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2021年9月24日、待望のiPhone 13シリーズが発売されました。
iPhone 12からの大幅な変更点こそないものの、iPhoneを初めて使う人やiPhone 12以前の機種から機種変更を検討している人などは、使い勝手が違うことに驚いた人も多いのではないでしょうか。
また、発売に合わせて約1年ぶりのiPhoneの大型アップデート「iOS 15」もリリースされました。
そこで今回は、iPhone 13を購入したらすぐにやったほうがよいおすすめの初期設定を紹介します。
既にiOS 15へアップデートした人も、iPhoneを快適に使用するためにもぜひ参考にしてくださいね!
- 5Gの自動接続をオフに
- アプリのレビュー要求をオフに
- 自動ロックの時間変更
- バッテリー充電の最適化をオフに
- ソフトウェア自動アップデートをオフに
- 不要な通知をオフに
- 画面の焼き付きを防止
- ウィジェットのカスタマイズ
- バッテリー残量の表示
- iCloudの写真自動同期をオフに
- Face IDの設定
- 交通系ICカードを追加
- 背面タップをオンに
- 集中モードを使う
- スマートスタックを使う
- メールプライバシー保護を無効に
- プライベートリレーをオフに
Appleは2021年9月15日に新製品発表イベントを開催し、iPhone13(読み方:アイフォン サーティーン)を発表しました。 シネマティックモードに対応し、バッテリー時間もiPhone12より2.5時間持ちがよくなりました。 […]
トップ画像引用元:iPhone 13とiPhone 13 mini – Apple(日本)
iPhone13に買い替えました!
初期設定やらなんやらで今日は疲れましたあ
そしてPCからの音楽データの同期、3時間経つけどまだ終わってません💦 pic.twitter.com/bI39anymes— ブラスネック a.k.a 🍈 (@OscillateWildl) February 26, 2022
iPhone 13の使い勝手を良くするおすすめ設定
画像引用元:Apple公式サイト
iPhoneには便利な機能が豊富に用意されていますが、その中にはおせっかいかな?というい機能もあります。
普段使わない機能は、以下の手順を参考にしてオフに変更しておくと快適に使用できます。
- 5Gの自動接続をオフにする
- アプリのレビュー要求をオフにする
- 自動ロックの時間変更
- バッテリー充電の最適化をオフにする
- ソフトウェア自動アップデートをオフにする
- 不要な通知をオフにする
- 画面の焼き付きを防止
- ウィジェットのカスタマイズ
- バッテリー残量の表示
- iCloudの写真自動同期をオフにする
5Gの自動接続をオフにする
iPhone 13はデフォルトで5Gを優先的に接続するよう設定されています。
5G通信は従来以上に高速ですが、4Gと比較するとバッテリーを大きく消費してしまいます。
そのため、5Gを利用していなくても電池持ちが悪くなる原因になってしまっているのです。
自宅や職場などの生活圏が5Gエリアに該当していない場合は、5Gの自動接続をオフにしておきましょう。
設定方法は以下の通りです。
- 設定アプリを起動
- 【モバイル通信】をタップ
- 【通信のオプション】をタップ
- 【音声通話とデータ】をタップ
- 【4G】をタップして4Gのみに切り替える
普段5G通信を使っているけれど、iPhone 13の電池持ちが悪くなったと感じた人もぜひ試してみてくださいね。
アプリのレビュー要求をオフにする
iPhone 13を含め、すべてのiPhoneは、App Storeでインストールしたアプリの使用中に、突然アプリの評価を求めるポップが表示される場合があります。
表示されるタイミングはアプリによって異なりますが、使用中に表示されると大変煩わしいですよね。
このような場合は、設定アプリでアプリのレビュー要求をオフに変更しておくことをおすすめします。
- 設定アプリを起動
- 【App Store】をタップ
- 【App内評価とレビュー】をタップしてオフ(ボタンの色が白の状態)にして完了
自動ロックの時間変更
iPhoneには、一定時間操作しないと自動的にスリープ状態になる「自動ロック」機能が搭載されています。
バッテリーの節約には大変有効な機能なのですが、初期状態では「1分」と短めに設定されています。
画面操作を1分間しないだけでその都度画面ロックを解除しなければならないため、設定アプリで自動ロックの時間を長めに変更しておくとよいでしょう。
- 設定アプリを起動
