iPhone12 mini評価レビュー|待望の小型モデルは本当に買いなのか?

iPhone12 miniを徹底レビュー!実機を使ってiPhone12 miniのサイズ・カラー・スペックを評価していきます。また口コミ・評判も集めたので、リアルな感想も見てみてください。人気のiPhone12 miniの実力はいかに。
  • 更新日:2023年9月8日
  • 本記事には広告が表示されます
iPhone 12 miniの評価・レビュー

iPhone 12 miniは5.4インチと近年のiPhoneの中では最も小型で大注目の機種です。

iPhone 12 miniの実機を入手したので使用感や機能を徹底レビューし評価します!

結論としてiPhone 12 mini、確実にファンを獲得する魅惑の小型高性能端末です。

その他のおすすめiPhoneランキングはこちらからご確認ください。

iPhone 12 miniのここが良い
  • 5.4インチで超小型
  • 133 gととにかく軽い
  • 小さいのでグリップしやすい
  • 小型でありながら12 Proに負けない性能
  • アルミの側面がクール
  • 5GやMgaSafeにしっかり対応
  • 価格が安い!
iPhone 12 miniのここがイマイチ
  • ディスプレイがやや黄色い?
  • 動画などの迫力は欠ける

その他のiPhone12シリーズの評価・レビューはこちら!

iPhone 12のレビュー
iPhone 12 Proのレビュー
iPhone 12 Pro Maxのレビュー

auならGalaxyの機種変更がおトク!

  • 最新のGalaxy S23が対象!
  • 機種代金から最大16,500円割引!
  • 2023年12月25日(月)まで
この記事を書いた人
脚本・演出家。時にライター・WEBディレクター。アベンジャーズよりもX-MENが好き。X-MENで欲しい能力はミスティークのそれ。用途はもちろんあれ。ジョジョで欲しい能力はパールジャムで理由は肩こりが激しく胃腸が弱いから。
目次

iPhone 12 miniの口コミ・レビュー

iPhone 12 miniのサイズ

画像引用元:iPhone 12とiPhone 12 mini – Apple(日本)

それではさっそく、iPhone 12 miniを実際に使っているユーザーの口コミ・レビューを見てみましょう。

iPhone 12 miniはかなり小型かつハイスペックな機種とあり、発売前から注目を集めていました。

その期待を裏切ることなく、他のiPhone 12シリーズと比べてもなかなか高い評価を得ています!

カメラ機能が高く本体も操作しやすい

iPhone 12 miniユーザーからの口コミで1番多かったのは、「本体が軽くて小さい」という声でした。

特に、手が小さい女性の方でも不自由なくスマホを操作できるのが嬉しいポイントです。

それでいてハイスペック。さすが新型iPhoneですね。

23歳
iPhone 8から変更
満足度:★★★★★
一番すごいと思ったのはカメラ機能です。

今までのカメラより広い範囲を撮影できるのと、暗い場所でも僅かな光があれば風景がはっきりと写ることに感動しました。

軽さも以前使っていた物よりかなり軽いので、小指に乗せて片手で操作する際に小指への負担が少ないように感じました。

また、私は手が小さく従来のものだと片手操作が難しかったのですが、12 miniは片手で端まで指が届くのでとても感動しています。

ディスプレイやサウンドが綺麗

iPhone 7やiPhone 8から買い替えた人は、見た目やサウンドへの満足度も高い傾向にあります。

特にiPhone 12シリーズは有機ELディスプレイを搭載しており、美麗な画面が特徴の一つです。

また最新のA14 Bionicとあり、処理スピードも申し分ないようです。

38歳
iPhone 7から変更
満足度:★★★★★
まず初めに感じた印象はとにかくディスプレイが綺麗なことです。

そして音もこんなにクリアに聞こえるのかという感じです。

今までは7をずっと使っていていきなり12に移行したため、かなりビックリしています。

ネットの繋がりやアプリの切り替わるスピードもとにかく早くて、自分が使いたいアプリを瞬時に使用できるのが本当に楽です。あとface IDもすごいなと思いました。

iPhone 12 miniに機種変更して良かったと思いました。サイズ感もバッチリです。

操作はしやすいがタイピングのミスも起こりがち

小さくて操作のしやすいサイズ感が人気の一方で、小型ならではの批評もありました。

動画を見た時に物足りなかったり、タイピングがしづらいといったことも起こりうるようです。

ただスペックの高さでカバーできるレベルの煩わしさ、ともいえるでしょう。

37歳
iPhone 8から変更
満足度:★★★☆☆
iPhone 5くらいミニだから、快適に握れるし軽く感じます。

フレームはフラットでなめらか、ディスプレイは5.4インチで、フリックやスワイプも片手操作したいユーザー向きだと感じました。

ただ、キーボード表示も小さくなるから、テキストの誤字脱字は致し方ないかもしれません。

だけど、高性能なカメラはSNSユーザーには必須だし、次世代通信規格の5Gはやっぱりサクサク動くから購入して損はないです。

動きが高速だから、アプリの立ち上げや検索もイライラしませんでした。

キャリアの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。

ここからはiPhone 12 miniの実機とともに、それぞれの項目を詳しく見ていきましょう!

