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本記事では、人気iPhoneシリーズのiPhone8とiPhone SE2の比較を行っています。
この2機種は、同じ筐体が使われているという非常に大きな共有点を有しています。
そのせいで「違いがわからない」という声があり、どちらを買うべきか悩むことも多いようですね。
しかし本記事を読めば、2機種の違いや変わらない点が明確にわかります。
最後には、今からならどっちを買うべきかの結論も出しています。
- 同じ筐体が使われている
- 違いは搭載チップ
- iPhone8はiOS 16(仮)まで対応か
- iPhone SE2はiOS 19(仮)まで対応か
トップ画像引用元:iPhone SE – Apple(日本)
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iPhone8とiPhone SE2の違い
画像引用元:iPhone 13 vs iPhone 8 vs iPhone SE(第2世代) – Apple(日本)
iPhone8とiPhone SE2の違いは、発売日や価格といったものを除けば、ずばり搭載されているチップです。
iPhone8にはA11 Bionicが、iPhone SE2にはA13 Bionicが搭載されています。
A13 BionicはiPhone 11シリーズにも搭載されているものです。
このことについて詳しくはスペックの章で解説します。
しかし基本的な機能やデザインに違いはありません。
なぜなら、iPhone SE2はiPhone8の筐体を使い回しているものだからです。
見た目は瓜二つ、と言うか同一であり、仮にiPhone8からiPhone SE2に買い替えたとしても、人によっては違いがまったくわからない可能性もあるでしょう。
- 搭載されているチップが違う
- iPhone8はA11 Bionic
- iPhone SE2はA13 Bionic
- A13 BionicはiPhone 11シリーズと同じ
iPhone8とiPhone SE2を比較:発売日
iPhone8は2017年9月22日に発売されました。
iPhone SE2は2020年4月24日に発売されました。
iPhone8とiPhone SE2を比較:価格
iPhone SE2の価格は下表の通りです。
iPhone SE(第2世代) | 64GB | 128GB | 256GB | |
---|---|---|---|---|
ドコモ | 通常 | 57,024円 | 62,568円 | 75,240円 |
スマホおかえしプログラム | 38,016円 | 41,712円 | 50,160円 | |
詳細 | ||||
au | 通常 | 55,270円 | 61,250円 | 75,215円 |
スマホトクするプログラム | 28,750円 | 31,970円 | 39,215円 | |
詳細 | ||||
ソフトバンク | 通常 | 57,600円 | 64,080円 | 78,480円 |
トクするサポート+(特典A) | 28,800円 | 32,040円 | 39,240円 | |
詳細 | ||||
楽天モバイル | 通常 | 44,800円 | 49,800円 | 62,800円 |
アップグレードプログラム | 22,392円 | 24,888円 | 31,392円 | |
詳細 | ||||
Apple | 通常 | 49,800円 | 55,800円 | 取扱なし |
詳細 | Apple 公式サイトを見る |
一方iPhone8は、さすがに古すぎるために、もうApple Storeでもキャリアでも(少なくともオンライン上では)取り扱われていません。
購入するとしたら中古ということになります。
参考までに、中古ショップのイオシスでは、iPhone 8は1万円台から販売されています。
- 64GB:13,800円~
- 128GB:21,800円~
- 256GB:18,800円~
キャリアの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
iPhone8とiPhone SE2を比較:スペック
画像引用元:iPhone SE – Apple(日本)
iPhone8とiPhone SE2とでは、搭載されてるチップが違います。
iPhone8にはA11 Bionicが搭載されています。
対するiPhone SE2にはA13 Bionicが搭載されています。
項目 | iPhone SE (第2世代) | iPhone 8 |
---|---|---|
ディスプレイ | 4.7インチ | |
本体サイズ | 138.4×67.3×7.3 mm | |
重さ | 148 g | |
アウトカメラ | 広角:1,200万画素 | |
インカメラ | 700万画素 | |
RAM | 非公開 | |
ROM | 64GB/128GB/256GB | |
SoC | A13Bionic | A11Bionic |
OS | iOS | |
認証 | 指紋認証 | |
カラー | ブラック ホワイト (PRODUCT)RED | シルバー スペースグレイ ゴールド |
A13 BionicはiPhone 11シリーズにも搭載されているものです。
チップはスマホ・タブレットの「脳」にあたる極めて重要な部品で、ここでスペックや価格が決まると言っても過言ではありません。
より新しいA13 Bionicを搭載したiPhone SE2のほうが処理能力に優れており、あらゆる動作がiPhone8よりも高速で快適です。
iPhone8ではまともに動かない重たいゲームやクリエイティブな作業も、iPhone SE2ならきちんと動くことが少なくありません。
この差はAntutuベンチマークスコアでもはっきりと表れています。
- iPhone8:約37万点
- iPhone SE2:約57万点