- 【画面表示と明るさ】をタップ
- 【自動ロック】をタップ
- 任意の時間をタップして完了
バッテリー充電の最適化をオフにする
iOS 13以降のiPhoneには、バッテリーの劣化を防止するための「バッテリー充電の最適化」という機能が搭載されており、常時オンになっている場合が多いです。
この機能は充電を80%の状態に維持するため、フル充電したい場合はどうしても邪魔になってしまいます。
フル充電したい場合は、設定アプリでバッテリー充電の最適化をオフに変更しておきましょう。
- 設定アプリを起動
- 【バッテリー】をタップ
- 【バッテリーの状態】をタップ
- 【バッテリー充電の最適化】をタップしてオフ(ボタンの色が白の状態)にする
ソフトウェア自動アップデートをオフにする
iPhoneには、iOSアップデートが配信されたタイミングでスムーズにダウンロード&インストールするための「ソフトウェア自動アップデート」機能が搭載されています。
同機能は、充電中かつWi-Fi接続中に大容量のアップデートをダウンロード&インストールしてくれる機能です。
便利ですが、自動アップデート実行のタイミングは指定できません。
そのため、アプリを使用したいタイミングで自動アップデートが開始されると数分~数十分は待機しなければなりません。
手動でのアップデートに切り替えたい場合は、設定アプリでソフトウェア自動アップデートをオフに変更しておきましょう。
手順1:設定アプリを起動して【一般】をタップ
手順2:【ソフトウェア・アップデート】をタップ
手順3:【自動アップデート】をタップ
手順4:【iOSアップデートをインストール】をタップしてオフ(ボタンの色が白の状態)にする
不要な通知をオフにする
アプリの通知を許可すると、何か更新がある度にiPhoneの画面へ通知が表示されます。
よく使うアプリであれば便利なのですが、あまり使わないアプリの通知が頻繁に表示されるとアプリの操作が邪魔されます。
このような場合は、設定アプリで不要な通知をオフにしておきましょう。
- 設定アプリを起動
- 【通知】をタップ
- 通知をオフにしたいアプリ名をタップ
- 【通知を許可】をタップしてオフ(ボタンの色が白の状態)にする
画面の焼き付きを防止
iPhone 13には、有機ELディスプレイよりも軽量薄型で発色性に優れたSuper Retina XDRディスプレイが搭載されています。
有機ELディスプレイよりも画面の変色や残像が残る焼き付き現象は軽減されました。
しかし、希に発生する可能性があることがAppleからアナウンスされています。
有効な対策として、明るさの自動調節機能をオンにしておくことが推奨されています。
- 設定アプリを起動
- 【アクセシビリティ】をタップ
- 【画面表示とテキストサイズ】をタップ
- 【明るさの自動調節】をオン(ボタンの色が緑の状態)にする
ウィジェットのカスタマイズ
iOS 14以降は、Androidと同じようにホーム画面へウィジェットを追加できるようになりました。
カレンダーや天気などのウィジェットを追加しておけば、アプリを起動しなくても情報を確認できるので大変便利です。
もちろん、不要になったウィジェットはいつでも削除できます。
必要に応じてカスタマイズしておくことをおすすめします。
ウィジェットの追加手順は以下の通りです。
- ホーム画面の背景を長押し
- 画面左上の【+】をタップ
- ウィジェット名をタップ
- レイアウトを選択
- 【ウィジェットを追加】をタップ
- ウィジェットをドラッグして任意の場所に移動
- 【完了】をタップ、不要になったウィジェットはホーム画面を圧迫するため、削除して整理しましょう。
- ウィジェットのアイコンを長押し
- 【ウィジェットを削除】をタップ
- 【削除 】をタップ
バッテリー残量の表示
iPhone 13のノッチは旧機種よりも小さくなりましたが、やはりバッテリー残量の数値表示がされないためわかりにくいです。
バッテリー残量を数値で把握したいなら、ホーム画面にバッテリーウィジェットを追加しておきましょう。
なお、バッテリーウィジェットの追加手順は通常のウィジェットと同じです。
iCloudの写真自動同期をオフにする
Apple IDでiPhoneにサインインすると、自動的にAppleのクラウドストレージ「iCloud」が有効になります。
iCloudがオンになっていると、iPhoneのさまざまなデータをバックアップしてくれます。
iPhoneを復元する時には大変便利ですね。
しかし、写真を自動同期させると写真を撮影・保存するたびに自動バックアップされ、iCloudのストレージをすぐに消費してしまいます。
