
今月おすすめのポケット型WiFiはこちら!
近年、訪日外国人は年々増え続けており、スマホの普及も進んだ現在は外国から持ち込まれたスマホを使って日本のインターネット回線を利用する方も少なくありません。
そのため、訪日外国人のために日本国内で使えるフリー(無料)Wi-Fiの拡充と簡単接続できるアプリが求められておりました。
そして遂にJapan Connected-free Wi-Fiという名称で、NTTブロードバンドが日本中のフリー(無料)Wi-Fiを簡単に利用できるアプリをリリースし、AndroidとiOSで利用可能となっています。
訪日外国人向けサービスですが日本人でも利用できるアプリなので、外出先でフリー(無料)Wi-Fiを使用する事も可能です。
- Japan Connected-free Wi-Fiが使えるのは全国19万スポット
- Japan Connected-free Wi-Fiは無料で使える
- Japan Connected-free Wi-Fiの設定は『利用登録』『接続先検索』『接続』の3ステップ
Japan Connected-free Wi-FiとはどんなWi-Fiなのか
画像引用元:Japan Connected-free Wi-Fi
Japan Connected-free Wi-Fiとは、訪日外国人をメインターゲットとした日本国内のフリー(無料)Wi-Fiスポットを案内するアプリです。
フリー(無料)Wi-Fiスポットを案内するサービスで、料金もかからず無料で利用出来るのが特徴ですが、他にも以下4つの特徴がJapan Connected-free Wi-Fiに存在します。
- 訪日外国人向けのフリー(無料)Wi-Fiスポット検索アプリ
- 利用登録を行えばすぐに周辺のWi-Fiスポットが利用可能
- 訪日外国人向けに16ヶ国語に対応
- 日本全国17万スポットを検索し接続可能
それでは詳しく説明していきます。
特徴1:訪日外国人向けのフリー(無料)Wi-Fiスポット検索アプリ
Japan Connected-free Wi-Fiは無料Wi-FiスポットとしてWi-Fiのサービスを提供しているのではなく、無料Wi-Fiスポットの場所を検索し、そのWi-Fiスポットとの接続を行うサービスです。
無料Wi-Fiスポットと訪日外国人の持っているスマホを簡単に接続する仲立ちという役割をしてくれるアプリになっております。
特徴2:利用登録を行えばすぐに周辺のWi-Fiスポットが利用可能
Japan Connected-free Wi-Fiを利用するにはアプリのインストール後に『利用登録』を行う必要があります。
メールアドレスやSNSアカウントを登録と利用名等を入力で簡単に完了します。
利用登録完了後はすぐに周辺のWi-Fiスポットの検索と利用が可能となるお手軽さがポイントで、メールアドレスもGmailのようなフリーメールでも問題ありません。
特徴3:訪日外国人向けに16ヶ国語に対応
Japan Connected-free Wi-Fiは訪日外国人向けのサービスなので、日本を訪れる国の言語にも対応しています。
具体的には下記16ヶ国語に対応しています。
- 英語
- 中国語(簡体字)
- 中国語(繁体字)
- 韓国語
- タイ語
- マレー語
- インドネシア語
- フランス語
- スペイン語
- ドイツ語
- イタリア語
- ロシア語
- ポルトガル語
- ベトナム語
- タガログ語
- 日本語
日本語にも当然対応しておりますので、実は日本人が周囲のフリー(無料)Wi-Fiスポットを検索して利用する使い方もできるようになっております。
特徴4:日本全国19万スポットを検索し接続可能
Japan Connected-free Wi-Fiで検索し接続可能なフリー(無料)Wi-Fiスポットは公式ホームページによると、日本全国で約19万スポットとなっております。(2019年11月時点)
接続可能なフリー(無料)Wi-Fiスポットは様々な事業者や公共施設が設置したフリー(無料)Wi-Fiスポットで、コンビニや喫茶店などが提供している無料Wi-Fiスポットをメインに検索可能です。
日本中のフリー(無料)Wi-Fiスポットを手軽に検索する事が出来るのがJapan Connected-free Wi-Fiの特徴です。
Japan Connected-free Wi-Fiを使うには3ステップで完了
