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ついに発売が開始されたiPhone11。
今回も実機が手に入ったので、デザイン・機能・進化点などをレビューしていきます。
iPhone11はiPhoneXRの後継機種です。
ということは、価格が程よい!
スペック面ではやはりiPhone11 Proには劣りますが、実際の使用感などにどれほどの違いがあるのか。
iPhone11を実際に使用してみて感じたことや、買いポイントを5つの項目に分けてみていきましょう。
この記事を読めば、あなたもiPhone11のポテンシャルと真価がわかるでしょう。
結論として、iPhone11はコスパよく隙のない良端末に仕上がっています。
※この記事の実機レビューは2019年11月当時のものです。
その他のおすすめiPhoneランキングはこちらからご確認ください。
iPhone11の口コミはどう?【2023年】
iPhone11の実機レビューの前に、まずは実際のユーザーの口コミをご紹介します!
まだまだ負けない性能を持ったiPhone11ですが、評判はどうなのでしょうか?
iPhone11に変えてよかった
満足度:★★★★★
カメラの画質も格段に良く、ただ景色を撮るだけでも楽しくなりました。ナイトモードで真っ暗な場所も明るく撮れるのにはとても驚きました。
モノを長く使いたいので、前のiPhoneが壊れそうになりしぶしぶ機種変しましたが、変えて本当に良かったです。
「iPhone11に変えてよかった」と、文句なしの星5を付けています!
iPhone7や8はホームボタン有のモデルのため、iPhone11に変えるとまずディスプレイの大きさに引き込まれるようです。筆者もそうだったのでわかります。
その世代の機種に比べると性能も格段に上がっているので、むしろ変えて不便な点は少ないといえるでしょう。
iPhone11で写真撮影の幅が広がった!
満足度:★★★★☆
通常と広角を瞬時に切り替えて使える点は非常に便利で、また広角で撮るといつもと違った写真になり、写真撮影のバリエーションが増えて面白いです!
ナイトモードも便利で、イルミネーションの撮影や夜の車撮影が綺麗に撮れるようになって、嬉しい機能です。
iPhone 11から追加されたイエローも、派手過ぎず地味にもならず良い感じの色合いでお気に入りです!
この方はiPhone11のスペックの中でも、カメラ性能への満足度が高いことが伺えますね。
それもそのはず。iPhone11では超広角レンズが搭載され、ワンタッチで画角の変更もできちゃうんです。
そのうえナイトモードで夜景が綺麗に撮れるとあり、今までよりもずっと撮影の幅が広がります!
カメラ性能が良くサイズ感も◎!
満足度:★★★★★
発売前はカメラレンズが2つありタピオカなどと言われていましたが、使用すると全く気にならないです。ポートレイト機能も素晴らしくていい写真がたくさん撮れます。
大きさも大きすぎず小さすぎず、とても使いやすいです。バッテリー持ちも、以前使っていたiPhone 8よりはかなりもつと思います。
ただマスクをする機会が多く顔認証できないので、このご時世では指紋認証ができた方がいい気もします。
iPhone11は全体的に淡いパステル系のカラーリングで、特に女性からの評判がいいようです。
またカメラはそれまでの機種と比べるとぐっと性能が上がり、ポートレート機能が使えるようにもなりました。
ただこの方の言うように認証はFace IDのみのため、それまで指紋認証を使っていた方にとっては不慣れかもしれません。
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iPhone11 開封の儀! パープルの箱の中身はどうなってる?
今回入手したiPhone11のカラーはパープルです。パープルはiPhone11から登場した新色です。
この他に新色がグリーン、旧色からホワイト・ブラック・イエロー・レッドがラインナップ。
iPhoneXRにあったコーラルとブルーはなくなりましたね。
廃止になった2色はレア色ということで、持っている方はラッキーかも。
今回のパープルもiPhone11だけの限定色のような扱いになる可能性も!?
そんなことはさておき、ボックスは相変わらずおしゃれで端末のカラーごとに分かれています。
iPhone11の中身をチェック!
iPhone11の中身はいつも通り!
