iPhoneXSを徹底レビュー|サイズ・買取価格・iPhone12/11との比較

  • 2022年8月2日
  • by.affiprecious

0d40a5e4a645fc6b96e767d64ac0878e-32

キャリアの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。

iPhoneのナンバリングモデルは、発売当初は最高峰の性能を持っているものです。

しかし、スマホの技術が進化するスピードは非常に早く、数年も経てば「最高峰」から一転、「ミドルスペック」まで評価が落ちてしまうことも珍しくありません。

その代わり、本体価格は安くなるため、スマホ代を抑えたい方にとっては魅力的な選択肢になるでしょう。

そこで本記事では、2018年に発売されたiPhone XSの現在について徹底解説します。

iPhone 11やiPhone 12といった最新機種とも比較し、iPhone XSならではの優れた点も解説していきます。

トップ画像引用元:iPhone – モデルを比較する – Apple(日本)

auオンラインショップは機種変更がお得!

1自宅で受け取れる

2送料無料

224時間いつでも手続きOK

iPhoneXSの発売日・特徴

iPhone ⅩSの画像

画像引用元:iPhone XS・iPhone XS Max | iPhone | au

iPhone XSが発売されたのは、2018年9月21日です。

ストレージ容量は最大512GB。

現在ではお馴染みのゴールドカラーが追加されたのは、このiPhone XSが最初でした。

ディスプレイサイズは5.8インチで、現在主流の6インチよりも少し小さいです。ディスプレイの種類は有機EL。その画面の美しさは2021年でも十分通用するレベルです。

CPUには当時の最新チップだったA12 Bionicが採用されています。

また、ニューラルエンジンとの連携により、カメラ性能が従来機種よりアップ。スマートHDRが搭載されたほか、ポートレート撮影後のボケ具合を調整できるようになっています。

2018年当時は最高峰の性能を誇ったiPhone XS。そのため、本体価格も高額で最安124,080円でした。

iPhoneXSの新品・中古価格

iPhone XSは約3年前の端末なので、Apple社ではすでに販売を終了しています。

つまり、iPhone XSの新品を入手するのは非常に難しいということです。

よって、iPhone XSを入手したいのであれば、携帯電話の中古ショップで購入することになります。

iPhone XSの中古価格

販売店名iPhone XS
(64GB)
iPhone XS
(256GB)
iPhone XS
(512GB)
イオシス35,800円~39,800円~43,800円~
楽天市場30,800円~34,550円~34,917円~
じゃんぱら38,800円~34,800円~43,800円~
ゲオオンライン
ストア
38,253円~46,147円~50,416円~

中古ショップでの価格は64GBが約35,000円、256GBが約40,000円、512GBが約45,000円です。

発売当時よりも大分安くなっていますね。

なお、中古ショップでの販売価格は、商品の状態によって大きく左右されるものです。比較的状態の良いものを購入する場合、上表の価格より5,000~10,000円ほど値上がりします。

中古で買うならこちらがおすすめ!

iPhoneXSの買取価格

中古ショップでの販売価格がかなり下がっているiPhone XS。では、買取価格の方はどうなのでしょうか。

そこで、本記事ではiPhone XSの買取価格を調査しました。

iPhone XSの買取価格

販売店名iPhone XS
(64GB)
iPhone XS
(256GB)
iPhone XS
(512GB)
イオシス26,000円~30,000円~32,000円~
楽天市場~36,500円~43,000円~44,000円
じゃんぱら~41,000円~35,000円~48,000円
ゲオオンライン
ストア
21,780円~24,420円~25,740円~

イオシスとゲオオンラインストアは買取最低価格、楽天市場とじゃんぱらは買取最高価格を記載しています。

買取最低価格を見る限り、中古ショップでの販売価格より約1万円安いようです。

2018年最高峰のハイスペックスマホとはいえ、すでに3年も経っていますから、買取価格にはあまり期待しない方が良いでしょう。

キャリアの下取りプログラムの価格

スマホを買い取ってくれるのは中古ショップだけではありません。

ドコモ・au・ソフトバンクで実施している「下取りプログラム」では、スマホの買取を行っています。もちろんiPhone XSも買取対象です。

下取りプログラムの買取価格

iPhone XSの容量ドコモauソフトバンク
64GB23,600円27,500円22,800円
256GB35,500円33,000円22,800円
512GB41,800円39,050円22,800円

