
携帯代10,000円て高くない!?格安SIMで今の月額を半分以下に抑えませんか?
格安SIMは安い月額料金が魅力的ですが、これまで利用していたアプリがきちんと使えるかは心配ですよね。
特にLINEは仕事でも利用している人が多く、気になる方も多いのではないでしょうか。
結論から言ってしまうと、格安SIMでLINEは利用できるのですが、一部の機能は制限されてしまいます。
しかし、この制限を回避する方法があるので安心してください。
本記事では、格安SIMでのLINE利用と、機能の制限や回避方法について解説していきます。
トップ画像引用元:コミュニケーションアプリ LINE(ライン)
前提:格安SIMでLINEは利用できる!
回線料金がリーズナブルな格安SIMですが、基本的にはドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルなどのキャリアとできることは同じです。
SNSアプリであるLINEも、キャリアで利用するのとほぼ同じ感覚で利用することができます。
格安SIMは基本的にドコモ・au・ソフトバンクのいずれかの回線をレンタルしてユーザーに提供しているため、使っている電波は同じ。
ただし、例外もありますので、本記事ではこの部分について詳しく解説していきます。
格安SIMではLINEのID検索が使えない
画像引用元: LINE – Chrome ウェブストア
友だちを追加をするときに利用する検索機能「ID検索」。
実は、格安SIMの多くではこの機能が利用できません。
格安SIMの電波や品質が悪いからということではなく、LINEの仕組みに原因があります。
LINEの年齢確認はキャリアとLINEが連携して行っている
LINEでは、LINEをインストールしているスマホ同士であれば、不特定多数の相手と簡単に連絡を取ることができます。
自分の友好の輪が広がるのは素晴らしい事ではあるのですが、新しい人間関係ができれば、同時にトラブルが発生する確率も上がってしまうもの。
見ず知らず他人ならなおさらです。
LINE株式会社はこのようなトラブルの可能性を鑑み、18歳未満のユーザーの保護を目的に、LINEアプリで年齢認証を実施しています。
そして、この認証を実際に行っているのが、LINE株式会社とドコモ・au・ソフトバンクのキャリアなのです。
格安SIMでは年齡認証が行われていない
格安SIMはキャリアから電波をレンタルしているものの、LINEの年齢認証にはノータッチです。そのため、格安SIMでLINEを利用する場合は、年齡認証が行われません。
しかし、これでは18歳未満のユーザーの保護ができませんよね。格安SIMでLINEを使ったとき、「ID検索」などの一部機能が制限されてしまうのはこのためです。
ID検索をすれば、不特定多数の相手と簡単に連絡を取れてしまいますから……。
基本的に格安SIMではID検索ができないことを覚えておきましょう。
格安SIMでID検索を行う方法
画像引用元:格安スマホ・格安SIMならLINEモバイル
「格安SIMではID検索が使えない」とお伝えしたばかりですが、解決策は存在します。
対処法は下記です。それぞれ解説していきます。
特定の格安SIMであればID検索はできる!
次の2つの格安SIMであれば、ID検索を利用できます。
これら2社は、厳密にいえば「LINEの年齡確認ができる格安SIM」です。
年齢制限のある機能はID検索だけではありません。上記2社では、そういった他の機能も使うことができます。
なお、ワイモバイルのライバルといえるUQモバイルでは、ID検索はできません。注意してください。
乗り換え前に年齡認証を済ませてしまおう!
1度行った年齡認証は、携帯電話回線を乗り換えてもずっと有効です。認証し直す必要はありません。
例えば、ドコモと契約しているときに年齡認証を済ませておけば、そのスマホを格安SIMに持ち込んで回線を乗り換えたとしても、これまでどおりID検索を利用できるということです。
年齡認証はドコモ・au・ソフトバンク・LINEモバイル・ワイモバイルで行っています。すでに年齡認証が済んでいる方は、特に心配する必要はないということですね。
乗り換え時に端末を新しく購入する場合は?
