格安SIMのメリット・デメリット|契約前に知るべき注意点をわかりやすく解説

  • 2019年10月23日
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格安SIMのメリット・デメリット|契約前に知るべき注意点をわかりやすく解説

携帯代10,000円て高くない!?格安SIMで今の月額を半分以下に抑えませんか?

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「月額料金が大手通信事業者より安い!」こんなキャッチコピーで契約数を伸ばしてきた格安SIMは、2019年も順調なようです。

総務省発行の「平成30年版情報通信白書」によると、2018年3月のMVNO契約数は1,840万で、2016年度の1,269万から16%と増加傾向です。

実際に月額料金を安くするために格安SIMの契約を考えている方もおりますので、今回は格安SIMのメリット・デメリットを2019年版としてまとめました。

「格安SIMって実際どうなの?」という方にはぜひ読んでいただきたい内容になります。

この記事でわかること

  • 格安SIMのメリット
  • 格安SIMのデメリット
  • 大手キャリアとの比較
  • 格安SIMの契約前に知っておくべき注意点

トップ画像引用元:楽天モバイル:スーパーホーダイ

格安SIMを契約するメリット

まずは、格安SIMを契約するメリットから解説していきます。

格安SIMを契約するメリット

  • 大手キャリアに比べて月額料金が圧倒的に安い!
  • 縛り期間が無い、または短い
  • 1台のスマホで2台分の電話番号を持つことも可能
  • ゲームやアプリ、SNSは格安SIMでも今まで通り利用できる

格安SIMのメリット1:大手キャリアに比べて月額料金が圧倒的に安い!

LINEモバイルの料金

画像引用元:料金プラン|LINEモバイル【公式】選ばれる格安スマホ・SIM

格安SIMを契約する一番のメリットの中で、最も大きなものは「月額料金の安さ」なのは格安SIM発足当時から変わりません。

ドコモ、au、ソフトバンクでは割引無しだと、月額基本料金は3,000円前後が最安値になりますが、格安SIMでは音声通話が「有」で1,000円前後も存在します。

毎月の負担額が軽くなれば通信費の節約にもなりますし、1年間トータルでみれば大手で契約し続けるより差額で数万円お得になっていた…ということもあるのです。

月額料金の安さでは2019年時点でドコモ、au、ソフトバンクも追いついていないので、通信費の見直しをしたい人にはおすすめでしょう。

大手キャリアと比較すると月1,000円近く安くなる

実際にドコモ、au、ソフトバンクの最安値の料金プランと、代表的な格安SIMの月額料金を比べたのが以下表です。

会社料金プラン名データ利用料月額料金
ドコモギガライト~1GB2,980円
au新auピタットプラン~1GB2,980円
ソフトバンクミニモンスター~1GB3,980円
UQモバイルスマホプランS3GB1,980円
LINEモバイルLINEフリー
音声通話SIM
1GB1,200円
楽天モバイルスーパーホーダイプランS2GB1,480円
※楽天会員時

こうして比較してみると最安値の料金プランで使用できるデータ容量は、格安SIMの方が多いのに月額料金は格安SIMの方が安くなっています。

月額料金が安いのにデータ容量は多い…そう考えると格安SIMの方がはるかにお得だというのが分かります。

1年トータルで比較すると30,000円以上安くなることもある

1年間で支払うトータルの月額料金を比較したのが下記表のようになります。

会社料金プラン名1年間に支払う月額料金
ドコモギガライト(~1GB)35,760円
au新auピタットプラン(~1GB)35,760円
ソフトバンクミニモンスター(~1GB)47,760円
UQモバイルスマホプランS(3GB)23,760円
LINEモバイルLINEフリー
音声通話SIM(1GB)
14,400円
楽天モバイルスーパーホーダイプランS(2GB)17,760円

ソフトバンクのミニモンスター+を1年間利用した場合、1年間で約5万円近い月額料金を支払わなくてはいけません。

しかし、LINEモバイルのLINEフリー音声通話SIMのプランでは、差額は約33,000円となります。

LINEモバイルはミニモンスター+と同じソフトバンク回線を利用できるので、回線の品質は大きな違いは無いのに、30,000円近く浮くと考えると決して馬鹿には出来ません。