キャリアの買取価格は、中古ショップでの買取価格と大きくは変わりません。しかし、画面割れなどの明らかな損傷がない限り、上表の買取価格で固定です。

ただし、下取りプログラムを利用するためには、そのキャリアで新しくスマホを購入しなければなりません。

いつでも利用できるプログラムではないため、中古ショップとあわせて上手く活用してくださいね。

iPhoneXSのサイズ

iPhone XSの本体サイズは下記のとおりです。

iPhone XSの本体サイズ
  • 縦:約143.6mm
  • 横:約70.9mm
  • 厚さ:約7.7mm

現在の主要な機種よりも、ディスプレイサイズが小さくて軽量です。

iPhoneXSのスペック

iPhone XS
画面サイズ5.8インチ
本体サイズ高さ:143.6mm
幅:70.9mm
厚さ:7.7mm
重さ177g
アウトカメラ1,200万画素
1,200万画素
インカメラ700万画素
バッテリー非公開
RAM非公開
ROM64GB・256GB・512GB
CPUA12 bionic
OSiOS 12
認証顔認証
カラーゴールド・シルバー・スペースグレイ
詳細iPhone XS実機レビュー

十分なストレージや処理性能を持っているiPhoneXSは、2021年でも十分通用する機種と言えます。

キャリアの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。

iPhoneXSのカメラ性能

iPhone XSのカメラは、広角・望遠レンズの2眼構成です。

2021年のハイスペックスマホは、広角・超広角・望遠レンズの3眼が主流であるため、ここは少し残念なポイントですね。

また、ポートレート撮影はできますが、今やエントリークラスにすら搭載されている「ナイトモード」には対応していません。

2018年当時は「最高峰」と言われていたiPhone XSのカメラ。しかし、2021年現在はちょっと物足りなく感じてしまいます。

iPhoneXSのカラー

iPhone XSのカラーはシルバー・スペースグレイ・ゴールドの3色です。

現在ではお馴染みのゴールドカラーは、このiPhone XSで最初に登場しました。

発売当時、最も人気だったカラーはスペースグレイです。次点がゴールドで、シルバーも人気がありました

スペースグレイの人気は本当に凄まじく、このカラーだけがよく在庫切れを起こしていたものです。

iPhoneXSとiPhone11の違い6つ

iPhone11-グリップ

ここからは、iPhone XSの後に発売された機種とiPhone XSを比較していきます。

まずは、2019年に発売されたiPhone 11と比べてみましょう。

比較iPhone11iPhoneXS
SoC(≒CPU)A13 BionicA12 Bionic
本体サイズ150.9×75.7×8.3mm約143.6×70.9×7.7mm
重量194g177g
ディスプレイ6.1インチ
液晶
1,792×828ピクセル
(326ppi)
約5.8インチ
有機EL
2,436×1,125ピクセル
(458ppi)
アウトカメラ広角:約1,200万画素
超広角:約1,200万画素
広角:約1,200万画素
望遠:約1,200万画素
インカメラ約1,200万画素約700万画素
メモリ容量
(RAM)
4GB4GB
ストレージ容量
(ROM)
ROM:64 or 128
or 256GB
ROM:64 or 256
or 516GB
生体認証顔認証顔認証
防水防塵IP68IP68
バッテリー容量3,110mAh2,658mAh
詳細Apple 公式サイト
iPhone XSとiPhone 11の違い
  • iPhone XSのCPUはA12 Bionic、iPhone 11はA13 Bionic
  • iPhone XSは高性能重視、iPhone 11はコスパ重視
  • iPhone XSは有機ELディスプレイ、iPhone 11は液晶ディスプレイ
  • カメラレンズの構成
  • iPhone 11にはナイトモードが搭載されている
  • バッテリー容量

iPhone11はA13 Bionic搭載

iPhone 11

画像引用元:iPhone11 – Apple(日本)

