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様々な機種が発売されている人気のiPhoneですが、iPhone 12 Pro・iPhone 12 Pro Maxの2機種には「LiDARスキャナ」が初搭載されました。
実際にどのようなことが出来るかイマイチ分からない方は多いでしょう。
LiDARスキャナで誰でも簡単に出来ることを6つに絞り、徹底解説します。
LiDARスキャナなら、身長も簡単に測れます!
- 暗所ポートレート・オートフォーカスの高速化
- AR使用のアプリケーションがより現実的に
- 人の身長も測れる
- あらゆるモノを測れる
- 人との距離が測れる
- サードパーティー製のアプリ使えば間取りも作図できる
トップ画像引用元:iPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Max – Apple(日本)
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iPhoneのLiDARスキャナとは
まず、LiDARスキャナとは何かを簡単に解説します。
LiDARスキャナは、端末の背面に搭載されている3つのカメラレンズの横に並列して配置されています。
LiDARスキャナとは、どんな状況下でも光が物体に反射して戻ってくる間の時間を計測し、その空間を把握することができる機能です。
よって、どんなに暗い場所でも被写体をスピーディーに捉えることができます。
また空間を計測し把握することができるLiDARスキャナを使用すれば、どんな空間でもその場所の深度マップを作成することができます。
そのため、ARを使用するアプリケーションをより現実的に実現することができるのです。
iPhone 12 Pro・iPhone 12 Pro Maxのカメラが抜群に高性能なのは、LiDARスキャナが搭載されているからと言っても過言ではありません。
LiDARスキャナで出来る6つのこと
画像引用元:iPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Max – Apple(日本)
LiDARスキャナを使用して出来ることを紹介します。
LiDARスキャナを使用すれば以下のようなことが簡単に行えます。
- 暗所ポートレート・オートフォーカスの高速化
- AR使用のアプリケーションがより現実的に
- 人の身長も測れる
- あらゆるモノを測れる
- 人との距離が測れる
- サードパーティー製のアプリ使えば間取りも作図できる
ひとつずつみていきましょう。
暗所ポートレート・オートフォーカスの高速化
広角カメラと超広角カメラの両方で、ナイトモードが使えるようになりました。
そこに LiDARスキャナが搭載されたことによって、iPhone 12 Pro・iPhone 12 Pro Maxはナイトモードのポートレート撮影が可能となったのです。
また、LiDARスキャナは明暗関係なく被写体を捉えることができ、暗い場所でのオートフォーカスのスピードは前機種よりも最大6倍も速いです。
AR使用のアプリケーションがより現実的に
画像引用元:iPhone X や iPad Pro でミー文字を使う – Apple サポート
最近のカメラ機能やスマホゲームはAR機能を用いたものが多く、とてもAR機能の精密さを重要視するようになりました。
そのAR機能を格段にレベルアップさせているのが、深度マップを瞬時に作成出来るLiDARスキャナです。
iOS12から搭載しているiPhoneの機能「ミー文字」なども、より正確に表情を読み取ることができます。
また、ARを使用したカメラアプリやスマホゲームなどもより現実的になり操作しやすくなりました。
人の身長も測れる
画像引用元:iPhoneで人の身長を測る – Apple サポート
iPhone 12 ProとiPhone 12 Pro MaxはLiDARスキャナを搭載したことによって、人の身長を測定することができます。
人の身長のみならず、物体の測定ももちろん可能です。
測定を行うには、iPhoneにプリインストールされている計測アプリを使用します。
深度マップを作成できるほどのハイスペック機能ですので、スピーディーかつ簡単に測定できます。
身長や物体の測定方法は、以下で解説しますので活用を考えている方は是非参考にしてみてください。
あらゆるモノを計測できる
画像引用元:「計測」をApp Storeで
LiDARスキャナが搭載されたiPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Maxなら、自動で家具やカウンターなどの物体の高さやまっすぐな縁の長さを簡単かつ正確に計測できます。
LiDARスキャナが搭載されていないiPhoneシリーズでも計測を行えますが、より正確でスピーディーになりました。