iCloudのストレージ節約のためにも写真の自動同期はオフに変更し、バックアップしたい写真だけを手動でバックアップするのがおすすめです。
- 設定アプリを起動
- アカウント名をタップ
- 【iCloud】をタップ
- 【写真】をタップ
- 【iCloud写真】をタップ
- 【iPhoneから削除】をタップ
なお、【iPhoneから削除】をタップしても写真そのものが削除されるわけではありませんので安心してください。
iPhone 13が便利になる設定
続いて、iPhone 13をより便利に使うための設定を解説していきます。
設定しておけば、日常生活がより便利になります。
- Face IDを設定する
- 交通系ICカードを追加する
- 背面タップをオンにする
Face IDを設定する
iPhone X以降のiPhoneには、Face IDという顔認証機能が用意されています。
カメラに自分の顔を写すだけで画面ロックを解除したり、アプリ購入時のパスワード入力をスキップしたり、サードパーティー製アプリのサインインを簡略化したりなど、設定しておくと大変便利です。
なお、Face IDを利用するには、あらかじめパスコードを設定し、その後自分の顔を登録する必要があります。
- 設定アプリを起動
- 【Face IDとパスコード】をタップ
- パスコードを入力(※パスコード未設定の場合は表示されない)
- 【Face IDをセットアップ】をタップ
- 【開始】をタップ
- 画面に表示された円の枠内に顔が映るよう調整
- 画面の指示に従って顔を動かしスキャン
- パスコードを設定していない場合は新規パスコード設定(※パスコード設定済みの場合は表示されない)
Face IDを設定したら、ロック解除やパスワードの自動入力などFace IDを使用する項目のオン/オフを必要に応じて設定しておきましょう。
交通系ICカードを追加する
iPhone 13では、簡単な手順でモバイルSUICAやモバイルPASMOなどの交通系ICカードを新規発行できます。
交通系ICカードの新規発行には1,000円以上の入金が必要となります。
Apple IDやWalletアプリにあからじめ支払い方法を登録しておきましょう。
iPhone 13で交通系ICカードを新規発行する手順は以下の通りです。
- Walletアプリを起動
- 【+】をタップ
- 【交通系ICカード】をタップ
- 発行したい交通系ICカードの種類をタップ
- 【続ける】をタップ
- 入金したい金額(下限は1,000円から)を選択または入力欄に入力
- 【追加】をタップ
- 規約に同意
- 支払いを承認後、新規発行される
また、既にICカード版を持っている人も、iPhoneに取り込むことが可能です。取り込みの手順は以下の通りです。
- Walletアプリを起動
- 【+】をタップ
- 【交通系ICカード】をタップ
- 発行したい交通系ICカードの種類をタップ
- 【続ける】をタップ
- 【お手持ちのカードを追加】をタップ
- カードの番号と生年月日を入力
- 【次へ】をタップ
- 規約に同意
- カードの上にiPhoneを置いてスキャンすると残高の転送が完了
なお、取り込みが完了した後のICカードは使用できなくなります。
オートチャージの条件や金額の変更・有効期限延長・解約などの手続きはWalletアプリからはできません。
これらの手続きが必要な場合は、各交通系ICカードのアプリから行いましょう。
背面タップをオンにする
ホームボタンが廃止されたiPhone X以降、通知センターを表示する操作に慣れない人も多いのではないでしょうか。
そんなときは、iPhoneの背面をダブルタップまたはトリプルタップすることで通知センターを起動するなど、各種ショートカットを利用できる「背面タップ」機能を使ってみましょう。
- 設定アプリを起動
- 「アクセシビリティ」をタップ
- 「タッチ」をタップ
- 「背面タップ」の項目をタップ
- 「ダブルタップ」または「トリプルタップ」を選択
- 起動させたい動作をタップして完了
背面タップは古い機種でも問題なく動作します。
ホームボタン感覚で利用できるので、iPhone 8以前の機種やiPhone SEシリーズから機種変更した人は、オンにしておくと何かと便利です。
iOS 15でやったほうがいい初期設定
画像引用元:Apple(日本)
2021年9月21日からリリースを開始したiOS 15には、多くの新機能が追加されています。
iPhone 13及びiOS 15をインストールしたiPhoneを快適に使うためにも、新機能の使い方と初期設定を見ていきましょう。
- 集中モードを使う
- メールプライバシー保護を設定する
- プライベートリレーをオフにする
- Walletにデジタルキーを追加
集中モードを使う