処理性能は高ければ高いほど、あらゆる動作がサクサクと快適になるため、まさにスマホの核とも言える部分です。

iPhone11はSoC(≒CPU)にA13 Bionicを搭載し、処理性能の総合力を示すAnTuTuベンチマークスコアは約45万点を記録しています。

iPhoneXSに搭載されているのはA12 Bionicで、AnTuTuベンチマークスコアは約35万点です。

十分過ぎる数字ではあるのですが、iPhone11に比べれば劣っていると言わざるを得ません。

高級感はiPhone XSの方が上

iPhoneXSはiPhone11よりも全体的にコンパクトです。ベゼルも細く、洗練されたデザインに仕上がっています。

外観iPhone11iPhoneXS
ディスプレイ6.1インチ
液晶
5.8インチ
有機EL
本体サイズ150.9×75.7×8.3mm143.6×70.9×7.7mm
重量194g177g
詳細Apple 公式サイト

一方、iPhone11は黒いベゼルがかなり目立ち、やや野暮ったい印象です。

しかし、このようなデザインが採用されたのには理由があります。

これまでiPhoneのナンバリングモデルは、「その年の最高峰の性能を持つハイスペックスマホ」としての道を歩んできました。

ところが、突然iPhone 11で路線を変更。「コスパ重視」という新たな道を選択したのです。

従来のハイスペックスマホ路線は、上位機種の「iPhone 11 Pro」が引き継ぎました。

その結果、iPhone 11の本体価格は82,280円と、iPhone XSよりも約3万円も安くなったのです。

iPhoneXSは有機ELディスプレイ

iPhone XS

画像引用元:iPhoneXS・iPhoneXS Max | iPhone | au

iPhone11は液晶ディスプレイですが、iPhoneXSは有機ELディスプレイです。

一般的には、液晶ディスプレイよりも有機ELディスプレイのほうが優れています。

バックライトを必要としない有機ELディスプレイでは、液晶ディスプレイ以上に自然で鮮やかな色合いを表現することが可能です。また、省電力であることも特長のひとつとしてよく挙げられます。

ちなみに、iPhone11 Proには有機ELディスプレイが採用されました。

iPhoneXSには望遠レンズがある

iPhoneXSには望遠レンズがついています。

これにより、最大2倍の光学ズームと最大10倍のデジタルズームを使った撮影が可能です。

対するiPhone11は最大5倍までのデジタルズームを搭載。iPhoneXSより劣ります。

そのため、ズーム撮影を頻繁に行う方には、iPhoneXSのほうが便利でしょう。


iPhone11には超広角レンズと「ナイトモード」がある

iPhone11では超広角レンズという新しい武器が加わりました。これにより、従来よりも広い画角で撮影できるように。

また、暗所での撮影に特化した「ナイトモード」も使用可能になりました。

これらの機能はiPhoneXSでは使えません。iPhone 11の大きなアドバンテージと言えますね。

iPhone11のほうがバッテリー容量が多い

iPhone11のバッテリー容量は3,110mAh、iPhoneXSは2,658mAhです。

使い勝手に直接影響を及ぼすものではありませんが、バッテリー容量は多いに越したことはありません。

使い方によって優劣は異なる

これまでの内容を下記にまとめました。

iPhone XSとiPhone 11の違いまとめ
  • iPhone XSの方が優れている点:デザイン、ディスプレイ
  • iPhone 11の方が優れている点:処理性能、カメラの機能、バッテリー容量

iPhone 11はiPhone XSより後に発売された機種ですが、コスパ重視のスマホであるため、何もかもがiPhone XSより優れているというわけではありません。

むしろデザインや映像を重視したい人には、iPhone XSの方が適しているでしょう。

逆に、ゲームをよくプレイする方には、処理性能に優れているiPhone 11がおすすめです。

iPhoneXSとiPhone12の違い5つ

次に、2021年7月現在の最新iPhoneであるiPhone 12と比較してみましょう。

比較iPhone12iPhoneXS
SoC(≒CPU)A14 BionicA12 Bionic
本体サイズ146.7×71.5×7.4mm約143.6×70.9×7.7mm
重量162g177g
ディスプレイ6.1インチ
有機EL
2,532×1,170ピクセル
(460ppi)
約5.8インチ
有機EL
2,436×1,125ピクセル
(458ppi)
アウトカメラ広角:約1,200万画素
超広角:約1,200万画素
広角:約1,200万画素
望遠:約1,200万画素
インカメラ約1,200万画素約700万画素
メモリ容量
(RAM)
4GB4GB
ストレージ容量
(ROM)
ROM:64 or 128
or 256GB
ROM:64 or 256
or 512GB
生体認証顔認証顔認証
防水防塵IP68IP68
バッテリー容量2,815mAh2,658mAh
詳細Apple 公式サイト
iPhone XSとiPhone 12の違い
  • iPhone XSのCPUはA12 Bionic、iPhone 12はA14 Bionic
  • iPhone XSは高性能重視、iPhone 12はコスパ重視
  • カメラレンズの構成
  • iPhone 12は超広角レンズやインカメラもナイトモードに対応
  • iPhone 12は5G対応スマホ