\気になる項目にジャンプ!/

iPhone 12 miniに同梱されているもの

iPhone 12 mini 外箱

白を基調とし、表面には今回入手したグリーンのiPhone12 miniの端末写真がプリントされています。

iPhone 12 miniの外箱はこれまでのiPhoneシリーズよりも薄くコンパクトになりました。

iPhone 12 mini 外箱

今回のiPhone 12 miniやその他の12シリーズは有線イヤホンや電源アダプタが入っていません。

今回入手したのはSIMフリーのiPhone 12 miniのカラーはグリーンです。

iPhone 12 miniレビュー

ファーストインプレッションともに漏れでた言葉は、

「小さい!!!!!!!これ好き!!!」

そしてグリーンというよりは、淡いミントグリーン。

光の加減ではホワイトにも見えますが、とても可愛らしいポップな色づかいです。

これは女性にも人気が出そうなカラーリングですね。

iPhone12 mini

画像引用元:iPhone 12とiPhone 12 miniを購入 – Apple(日本)

iPhone 12 miniはホワイト・ブラック・ブルー・レッド・グリーンの5色展開です。

iPhone 12 miniの付属品は控え目

iPhone 12 mini

iPhone 12 miniの箱に入っているものは以下です。

iPhone 12 miniの箱に入っていたもの
  • 本体
  • Lightningケーブル
  • スターターガイド
  • アップルステッカー
  • SIMピン

iPhone 12 miniでは今まで入っていた有線イヤホンと充電ケーブルが入っていません。

iPhone 12 miniレビュー

ケーブルは充電側はUSB Type-Cですから、今まで利用していたUSB Type-Aの電源アダプタは使えません!

iPad Pro(2020)とは兼用できるので、そちらがある方は問題なし!

持っていない場合は以下をアップルストアなどで購入するのが良いでしょう。

iPhone 12 miniレビュー

20W対応のUSB-Cアダプタは急速充電に対応しています。

iPhone 12 miniが届いたけど充電できない!!!!

なんてことにならないために、事前にポチっておきましょう。

iPhone 12 mini グリーンは淡く可愛らしい

iPhone 12 mini

iPhone 12 miniには5つのカラーラインナップが用意されています。

今回入手したのはグリーンはかなり淡めのミントグリーンでXperiaにありそうなカラーリングです。

サイドはアルミニウムでこちらも色は背面と同じカラーでマッドな質感。

背面はガラスなのでほんの少し指紋がつきますが、側面は全く指紋がつきません。

Proシリーズは背面はサラサラで指紋がつきませんが。サイドは指紋がつくのでiPhone 12 miniと逆ですね。

▲目次に戻る

iPhone 12 miniのスペックをレビュー|CPU・防水・5G

iPhone 12 mini

iPhone 12 miniのスペックをガシガシ評価していきます。

iPhone 12 miniを最初に見たときに皆が口を揃えて出てくるのは「小さい!」という言葉でしょう。

iPhone 12 miniのスペック表

iPhone 12 miniは小型端末でありながら、スペックがiPhone 12と全く同じという点でしょう。

さらにiPhone 12 Proにも基本性能は引けを取りません。

iPhone 12 mini
画面サイズ5.4インチ
本体サイズ高さ:131.5mm
幅:64.2mm
厚さ:7.4mm
重さ133 g
アウトカメラ1,200万画素
(超広角、広角)
インカメラ1,200万画素
ROM64GB・128GB・256GB
CPUA14 Bionic
認証Face ID (顔認証)
防水IP68等級
5G対応○(Sub6波のみ)
カラーホワイト・ブラック・
(PURODUCT RED)・
グリーン・ブルー・
パープル
詳細iPhone 12 mini評価レビュー