これといって今までから大きな変化はありません。
iPhone11の中に入っていたもの。
- イヤフォン
- 説明書
- 電源アダプタとコード
- 本体
iPhone11でも電源コードはLightningケーブルが採用されました。
USB-typeCの噂もありましたから、残念に感じた方もいるかもです。
個人的にはLightning大賛成派です。
というのも我が家のiMacはMagic Mouseもキーボードも充電はLightningなんですよね。
いずれはこの辺もUSB-typeCになるのかな…。
ひとまず、今回のiPhone11はLightningでイヤフォンジャンクはありません。
5つの項目からiPhone11の魅力を紐解いていきましょう。
>ちょっと価格をチェック!
iPhone11の価格
端末名 | 容量 | 本体価格 (税抜) |
---|---|---|
iPhone 11 | 64GB | 74,800円 |
128GB | 79,800円 | |
256GB | 90,800円 | |
iPhone 11 Pro | 64GB | 106,800円 |
256GB | 122,800円 | |
512GB | 144,800円 | |
iPhone 11 Pro Max | 64GB | 119,800円 |
256GB | 135,800円 | |
512GB | 157,800円 |
iPhone11のポイント1:なんといってもカラーでしょ
iPhone11はiPhoneXRの後継機種ということもあり、カラバリが豊富。
XRのような亜種っぽい名前ではなく「11」のナンバリングが堂々と付けられました。
これはiPhoneXRが成功したことを意味するのではないでしょうか。
カラフルなiPhoneはこの先もレギュラーになる予感がします。
iPhone11のパープルはとても上品で控え目
今回入手したのは新色のパープルです。
アップルのホームページでもメインを張る、いわばiPhone11の象徴色。
色はiPhoneXRのときと同じでやや控え目な薄紫です。
部屋の照明によってはホワイトにみえなくもないです。
本当に控え目で上品なので、老若男女選ばず誰が持ってもなじみそう。
iPhone11のボディはガラスとアルミニウムでiPhoneXRと同じ
iPhone11はガラスとアルミニウムのボディです。背面はガラスコーティングされたようなツルツルした質感。
側面はアルミのサラサラしたマッドな質感です。この辺はiPhoneXRと大きく違いませんね。
背面に指紋は付きにくい
iPhone11の背面はガラスになっていますので、指紋は当然付きます。
ただし、カラーリングが施されているためかあまり気になりません。
ガラス+カラーの組み合わせは指紋の気になり度を軽減させている印象です。
落とすとやばいぜiPhone11
どんな端末でも落とすと、やばいです。
背面がガラス素材のものは割れる可能性が高いので気をつけましょう。
写真上は背面がざっくり斜めに割れたマイiPhoneXR。
カメラ周りも割れています。(カメラは無事)
ガラスの強度は上がったといっても、アスファルトに斜めから落ちる衝撃には耐えられません。
iPhone11でも同様のことが考えられるので、気をつけましょう。
個人的にはこの割れも味だと思ってます…。
iPhone11のポイント2:端末サイズは6.1インチと絶妙
iPhone11の端末サイズは6.1インチとiPhoneXRと全く同じです。
ディスプレイに関しては解像度や輝度も変化なしです。
ディスプレイの美しさをiPhoneXRと比べてみたら、大きな違いが分かりませんでした。
ただし、個体差はありそうです。(iPhoneXRの方が青いみが強く、iPhone11は自然)
この6.1インチサイズは現在のiPhoneシリーズでは真ん中に位置します。
- iPhone11 Pro:5.8インチ
- iPhone11:6.1インチ
- iPhone11 Pro Max:6.5インチ
iPhone11のサイズは大きすぎず、小さすぎずという方に向いています。
ただし女性ですとそれなりの大きさになるので、片手操作は多少きついかもしれません。
手の大きな男性には絶妙に使いやすいサイズです。
まあ、片手操作しやすいように設定できるので女性でも問題ないでしょう。
iPhone11ならExcelやWardなどの簡単なデータをチェックしたりするには、いい感じのディスプレイサイズだと感じます。
iPhone11のポイント3:あらゆる角度から端末をみる
iPhone11をあらゆる角度からチェックしてみましょう。
正面からみると、ディスプレイのみ!
と思いきや、縁にうっすらとパープルが!