計測時にガイドラインが現れるのはiPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Maxだけです。
iPhoneで身長を計測する方法
画像引用元:iPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Max – Apple(日本)
身長の測定はiPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Maxの2機種のみの機能ですので、その他の機種は利用できません。
これから紹介する測定方法は全てプリインストールされているアップル純正の計測アプリを利用します。
以下が、身長を測定する方法の手順です。
- デフォルトでインストールされている計測アプリを起動する
- 身長を測りたい相手にiPhoneを向けて頭から足先までが画面内に収まるように位置を合わせる
- しばらくすると相手の頭部(または髪、帽子)の上にラインが表示されライン下に身長の測定結果が表示される
- 計測の写真を撮るには写真撮影ボタンをタップする
- 写真保存は左下隅のスクリーンショットをタップし完了をタップする
- 「写真に保存」または「ファイルに保存」を選択する
自動で被写体を認識し測定結果を表示してくれる機種は、LiDARスキャナが搭載されているiPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Maxの2機種のみです。
iPhoneで計測アプリでモノを計測する方法
画像引用元:iPhoneで寸法を計測する – Apple サポート
ここでは、iPhoneシリーズのデフォルトアプリケーションである計測アプリでモノを計測する方法を解説します。
計測アプリで出来る測定は以下の4つです。
- 自動的に四角形の寸法を計測する方法
- 手動で寸法を計測する方法
- 縁のガイドを使用する方法
- 定規表示を使用する方法
③と④はiPhone 12 Pro・iPhone 12 Pro Maxのみで対応しています。
ここからは、これらの測定方法の手順を解説します。
自動的に四角形の寸法を計測する方法
カメラ画面に四角形の物体を映すことで、自動的に四角形の寸法を計測してくれます。
LiDARスキャナが搭載されている機種であればよりスピーディーに計測できるので、とても便利で使いやすいです。
面積も自動で計算してくれます。
- 計測アプリを起動を被写体にカメラを向ける
- 被写体が画面に入るのように調節する
- 被写体が四角形の場合、自動的に測定を開始し測定結果が表示される
- 計測結果を撮影する場合は写真撮影ボタンをタップする
この測定方法は、全てのiPhoneで活用できます。
手動で寸法を計測する方法
次に手動で寸法を計測する方法手順についてです。
これは、測りたいものの始まりと終わりを手動でタップするだけです。
- 計測を開始したい点と画面中央のドットを合わせてから追加ボタンをタップする
- iPhoneを終了点にゆっくり動かし追加ボタンをタップすると計測結果が表示される
- 計測の写真の撮影は写真撮影ボタンをタップする
- 別の寸法を計測するか消去をタップすると最初からやり直しになる
この測定方法は、全てのiPhoneで活用できます。
縁のガイドを使用する方法
縁のガイドを使用する方法については、LiDARスキャナが搭載されているiPhone 12 Pro・iPhone 12 Pro Maxのみ対応の機能です。
上写真にある被写体から伸びているのガイドラインです。
ガイドラインに沿ってiPhoneをスライドするだけで、簡単にサイズを測ることができます。
以下は手順です。
- ガイドが表示されるまで画面中央の点を物体のまっすぐな縁に重ねる
- 計測を開始する場所で追加ボタンをタップする
- ガイドに沿ってゆっくりと動かす
- 終点で追加ボタンをタップすると計測した長さを表示される
- 計測結果の撮影は写真撮影ボタンをタップする
基本的に計測したい物に標準を合わすだけで、ガイドラインは現れます。
計測結果の保存方法もはどれも同じ方法です。
定規表示を使用する方法
定規表示を使用する方法についても、LiDARスキャナが搭載されているiPhone 12 Pro・iPhone 12 Pro Maxのみ対応の機能です。
特別な設定は必要なく、iPhoneを計測ラインに近づけるだけで定規が表示されます。
- 2点間の距離を計測したあとiPhoneを計測ラインに近づける
- ラインが定規に変わりインチとフィートの目盛りが表示される
- 計測の写真を撮影は写真撮影ボタンをタップする
定規表示をすることでよりインチとフィートの目盛りが把握出来るので、より正確に物体を計測することができます。
人との距離を測る機能が追加!