CPUはA14 Bionc、RAMは4GBとメモリこそiPhone12 Proに劣りますがカテゴリとしてはハイエンドに位置します。

また5Gにも対応しており、ナイトモードもしっかり使えます。

ナイトモードでのポートレートには非対応ですが、人だけでなくモノにも対応したポートレートは重宝します。

AnTuTuでベンチマークをチェック

iPhone 12 mini ベンチマーク

具体的にどの程度のスペックなのかを測るにはベンチマークテストが最適です。

数字が高ければ高いほど強い!という認識で問題ありません。

AnTuTuはベンチマークを測るアプリで、iOSでもAndroidでも同様に使えます。

iPhoneシリーズのベンチマーク
  • iPhone 12 mini:570,480
  • iPhone 12 Pro:579778
  • iPhone SE(第2世代):456,907
  • iPhone 11:472,111
  • iPhone 11 Pro:523,635
  • iPhone XR:400,278

iPhone 12 miniのベンチマークスコアは570,480とiPhone 12 Proとほとんど差がありません。

価格は随分安いのに、基本性能ではiPhone 12 Proと変わらないという結果に。

ですからパフォーマンスの面でiPhone 12 miniは現行スマホでトップクラスといえます。

小さいのに凄い、それがiPhone 12 miniです。

iPhone 12 miniのストレージ容量は3種類

iPhone 12 miniのストレージ容量は64GB・128GB・256GBの3種類です。

おすすめの容量はずばり128GB

アプリを落として、写真を保存して、動画もそれなりに保存しても十分足ります。

64GBはヘビーに使うとギリギリになることが多いので、余裕を持って128GBにしましょう。

iPhone 12 miniのストレージの種類とおすすめ
  • 64GB:重い動画や映画を端末に大量に保存しない人
  • 128GB:動画も画像も端末にたくさん保存したい人
  • 256GB:YouTubeに動画をアップしたり重いデータを管理したい人

iPhoneはSDカードが利用できない

  • iPhoneは後からストレージ容量を増やすことができないため、出来るだけ余裕を持った容量を選ぶのがベストです

iPhone 12 miniのメモリ(RAM)は4GB

メモリが大きいとたくさんのアプリを開いたり、作業する際により快適になります。

iPhone 12 miniのメモリは公式には発表されていませんが、ベンチマークアプリによっては表示されます。

iPhoneシリーズのRAM
  • iPhone 12 mini:4GB
  • iPhone 12 Pro:6GB
  • iPhone 12:4GB
  • iPhone SE(第2世代):3GB

iPhone 12 miniは4GBと十分なメモリを積んでいます。

iOSの場合、3GBのiPhone SE(第2世代)でも何の問題もなく動くのでそこまで気にする必要はありません。

当然、iPhone 12 miniもキビキビと動きます。

iPhone 12 miniのCPUはA14チップ

iPhone 12 miniのCPUはA14チップです。

アップルでは「スマートフォンで最速のチップ」と公式でアナウンスしている通り、小型であるiPhone 12 miniも最速チップを積んでいます。

数時間、ブラウジング等してみましたが問題なく快適に動作します。

というか、iPhone XRでも動きはとてもいいので進化を感じられなのが残念なところ。

防水での操作性をチェック

iPhone 12 miniの防水性能は水深6メートルで最大30分間の耐水性能です。

ここは何気に注目ポイントです。

今までProシリーズと標準モデルでは防水性能に違いがありましたが、今回はiPhone 12 ProとiPhone 12 miniの防水性能は全く同じです。

水滴がディスプレイについた場合の操作性ですが、やはり挙動は不安定になります。

またお風呂で使うのは基本的にNGでしょう。

レンズの中に水滴が入るとしばらくカメラにモヤがかかります。

また、スピーカーも同様にこもった音になり数時間しないと復活しません。

あくまで生活防水と考えるのが吉です。

iPhone 12 miniは5Gに初対応

Galaxy Note20 Ultra 5G SCG06

画像引用元:パフォーマンス | Galaxy Note20 Ultra 5G | Galaxy公式(日本)

iPhone 12 miniはiPhoneとして初めて「5G」に対応しました。

「5th Generation」の略で第5世代移動通信システムのことです。

5Gにはサブ6とミリ波があり、高速といわれているのはミリ波です。

iPhone 12 miniはミリ波には非対応です。

ですが、ドコモはサブ6も2020年12月から4.2Gbpsへ高速化対応すると発表しています。(一部Android機種)

これがiPhoneにも対応した場合、iPhone 12 miniは高速マシーンに早変わりします。

ですから5G対応はしっかりとしたiPhone 12 miniの強みです。

キャリアの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。

▲目次に戻る

iPhone 12 miniの機能をレビュー|認証・MagSafe対応

iPhone 12 mini

iPhone 12 miniの機能面はどうでしょうか?

小型だから機能も小ぶり?

