iPhone15シリーズの防水防塵性能

iPhone15シリーズの防水・防塵性能まとめ|どこまでOKか解説します

  • 更新日:2023年10月3日
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この記事では、iPhone15シリーズの防水・防塵性能について解説します。

iPhoneは防水・防塵に対応しているとはいえ、お風呂や台所など水周りで使うのに不安を感じる人が多いようです。

しかし、iPhone15シリーズには高い防水・防塵性能があり、多少濡らした程度ならそうそう故障することはありません。

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iPhone15の防水・防塵性能が気になる人は、ぜひ本記事をチェックしてください。

iPhone15の防水・防塵性能
  • 防水性能はIPX8の最高等級
  • 防塵性能はIP6Xの最高等級
  • 常温の真水なら水深6メートルで30分耐えられる
  • お風呂での耐久試験は未実施
  • 洗剤や薬品への耐久試験は未実施
  • プールや海で水中に持ち込みは避ける
  • 防水だが結露には無力
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iPhone15シリーズの防水・防塵性能は過去最高クラス

iPhone15シリーズの防水防塵性能は過去最高クラス
さっそく、iPhone15の防水・防塵性能をみていきましょう。

iPhone15の防水・防塵性能
  • 防水性能
    →最高等級のIPX8等級
    →真水なら水深6メートルで30分耐える
    →お風呂での利用は想定されていない
  • 防塵性能
    →最高等級のIP6X等級

防水性能

iPhone15シリーズの防水性能は、国際基準の最高等級である「IPX8等級」となっています。

水深6メートルで30分耐えられる

iPhone15の防水試験では、水深6メートルに沈めて30分後に正常稼働することが確認されています。

普段の生活では水深1メートルに沈めることもまずないので、十分過ぎるほど高い防水性能と考えていいでしょう。

ただし、IPX8等級の耐水試験は常温の真水で行われています。

塩素の混ざっているプールや海の塩水では試験されていないので、夏のレジャーに持ち出す際は耐水ケースなどの対策は必要と考えた方がいいでしょう。

流水や常温真水以外の水溶液は対象外

高い防水性能があるiPhone15ですが、IPX8の防水試験は基本的に静かな真水に沈めても問題ないかをチェックします。

ちなみに、水を吹き付ける試験はIPX5等級で、両方対応しているスマホはスペックに「IPX5/IPX8」と表記されます。

したがって、iPhoneは流水を吹き付けたり常温の真水以外に沈めても使えるかは未検証と考えていいでしょう。

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お風呂場でのシャワーや台所で洗剤の混ざった水は、念のためiPhoneにかからないように注意してください。

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防塵性能

iPhone15シリーズの防塵性能は、国際基準の最高等級である「IP6X等級」となっています。

粉塵の侵入を完全に防ぐ

iPhone15の防塵等級であるIP6X等級は、「粉塵の侵入を完全に防ぐ」規格となっています。

小さなホコリも内部に侵入することなく使えるので、現場仕事の人も安心です。

ホコリの多い倉庫内や木屑の多い木工所など、粉塵が気になる職種もiPhone15なら気兼ねなく購入できるでしょう。

充電端子にはホコリが詰まる可能性あり

iPhone15は高い防塵性能がありますが、長く使っていると充電端子にホコリが詰まってしまう可能性があります。

  • 充電器がささらない
  • 充電器がグラグラする

こんな時は、大抵は充電端子にホコリが詰まっています。

iPhone内部に粉塵が入り込むことはそうそうありませんが、たまに充電端子はエアダスター等で掃除しましょう。

iPhone15シリーズの防水・防塵性能はどこまでOK?

iPhone15シリーズの防水防塵性能はどこまでOK
続いて、iPhone15シリーズの防水・防塵性能で、どこまで耐えられるかをチェックしましょう。

お風呂は未検証・自己責任だが実用上問題なし

防水性能を気にする人の多くは「お風呂へ持ち込みたい」と考えているのではないでしょうか。

しかし、先にお伝えした通り、iPhone15の耐水試験は常温の真水で行われ、お風呂での耐久試験は実施されていません。

したがって、お風呂で使うのは完全に自己責任となります。

とはいえ、著者の実体験では以下のポイントに気をつけておけば、お風呂で使ってもそうそう壊れないと感じています。

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著者はサブ端末のiPhone12 mini(IP68等級)をケース類は一切使わずお風呂に持ち込んでいますが、1年以上使っても故障なく使えています。

お風呂で使う時の注意点
  • シャワーを直接かけない
  • 湯船に沈めない
  • シャンプーやボディーソープをかけない
  • お風呂に持ち込んだ後は翌朝まで充電しない

シャワーやシャンプーが混ざった水を避け、直接お湯に浸けないように使えば、お風呂で問題なくiPhoneが使えています。

とはいえ、万が一浸水で故障してしまうと、Appleの保証対象外です。

著者自身や周囲の声を聞いてもお風呂でもiPhoneは問題なく使えると判断できますが、お風呂に持ち込む場合は自己責任ということを忘れないようにしましょう。

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洗剤等の薬品が混ざった水はNG

iPhone15は高い防水性能がありますが、台所の洗剤やお風呂でボディーソープ・シャンプーがかからないように注意しましょう。

iPhoneだけでなくスマホの防水は、筐体の接合部やボタンの下にあるゴムパッキンが浸水を防ぐ仕組みです。

ちなみに、iPhoneのSIMトレイにもゴムパッキンがあり、劣化していないか簡単にチェックできます。

洗剤など薬品が混ざった水がiPhoneにかかるとゴムパッキンの劣化が早まり、防水性能がなくなってしまうかもしれません。

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特にお風呂で使う人は、シャンプーやボディーソープを洗い流す時に十分注意してください。

