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ドコモ2019年夏モデルの1つ『LG style2』は、3万円台の格安モデルという事もあり、今年の夏にお手軽価格のスマホに機種変更を予定されている方から注目を集めています。
格安モデルのスマホは、高コスパの物もあれば、価格は安くても品質もそれなりというスマホも少なくありませんが、LG style2は果たしてどうなのでしょうか?
今回は、LG style2の実機が手元に届きましたので、外観やスペック等のレビューを行いますので、是非参考にしてみてください。
- LG style2は6.0インチのFull HD+画質の大画面液晶を搭載しておりサイズは大きめ
- イヤホンジャックを搭載しており有線イヤホンで音楽再生が可能
- スペック自体は前機種LG L-03Kとあまり変わっていない
- デュアルレンズとAIカメラを搭載している珍しい低価格帯モデル
- 価格は3万円台だが大容量バッテリーの性能が高く高コスパなスマホ
LG sytle2を開封してみよう
まずは、LG style2を開封し同梱物を確認してみたいと思いますが、ドコモの他の携帯電話と同様に、LG style2には充電器は同梱されておりません。
LG style2は、USB Type-C充電器を使用するので、Type-C充電器を持っていない人は一緒に購入しておきましょう。
ちなみにバッテリーは最初からLG style2に設置されており、バッテリーが外せないモデルになっております。
LG style2は高級感ある黒い箱入り
LG style2は、ドコモ2019年夏モデルの3万円台の格安モデルですが、高級感のある黒い厚紙の箱に入れられております。
一見すると高級モデルのように見えるので、決して安っぽく見えないのも購入したユーザーには嬉しいポイントです。
ドコモで下取りの際には外箱は必要ありませんが、高級感あるデザインなのでコレクションアイテムに取っておくのも良いかもしれません。
LG style2の同梱物一覧
さて、箱の中身を確認していきましょう。
- 液晶画面吹き用のクロス
- IMEI記載シール
- LG style2クイックスタートガイド
- アンテナケーブル兼用イヤホンジャック
- SIM取り出しピン
LG style2の外箱を開封すると、バッテリー搭載済みのLG Style2本体の他、上記5点の付属品が同梱されております。
Type-Cの充電器とSIMカード以外は全て同梱されているので、Wi-Fi環境さえあればすぐに利用する事は可能です。
microSDカードは外部アクセサリーなので同梱されておりませんので、必要であればType-C充電器と一緒に購入しておきましょう。
LG style2の外観を徹底レビュー
LG style2は、3万円台の格安モデルでありながら6.0インチの大画面液晶と、デュアルレンズカメラを搭載したモデルですが、外観や手触りはどうかレビューしていきます。
LG style2の前面部
LG style2の前面部は今流行のベゼルレスタイプではなく、外枠のある一般的なスマホのデザインとなっております。
LG Style2前面上部にはフロントカメラとスピーカー、前面下部のマイク箇所は外枠に置きつつ更に6.0インチの液晶画面なので本体サイズはかなり大きめです。
本体サイズと液晶画面が大きくなったので、Webサイトの閲覧や動画はかなり大きな画面で楽しむことが出来ます。
LG style2の左側面部
LG style2の左側面部には3つのボタンが縦に並んでおり、上部から1、2番目が音量を調節するボリュームボタンです。
3番目のボタンは、押下するとGoogleアシスタントが即作動するGoogleアシスタントキーで、いつでもGoogle検索を音声で検索する事が出来ます。
慣れるまで誤って押下する事もありますが、使いこなせば便利な機能になってくれるので、LG style2を購入したら是非慣れておきましょう。
LG style2の右側面部
LG style2の右側面部には電源ボタンがあり、電源ボタンの下にはUIMカードスロットが搭載されています。
UIMカードスロットは、同梱されているSIM取り出しピンを穴に挿入し、少し力を込めて押し込むと、UIMカードスロットが少しだけ飛び出してきます。
飛び出したUIMカードスロットを引き出して、UIMカードをセットしましょう。
SIMカードスロットはnano UIMカードとSDカードがセット可能
SIMカードスロットにセットできるUIMカードとSDカードの枚数は、nano UIMカード1枚とmicroSDカード1枚となっております。
