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Appleが2021年9月14日に発表し、9月24日にiPhone13 miniが発売されました。
そこで、本記事ではiPhone13 miniの実機レビューをしていきます!
スペックや機能、サイズ感、デザインなどiPhone13 miniの実際の使用感について解説していくので、購入を検討中の人は是非参考にしてください。
その他のおすすめiPhoneランキングはこちらからご確認ください。
- 女性の手でも片手にすっぽり収まるサイズ感
- 背面の光沢がすごい
- 他のiPhoneより実際の色味に近い映像や画像が見られるディスプレイ
- ナイトモードで暗い場所での撮影もくっきり!
- 1時間YouTubeで動画を流していてもバッテリーの消耗は10%程度
※本記事の表示価格は全て総額表示
トップ画像引用元:iPhone 13とiPhone 13 mini – Apple(日本)
iPhone13 miniの発売日・予約開始日
画像引用元:Apple公式サイト
まず、iPhone13 miniの発売日と予約開始日について見ていきましょう。
- 発売日:2021年9月24日
- 予約開始日:2021年9月17日21時~
昨年のiPhone12はコロナ禍の影響もあり10月発売でしたが、iPhone13シリーズは例年通り9月に発表・販売となりました。
Apple Storeはもちろん、各キャリアでも既に発売されているため、在庫されあればいつでも購入することが可能です。
iPhone13 miniの端末価格
画像引用元:Apple公式サイト
次に、iPhone13 miniの端末価格について見ていきましょう。
※2022年7月20日更新
iPhone 13 mini | 128GB | 256GB | 512GB | |
---|---|---|---|---|
ドコモ | 通常 | 116,710円 | 140,800円 | 176,660円 |
いつでもカエドキプログラム | 58,630円 | 72,160円 | 89,540円 | |
詳細 | ||||
au | 通常 | 116,310円 | 133,780円 | 168,720円 |
スマホトクするプログラム | 62,790円 | 72,220円 | 91,080円 | |
詳細 | ||||
ソフトバンク | 通常 | 116,640円 | 134,640円 | 169,920円 |
新トクするサポート | 32,088円 | 41,040円 | 51,120円 | |
詳細 | ||||
楽天モバイル | 通常 | 104,800円 | 120,800円 | 153,800円 |
アップグレードプログラム | 52,392円 | 60,384円 | 76,896円 | |
詳細 | ||||
Apple | 通常 | 99,800円 | 114,800円 | 144,800円 |
詳細 | Apple公式サイトを見る |
ストレージは128GB・256GB・512GBの3種類です。
キャリアによって価格が異なり、1番安いのは楽天モバイルであることがわかります。
それぞれのキャリアには「いつでもカエドキプログラム」のような、次回の機種変更時に利用中のスマホの機種代金を減額するプログラムがあります。
そのプログラムを利用すれば、最大半額まで費用を抑えることができるので、なるべくコストを抑えたい人にもおすすめです。
※次回機種変更時に、端末の回収・査定が条件となっています。
画面サイズが小さいからか、iPhone13 miniはiPhone13シリーズの中で最も安いモデルです。
iPhone13 miniのスペックを評価レビュー
画像引用元:iPhone 13|Apple(日本)
では次に、iPhone13 miniのスペックについて見ていきましょう。
iPhone 13 mini | |
---|---|
画面サイズ | 5.4インチ |
本体サイズ | 高さ:131.5mm 幅:64.2mm 厚さ:7.65mm |
重さ | 140 g |
アウトカメラ | 1,200万画素 (超広角、広角) |
インカメラ | 1,200万画素 |
ROM | 128GB・256GB・512GB |
CPU | A15 Bionic |
認証 | Face ID (顔認証) |
防水 | IP68等級 |
5G対応 | ○(Sub6波のみ) |
カラー | (PRODUCT RED)・スターライト・ ミッドナイト・ブルー・ピンク・ グリーン |
詳細 | iPhone 13 miniのレビュー |
この章では、CPU・メモリ(RAM)・ストレージ(ROM)について触れていきます。
A15 Bionicチップ搭載
iPhone13 miniには、最新のA15 Bionicチップが搭載されています。
A14 BionicチップよりもCPUやGPUの性能が格段にアップしており、電力効率も高くなっているのでバッテリーの持ちも良くなっているといわれています。
Apple曰く「これ以上性能の高い機種はiPhone13 Proシリーズだけ」と言う程に、高性能だそうです。
メモリ(RAM)容量は4GB
Appleの公式発表ではありませんが、iPhone13 miniのメモリ(RAM)は4GBだといわれています。
しかし、最近のハイエンドモデルと比較すると4GBというのは少し心もとないかもしれません。
しかし、iPhoneはAndroidスマホよりもメモリ管理の性能が高いといわれており、実際にパフォーマンス力が高かったという実験結果も出ています。
