダーを利用している方は、各アプリがどのメールアカウントに紐づいているかチェックしておきましょう。
メモの保存先の確認方法
-
STEP.設定を開く
-
STEP.「メモ」をタップ
-
STEP.「デフォルトアカウント」をチェックする
-
終了
カレンダーやリマインダーも、同様に手順でデフォルトの保存先を確認できます。
iCloudに紐づいていれば、新しいiPhoneでも同じApple IDでサインインするだけで引き継がれます。
もしiCloud以外がデフォルトになっている場合は、新しいiPhoneにも該当のメールアドレスを追加する必要があるので注意しましょう。
iPhoneのデータをバックアップする
iPhoneの機種変更する前に、必ずバックアップを作成しておきましょう。
iPhoneのバックアップは、iCloudに作るのが簡単です。
機種変更は自分でもできますが、バックアップも自分で行う必要があります。
iCloudにバックアップを作る手順
-
STEP.設定を開く
-
STEP.Apple IDのユーザー名をタップ
-
STEP.「iCloud」をタップ
-
STEP.「iCloudバックアップ」をタップ
-
STEP.「今すぐバックアップを作成」をタップ
-
終了
LINEのパスワード確認とトーク履歴のバックアップ
画像引用元:LINE|いつもあなたのそばに。
ほとんどの方が利用しているLINEは、機種変更の際に引き継ぎ準備が必要です。
クイックスタートの利用&以前の端末でQRコードを作成して引き継ぐ方法もありますが、故障や紛失の備える意味で必ず設定しておきましょう。
- メールアドレス・パスワードの登録・確認
- トーク履歴のバックアップ
- 新しいプライバシーポリシーへの同意
最近は初めてLINEを利用するときにメールアドレス・パスワードの登録がありますが、以前は任意での登録でした。
しかし、未登録の状態では新しいiPhoneにLINEが引き継げません。
そのため、長く同じiPhoneを利用している方は、忘れずにメールアドレス・パスワードが登録されているか確認し、未登録なら登録しましょう!
また、今までのトーク履歴が必要な場合、バックアップしないと引き継ぎできないことにも注意しましょう。
メールアドレス・パスワードの確認手順
-
STEP.LINEのホーム画面で歯車マークをタップ
-
STEP.「アカウント」をタップ
-
STEP.「メールアドレス」「パスワード」が登録済みになっているかチェック
-
終了
なお、メールアドレスもパスワードもタップすれば登録・変更ができます。
未登録の場合や忘れた場合は必ず登録・変更してLINEを引き継げるようにしましょう。
トーク履歴のバックアップ手順
-
STEP.LINEのホーム画面で歯車マークをタップ
-
STEP.「トークのバックアップ」をタップ
-
STEP.「PINコードを作成して今すぐバックアップ」をタップ
-
STEP.6桁のPINコードを設定して「→」をタップ
-
終了
新しいプライバシーポリシーへの同意
LINEの引き継ぎ設定確認と合わせて、新しいプライバシーポリシーへの同意が済んでいるかもチェックしましょう。
LINEはヤフーと合併し、新たに「LINEヤフー株式会社」となったことに伴い、LINEユーザーに新しいプライバシーポリシーへの同意を求めてきます。
自動表示された同意画面を無視していた場合、設定から同意済みか確認しておかないと、今後LINEが使用不可になる可能性があるようです。
念のため、しっかり同意してあるか確認しておきましょう。
-
STEP.LINEのホーム画面で歯車マークをタップ
-
STEP.「account center」をタップ
-
STEP.以下の画面が表示されれば同意済み
-
終了
X(旧Twitter)やInstagramなどSNSのアカウントを確認する
X(旧Twitter)の引き継ぎやInstagramなどの引き継ぎは、新しいiPhoneでメールアドレスとパスワードでログインすれば利用できます。
ただ、「必要な情報を忘れてしまってログインできない」という方も多いのではないでしょうか。
どのSNSも、ユーザーアイコンをタップして表示されるメニューから設定に入ることで、アカウント情報が確認できます。
iPhoneを機種変更する前に、利用しているSNSのアカウント情報はしっかり確認しましょう。
- ユーザー名、電話番号、メールアドレスのいずれか
- パスワード
なお、パスワードを忘れた場合は、メールアドレス宛に再設定用URLを送ってくれます。
SNSにログインできなくなると非常に不便になるので、機種変更前にメールアドレスやパスワードがわかるようにしておきましょう。
2段階認証アプリを利用している場合は引き継ぎ設定をする
画像引用元:Google Play
Google Authenticatorなど2段階認証アプリを利用している方は、機種変更前に忘れずに引き継ぎ設定を行いましょう。
2段階認証を設定したまま引き継ぎを忘れると、2段階認証を突破できずに利用しているサービスにログインできなくなってしまいます。
例えばGoogle Authenticatorなら、以下の手順で簡単に引き継ぎできます。
Google Authenticatorの引き継ぎ設定
-
STEP.アプリを開いて 画面左上の「≡」をタップ
-
STEP.「アカウントを移行」をタップ
-
STEP.「続行」をタップ
-
STEP.表示されたQRコードを新しいiPhoneでスキャンする
-
終了
主要なSNSや金融機関など、2段階認証アプリを利用しているなら引き継ぎ設定を忘れないでくださいね!