ドコモを解約して格安MVNO業者に乗り換えで利用する場合、格安MVNO業者で流行のDSDSやDSDVには使用できませんのでご注意下さい。
LG style2の底部
LG style2の底部は左側からイヤホンジャック、USB Type-Cケーブル差込口、スピーカーが並ぶ重要な箇所になっています。
イヤホンジャックがあるので充電しながら音楽を聴くこともできますが、ストラップホルダーは無いのでLG style2本体にストラップを付ける事は出来ません。
LG style2はスタイリッシュで滑らかな手触りの本体ですが、滑りやすくもあるので落下が心配な人はスマホリングを付けるかスマホケースで対策しましょう。
LG style2の背面部
LG style2の背面部に設置されている機能は3つあり、1つはデュアルレンズカメラでパノラマ撮影が可能な広角レンズと、メインカメラが縦に並んでいます。
デュアルレンズカメラの下にあるのが2つ目の機能である指紋センサーで、ロック解除に指紋センサーを利用する時の登録や指紋のロック解除は背面部から行う仕組みです。
背面機能3点目はおサイフケータイ機能で、LG style2の中央からやや下部に位置しており、おサイフケータイ機能を利用する時はここをかざして利用するようになります。
次の章では、実際にLG style2を持った感触をレビューしていきます。
LG style2を持った感触をレビュー
LG style2は昨今の大型化するスマホの流行に倣い、一般的なスマホよりも大きなサイズなので、人によっては持ちにくかったり、取り回しにくい印象を受けるかもしれません。
スマホ本体の手触りも滑らかなので、手の中で滑らせやすく片手で操作しやすくなっていますが、反面滑りやすさが仇となって落下する可能性もあります。
手に取ってみるだけなら特に不便は感じませんが、片手で操作をする時は少し持ち手の力加減の調整が必要だというのがレビュアーの感想です。
本体サイズは成人男性が持ってみても大きなサイズ
LG sytle2の本体サイズは、長さ158mm(15.8cm)、幅76mm(7.6cm)と普通のスマホよりも一回り程大きくなっております。
その為、成人男性が持ってみても大きいという印象は否めず、女性やお子様が利用する時には片手で持つするには少し難しいかと思われます。
両手で利用する事を心がけるか、スマホリング等の補助アクセサリーを装着し、片手利用の負担を減らす工夫が必要です。
2018年のドコモ夏モデル『LG style_L-03K』と比較するとやはり大きい
画面左がLG style_L-03K、右がLG Style 2となります。
2018年に同じLGから販売された前機種『LG sytle L-03K』と並べて比較してみると、やはりLG style2の大きさは際立っています。
LG style2は大容量バッテリーと6.0インチFull HD+の液晶大画面を搭載しておりますが、代償として取り回しの良さは悪くなったのは否めません。
液晶画面の大きさによる高画質な画面を取るか、コンパクトで取り回しの安いモデルを選ぶか、普段の使い勝手にも影響するのでよく考えておきたい所です。
シャツの胸ポケットに入れるとはみだしてしまう
LG sytle2はイヤホンジャックが本体の底面にあるので、有線イヤホンで音楽を聴くことができるスマホになっております。
ハイレゾにも対応しているので高音質な音楽を楽しめるのが売りですが、LG sytle2の大きさゆえにシャツの胸ポケットだとLG style2が飛び出してしまい少し不格好です。
ジャケットの大きな胸ポケットに入れるか、鞄などに入れてワイヤレスイヤホンで音楽を楽しんだ方が見た目は良いかと思われます。
LG style2のカメラ性能をレビュー
LG style2は3万円台の格安モデルでありながら、メインカメラの他に広角レンズを搭載したデュアルレンズとAIカメラを搭載しているのが特徴です。
実際にカメラアプリを起動するとどのような撮影画面になるのか、レビューしてみましょう。
パノラマ撮影方法は若干特殊
- カメラアプリを起動し画面上部のモードをタップ
- 『パノラマ』をタップ
- 画面下部の撮影ボタンをタップ
- 左右どちらかの方向にゆっくり動かし端まで撮影したら撮影終了ボタンをタップ
LG style2のパノラマ撮影方法は上記のようになり、写真撮影と言うよりは動画撮影に近い印象を受けました。
横方向に動かしてパノラマ撮影中は、スマホが手振れで上下に動くと、完成するパノラマ写真の歪みが大きくなるので撮影には慣れが入ります。