いえいえ、iPhone 12 miniはめちゃくちゃ使える良い機種に仕上がっています。

iOS

iPhone 12 miniが搭載しているのは最新のiOS14です。

これは対象端末ならどれもiOS14ですね。

ウィジェットが追加されましたが、使ってません…。

数年前のAndroidでウィジェットには飽きてしまいました。

生体認証

iOS14の生体認証はFace IDです。

指紋認証が非搭載なのは残念ポイント。

以前よりも指紋認証が復活してほしいとの声が強まっていますね。

次回は是非、画面内指紋認証で!

Face IDでは特に問題なくスピーディーに解除されました。

マスクでは解除されませんが、セキュリティを考えると仕方ないでしょう。

MagSafe対応

MagSafe充電器

iPhone 12 miniはMagSafeに対応しています。(上の写真はiPhone 12 Proにワイヤレス充電器を装着)

iPhone 12 mini本体にマグネットが内蔵されていて、ケースやワイヤレス充電器がくっつく仕様に。

とても便利な機能ではありますが、正直必要!?と疑問を持ちます。

iPhone 12 mini本体にマグネットが内蔵されたことで、砂鉄が付くなんて声も。

MagSafe対応のアクセサリーが続々と登場するでしょうから、今後に期待です!

▲目次に戻る

iPhone 12 miniの価格|ドコモ・au・ソフトバンク

iPhone 12 mini

続いてはカメラ性能をご紹介…の前に、本体の価格をご紹介します。

iPhone 12 miniは価格がとても安く、コスパ最高の1台に仕上がっています。

端末サイズと同様に、価格もスモールです。

iPhone 12 miniの販売価格

iPhone 12 miniは64GBから選ぶことが可能で、アップルストアでの価格は82,280円から購入できます。

iPhone 12 mini64GB128GB256GB
ドコモ通常87,912円95,832円110,088円
スマホおかえしプログラム58,608円63,888円73,392円
詳細ドコモ公式ショップを見る
au通常90,065円95,240円109,305円
かえトクプログラム48,185円50,600円58,305円
詳細au公式ショップを見る
ソフトバンク通常96,480円102,960円116,640円
トクするサポート+(特典A)48,240円51,480円58,320円
詳細ソフトバンク公式ショップを見る
楽天モバイル通常87,712円95,140円109,205円
アップグレードプログラム69,800円74,800円84,800円
詳細楽天モバイル公式サイトを見る
Apple通常87,800円94,800円109,800円
詳細Apple公式サイトを見る

3キャリアの中で最も安いのはドコモで、64GBが87,912円となっています。

さらにスマホおかえしプログラムを利用すれば、実質58,608円になります。

ただしかえトクプログラム適用時は実質48,185円になるので、2年で機種変更を考えている場合はauが最も安くなります。

またソフトバンクもトクするサポート+適用後には48,240円まで価格が下がり、auとほぼ同額になります。

どこで購入すれば最もお得?

iPhone 12 miniをどこで購入するのが最もお得なんでしょうか?

機種変更やMNPに利用できるクーポンがある方はキャリアのオンラインショップが最もお得といえるでしょう。

また2年で機種変更する予定があったらキャリアのキャンペーンは威力を発揮します。

アップルストアで購入すると数千円安くなりますが、SIMが5Gに対応している点や、5Gプランに変更しない場合は動作補償から外れる場合もあるので注意。

さらにauでは5Gプランに変更しないと利用できないとの報告も。

そんなこと知ってる!とういう上級者は格安SIMやサブブランドで運用するのもアリです。

おすすめのiPhone 12 miniの購入場所は?
  • 初心者・中級者:キャリア版で割引クーポンやキャンペーン等利用
  • 上級者:SIMフリー版で一括購入しキャリアやサブブランドや格安SIM運用

キャリアの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。

▲目次に戻る

iPhone 12 miniのカメラをレビュー

iPhone 12 mini

iPhone 12 miniのカメラは広角と超広角のデュアルレンズを搭載しています。

望遠レンズは非搭載ですが、私は望遠を使う機会はほとんどないので問題なし!

iPhone 12 miniカメラポイント
  • 12MPカメラ(超広角・広角)
  • 人とモノに対応したポートレートモード(フロントカメラでも可)
  • ナイトモード対応
  • Dolby Vision対応HDRビデオ撮影(最大30fps)
  • 12MPのフロントカメラ

超広角と広角のデュアルレンズで美しく撮影

iPhone 12 miniのカメラはデュアルレンズを搭載しています。

またナイトモードや人とモノに対応したポートレートモードも利用できます。

フロントカメラでポートレートが撮影できるのもポイント高し。

動画ではDolby Vision対応HDRビデオ撮影(最大30fps)に対応しました。

iPhone 12 miniで撮影してみた

iPhone 12 miniレビュー

まずはiPhone 12 miniのカメラを構え、何も考えずに撮影しました。

あ、少しだけ背景はぼかしました。

多少ボケに粗い部分はありますが、綺麗に撮影できているのではないでしょうか?