格安SIMに契約を切り替えるだけで年30,000円浮く訳ですから、ドコモ、au、ソフトバンクから大勢乗り換える人が出てくるのも当然です。

毎月のスマホ料金を安くしたいなら格安SIMがおすすめ

格安SIMの最大のメリットである月額料金の安さは2019年時点でも健在なので、毎月の携帯電話料金を安くしたい人には格安SIMはおすすめです。

毎月1,000円でも安くなれば1年間で見れば12,000円浮くので、生活に余裕をもたせることも出来るでしょう。

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格安SIMのメリット2:縛り期間が無い、または短い

縛られて

格安SIMのメリットの2点目は「契約期間(年数縛り)が無い、または大手よりも短い」というのが挙げられます。

このメリットは2019年10月から出始めたもので、大手通信事業者に総務省から契約年数による囲い込みの指導が入り、動きは加速しています。

これにより、格安SIMでもあった契約年数の縛りが撤廃・短縮化が進んだので大手通信事業者より乗り換えがしやすくなりました。

短期間だけ利用したい、積極的に乗り換えたい人にもおすすめ

ドコモ、au、ソフトバンクと格安SIMの契約年数を比較したのが下記表です。

会社料金プラン名契約期間
ドコモギガライト2年
au新auピタットプラン2年
ソフトバンクミニモンスター契約期間無し
UQモバイルスマホプランS契約期間無し
LINEモバイルLINEフリー
音声通話SIM
1年
楽天モバイルスーパーホーダイプランS契約期間無し

ソフトバンクのミニモンスター+は契約年数が無くなりましたが、auとドコモは依然として2年契約を前提にしています。

対して格安SIMでは契約年数撤廃、LINEモバイルでも1年契約なので乗り換えのしやすさでドコモやauより上回っています。

  • 短期間だけスマホを使いたい
  • 色んな業者に乗り換えてキャンペーンを活用してお得に利用したい

という人には、格安SIMがおすすめです。

格安SIMのメリット3:1台のスマホで2台分の電話番号を持つことも可能

SIMカード

格安SIMのメリットの中には「1台のAndroidで2台分のSIMカードを挿入し、2台分の電話番号を持てる」というのがあります。

1台のスマホでビジネス用、プライベート用の電話番号を持てるので、2台分の携帯電話を持ち歩く必要が無くなり、荷物が少なくなります。

他にも、

  • 電話回線の安い格安SIM
  • データ通信の安い格安SIM

の2枚分で通信を切り替えるテクニックも存在します。

全てのスマホで利用出来る訳ではありませんが、格安SIMを契約したら利用を検討してみると良いでしょう。

DSDV対応スマホを用意して2枚分のSIMカード契約が必要

1台のスマホで2台分の携帯電話番号を利用するには以下2点が必要です。

  • 「DSDV」対応のスマホ
  • 格安SIMで2回線分契約(2枚のSIMカード)

後はDSDV対応スマホに2枚分のSIMカードをセットして、読み取り先の設定等を行うと2枚分のSIMカードの利用設定が完了します。

ちなみにiPhoneも、「iPhone XS」「iPhone XS Max」「iPhone XR」以降からDSDVに対応していますが、格安SIMではこれらの販売していないので注意下さい。

格安SIMのメリット3:ゲームやアプリ、SNSは格安SIMでも今まで通り利用できる

UQモバイルでSIMを交換

画像引用元:SIMを差し替えるだけで、今のスマホそのままで安くなるん、だぞ!│格安スマホ/SIMはUQ mobile(モバイル)

今まで利用してきたゲームやアプリ、SNSは格安SIMに乗り換えた時に利用出来るか不安に感じる方もいらっしゃいますが、原則的に今まで通り利用可能です。

SIMカードを入れ替えてネット回線が切り替わるだけなので、スマホも機種変更しない限りは今まで通りサービスを利用出来ます。

乗り換え後はキャリア提供のWebサービスは利用出来なくなる

元々のキャリアで受けていた独自のWebサービスは、格安SIMに乗り換え後は利用出来なくなるので注意が必要です。

特にキャリアメールを使用している方は、格安SIMに乗り換えると使えなくなるのでGmail等のフリーメールに切り替えるのがおすすめです。

格安SIMにしたらメールアドレスはどうなる?今はフリーメールが主流

格安SIMを契約するデメリット

ここからは格安SIMを契約するデメリットを解説していきます。

月額料金の安さばかりに目がいきがちな格安SIMですが、実際に注意しないといけない点はどんなものがあるのでしょうか。

格安SIMを契約するデメリット

  • 大手キャリアに比べ店舗数が少なく、サポート面が弱い
  • SIMカードの差し替え・初期設定などを自分でする必要がある
  • 使用するスマホは自分で用意する必要がある