iPhone12は最新のA14 Bionic搭載

iPhone12はCPUに最新のA14 Bionicを搭載。AnTuTuベンチマークスコアは約57万点を記録しています。

iPhoneXSのAnTuTuベンチマークスコアは約35万点ですから、処理性能には大きな差がありますね。

とはいえ、iPhone XSのA12 Bionicは、2021年の現在でも十分通用するだけのパワーを持っています。

そのため、スマホをどのように使うかによって評価は大きく分かれることでしょう。


高級感はやっぱりiPhone XSの方が上

iPhone 12シリーズはiPhone 11の路線を踏襲しているため、iPhone 12もコスパ重視のスマホになります。

最高峰ハイスペックスマホであるiPhone 12 Proが用意されている点も、iPhone 11と同じですね。

デザインは好みが分かれるところですが、より洗練されているのはiPhone XSの方でしょう。

iPhone 12のレンズ構成はiPhone 11と同じ

iPhone 12のレンズ構成は、iPhone 11と同じく広角・超広角です。

一方、iPhone XSには望遠レンズが搭載されています。そのため、望遠撮影はiPhone XSの方が得意です。

逆に、それ以外の撮影ではiPhone 12の方が優れていると言えます。

iPhone 12は超広角やインカメラでのナイトモードも可能に

iPhone 11で大きな反響を呼んだナイトモード。

iPhone 11ではメインレンズである広角レンズだけで利用できましたが、iPhone 12では超広角レンズやインカメラでも使用可能になりました。

まさにiPhone 11からの順当進化と言える部分ですね。

iPhone XSにはナイトモードがないため、夜間撮影においてはiPhone 12の方が圧倒的に優れています。

iPhone 12は5G対応!

iPhone 12シリーズは、iPhoneで初めて5Gに対応しました。

2021年7月現在、まだ5Gは一部の地域でしか使えません。しかし、いずれ4Gに代わって主流になることは確実です。

将来性という点において、iPhone 12はiPhone XSを大きく引き離していると言えるでしょう。


総合的にはiPhone 12の方が上!

これまでの内容を下記にまとめました。

iPhone XSとiPhone 12の違いまとめ
  • iPhone XSの方が優れている点:デザイン
  • iPhone 12の方が優れている点:処理性能、カメラの機能、バッテリー容量

iPhone 12では有機ELディスプレイが採用されたため、iPhone XSの有利な点が1つ消えました。

iPhone XSがiPhone 12に勝る点はデザインしかありません。そのため、総合的に見ればiPhone 12の方が優れていると言えるでしょう。

中古でも安いiPhoneが良い場合はiPhone XSがおすすめですが、そうでない場合はiPhone 12をおすすめします。

安いスマホが欲しいならiPhone XSはアリ!

2021年現在のiPhone XSまとめ
  • 発売年は2018年。これから入手するなら中古一択
  • 中古価格は約35,000円から、買取価格は約25,000円からが相場
  • iPhone XSのスペックは2021年でも十分通用する
  • デザイン・映像重視ならiPhone XS、それ以外ならiPhone 11がおすすめ
  • iPhone XSとiPhone 12なら、iPhone 12がおすすめ。

2018年当時の最高峰スマホであるiPhone XSは、中古なら約35,000円から購入できます。

iPhone 11やiPhone 12に比べ、処理性能やカメラ機能に大きな違いはあるものの、これらのことを重視しないのであれば、これからiPhone XSを買うのは十分アリです。

キャリアの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。

この記事を書いた人
ライター歴3年の青森県出身。趣味で始めたFXが軌道に乗ったのを機に退職し、いろんなことにチャレンジ中。 最近では趣味のガンプラも仕事の1つに加えてやりたい放題の人生を満喫している。トレーダー兼モデラー兼ライターという日本に3人くらいしかいない肩書の人間。 iPhoneよりiPadが好き。