iPhoneの絵作りは控え目ですが、ナチュラルかつ絶妙に鮮やかで調整がとてもうまいです。

またカメラを起動して構えて撮影までスムーズに動作します。

iOSは当たり前のことを当たり前にできる点が大好きです。

iPhone 12 miniの広角と超広角を試してみる

iPhone 12 miniはデュアルレンズを搭載しているので広角と超広角を撮影できます。

画角の違いや背景の歪みに注目してください。

iPhone 12 miniで撮影(広角)

iPhone 12 miniレビュー

iPhone 12 miniで撮影(超広角)

iPhone 12 miniレビュー

iPhone 12 miniのカメラはは木々の細かい葉のひとつひとつまでしっかり描写します。

色味も自然で、ケバケバしさは一切ありません。

たまに油絵のような写真が撮れてしまう機種がありますが、iPhone 12 miniはとても上品に撮影できます。

何も設定せずに適当に構えて撮影しても、最適な明るさで撮れるので初心者にとっても優しいです。

アプリを使わなくても撮って出しで映える写真をが撮れるのは、さすがiPhoneです。

ちょっと気になるのは超広角での歪み

iPhone 12 miniに限ったことではありませんが、スマホの超広角は建物などが中央に向かって歪みます

特に上のような風景を撮った場合は歪みが顕著に。

魚眼レンズっぽいといえばわかりやすいかもしれません。

下の写真は富士フィルムのミラーレス一眼の広角レンズで撮影した写真です。(iPhone 12 mini撮影ではないので注意!)

iPhone 12 miniレビュー

加工の影響で背景が白飛びしていますが、建物の歪みはありません。

スマホ自体の超広角はまだまだ進化しそうです。

ポートレートでも撮影してみた

次にポートレートモードで撮影してみました。

iPhone 12 miniのポートレートは人以外にモノにも対応しています。

iPhone 12 miniで撮影(ポートレート F2.5)

iPhone 12 mini ポートレート

F値は2.5で撮影しました。

色の加工などは一切せずに、撮って出しでこれだけ雰囲気のいい色味が出せるのはさすがです。

ちょっとボケみが強すぎてサラダの後ろ半分が消えているので、F値を調整してみます。

デフォルトの写真アプリから撮った写真のF値を簡単に変えることが出来るのも便利です。

iPhone 12 miniで撮影(ポートレート F5.5)

iPhone 12 miniポートレート

F値を5.5に設定しました。

これでサラダのボケも弱くなりましたね。

その分、背景のボケは少なくなっています。

スマホ画面上ではiPhone 12 miniで撮ったかミラーレスで撮ったか判別するのが難しいくらいには良い仕上がりに調整できます。

プロの方の目はごまかせませんが、iPhone 12 miniのカメラはスマホとしては優秀です。

ナイトモードで撮影

カメラテスト最後はナイトモードです。

個人的にナイトモードはあまり好きではないです。(ノイズが走るため)

まずはナイトモードオフでの撮影です。

かろうじて部屋の明かりが当たっているので、被写体は写っています。

iPhone 12 mini ナイトモードオン

ナイトモードをオンにするとまるで照明が当たっているように撮影できます。

ナイトモードは設定せずに自動で環境を検知してオンになります。

シャッターをきってから数秒間、その位置をキープする必要があります。

今回は3秒でしたが、設定で秒数を長くすると光を集めてさらに明るくなります。

やはりいくらナイトモードとはいえ、暗い場所ではノイズが必ず入ります。

ただ不自然なほどの明るさにはなっておらず、ナチュラル目なのは好印象。

次にフラッシュをオンにしました。

iPhone 12 miniレビュー

フラッシュは光が当たりすぎて不自然な写真に。

フラッシュをオンにするなら、ナイトモードをまず試してみるのが良いでしょう。

ノイズは軽減されていますが、フラッシュで撮影すると雰囲気がなくなりますね。

iPhone 12 miniに限らず、カメラはそもそも暗い場所では弱いです。

やはりシャッター音が小さい?

iPhone 12 Proでも感じたのですが、iPhone 12 miniもシャッター音が小さい気がします。

iPhone 11 ProやiPhone XRに比べて明らかにiPhone 12 miniのシャッター音は控え目です。

シャッター音が大きすぎるとカフェなどの撮影で周りの迷惑になるので、小さいに越したことはないです。

キャリアの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。

▲目次に戻る

iPhone 12 miniのデザインをレビュー

iPhone 12 miniレビュー

iPhone 12 miniの最大の魅力を紹介するときがついに来ました。

美しいデザイン!