IOS 14.2.1で人との距離を測る機能が追加されました。
プリインストールされている拡大鏡アプリを利用することで、被写体との距離をかざすだけで測ることができます。
上写真の赤枠にある人と人が並んでいるアイコンをタップしましょう。
人を検知すると自動で距離を数字で表してくれます。
ソーシャルディスタンスを測るときに利用しましょう。
間取り図の作成も出来るが…
画像引用元:RoomScan LiDAR — Locometric®
LiDARスキャナを利用することで間取り図作成も出来ますが、iPhoneそのものに作成するアプリは入っていません。
ですから以下で紹介するRoomScan LiDARなどのサードパーティー製のアプリを利用しましょう。
ただし精度はまだまだのようで、これからの進化が期待できます。
LiDARスキャナを活用したエンタメ系アプリ3選
LiDARスキャナをより効率よく活用できるアプリケーションが、数多く登場しています。
中でもより優れたアプリケーションを紹介します。
先ほどふれた間取りの作図などもアプリを介して利用できます。
- 3d Scanner App
- RoomScan LiDAR
- Effectron
3d Scanner App
3d Scanner Appは、LiDARスキャナが搭載されているiPhone 12 Pro・iPhone 12 Pro Maxのみでしか使用できません。
このアプリケーションは、3Dモデルを作成することができるアプリです。
画像引用元:「3d Scanner App™」をApp Storeで
3Dモデルを作成するには、Photogrammetryなどといったソフトを使用し数回の処理をしなくてはいけないので時間がかかってしまいます。
ですが3d Scanner Appを使用すれば、短時間で簡単に3Dモデルを作成できるのです。
RoomScan LiDAR
RoomScan LiDARは、屋内の間取り図を作成することに特化したアプリです。
このアプリケーションもLiDARスキャナが搭載されている機種でしか使用できません。
部屋のすべての壁をスキャンだけで、その部屋の間取り図を作成できます。
画像引用元:「RoomScan LiDAR」をApp Storeで
スキャンする壁は平面とみなし、スキャンするので壁の凹凸までは取り入れることはできません。
ですが、不動産屋で扱っているような間取り図は簡単に作成できてしまいます。
ただ日本語対応ではないので、そこだけがネックな部分です。
Effectron
画像引用元:「Effectron」をApp Storeで
Effectronは、撮影した映像に様々なエフェクト(演出・効果)を加えることができるアプリです。
カメラレンズを向けただけで、指定のエフェクトを瞬時に加えることができます。
画像引用元:「Effectron」をApp Storeで
宇宙空間や洞窟に変更できたり、歩いている道路を歪ませるなど、様々なエフェクトがありLiDARスキャナの可能性を感じます。
エフェクトの種類も随時追加されています。
iPhone 12のLiDARスキャナでカメラ機能がかなり飛躍した!
iPhone 12のLiDARスキャナで出来ること6つについて解説してきました。
iPhone 12 ProやiPhone 12 Pro MaxのカメラにLiDARスキャナが搭載されたことで、空間を瞬時に把握できる機能が強化されました。
LiDARスキャナにはまだまだ将来性がありますから、これからもiPhone 12 ProやiPhone 12 Pro Maxの機能は進化するでしょう。
- 暗所ポートレート・オートフォーカスの高速化
- AR使用のアプリケーションがより現実的に
- 人の身長も測れる
- あらゆるモノを測れる
- 人との距離が測れる
- サードパーティー製のアプリ使えば間取りも作図できる
カメラ機能の向上やツールによる利便性、アプリケーションの演出力がLiDARスキャナによって増幅しました。
LiDARスキャナを用いた機能は今後増えていくでしょうから、楽しみですね!