ドコモ回線の格安SIMで速度が速いのは?通信速度を比較してみた【2019】

ドコモ回線の格安SIMで速度が速いのは?通信速度を比較してみた【2019】

携帯代10,000円て高くない!?格安SIMで今の月額を半分以下に抑えませんか?

今回は、ドコモ回線を使用している格安SIM10社の通信速度を実際に測定しました。

格安SIMに限らず、携帯電話の通信回線は時間帯によって通信速度が大きく違うため、複数の時間帯で調査しています。

本記事を読めば、格安SIMの実際の速度と、どの事業者が最も速いかを知ることができますよ。

トップ画像引用元:@niftyの格安SIM NifMo(ニフモ) がおすすめな理由

1 ドコモ回線の格安SIMの速度を時間別に比較!

今回は、以下の場所や方法で各格安SIMの通信速度を測定しました。

項目内容
場所東京都品川駅周辺
測定方法速度調査アプリ「RBB SPEED TEST」を用いて実施。
各時間ごとに10回測定し、それぞれの平均値を算出。
測定する時間帯朝8:30
昼12:00
夕方18:00
夜22:00
測定した格安SIMBIGLOBEモバイル
OCNモバイルONE
IIJmio
mineo
LIBMO
LINEモバイル
楽天モバイル
nuroモバイル
LinksMate
NIfMO

測定した格安SIMは全部で10種類。

格安SIMは時間帯によって大きく通信速度が変動するため、朝・昼・夕方・夜の4つの時間帯で速度を測定しています。

では早速、測定結果を見ていきましょう。

1-1 【朝】格安SIMの通信速度を比較

まずは、朝の時間帯の測定結果です。詳細は表のとおりで、下りの通信速度が速い順に並べています。

MVNO下り速度
(単位:Mbps)
上り速度
(単位:Mbps)
LinksMate7.545.71
nuroモバイル6.794.14
LINEモバイル4.553.33
NifMo3.504.26
IIJmio2.662.90
BIGLOBEモバイル2.593.42
楽天モバイル2.396.05
OCNモバイルONE2.203.45
mineo1.883.62
LIBMO1.733.65
平均速度3.584.05

下り速度が最も速いのはLinksMateの7.54Mbps。nuroモバイルの6.79Mbps、LINEモバイルの4.55Mbpsがこれに続きます。

上り速度は楽天モバイルの6.05Mbpsがトップ。2位はLinksMateの5.71Mbps、そしてNifMoの4.26Mbpsが3位という結果に。

全体的に、下り速度は格安SIM間の差が大きいですが、上り速度に関してはそこまでの差が見られませんでした。

1-2 【昼】格安SIMの通信速度を比較

次は、昼の時間帯の測定結果です。こちらも下りの通信速度が速い順に並べています。

MVNO下り速度
(単位:Mbps)
上り速度
(単位:Mbps)
LinksMate3.723.31
NifMo3.284.01
nuroモバイル1.822.70
楽天モバイル1.544.83
LINEモバイル0.813.33
BIGLOBEモバイル0.672.18
IIJmio0.573.35
OCNモバイルONE0.435.36
mineo0.352.10
LIBMO0.223.06
平均速度1.343.42

まず目につくのは、朝と比べてどの格安SIMも速度が極端に落ちている点です。

朝の平均値は3.58Mbpsでしたが、昼はわずか1.34Mbps。動画などを視聴するには難しいレベルの速度ですね。

なお、第1位は朝と同じくLinksMateで、速度は3.72Mbpsです。2位はNifMoの3.28Mbps、3位はnuroモバイルの1.82Mbpsとなっています。

上り速度では1位がOCNモバイルONEの5.36Mbps。楽天モバイルの4.83Mbps、NifMoの4.01Mbpsがこれに続いています。

この時間帯でもやはり、各格安SIM間での上り速度の差はそれほどでもありませんね。

1-3 【夕方】格安SIMの通信速度を比較

では、帰宅ラッシュの時間帯の測定結果を見ていきましょう。並び順はこれまでと同じで、下り速度の速い順です。

MVNO下り速度
(単位:Mbps)
上り速度
(単位:Mbps)
LinksMate8.817.06
NifMo4.454.92
nuroモバイル4.302.84
楽天モバイル2.374.04
IIJmio1.292.10
mineo1.243.99
LINEモバイル1.103.43
BIGLOBEモバイル0.912.81
OCNモバイルONE0.874.97
LIBMO0.573.96
平均速度2.594.01