綺麗なボディカラー!

そして、

とんでもなく小さい!!!!

あらゆる角度からiPhone 12 miniをみてみましょう。

表面

iPhone 12 mini

前面ディスプレイにはホームボタンはありません。

ベゼルレスでバランスの取れた面構えです!

ベゼルが全くないわけではないですが、有機ELになったことでiPhone 11よりも確実にベゼルレスです。

落下強度が4倍強くなったようですが、見た目では分かりません。

落としてみる勇気もありません。

裏面

iPhone 12 mini

背面はガラスコーティングされているので、ツルツルしています。

グリーンはとても薄い色味なので、指紋はあまり目立ちませんが実際にはついています。

りんごマークにはしっかり指紋がつきますね。

デュアルレンズはがガラスの台座に乗っている感じです。

やはりカメラ部は突起しているので机などに置くとガタつきますのでケースは必須かもしれません。

せっかくデザインがいいのに裸で使えないのは勿体無いといつも思う箇所です。

側面

iPhone 12 mini 左側面

左側面は上部にサイレントモードに切り替えるスイッチと音量ボタン。

いつも通りの配置ですね。

左手で持ったときに、親指が切り替えスイッチのあたりにくるので、片手でサイレントモードに切り替えることが可能です。

iPhone 12 Proでは音量ボタンが限界でした。

小さいは正義です。

また、下部にはSIMスロットがあります。

ちなみにiPhone 12 ProではSIMスロットが右側面にありました。

iPhone 12 mini右側面

右側面の上部には電源ボタンがあるのみ。

やや上部にありますが、小さいので余裕で指が届きます。

上部

iPhone 12 mini 上部

iPhone 12 miniの上部は何もなく、向かって右側に電波関係のラインが入っています。

指紋のつきやすさは?

iPhone 12 mini 指紋

背面はガラスコーティングされていますが、グリーンではそこまで指紋が目立ちません。

よくみるとやはり指紋はついているのですが、気になるほどではないです。(ただしりんごマークにはしっかり指紋がつきます)

アルミ素材の側面はマッド加工なので、指紋は全く気になりません。

ガラスの質感はおしゃれですが、指紋のことを考えると全てアルミでマッドな加工も悪くない気がします。

iPhone 12 Proの背面で、iPhone 12 miniの側面なら個人的には最高の組み合わせです。

次に期待!

iPhone 12 miniのサイズ・重さをレビュー

iPhone 12 mini

iPhone 12 miniは5.4インチとそこそこ大画面でありながら、iPhone  SE(第2世代)よりも小さいのが最大の特徴です。

この小ささ、初代iPhone SE以来ではないでしょうか?

そして何よりも軽いです。

133 gって!

ハイスペックスマホでそんなに軽くていいんですか!?

iPhone 12 miniのサイズ
  • 高さ:131.5 mm
  • 幅:64.2 mm
  • 厚さ:7.4 mm
  • 重量:133 g

iPhone 12 miniを実際に測ってみた

iPhone 12 mini 重さ

実際に測った結果、134 g!

我が家のスケールはどうも1 g重くなるようです。

iPhone 12 miniをグリップしてみました

iPhone 12 miniレビュー

iPhone 12 miniを持った印象はとにかく小さい、軽いです。

電源や音量ボタンなど、物理ボタンで届かないところはありません。

軽さに関してはとてもつもなく軽いのですが、端末サイズの影響か妥当な重さに感じます。

iPhone 12 miniレビュー

手は大きい方ですが、右手で持った場合に端末の左端には頑張ってなんとか届くレベルです。

ディスプレイ全てに指が簡単に届くサイズではない点は注意!

iPhone 12 miniとiPhone XRのサイズを比べてみました

iPhone 12 mini XR 比較

iPhone 12 miniとiPhone XRのサイズを比較してみました。

iPhone XRは6.1インチと大型ですが、比べるとiPhone 12 miniが物凄く小さいことが分かります。

iPhone 12 mini XR 比較

厚みもiPhone 12 miniが1mm薄いです。

重さに至ってはiPhone 12 miniが約50 gも軽いです。

iPhone XRはそこまで大きい端末ではありませんが、iPhone 12 miniに比べるととてつもなく大きく感じます。

iPhone 12 miniのディスプレイ・サウンドレビュー

iPhone 12 miniレビュー

iPhone 12 miniのディスプレイとサウンドをみていきましょう。

iPhone 12 miniは標準モデルであるにも関わらず、有機ELディスプレイを搭載しています。

有機ELディスプレイレビュー

iPhone 12 miniのディスプレイは5.4インチSuper Retina XDRディスプレイです。

基本的にはiPhone12 Proと同等の高性能ディスプレイです。

iPhone 12 miniのディスプレイ
  • Super Retina XDRディスプレイ
  • 5.4インチ(対角)オールスクリーン OLEDディスプレイ
  • 2,340 x 1,080ピクセル解像度、476ppi