iOS 15の目玉の1つ「集中モード」は、必要な通知だけを表示し、不要な通知を制限してくれる機能です。
集中したいシーンを選択し、各シーンで通知を許可するアプリや連絡先を設定すれば利用可能です。
- 設定アプリを起動
- 【集中モード】をタップ
- 適用するシーンを選択
- 【次へ】をタップ
- 通知を許可する連絡先を設定し【許可】をタップ。誰も許可しない場合は【誰も許可しない】をタップ
- 通知を許可するアプリを設定し【許可】をタップ。どのアプリの通知も許可しない場合は【何も許可しない】をタップ
- 【完了】をタップして終了
設定した集中モードは、設定アプリやコントロールセンターからオンにできます。
設定アプリからオンにする手順は以下の通りです。
- 設定アプリを起動
- 【集中モード】をタップ
- 設定したシーンを選択
- 設定したシーンをタップしてオン(ボタンの色が緑の状態)にする
- オフにする場合は、同じ画面で設定したシーンをタップしてオフ(ボタンの色が白の状態)にする
- コントロールセンターを表示
- 【集中モード】をタップ
- 設定した集中モードの名前をタップしてオンにする
- オフにする場合は、同じ画面で集中モードの名前をタップ
コントロールセンターからオンにする手順は以下の通りです。
スマートスタックを使う
iOS 13では、ユーザーの使用状況や時間帯に合わせて最適なウィジェットを自動で表示してくれる「スマートスタック」というウィジェットが新しく追加されました。
以前のバージョンの「スマートローテーション」がウィジェットとして独立した形式です。
追加の手順はウィジェットと同じです。
メールプライバシー保護を無効にする
iOS 15では、IPアドレスや現在地などのデータを隠して安全にメールをやりとりできるメールプライバシー保護機能が用意されています。
アップデート後にメールアプリを表示すると、初回のみ「メールプライバシー保護」の設定画面が表示されます。
このとき、よくわからないまま設定してしまった人も多いのではないでしょうか。
この機能を有効にするとIPアドレスを秘匿した状態で、安全にメールを開封できます。
迷惑メール対策としても大変有効ですよ。
間違えてオフに設定しまった場合は、設定アプリからメールプライバシー保護の設定を有効に変更しておきましょう。
- 設定アプリを起動
- 【メール】をタップ
- 【プライバシー保護】をタップ
- 【”メール”でのアクティビティを保護】をタップしてオン(ボタンの色が緑の状態)にする
このほかにも、手順④の画面でIPアドレスの非公開設定やリモートコンテンツのブロック設定などを設定できます。
プライベートリレーをオフにする
iOS 15から追加された「プライベートリレー」とは、Safari利用中にIPアドレスや現在地などのデータを隠して安全にウェブブラウジングできる機能です。
簡単に言えば、Safari限定で利用できるVPN機能ですね。
無料で利用可能な安全対策として有効ではあるのですが、ドコモのdアカウントメニューが利用できなかったり、ソフトバンクの動画SNS放題の通信量把握が正常にできなくなるなど、一部キャリアのサービスを正常に利用できなくなる不具合が発生しています。
該当キャリアをご利用の人は、プライベートリレーをオフにしておきましょう。
- 設定アプリを起動
- アカウント名をタップ
- 【iCloud】をタップ
- 【プライベートリレー(ベータ版)】をタップ
- 【プライベートリレー(ベータ版)】をタップしてオフ(ボタンの色が白の状態)にする
初期設定をすませてiPhone 13を便利に使おう!
画像引用元:iPhone 13 ProとiPhone 13 Pro Maxを購入 – Apple(日本)
今回は、iPhone 13を買ったらすぐにやったほうがいいおすすめの設定を17つ、紹介しました。
このうち、バッテリー関連や通信関連の設定を優先するとより快適に利用できるでしょう。
今回紹介した設定はiPhone 13以前のiPhoneやiOS 15以降のバージョンでも利用できるので、ぜひ設定して便利に使ってみてくださいね。
- 5Gの自動接続をオフに
- アプリのレビュー要求をオフに
- 自動ロックの時間変更
- バッテリー充電の最適化をオフに
- ソフトウェア自動アップデートをオフに
- 不要な通知をオフに
- 画面の焼き付きを防止
- ウィジェットのカスタマイズ
- バッテリー残量の表示
- iCloudの写真自動同期をオフに
- Face IDの設定
- 交通系ICカードを追加
- 背面タップをオンに
- 集中モードを使う
- スマートスタックを使う
- メールプライバシー保護を無効に
- プライベートリレーをオフに