平均速度は、昼よりは速いものの、朝の時間帯よりは遅めとなっています。

下り速度の第1位はこれまでと同じくLinksMateで、8.81Mbps。第2位はNifMoの4.45Mbps、3位はnuroモバイルの4.30Mbpsでした。

全体的に、格安SIM間で非常に大きな差がついています。他の時間帯と比較すると、差の開き方が最も大きいです。

また、上り速度についても、下り速度と同じく7.06MbpsのLinksMateが1位という結果に。続いて、OCNモバイルONEが4.97Mbpsで2位、NifMoが4.92Mbpsで3位でした。

1-4 【夜】格安SIMの通信速度を比較

最後は夜の時間帯の通信速度です。

MVNO下り速度
(単位:Mbps)
上り速度
(単位:Mbps)
LinksMate7.645.47
nuroモバイル6.954.88
mineo6.844.41
NifMo6.473.65
IIJmio6.024.87
BIGLOBEモバイル5.713.78
LINEモバイル4.834.81
LIBMO3.954.25
楽天モバイル3.715.50
OCNモバイルONE2.935.25
平均速度5.514.69

「夜間=インターネットが最も混雑する時間帯」というイメージがあったのですが、調査結果はまるで逆になりました。

平均速度は朝の時間帯以上に良好な結果に。なんと全時間帯でトップです。

夜は自宅の光回線経由でインターネットを楽しむ方も多いため、相対的に携帯電話の回線が空いた状態になっているものと推測されます。

また反対に、インターネット回線がこの時間帯に混雑しやすいのは、日中帯に携帯電話の回線を利用していたユーザーが、光回線を使って通信するようになるから、ということなのでしょう。

この時間帯で最も下り速度が速いのは、これまでも第1位を取ってきたLinksMateで、速度は7.64Mbps。6.95Mbpsのnuroモバイルと、6.84Mbpsのmineoがこれに続きます。

2位から6位までの差が僅差であることも特徴的ですね。

上り速度は楽天モバイルの5.50Mbpsが1位、LinksMateの5.47Mbpsが2位という結果に。

他の格安SIMの速度もそれ程変わらず、最も差が少ない時間帯となりました。

LinksMate(リンクスメイト)のMNP|転入・転出の方法と必要費用

次の章でも、引き続き通信速度の測定結果について解説していきます。

1-5 下り通信速度が最速の格安SIMはココ!

前ページの測定結果の平均値を1つの表にまとめました。

MVNO平均下り速度
(単位:Mbps)
LinksMate6.93
nuroモバイル4.97
NifMo4.42
LINEモバイル2.82
IIJmio2.64
mineo2.58
楽天モバイル2.50
BIGLOBEモバイル2.47
LIBMO1.62
OCNモバイルONE1.61

第1位はすべての時間帯でトップとなったLinksMateで、平均速度は6.93Mbpsです。そして、2位のnuroモバイルは4.97Mbps、3位のNifMoは4.42Mbps。こちらは僅差ですね。

下り速度では、この3社が優れていると言えるでしょう。

1-6 上り速度が最速の格安SIMは?

次は、上り速度の平均値を比較してみましょう。

MVNO平均上り速度
(単位:Mbps)
LinksMate5.39
楽天モバイル5.10
OCNモバイルONE4.76
NifMo4.21
LIBMO3.73
LINEモバイル3.73
nuroモバイル3.64
mineo3.53
IIJmio3.30
BIGLOBEモバイル3.05

上り速度でもトップはLinksMateで、平均速度は5.39Mbpsとなりました。2位は5.10Mbpsの楽天モバイル、3位はOCNモバイルONEで4.76Mbpsです。

とはいえ、下り速度の結果と比べれば、全体的に格安SIM間でそれほど速度差はありません。

もっとも、携帯電話の回線で頻繁に利用するのは、動画やデータなどの「ダウンロード」(=下りの通信)であるはず。上り速度の差はそれほど気にならないと思います。

1-7 各時間帯の平均速度も比較してみた!