ちょこっと見えるこの薄紫が素敵です。
ノッチもベゼルもしっかりあります。
iPhone11の右サイドをチェック
右サイドをチェックしてみましょう。
電源ボタンが上部に。
これは画面を消灯させたり、シャットダウンに使うボタンですね。
iPhoneXRと全く同じ配置ですが、押しやすい位置にあります。
そしてボタンも大きめで◎。
下部にはSIMカードが入るスロットがあります。
小さい穴が空いているので、ここにピンのようなものを差し込めばスロットが飛び出てきます。
同梱されています。
iPhone11の左サイドをチェック
iPhone11の左サイドはサイレント(バイブ)に切り替えるスイッチが最上部にあります。
また、その下に音量ボタンが配置されていますね。
この辺りもiPhoneXRと同様。
iPhone11の下側は?
iPhone11の下部中央には、Lightningの差込口とスピーカーがあります。
スピーカーの穴は左右にバランス良く6つずつ、計12個の穴が空いています。
iPhone11の背面は?
カメラが2つになりました。
これは今回の目玉のひとつですので、性能は後述します。
透明な四角の台座の上にカメラが乗っかっているイメージ。
ですから当然、出っ張っています。
iPhone11のカメラ出っ張ってます
この出っ張り、いつかなくなる日を願いましょう。
出っ張ってると傷もつきやすいですし、ケースを付けずにテーブルに置くとガタガタします。
iPhone11も例外なくガタガタします。
ほんと、これはどうにかして欲しいところ。
ケースを付ける人には関係のない話です。
アップルマークの位置が中央に
すごく細かくてどーでもいいことですが、アップルマークの位置が変更になりました。
iPhoneXRでは上部よりに位置されていたアップルマークが、iPhone11では中央に。
これは、好みって感じですが、背面をみただけでiPhoneXRとの見分けが付きますね…いやカメラの数ですぐに分かるか。
iPhone11のポイント4:カメラ性能大幅進化!!
何と言ってもiPhone11の最大の進化はカメラ性能の向上でしょう。
今までは1つだったカメラが2つになりました。
iPhoneXRの唯一の不満点であったポートレートモノ対応もバッチリ。
iPhone11のカメラは2つに
iPhone11のカメラは超広角と
勘違いされがちなのが、話題の超広角はiPhone11でもしっかり使えます。
逆に望遠レンズがないのでアップには多少弱いです。
スペック表では以下のように説明しています。
2倍の光学ズームアウトと最大5倍のデジタルズーム
ズームアウトは超広角のことで、5倍はデジタルズームです。
ズームが光学ではないため、ズームすると画質が落ちてしまうので注意。
- iPhone11のアウトカメラ
- 超広角カメラ:画角が広い
- 広角カメラ:通常の画角
iPhone11の超広角を試してみた
以下はiPhone11で撮影したものです。
広角
超広角
同じ位置から、カメラもずらすことなく広角と超広角で撮影してみました。
画角が変わると情報量が随分と変わることがわかります。
広角ではなかった木が超広角では写っています。超広角のメリットはこの情報量の多さですね。
パノラマと違うのはタテヨコ比を変えずに情報量を増やせることでしょう。
かっこいい写真って超広角で撮ってることが多いです。
iPhone11の超広角を利用すれば一眼レフ顔負けの画像も余裕で撮れそうです。
広角と超広角の切り替えは簡単
広角と超広角を切り替えるのは簡単です。
上図の「0.5×」になっていれば超広角です。
クリックすれば「1×」となり広角になります。
待望のモノ対応したポートレートモード
iPhoneXRでの唯一の不満点だったポートレートでモノが撮れない問題。
iPhone11はカメラが2つになったこともあり、しっかりモノにも対応しました。
iPhone11ポートレートモードで撮影
ポートレートって人よりもモノで使いたくなりますよね。雰囲気が一気にでます。
ここは最高に進化したポイントでしょう。
次はiPhone11のスペックと安く購入する方法を解説します。
iPhone11のポイント5:スペックは現時点で最高でしょう
画像引用元:iPhone 11 – Apple(日本)
iPhone11は廉価版と思われがちですが、全くそんなことはありません。
実際にiPhone11の性能は実際にどうなのか確認していきましょう。
iPhone11のスペックは高スペック
まずはiPhone11のスペック表から。
項目 | 内容 |
---|---|
ROM | 64GB / 128GB / 256GB |