iPhone8でもAndroidスマホの最新ミドルレンジモデル並ではあるので、使っていて問題をまったく感じない人も多いとは思います。
しかし、少しでも重たいゲームやクリエイティブな作業も視野に入れているなら、断然iPhone SE2のほうがおすすめです。
なおチップ以外に差はありません。
どちらも5Gには非対応ですが、防水・FeliCa・ワイヤレス充電に対応しています。
防水性もIEC規格60529に基づくIPX7等級(深さ1mまで、最長30分間)と変化なしです。
- A11 Bionic
- Antutuベンチマークスコア約37万点
- 5Gには非対応
- 指紋認証対応
- 防水対応
- FeliCa対応
- ワイヤレス充電対応
- A13 Bionic
- Antutuベンチマークスコア約57万点
- 5Gには非対応
- 指紋認証対応
- 防水対応
- FeliCa対応
- ワイヤレス充電対応
iPhone8とiPhone SE2を比較:デザイン
iPhone8とiPhone SE2のデザインは同一です。
なぜなら、iPhone SE2はiPhone8の筐体を使い回しているためです。
ただカラーバリエーションにのみ微妙な違いがあります。
- シルバー
- ゴールド
- スペースグレー
- ホワイト
- ブラック
- (PRODUCT)RED
iPhone8とiPhone SE2を比較:サイズ
iPhone SE2はiPhone8の筐体を使い回しているため、サイズは同一です。
重量にも変化はありません。
- 画面:4.7インチ
- 高さ:138.4mm
- 横幅:67.3mmm
- 厚さ:7.3mm
- 重量:148g
iPhone8とiPhone SE2を比較:カメラ
iPhone8とiPhone SE2に搭載されているカメラも同じです。
いたって平凡なアウトカメラとインカメラが1つずつ搭載されています。
- アウトカメラ:約1,200万画素(F値1.8)
- インカメラ:約700万画素(F値2.2)
では性能も同じなのかと言うと、それは違います。
なぜなら搭載されているチップの違いで処理能力に差があるからです。
スマホを含むデジタルカメラの性能というのは、レンズや有効画素数だけでなく、画像・映像処理能力も重要です。
処理能力が優れているほど画像・映像をキレイに処理できるので、A13 Bionicを搭載しているiPhone SE2のほうが、A11 BionicのiPhone8より高品質な写真や動画に仕上がります。
またiPhone8ではできないポートレートモードもiPhone SE2ではできます。
これも処理能力が上がったおかげです。
「体は変わっていないけど、頭が良くなって難しい計算もできるようになった」のだと思うとイメージしやすいでしょう。
iPhone8とiPhone SE2どっちが買いか
ここまでで、iPhone8とiPhone SE2の違いはチップであることを解説してきました。
逆に言うとそれ以外にはなく、iPhone8でもまだ問題なく使える場面が多いことでしょう。
それでも今から買うのであれば、iPhone SE2をおすすめします。
そもそもiPhone8は中古以外では入手困難となっていますが、理由はそれだけではありません。
iPhone SE2のほうがより長く安心して使えるからです。
アップデート対応期間の違い
iPhoneは大体発売から5年間最新OSアップデートに対応する傾向にあります。
そしてiPhone8は2017年9月22日に、iPhone SE2は2020年4月24日に発売されました。
となると、iPhone8のOSアップデート対応は2022年秋に出るであろうiOS 16で終わってしまう可能性を否定できません(現在の最新はiOS 15)。
一方のiPhone SE2は、2025年秋に出るであろうiOS 19(仮)まで対応することが期待できます。
OSが最新でないと、新しいiOSの機能が使えないだけでなく、セキュリティなどの心配も大きくなってしまいます。
iPhone8を安心して使えるタイムリミットはすでに迫っているのです。
短期の使い捨て目的でiPhone 8もあり
ただ、最初から短期の使い捨て目的であれば、中古でiPhone8を買うのもありだと思います。
iPhone SE2を買ったところで真新しい体験ができるわけではありません。
それを後4年とか5年も使いたいかどうかは、かなり意見の分かれるところとなるでしょう。
なので、今からiPhone 14(仮)やiPhone 15(仮)に買い替えることを見据えて、今はiPhone8で我慢するという考え方もおすすめです。
重たいゲームやクリエイティブな作業をしないのであれば、それでも困ることはほとんどないはずです。
チップの違いをどこまで重視するか
以上、iPhone8とiPhone SE2の比較でした。
- 同じ筐体が使われている
- 違いは搭載チップ
- iPhone8はiOS 16(仮)まで対応か
- iPhone SE2はiOS 19(仮)まで対応か
iPhone8とiPhone SE2はどちらも同じ筐体が使われているので、デザインやサイズは同一です。
しかし搭載チップが異なり、iPhone SE2のほうが処理能力が高い分、動作の快適さやカメラ性能に違いが生じています。
また最新OSアップデート対応期間にも大きな差が出ると予想できます。
重たいゲームやクリエイティブな作業をしたり、より長く安心して使ったりしたいのであれば、iPhone SE2を買うべきでしょう。
またiPhone8はすでにApple Storeやキャリアで取り扱われていません。
しかし中古でも良いのであれば、最初から短期の使い捨てのつもりでiPhone8を買うのもありだと思います。
iPhone SE2を買っても真新しさはないので、来年や再来年の新型iPhoneを買うための中継ぎとしてiPhone8を起用するというわけです。
それなら中古であることや最新OSアップデート対応期間の短さは気にならなくなります。