洗剤がかかったら即ダメになるわけではありません。

しかし、ゴムが劣化しての浸水はなかなか気づかず、ある日突然iPhoneが起動しなくなることに。

お風呂や水周りでiPhoneを利用する際は、洗剤等がかからないように十分注意しましょう。

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プールや海に浸けるのはNG

洗剤等を気をつけるのと同じ理由で、プールや海で水の中にiPhoneを持っていくのも避けた方がいいでしょう。

プールの塩素や塩水は、防水・防塵の要となるゴムパッキンを劣化させる可能性があります。

水中にもiPhoneを持ち込みたい場合は、防水ケースに入れるようにしてください。

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内部の結露はNG

iPhoneに限らず、スマホの防水は結露には無力です。

冬場でも室内外の移動くらいでは、スマホ内部が結露することはそうそうありません。

しかし、冷蔵庫型の倉庫や低温に空調管理された実験室など、低音環境に長時間いるとiPhone内部が結露してしまう可能性があります。

該当する職業の人は防水は当てにせず、寒い場所にはiPhoneを持ち込まないように配慮しましょう。

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結露を考慮しなくても、低温の環境はゴムパッキンが劣化して防水性能がなくなる可能性があります。

【補足】防水・防塵性能を表す等級を解説

防水防塵性能を表す等級を解説
最後に、iPhone15の防水・防塵性能を表す「IP68」等級の意味について簡単に解説します。

この等級は、国際電気標準会議(IEC)が定める国際規格です。

「IP68」は防水性能を表す「IPX8」と防塵性能を表す「IP6X」を複合して表示したものです。

防水・防塵性能の等級について

防水性能を表すIPX8

防水性能を表す規格は、「IPX0」〜「IPX8」の9段階で規格化されています。

それぞれの規格が表す意味は次の通りです。

防水等級保護の目的試験概要
IPX0保護なしなし
IPX1垂直落下の水滴から保護200mmの高さから10分間
3〜5mm/分の水滴を落とす
IPX2垂直から15°以内の降雨から保護200mmの高さより15°の範囲で
10分間3〜5mm/分の水滴を落とす
IPX3垂直から60°以内の降雨から保護200mmの高さより60°の範囲で
10分間10l/分の放水
IPX4全方位からの水の飛沫から保護300〜500mmの高さから全方位に
10分間10l/分の放水
IPX5全方位からの水の
噴流から保護
3mの距離から全方位に
3分間12.5l/分・30kpaの噴流水
IPX6全方位からの水の
強い噴流から保護
3mの距離から全方位に
3分間100l/分・100kpaの噴流水
IPX7規定の圧力の水中
での保護
水面下15cm〜1mに30分間沈める
IPX8水面下で使用可能メーカー次第だがIPX7より厳しい環境で試験
(iPhone15は水深6mに30分)

IPX7までは明確に規格の試験方法が決まっていますが、IPX8は試験方法はなく、IPX7より厳しい環境下で試験することが条件となっています。

iPhone15の場合は「水深6メートルで30分」耐えられる性能となっているので、常温の水に沈めてもそうそう壊れないと考えていいでしょう。

しかし、iPhone15のスペック表を見ても流水や温水での耐久試験は行われていません。

念のため、シャワーを直接かけたりお風呂の温水に沈めるのは避けておきましょう。

防塵性能を表すIP6X

防塵性能を表す規格は、「IP0X」〜「IP6X」の7段階で規格化されています。

それぞれの規格が表す意味は次の通りです。

防塵等級保護の目的対象物
IP0X保護なしなし
IP1X手が入らないよう保護直径50mm以上の固形物
IP2X指が入らないよう保護直径12mm以上の固形物
IP3X工具が入らないよう保護直径2.5mm以上の固形物
IP4Xワイヤー等が入らないよう保護直径1.0mm以上の固形物
IP5X粉塵が入らないよう保護機器の動作に支障を出す粉塵
IP6X完全な粉塵からの保護砂やホコリなど一切の粉塵

IP4X以下の規格は、明確に侵入を防ぐ固形物が明示されています。

一方で、IP5XとIP6Xは明確な固形物は指定せず、砂やホコリなど「粉塵」レベルの小さなも全般が対象です。

iPhone15は粉塵を完全に防ぐIP6Xに対応しているので、ホコリっぽい場所でも心配なく利用できるでしょう。

iPhone15は最高の防水・防塵対応で自己責任だがお風呂も問題なし

iPhone15

画像引用元:Apple(日本)

今回は、iPhone15シリーズの防水・防塵性能について解説しました。

iPhone15の防水・防塵性能まとめ
  • 防水性能はIPX8の最高等級
  • 防塵性能はIP6Xの最高等級
  • 常温の真水なら水深6メートルで30分耐えられる
  • お風呂での耐久試験は未実施
  • 洗剤や薬品への耐久試験は未実施
  • プールや海で水中に持ち込みは避ける
  • 防水だが結露には無力

iPhone15は高い防水・防塵性能があります。

スペックではお風呂対応とはなっていませんが、実用上はお風呂程度なら問題なく使えるでしょう。

ただ、プールや海に持ち込む際や結露には注意してください。

普段からお風呂など水周りでiPhoneを使いたい人も、安心してiPHone15を手にしてください。

この記事を書いた人
ドコモ905iシリーズの頃からモバイル販売を中心に仕事してきた経験を活かし、わかりやすさを心がけて書いてます。 最近はAIに興味津々で、執筆の合間にChatGPTなど各種AIで遊んでいます。