ただし、他社へ乗り換えるときに新しい端末を購入する場合、年齡認証情報は引き継がれません。
電話番号やLINEのアカウント情報は新しい端末に引き継ぐことができますが、年齢認証は引き継げないのです。
これを回避するには、一工夫が必要です。
端末を新しく購入しても年齢認証を引き継ぐ方法
基本的に格安SIMの乗り換え手続きはオンラインで行いますよね。
そのため、新しく購入した端末は自宅に届けられ、回線切替はユーザー自身が行うことになります。
よって、新端末が自宅に届けられた時点では、ユーザーはまだ乗り換え前のキャリアの電波を利用している状態です。
ここで新しく購入した端末に乗り換え前のキャリアのSIMカードを挿入し、LINEの年齡認証を済ませておくことで新端末でもID検索を利用できます。
詳細な手順は下記のとおりです。
ただし、旧端末と新端末で使うSIMカードのサイズが違う場合、本手順は利用できないので注意してください。
- 乗り換え先の格安SIMから、新しく購入した端末が自宅に届く
- 自宅ネット回線のWi-Fiを利用し、これまで利用していた端末から新しい端末へデータを移行する
- 新しい端末にLINEアプリがインストールされていることを確認する
- 新しい端末に「乗り換え前のキャリア」のSIMカードを挿入し、LINEの年齡認証を行う
- 年齡認証終了後、新しい端末に「乗り換え先の格安SIM」のSIMカードを挿入し、電波の切り替え・初期設定を行う
ID検索以外で友だち追加をする方法
これまで年齡認証を行ったことがないユーザーで、現在LINEモバイル・ワイモバイル以外の格安SIMを使用している場合、ID検索は利用できません。
しかし、LINEにはID検索以外にも便利な友だち追加方法があります。新しい友だちを追加する際は、これらの方法を使いましょう。
QRコードをスキャン
LINEアプリでは、相手に発行してもらったQRコードを読み取ることで、簡単に友だち追加ができます。
- LINEのホーム画面右上のアイコンをタップ
- 画面上部にある「QRコード」をタップ
- LINEにカメラや写真を許可していない場合は下記のようなポップアップが表示されるため、「許可」をタップして設定を変更。
この後、カメラが自動的に起動します。相手のQRコードを読み込んで、友だちに追加してください。
慣れれば非常に簡単ではありますが、基本的には目の前にいる相手にしか使えない方法です。
もっとも、自分のQRコードをスクリーンショットで画像として保存し、相手にメールなどで送れば、遠くにいる相手ともLINEで繋がることはできます。
なお、自分のQRコードを相手に読み取って欲しい場合は、QRコードを読み取る画面で「マイQRコード」をタップしてください。
専用URLを発行する
相手がスマホを持っている場合はQRコードがベストですが、何らかの原因でスマホが使えない場合はQRコードを読み取ることができません。
そんなときに便利なのが専用URLによる友だち追加です。
では、早速具体的な手順を見ていきましょう。
- LINEのホーム画面右上のアイコンをタップ
- 画面上部の「招待」をタップ。画面下部に「SMS」「メールアドレス」が表示されるので、URL送付に使いたい方をタップする。
SMSを選んだ場合は電話帳に登録されているユーザーの電話番号、メールアドレスを選んだ場合はメールアドレス一覧が表示されます。友だち追加した相手を選択すれば、専用URLを送れますよ。
年齡認証で快適にLINEを利用しよう!
本記事では、格安SIMでのLINE利用について解説しました。
- 格安SIMでもLINEは普通に利用できるが、年齡認証が必要な機能は制限される。
- LINEモバイルとワイモバイルは年齡認証が可能
- LINEモバイル・ワイモバイルなら、LINEのすべての機能が利用できる。
- 年齡認証できない格安SIMでも、以前に年齡認証を行った端末を持ち込めば、LINEの全機能が使える。
- 端末を新しく購入する場合、乗り換え時にキャリアのSIMカードを挿入し、年齡認証を行えばOK。
一部を除き、基本的に格安SIMではLINEの年齡認証が行われません。そのため、一部の機能が制限されてしまいます。
しかし、年齡認証を行う手段が全くないわけではありません。LINEを快適に利用したい方は、本記事の方法を試してみてくださいね。
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