Suica・PASMOの引き継ぎ設定(削除)をする
iPhoneにSuicaやPASMOを設定している方は、機種変更前に必ず旧端末のApple Payから削除しましょう。
どちらのサービスも複数端末での利用はできないため、削除し忘れると新しいiPhoneのApple Payに設定できません。
- Walletアプリを起動
- SuicaまたはPASMOを選択
- 画面右上の「…」をタップ
- 「このカードを削除」をタップ
なお、削除し忘れて機種変更をした場合は、再発行手続きをすることで利用できるようになります。
とはいえ利用できない期間が不便になってしまうので、SuicaとPASMOは機種変更前に忘れずにApple Payから削除しておきましょう。
ゲームアプリの引き継ぎ方法を確認・引き継ぎ設定をする
iPhoneでゲームをプレイする方は、ゲームアプリの引き継ぎも必ずチェックしてください。
ゲームアプリはタイトル毎に引き継ぎ方法が異なり、事前に引き継ぎ設定が必要なゲームもあります。
参考までに、よくある引き継ぎ方法は次の通りです。
- Apple IDやSNSアカウントと連携して引き継ぎ
- アプリ運営のポータルサイトのアカウントを利用して引き継ぎ
- 引き継ぎコードを発行して引き継ぎ
Apple IDやSNSアカウントと連携済みなら、該当アカウントを忘れない限りはゲームデータも問題なく引き継げます。
最近はアカウント連携で引き継げるアプリが多くなっていますが、他の方法を採用しているアプリもあるのでしっかりチェックしておきましょう。
なお、X(旧Twitter)はサービス名変更とあわせてAPIが変わり、多くのゲームが連携でのデータ移行を終了しているので要注意です。
旧Twitterで連携しただけのゲームは、改めて引き継ぎ方法を確認しましょう。
【Androidに機種変更する場合】引き継げない課金アイテムを使い切る
iPhoneからAndroidに機種変更する場合、ほとんどのアプリで課金情報が引き継がれません。
- LINEコイン
- 各種ゲームアプリのゲーム内通貨
特に各種ゲームアプリでガチャを回すためのゲーム内通貨は、引き継ぎできない課金アイテムの筆頭です。
アプリで課金している方は、機種変更前に引き継ぎできない課金アイテムがないかチェックして、極力使い切ってから機種変更しましょう。
【下取りに出す場合】故障箇所がないかチェックする
iPhoneの下取り価格は年々変わっています。
機種変更後にiPhoneを下取りに出す場合は、画面割れなどの場合価格が下がるため、事前に故障箇所がないかチェックしておきましょう。
もし故障箇所があった場合でも、キャリアの補償オプションで修理・交換ができるなら、交換したうえで下取りに出した方がお得な場合があります。
例えばドコモでiPhone 14 Pro Maxを下取りに出す場合、2023年10月30日の下取り価格は次の通りです。
iPhone 14 Pro Maxの下取り価格(2023年10月30日時点)
容量 | 良品 | 画面割れ品 | 機能不良品 |
---|---|---|---|
128GB | 100,000円 | 30,000円 | 30,000円 |
256GB | 110,000円 | 33,000円 | 31,400円 |
512GB | 128,000円 | 38,400円 | 33,100円 |
1TB | 145,000円 | 43,500円 | 33,100円 |
iPhone 14 Pro Maxをsmartあんしん補償で交換すると、12,100円の自己負担金がかかります。
故障したまま機能不良品として下取りに出すよりも、補償で交換したうえで良品として下取りに出した方が、5万円以上お得です。
少しでもお得に機種変更するために、事前に端末の状態をしっかりチェックしておきましょう。
事前準備をしてスムーズにiPhoneを機種変更しよう!
今回はiPhoneの機種変更前にやるべきことをまとめて解説しました。
- Apple IDのメールアドレスとパスワードを確認
- Apple IDの2ファクタ認証のON/OFF状態を確認
- バックアップ前にiOSを最新バージョンにする
- 使わないアプリや要らない写真・動画を削除する
- メモやカレンダーの保存先を確認する
- iPhoneのデータをバックアップする
- LINEのパスワード確認とトーク履歴のバックアップ
- X(旧Twitter)やInstagramなどSNSのアカウントを確認する
- 2段階認証アプリを利用している場合は引き継ぎ設定をする
- Suica・PASMOの引き継ぎ設定をする
- ゲームアプリの引き継ぎ方法を確認・引き継ぎ設定をする
- 【Androidに機種変更する場合】引き継げない課金アイテムを使い切る
- 【下取りに出す場合】故障箇所がないかチェックする
列挙するとやることが多いと感じますが、どの項目もそこまで難しいことはしていません。
特にLINEやSuicaなど、引き継ぎに失敗すると普段の生活が不便になることもあります。
今回まとめた準備をしっかり行って、失敗しない機種変更をしてくださいね!