有機ELは発色が良かったり、省電力だったりと液晶に比べて良い点が多です。

iPhone 12 miniのディスプレイは黄色い?

iPhone 12 miniレビュー

iPhone 12 miniのディスプレイは解像度も輝度も申し分なく、黒は特に黒く表現されていて美しいです。

ですが、液晶を搭載したiPhone XRなどと比べて、やはり黄色っぽさを感じます。

もちろんTrue Toneはオフの状態です。

この黄色味はiPhone 12 Proにも感じたので、そういう仕様なのでしょう。

個人的にはどちらかといえば色温度が低い方が好みなので、ちょっと残念なポイントです。

あくまで他機種と比較した場合なので、単体で使う分には気にならないレベルです。

※ディスプレイの色味は個体差があるかもしれません。

表示領域は?

端末サイズが小さくなると表示領域が減るのでは?

6.1インチのiPhone XRと比較してみました。

iPhone 12 mini 表示領域

左がiPhone XR、右がiPhone 12 miniです。

どちらも同じページを開いていますが、やはりiPhone 12 miniは表示領域が狭いことが分かります。

ただし、文字の大きさはそこまで変わりません。

ディスプレイが小さいから文字が小さく見辛いということはありません。

また、文字はさらに拡大する設定にも出来るので、老眼の方でも安心して利用できます。

アプリによっては表示が崩れるものも!

アプリによっては画面サイズがまだ対応していないものもあり、表示が崩れてしまうことがあります。

表示が崩れてしまうと、クリックできない箇所がありとても不便。

例えばd払いアプリをiPhone 12 miniで開くと以下のように表示が崩れます。

iPhone 12 mini d払いアプリ

左上部の設定が消えてしまい、設定ボタンが押せなくなります。

ただし応急処置はできます。

「設定」→「画面表示と明るさ」→「表示」→「拡大」にすることで表示の崩れはなくなります。

iPhone 12 mini d払いアプリ

表示は正常になりましたが、せっかくのベゼルレスが活かせないのでアプリ側のアップデートを待ちましょう。

この問題は時間とともに解決されるので、少しの間の辛抱です。

YouTubeを見た場合の迫力はイマイチ?

iPhone 12 mini YouTubeアプリ

YouTubeの画面サイズの関係で、どうしてもサイドに無駄が出てしまいます。

これはiPhone 12 miniだけでなく、iPhone全てです。

今まで6.1インチ等のiPhoneを使っていた場合は、少し迫力にかけるかもしれません。

小ささと軽さがメリットのiPhone 12 miniにとっては仕方がないことでしょう。

ですがiPhone SE(第2世代)よりは大画面です!

サウンドレビュー

iPhone 12 mini

iPhone 12 miniの背面には右に4つ、左に2つのスピーカーの穴があります。

iPhone 12 miniのサウンド
  • 空間オーディオ再生
  • Dolby Atmosに対応

iPhone 12 Proと同じ構成ですね。

iPhone XRと比べて音質や音量は?

端末が小さくなったことで音が小さくなっているのでは?と気になったので、YouTubeにアップされている音源で聴き比べました。

結果…違いが分からず。

最大音量に関してはほぼ同じ、音のクリアさに関してはややiPhone 12 miniが上に感じます。

凡人の耳では十分良い音です。

キャリアの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。

▲目次に戻る

iPhone 12 miniのバッテリー持ちはどうか?

iPhone 12 mini最大の難関がやってきました!

巷ではiPhone 12 miniはバッテリー持ちがイマイチ!!なんて声も。

噂が本当か、実際に実験してみます。

その前にiPhoneシリーズのバッテリー容量をチェックしましょう。

iPhoneシリーズのバッテリー容量
  • iPhone 12 mini:2,227mAh
  • iPhone 12 Pro:2,815mAH
  • iPhone 11 Pro:3,046mAH