Japan Connected-free Wi-Fiの利用方法をご案内する前にAndroidの方はPlayストア、iOSの方はApp Storeから『Japan Wi-Fi』のアプリをインストールする必要があります。
アプリのインストールが完了したら、
- 利用登録
- 接続先検索
- 接続
が必要なのでその設定方法と利用方法を紹介します。
Japan Connected-free Wi-Fiの利用登録方法は2種類
Japan Connected-free Wi-Fiの利用登録は、
- メールアドレスを登録・送付されたURLにアクセス
- Twitter、Facebook、Weibo、LINE、dアカウントといったSNSアカウント
の2種類があります。
ちなみに、Android版は位置情報をONにしないと利用出来ませんので、起動する前に位置情報をONにしておきましょう。
メールアドレスで利用登録をする方法
- Japan Connected-free Wi-Fiアプリを起動し、位置情報の『許可』をタップ
- コンテンツ更新のお知らせが表示されたら『はい』をタップ
- 利用規約と観光施策への活用に同意し『メールアドレスで登録』をタップ
- メールアドレス、名前、性別、年代を入力し『次へ』をタップ
- 入力した内容が間違っていないか確認し『登録』をタップ
- アプリの画面が切り替わるので一旦アプリを閉じる
- 登録したメールアドレス宛てにURL記載のメールが届くのでメールを確認
- メール本文に記載されたURLをタップ
- ウェブブラウザが立ち上がり受付画面が表示されたらJapan Connected-free Wi-Fiを起動
- 『アプリトップへ』をタップし利用登録完了
メールアドレスで利用登録をする方法ですが、利用登録時のURLタップが必要なだけなのでGmailやヤフーメールのようなフリーメールでも問題ありません。
SNSアカウントで利用登録をする方法
- Japan Connected-free Wi-Fiアプリを起動し、位置情報の『許可』をタップ
- コンテンツ更新のお知らせが表示されたら『はい』をタップ
- 利用規約と観光施策への活用に同意し、登録したいSNSアカウントをタップ
- アカウント情報を入力してログインする
- 『アプリトップへ』をタップして利用登録完了
SNSアカウントはメールアドレス登録より手順が少ないので、Twitter・Facebook・Weibo・LINE・dアカウントを利用している方で抵抗が無ければこちらの手順が簡単でおすすめです。
次の章では引き続き、Japan Connected-free Wi-Fiを使うためのステップを解説します。
Japan Connected-free Wi-Fiで接続先検索する方法
メールアドレスやSNSアカウントで利用登録が完了したら、次は接続するフリー(無料)Wi-FiスポットをJapan Connected-free Wi-Fiアプリから検索しましょう。
検索方法には以下の3つがあります。
- 現在地周辺や主要都市の地図から
- 提供事業者のカテゴリから
- オフラインマップを活用
それでは、詳しく説明していきます。
現在地周辺や主要都市の地図から接続先を検索
- Japan Connected-free Wi-Fiアプリを起動し『Wi-Fi Spot』ボタンをタップ
- 現在地周辺のWi-Fiスポットが表示される
- 『AREA』タブをタップすると主要な都市や駅の周辺地図からWi-Fiスポットを検索
- 地図を操作して、日本全国のWi-Fiスポットを検索
- Wi-FiスポットのアイコンをタップするとSSIDなどの情報が表示される
現在地周辺のフリー(無料)Wi-Fiスポット検索は1と2の手順、主要都市や駅周辺から検索するのは3~4の手順になります。
提供事業者のカテゴリから接続先を検索
- Japan Connected-free Wi-Fiアプリ起動後にフッター『検索』タブを開き、提供事業者をタップ
- カテゴリ一覧を表示
- 提供事業者一覧が表示される
セブンイレブン等のコンビニが提供しているフリー(無料)Wi-Fiスポットを検索したい、といった時に使う事が出来ます。
オフラインマップを活用して接続先を検索
- Japan Connected-free Wi-Fiアプリを起動し『OfflineMap』ボタンをタップ
- 訪問予定のエリアをタップ
- ダウンロードマークのついたエリアをタップしてオフラインマップのダウンロードを実行