カラー | ・パープル ・イエロー ・グリーン ・レッド ・ブラック ・ホワイト |
サイズ 重さ | 150.9×75.7×8.3mm 194g |
ディスプレイ | 6.1 Liquid Retina HDディスプレイ |
コントラスト比 | 1400:1 |
防水・耐水・防塵性能 | ◎(最大水深2mで最大30分間) |
チップ | A13 bionic |
アウトカメラ | ・1,200万画素の超広角カメラ (f値2.4、120°) ・1,200万画素の広角カメラ(f値1.8) ・2倍の光学ズームアウト ・5倍のデジタルズーム ・6つのエフェクトが使えるポートレート ・ナイトモード ・最大63MPのパノラマ |
インカメラ | ・1,200万画素 ・f値2.0 ・ボケ効果と深度コントロールができる ポートレート ・6つのエフェクト ・4Kビデオ撮影 ・スローモーションに対応 |
ビデオ | ・4Kビデオ撮影 (24fps、30fps、60fps) ・1,080p HDビデオ撮影 (30fps、60fps) ・720p HDビデオ撮影(30fps) ・ビデオの拡張ダイナミックレンジ (最大60fps) ・ビデオの光学式手ぶれ補正(広角) ・映画レベルのビデオ手ぶれ補正 (4K、1080p、720p) ・2倍の光学ズームアウト ・最大3倍のデジタルズーム |
Face ID | ◎ |
Apple Pay | ◎ |
販売 |
やはり今回もCPUは現時点で最新のA13 bionicを搭載していますね。
これにより、操作性等においてiPhone11がiPhone11 Proに劣っていないことがわかります。
正直、今までの機種でも操作性は抜群でしたから特に不満になることはないでしょう。
メモリは非公表ですが、どれも同じという噂も。
サイズに関してはiPhoneXRと同じ
気になるサイズはiPhoneXRと全く同じです。
重さも全く同じ。
カメラ部分と中身を変えただけのような気もします。
この辺はもう少し変化があると良かったところでしょうか。
防水性能がアップ!
iPhone11では防水の性能がiPhoneXRからアップしています。
潜れる深さが1メートルもアップ!
お風呂場でiPhoneXRを使用して何の問題もないので、この進化は気持ちレベルでしょう。
- iPhoneXR:IEC規格60529にもとづくIP67等級(最大水深1メートルで最大30分間)
- iPhone11:IEC規格60529にもとづくIP68等級(最大水深2メートルで最大30分間)
今回も触覚タッチを採用
iPhoneXRで初めて採用されたのが触感タッチです。
これは3D Touchに変わるもので、長押し等で操作が変わる例のやつです。
iPhone11 Proでも搭載されたものですが、少し使いにくい印象です。
特にアプリを並び替えるアクションが今では長押しだったところが、少しコツがいるようになりました。
この辺はソフトウェアのアップデートで何とかなりそうなので、iPhone11の問題とはいえませんが。
フロントカメラが12MPへアップ
画像引用元:iPhone 11 – Apple(日本)
今までのフロントカメラは7MPから12MPへアップしました。
単純にアウトカメラと同様に綺麗な写真が撮れるようになります。
自撮り、捗ります!
電池持ちはさらに良くなった!
iPhone11のバッテリーはiPhoneXRより最大1時間長いバッテリー駆動時間とありますので、電池残量を気にする必要はないでしょう。
今まではiPhoneXRが最強のバッテリー持ち端末でしたが、現在はiPhone11 Pro Maxが最長に。
iPhone11レビュー|まとめ
画像引用元:iPhone 11 – Apple(日本)
ここまで、iPhone11の実機を触りながらレビューしてきましたがいかがだったでしょうか?
iPhone11の凄さをまとめてみます。
- パープルは美しい
- カメラ2つになりました
- 超広角は素敵な写真が撮れる
- スペックは最高峰
- ポートレートモードがモノにも対応
- インカメ性能はアップ
- 防水性のもアップ
- 電池持ちもさらにアップ
iPhone11はiPhoneXRから進化した端末ですが、もはやメイン機種に化けたイメージです。
正直、この価格を考えればとんでもなくコスパが良いといえるでしょう。
ここでは触れませんでしたが、弱点?はもはや有機ELディスプレイではないことぐらいでしょうか。
触れなかったのは理由があって、iPhone11の液晶がとても美しく何の問題もないからです。
iPhone11 Proと悩んでいる方はサイズ感と価格で選んで良さそうです。