室内で近い物をパノラマ撮影すると歪みが大きく見えてしまうので、実際にパノラマ撮影をする時は、風景の写真など歪みが目立たない被写体を撮影するのがおすすめです。
AIカメラは簡単に動作できるので楽チン
LG sytle2のAIカメラの起動は、カメラアプリ起動時に表示される『AIカメラ』の文字をタップして黄色にするだけで完了します。
後は被写体を撮影すると自動でAIカメラが動作してくれますので、簡単に被写体に適した写真撮影を行ってくれるのはメリットです。
もちろんAIカメラを作動させずに撮影も可能なので、撮影や編集技術に自信のある人は、自分好みの色合いで撮影してみるのも良いでしょう。
Qカメラを搭載しておりカメラで写すだけで検索が可能なのは大きい
LG style2のカメラには、『Qカメラ』と呼ばれる、撮影すると被写体に関連する情報や写真を検索してくれる機能があります。
実際に筆者が使っている、トラックボールと呼ばれる変わったマウスをQカメラで撮影すると、トラックボールに関する情報が写真のようにズラリと出てきます。
「あれは何だ?」と街中で見かけたら、カメラで撮影すると即検索できるので、Google検索のスピードが上がるのは大きなメリットです。
Qカメラはバーコードリーダーの役割も兼ねているので、LG style2は別途バーコードリーダーアプリのインストールも必要が無いのも、嬉しいポイントでしょう。
LG style2のスペックはどのくらいかベンチマーク実施
LG style2は格安モデルのスマホですが、実際にどのくらいの処理能力を持っているのか、スマホゲームを遊べるスペックを持っているのか、気になる方も少なくありません。
そこで、スマホのスペックを調べる時の定番ベンチマークアプリ『AnTuTu Benchmark』を用いて、どれだけのスペックがあるのか調べてみましょう。
LG style2のベンチマーク結果表
AnTuTu Benchmarkアプリを用いて、LG style2のスペックを調べてみた結果が上記となり、他の2019年夏モデルと比較すると価格相応の低めのスペックです。
重い処理を伴う3Dのスマホゲームにはスペック不足なのでおすすめしませんが、軽めの2Dゲームなら遊ぶ事は出来ます。
ゲームをしない方やLINE等のSNSやWebサイト閲覧が主な目的なら、充分使用に耐えうるスペックなので、ライトユーザーにはおすすめです。
LG style2とLG style L-03Kのベンチマーク結果を比較
ちなみに2018年の夏モデル『LG style L-03K』の結果が上記となり、LG style2は前機種よりもスペックは僅かに上昇しております。
ただ、極端に上昇した訳ではないので、スペックの高さでLG style2を選ぶよりも、電池持ちの良さでLG style2を選ぶ理由の方が大きいかと思われます。
LG sytle2の電池持ちは非常に優秀
画像引用元:LG style2 L-01L | スマートフォン | 製品 | NTTドコモ
LG style2のバッテリーは3,900mAhと、ハイクラススマホ並みの大容量バッテリーを持っており、電池持ちの良さを売りにしております。
実際使ってみたところ非常にバッテリーの持ちが良く、最も画面を明るい状態で常時画面点灯と、かなり電池を食う状態で5時間放置しても45%程度の減りです。
普段の使い方では使用しない時はスリープ状態にするので、実際の所は1日中使用しても電池の減りに悩まされる事は少ないでしょう。
3万円台とは思えないLG style2は非常に高コスパの2019年夏モデル!
画像引用元:LG style2 L-01L | スマートフォン/タブレット | LGエレクトロニクス・ジャパン
LG style2をレビューさせていただきましたが、大容量バッテリーやカメラの多機能さ、イヤホンジャックを搭載し有線イヤホンで音楽を聴けるなどメリットは多いモデルです。
- LG style2は6.0インチのFull HD+画質の大画面液晶を搭載しておりサイズは大きめ
- イヤホンジャックを搭載しており有線イヤホンで音楽再生が可能
- スペック自体は前機種LG L-03Kとあまり変わっていない
- デュアルレンズとAIカメラを搭載している珍しい低価格帯モデル
- 価格は3万円台だが大容量バッテリーの性能が高く高コスパなスマホ
スペックは値段相応ですが、ライトユーザーには大きな影響はないので、2019年夏モデルの中でもお手軽価格なスマホが欲しいならおすすめできます。
本体サイズの大きさによる取り回しの悪さこそありますが、反面Full HD+画質の大液晶画面で楽しめるので、2019年夏モデルでは高コスパなスマホと言えるでしょう。