- ダウンロード済みのエリアをタップするとオフラインマップが表示
行き先が電波環境が悪い場合なら事前にオフラインマップをダウンロードしておけばWi-Fiスポットを調べられるのでおすすめです。
Japan Connected-free Wi-Fiで接続する方法
利用登録と接続先検索で接続先を決めたら後はフリー(無料)Wi-Fiスポットに接続するだけとなりますが、接続方法はOSによって異なります。
OS別Japan Connected-free Wi-Fiで接続する方法
Japan Connected-free Wi-Fiで接続するにはOSによってアプリ操作が異なりますので、Android、iOSそれぞれの手順は以下のようになります。
Android版
- Wi-Fiの電波が入る位置まで移動
- Japan Connected-free Wi-Fiのアプリを起動し『Connect』ボタンをタップして接続開始
iOS版
- Wi-Fiの電波が入る位置まで移動
- 設定からWi-Fi接続をONにし、接続したいWi-FiのSSIDを選択
- 『Connect』ボタンをタップして接続完了
これでフリー(無料)Wi-FiスポットにJapan Connected-free Wi-Fiを使って接続完了です。
Japan Connected-free Wi-Fiを使ってもセキュリティは大丈夫?
Japan Connected-free Wi-Fiはフリー(無料)Wi-Fiの接続をあくまで仲立ちするサービスなので、セキュリティに関しても安全性を保障している訳ではありません。
可能であればフリー(無料)Wi-Fiを接続中はクレジットカードの情報やパスワードなど重要な情報を入力しないのが一番安全ですが背に腹を替えられない場面もあります。
そこで以下の2点に注目してJapan Connected-free Wi-Fiを利用して、フリー(無料)Wi-Fiに接続しましょう。
大事な情報を入力する時は『SSL』を利用しているサイトを利用しよう
クレジットカード情報や個人情報を入力する場合は接続するウェブサイトが入力内容を暗号化送受信する技術『SSL』を利用しているか、ということに注意しましょう。
- URLが『https』から始まっているウェブサイト
- ホームページ閲覧時に鍵マークが表示されている
この2種類のどちらかの表記があれば『SSL』に対応しておりますが、SSLを利用していないならクレジットカード番号やパスワードなどの情報を入力は避けた方が無難です。
Wi-Fi接続時は接続先の暗号化方式にも注目しよう
ウェブサイトのSSLの他に接続するWi-Fiの暗号化状況にも注意しましょう。
- WPA2…SSIDの下に『WPA 2 で保護』
- WPA…SSIDの下に『WPAで保護』
- WEP…SSIDの下に『WEPで保護』
- 暗号化なし…SSIDの下は空欄
Wi-Fi接続時に設定アプリからWi-FiのSSIDが表示されますが、その下にWi-Fiの暗号状況が記載されるようにAndroid、iOS問わずの仕様となっております。
この内、最もセキュリティ強度が高いのがWPA 2で以下セキュリティの高い順にWPA、WEP、暗号化なしの順番になるので、重要な情報はWPA 2で保護されている場合に入力すべきです。
大事な情報を入力する時はSSLによる暗号化通信をされているか、SSIDのセキュリティ強度は高めか…に注意しておきましょう。
Japan Connected-free Wi-Fiは日本人でも使えるのでインストールして損は無し
Japan Connected-free Wi-Fiの利用方法や設定方法、セキュリティの点について紹介してきましたが、Japan Connected-free Wi-Fiは訪日外国人以外でも利用可能です。
- Japan Connected-free Wi-Fiが使えるのは全国19万スポット
- Japan Connected-free Wi-Fiは無料で使える
- Japan Connected-free Wi-Fiの設定は『利用登録』『接続先検索』『接続』の3ステップ
むしろデフォルトが日本語設定なので、日本人が日本国内のフリー(無料)Wi-Fiスポットを検索し接続するという使い方も出来るので外出先でインターネットをたくさん使う人におすすめです。
設定も簡単なので興味が湧いたら是非アプリをインストールして、活用してください。