筆者もiPhone13 miniを使ってみましたが支障は一切感じなかったので、普通に使う分には充分すぎるほどの性能だと思われます。
ストレージは128GB・256GB・512GB
iPhone 13 miniの本体のストレージは128GB・256GB・512GBの3種類から選べます。
これまでProシリーズを除くiPhoneは64GBスタートでしたが、iPhone13から最低容量が128GBになりました。
アプリや写真・動画などを本体にたくさん保存したい人にもおすすめです。
iPhone13 miniのデザイン・カラーを評価レビュー
画像引用元:Apple
次に、iPhone13 miniのデザイン・カラーについて触れていきます。
- iPhone12と同じく角ばったデザイン
- まるで鏡のような光沢の強いガラス
- カラーバリエーションは全5色
- ミッドナイトは光沢の強い黒
下記にて詳しく見ていきましょう。
iPhone13 miniのデザイン
まず、iPhone13 miniのデザインについて見ていきましょう。
iPhone12と同じく角ばったデザインとなっており、以前のiPhoneのデザインを思い出させる設計となっています。
背面は光沢の強いガラスが使用されており、まるで鏡のように目の前のものを写し出すので、正直写真を撮るのに手間がかかりました…。
光沢が強く綺麗ではありますが、カラーがミッドナイトということもあり指紋が目立ちやすいのがネックです。
指紋を目立たせたくない人は明るい色味を選ぶことをおすすめします。
これまでのiPhone13と同様に右側には音量ボタンが備わっています。
左側には電源ボタンがあります。
iPhone13 miniのカラー
iPhone13 miniのカラーバリエーションは全5色です。
- ミッドナイト
- スターライト
- ブルー
- ピンク
- (PRODUCT)RED
今回筆者が使用したのはミッドナイトですが、色味はほぼ黒です。
スターライトもミッドナイトと同じく、色味は完全に白なのではないかと思われます。
新色はピンクで、画像で見た限りではパステル感のある可愛らしい色味となっています。
(PRODUCT)REDは、収益を新型コロナウイルスの対策に寄付するというチャリティー事業のためのカラーなので、チャリティーに興味がある人にもおすすめです。
iPhone13 miniのカメラを評価レビュー
次に、iPhone13 miniのカメラについて解説していきます。
iPhone13 miniには広角・超広角の2つのカメラが搭載されており、フォトグラフスタイルやシネマティックモード、ナイトモードなど新たな機能が追加されました!
実際にiPhone13 miniのカメラを触った感想についても言及していくので、是非チェックしてください。
iPhone13 miniとiPhoneXRの画質を比較
まず、iPhone13 miniとiPhoneXRの写真の画質を比較していきます。
iPhone13 mini
iPhoneXR
パッと見た感じそこまで大差ありませんが、iPhoneの画面で見るとiPhone13 miniの方がよりリアルに近い色味になっていました。
これは、iPhone13 mini(Super Retina XDR)とiPhoneXR(Liquid Retina HD)のディスプレイの違いに原因があるのではと思われます。
ディスプレイについては後述にて解説していきますが、iPhone13 miniはiPhoneXRに比べて、色彩豊かで鮮明な映像や画像を楽しむことができるでしょう。
シネマティックモードを使ってみた
被写体に焦点を当てた状態で撮影できる動画機能「シネマティックモード」も試してみました。
SNSで犬の散歩時の撮影動画が話題となっていましたが、猫が遊んでいる映像でも同様にフォーカスを当て続けることが可能です。
あまりに早い映像だと捉えきれないこともありましたが、子どもやペットの動画撮影にかなり役立つ機能だと思います。
ナイトモードがすごい!
iPhone12ではProシリーズでしか使えなかったナイトモードですが、iPhone13 miniでも使えるようになりました。
ナイトモードは、暗い場所で撮影する際に自動的に起動するようです。
まず、ナイトモードなしで撮影してみました。
朝方(天気は曇り)、室内で電気をオフにして撮影してみました。
ナイトモードがオフの状態だと、輪郭がぼやけています。
ナイトモードを適用すると、写真全体に自然な明るさがプラスされたのと同時に、輪郭が鮮明に写るようになりました。
筆者の住んでいる周辺は夜景というものがないので撮影できなかったのが残念ですが、夜景もかなり綺麗に写るのではないかと思われます。
フォトグラフスタイルを使ってみた感想
次に、フォトグラフスタイルを使ってみました。
標準
リッチなコントラスト
鮮やか
暖かい
冷たい
顕著にわかるのが「暖かい」と「冷たい」くらいで、他はあまり変化を感じないかもしれません。
これもまた、iPhone13 miniの画面で見ればはっきりとわかるのですが、他のスマホやPCに通してしまうとかなり画質が変わってしまいます。
個人的には、フィルターよりもナチュラルな色の調整が可能であることが魅力的だと思っています。
一方で、撮影後にフォトグラフスタイルのモードを変更することができないので、使い勝手の良さで言うとフィルターの方が優れているでしょう。
iPhone13 miniのディスプレイを評価レビュー
次に、iPhone13 miniのディスプレイについてレビューしていきます。
iPhone13 miniは画面サイズが小さいことが何よりの特徴ですが、実際どの程度小さいのでしょうか?