今回の調査で判明した、各時間帯の平均速度も比較してみましょう。

時間帯平均下り速度
(単位:Mbps)
平均上り速度
(単位:Mbps)
朝8:303.584.05
昼12:001.343.42
夕方18:002.594.01
夜22:005.514.69

1ページ目でも書きましたが、夜の時間帯が最速だったのは意外でした。

また、昼は全体的に通信速度が遅めで、対象である格安SIMの半分以上が1Mbpsを下回る結果に。恐らくこれは、会社や学校の昼休みにスマホを使う人が一気に増えたためでしょう。

しかし、このような時間帯でも3Mbps以上を出したLinksMateとNifMoは優秀ですね。

2 公表されている速度が測定結果とまったく違うのはなぜ?

今回の測定結果を見て、「各格安SIMが公表している速度よりも随分遅い」ということに気がついた方も多いのではないでしょうか。

そこで、なぜこれほどまでに結果が異なるのか、その理由について解説いたします。

2-1 公表されている速度は「最大」通信速度!

格安SIMが公式サイトなどで公表している通信速度は、大抵150~250Mbpsの間となっています。

しかし、先ほど測定した結果(平均値)を見ると、最も速いLinksMateでも10Mbpsを超えることはありませんでしたよね。

調査中、瞬間的に20~30Mbpsになることもありますが、それでも150Mbpsには遠く及びません。

これは、格安SIM側で公表している速度が「最大」通信速度であるためです。

携帯電話の回線は複数人で使用している

格安SIMの通信速度は、複数人でシェアしています。

例えば、最大通信速度が250Mbpsだった場合、これを複数人で分け合っているということです。

「何人でシェアしているのか」という具体的な数値は公表されていないため、それを知ることはできません。

10人未満かもしれないですし、それ以上である可能性も十分にあるでしょう。

仮に50人だったとして、全員が回線を使用した場合、1人あたりの平均値は5Mbpsになります。すると、先程の平均値に近い値と言えますよね。

とはいえ、たとえ50人で分け合っていたとしても、同時に利用している人数が減れば、その分だけ1人あたりが使用できる通信速度は増えます。

しかし、たまたま1人だけが回線を使える状況になったとしても、まるまる250Mbps使えるのかといえば、残念ながらそんなことはありません。

なぜなら、「最大通信速度=理想的な環境で測定した速度」だからです。

実際に出せる速度は半分程度?

「理想的な環境」とは、無線通信に最も適した環境のことを指します。

無線通信に使用する電波は障害物などの影響を強く受けるものですが、「理想的な環境」ではそのようなものはありません。

しかし、実際にスマホを使用する場合、基地局とスマホの間に障害物がないということは、ほぼあり得ませんよね。

よって、たとえ自分一人だけがたまたま回線を占有できていたとしても、最大通信速度が出ることはあり得ないのです。

仮に障害物の少ない屋外で、基地局が近くにあったとしても、出せる速度は最大通信速度のおよそ半分程度となるでしょう。

ちなみに、これは格安SIMに限った話ではありません。光回線や大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)の回線でも、これと同じ事が言えます。

3 測定の結果、LinksMate・nuroモバイル・NifMoがトップ3に!

ドコモ系格安SIMの実際の速度について検証してみました。

今回の測定結果では、nuroモバイルとNifMoの平均速度が4Mbps超え。第1位のLinksMateは平均速度が6Mbpsを超え、他の格安SIMを大きく離す結果となりました。

また、時間帯毎に通信速度を比較すると、最も混雑するのは昼の時間帯という結果に。今回調査した半分以上の格安SIMが、1Mbpsを下回ってしまいました。

この時間帯は、あまり重たい通信はしない方が無難でしょう。

「リラックスするために動画でも観ようかな」と動画サイトに接続しても、通信環境の悪さから、かえってストレスを溜めてしまうかもしれません…。

LinksMate(リンクスメイト)の評判|通信速度と他格安SIM社との比較

携帯代10,000円て高くない!?格安SIMで今の月額を半分以下に抑えませんか?

この記事を書いた人
affiprecious
affiprecious
青森県出身。大学卒業後は普通に就職するものの、趣味で始めたFXにドハマりし、軌道に乗ったのを機にアッサリ退職。せっかくの自由だからといろんなことにチャレンジした結果、トレーダー兼ライターという変な位置に落ち着く。iPhoneよりiPadが好き。

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