端末サイズが小さいため、2,227mAhと最近のモデルの中ではバッテリー容量が少なめです。

これは危険なのでは…。

数字だけではバッテリー持ちを測れないのがスマホの面白いところ。

実際にYouTubeで2時間視聴しバッテリーの減り具合を実験してみました。

iPhone 12 miniとiPhone 12 ProでYouTubeの動画を2時間視聴してみた

iPhone 12 miniとiPhone 12 ProでYouTubeアプリで2時間の動画を視聴し、どのくらいバッテリーが減るかチェックします。

以下はテスト条件です。

テスト条件
  • YouTube動画を2時間視聴
  • 画質は720p
  • ディスプレイ輝度はMAX
  • 本体のスピーカーから音を流す
  • 音量は真ん中くらい
  • バッテリー状態は100%

iPhone 12 miniのバッテリー残量

iPhone12 mini バッテリー

iPhone 12 mini バッテリー

2時間の視聴が終了した時点で電池残量は84%という結果に。

16%消費したことになります。

iPhone 12 Proのバッテリー残量

iPhone12 Proバッテリー

iPhone12 Proバッテリー

2時間の視聴が終了した時点で電池残量は76%という結果に。

24%消費したことになります。

電池容量の違いよりもディスプレイサイズの違いが結果に出たようです。

iPhone 12 mini、電池持ちは全く悪くないです。

ちなみにiPhone SE(第2世代) は31%消費しましたので、小型端末でもiPhone 12 miniはめちゃくちゃ電池持ち優秀です。

2時間動画を見た結果
  • iPhone 12 mini:16%消費
  • iPhone 12 Pro:24%消費

▲目次に戻る

iPhone 12 miniはロック画面で誤操作が起こる!?(11月20日追記)

iOS14.2.1

iPhone 12 miniではロック画面解除のパスコードを入力する画面でタッチが反応しないという報告があります。

私が使用した限りではパスコードでの誤操作は一切起きませんでした。(ケースもフィルも付けていない状態)

どうやら、ガラスフィルムやケースを付けている時に誤操作が起きる方が多いようです。

ガラスフィルムのみ、ケースのみでは起こらず、この2つを組み合わせた一定の条件下で起こる可能性も否定できません。

私のiPhone 12 miniでは問題が発生していなので個体差の可能性も。

ソフトウェアの問題か、ハードかも判明していないのでアップルからの公式見解を待つしかありませんね。

上記のロック画面が反応しない不具合ですが、iOS14.2.1がリリースされ対応されました!

▲目次に戻る

iPhone 12 miniは小型でありながら性能も申し分なし!

iPhone 12 miniレビュー

iPhone 12 miniはとにかく小型で使い勝手がいい端末に仕上がっています。

ハイエンドなのに小さいというだけで100点です。

さらにフラットな曲面を描いたエッジ部分のデザインはめちゃくちゃカッコいいです。

個人的にはグリーンも綺麗で可愛いですが、ブラックがシックで好みです。

iPhone 12 Proのグラファイトよりもさらに黒味が強いので、黒好きには堪りません。

最後にiPhone 12 miniの優れた部分、イマイチな部分をまとめます。

iPhone 12 miniのここが良い
  • 5.4インチで超小型
  • 133 gととにかく軽い
  • 小さいのでグリップしやすい
  • 小型でありながら12 Proに負けない性能
  • アルミの側面がクール
  • 5GやMgaSafeにしっかり対応
  • 価格が安い!
iPhone 12 miniのここがイマイチ
  • ディスプレイがやや黄色い?
  • 動画などの迫力は物足りない

iPhone 12 miniの良さは散々語ったので、イマイチな部分もまとめましょう。

やはりアップルの有機ELは多少黄色い感じがします。

これは好みの問題なので、気にならない人も多いでしょうが。

あとは動画を見る、漫画を読むなどに関してはiPhone 12などに比べて迫力に欠けます。

これはディスプレイサイズが小さい端末全ての欠点です。

iPhone 12 miniがぴったりな人は?

最後の最後にiPhone 12 miniを買うのに適した方はどんな人か、独断と偏見でカテゴリー分けします。

iPhone 12 Proはこんな人にぴったり!
  • とにかく小さいスマホが欲しい人
  • とにかく軽いスマホが欲しい人
  • 小型でもスペックを求める人
  • 端末価格が安いものが良い人
  • サブ機を探している人

小ささを求めている人はiPhone 12 miniはとてつもなく魅力的な端末でしょう。

箱を開けた瞬間に、これ好き!と感じる方は多いのではないでしょうか。

小型でありながら、スペックはハイスペックモデルに位置するのもiPhone 12 miniの魅力です。

サブ機を探している人にもおすすめで、Androidをメインにしている人には小型のiPhone 12 miniは打って付け。

またメインはPro、何かあった時用にminiなんて使い方もいいでしょう。

小さくて薄くて軽くて性能よくて、そしてお値段もスモールなiPhone 12 miniはおすすめです!