ディスプレイサイズは5.4インチ
iPhone13 miniのディスプレイサイズは5.4インチと、iPhone13シリーズの中では最小モデルです。
最近のスマホは6インチ超えの方が多いので、5インチ台と思うとかなり小さく聞こえます。
実際にiPhone13 miniを持ってみましたが、簡単に片手で扱えるサイズでした。
女性の手でもすっぽりと片手に収まるサイズ感
次に、サイズ感について見ていきましょう。
女性の筆者でさえも片手で簡単に持つことができ、操作もできるコンパクト仕様となっています。
そもそも、iPhone13 miniの梱包箱とiPhoneXRのサイズがほぼ同じことから、iPhone13 miniがどれほど小さいかわかりますよね。
iPhone13 mini本体とiPhoneXRを比較しても、これほどの差があります。
Super Retina XDRディスプレイ搭載
iPhone13 miniにはSuper Retina XDRディスプレイが搭載されています。
Super Retina XDRディスプレイは、明るさの幅が広く鮮明でコントラスト比がはっきりとしていることで定評のあるHDRよりも、さらに高い画質を誇るといわれています。
実際にディスプレイを見てみましたが、色彩のコントラストがはっきりとしており、非常に見やすくなっているのがわかりました。
カメラの章でも述べた通り、よりリアルに近い色味で動画などを楽しむこともできます。
ただ、動画をよく見る・快適に楽しみたいという人からすれば、5.4インチのiPhone13 miniは少し小さいかもしれませんね。
iPhone13 miniの5G性能を評価レビュー
画像引用元:Apple公式サイト
iPhone13シリーズは、iPhone12シリーズと同じく5Gに対応しています。
ただし、対応しているのはSub6波のみであり、ミリ波を使うことはできません。
筆者は自分のスマホが4G対応であることと、自宅周辺が5Gの対象外エリアということもあり、まだ5Gを使うことができていない状態です…。
そのため、iPhone13 miniでも5Gを利用することはできませんでした。
Sub6波に対応しているという点は他の5G対応スマホ(一部ミリ波に対応している機種もありますが)と同じなので、他のスマホと同等に5Gを使えるのではないでしょうか。
iPhone13 miniのバッテリーを評価レビュー
画像引用元:iPhone 13とiPhone 13 mini – Apple(日本)
次にバッテリーについてです。
公式情報ではありませんが、iPhone13 miniのバッテリー容量は2,406mAhといわれています。
iPhone12 miniが2,227mAhだったことを考えると、若干容量が大きくなっていることがわかります。
しかし、5,000mAhは当たり前になりつつある他のスマホと比べると、やや心もとない気もしますね。
一方で、iPhone13 miniは画面サイズが小さいことや、最新のA15 Bionicチップ搭載で電力効率も大幅にアップしていることから、バッテリーの持ちも良いのではと推測できます。
そこで、実際にYouTube動画を1時間流して、どの程度バッテリーを消耗するのか検証してみました。
約1時間動画を流し続けても、バッテリーの消耗は10%程度でした。
他のスマホでは約3時間半でバッテリーが切れたという検証結果もあるので、1時間で10%であればかなり電力効率が良いのではないかと思われます。
iPhone13 miniは買うべきか?
画像引用元:iPhone 13とiPhone 13 mini – Apple(日本)
ここまでiPhone13 miniのスペックや機能についてレビューしてきましたが、実際にiPhone13 miniは買う価値のあるiPhoneなのでしょうか?
- 性能ピカイチ!カメラやバッテリーの持ちが気になる人にも◎
- 手のひらサイズのiPhoneなのでコンパクトさ重視の人にもおすすめ
- iPhone13シリーズ中最もリーズナブルなモデルなのでコストを抑えたい人にも◎
- より高い性能や大画面のスマホを求めている人は×
5.4インチのコンパクトiPhoneでありながら、カメラやバッテリーの持ち、処理速度など性能はかなり高いです。
画質も非常に良いので、動画やスマホゲームを楽しむ人にもおすすめです。
また、価格もiPhone13の中で1番安いので、よりコストを抑えてiPhone13シリーズをゲットしたい人にも向いているでしょう。
一方で、Proシリーズレベルの性能を求める人や、大画面スマホが欲しい人にはおすすめできない機種だといえます。
iPhone13 miniはコンパクトで性能も抜群!とても使いやすいiPhone
画像引用元:iPhone 13とiPhone 13 mini – Apple(日本)
最後に、iPhone13 miniを実際に使ってみた感想についてまとめます。
- 女性の手でも片手にすっぽり収まるサイズ感
- 背面の光沢がすごい
- 他のiPhoneより実際の色味に近い映像や画像が見られるディスプレイ
- ナイトモードで暗い場所での撮影もくっきり!
- 1時間YouTubeで動画を流していてもバッテリーの消耗は10%程度
大画面スマホが当たり前になっている今、iPhone13 miniのように片手で軽々と扱える機種はかなり少ないように思えます。
コンパクトでありながら、性能は現在発売中のスマホの中でもトップクラスでカメラも申し分ないので、性能をある程度重視したいという人にも適しているでしょう。
よほど大画面のスマホにこだわりがなければ、iPhone13 miniは充分快適に使える機種です。