格安SIMを契約する一番のデメリットはサポート面の弱さ

コールセンター

月額料金の安さや契約年数の短さが魅力の格安SIMですが、サポート面でドコモ、au、ソフトバンクと比較すると「弱い」と言わざるをえません。

ドコモ、au、ソフトバンクでは店舗が多数存在するので、何かあった時のトラブルや機種変更や契約変更など店頭で対応してもらえます。

格安SIMは、

  • 店舗数が少なく
  • 電話やチャットで対応がほとんど

なのでトラブル時には自力で解決する能力が必要です。

大手通信事業者に比べて月額料金は安いが、その分トラブルは自分自身で解決するのが格安SIMです。

格安SIMによっては店舗が存在しないこともある

店舗自体が存在せず、契約の申し込みやプランの変更等は、全て公式ホームページから受付する格安SIMも少なくありません。

「どうしても対面で説明を受けながら契約したい」と言う方は、店舗のある格安SIMを契約すると良いでしょう。

その中でもmineo(マイネオ)は、日本全国に200店舗あるので店舗で申込みたい人におすすめです。

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スマホの破損・故障時は基本的にユーザー自身で対応する

契約時にセット購入した場合を除き、格安SIMで利用するスマホのトラブルは、ユーザー自身で対応しなくてはいけないのもデメリットです。

キャリアで販売されたスマホを継続して使っている場合には、解約しているので修理・交換を受けられません。

持ち込み契約したスマホでも、ある程度保証するオプションを用意している格安SIMもあります。

しかし、原則的に、格安SIMで利用中のスマホのトラブルは自身で解決する必要があると考えておいた方が良いでしょう。

SIMカードの差し替え・初期設定などを自分でする必要がある

格安SIMを初めて利用する場合には、SIMカードの差し替え・スマホの初期設定・インターネットを使えるようにするAPN設定が必要です。

他社から乗り換える場合は、回線の切り替え作業も必要ですが、それらの手続きも全てユーザー自身で行わなくてはいけません。

手順や同梱の説明書、格安SIMの公式ホームページにも記載されていますが、それらの手順を間違いなく利用するスマホの知識も必要なのもデメリットになるでしょう。

利用するスマホを入手する手間がかかるのもデメリット

考える女性

デメリットの中には「利用するスマホを、自分で確保しなくてはいけない」というのも挙げられます。

新規契約と同時にスマホを購入することも出来ますが、機種代金がかかってしまうのでお得感は薄れてしまいます。

今使っているスマホや中古で購入したスマホで持ち込み新規契約する場合でも、格安SIMの回線が使えるか動作確認ページで確認が必要です。

スマホの確保手段は複数ありますが、どれもメリットとデメリットがあるので内容を承知の上で確保しましょう。

格安SIMで利用するスマホの主な確保方法は3つ

格安SIMで利用するスマホは、

  • 新規契約と同時購入
  • 中古ショップやネット通販で購入
  • 今使っているスマホを持ち込み契約

の3つになります。

少し、詳しく説明しましょう。

格安SIMの新規契約とセットでスマホを購入する

メリットは下記の通りです。

  • 格安SIMが販売しているのでサポートが充実
  • 公式で動作確認済みなので、安定性が高い

格安SIM自体が販売しているスマホなので、持ち込み契約に比べてサポートが充実しており、初めての格安SIM契約する人にもおすすめです。

一方でデメリットは以下3点です。

  • 新品購入なので機種代金がかかってしまう
  • 購入できるのはAndroid、iPhoneはiPhone8以前のモデル
  • Androidは低スペック・低価格帯が主流で高価格・高スペックモデルは少ない

格安SIMは月額料金の安さが魅力ですが、セットで購入すると分割支払いでも毎月の機種代金が上乗せされるので、安さの魅力は減ってしまいます。

購入できるのも低価格帯のエントリーモデルが主流ですし、格安SIMによっては取り扱っていないモデルも多数存在します。

中古ショップやネット通販で購入する

中古ショップやAmazon等のネット通販、Apple Store等でスマホを購入して、格安SIMで契約するのも一般的なスマホの入手方法です。

メリットは下記2点です。

  • 自分の好きなスマホを利用出来る
  • 最新のiPhoneやハイスペックなスマホを格安SIMでお得に利用できる

格安SIMでは取り扱っていないスマホを利用できるので、ハイスペックなスマホを利用したい人、中古で機種代金を安く抑えたい人に向いています。

反面、以下のデメリットがあります。

  • 破損・故障時の修理は基本的にユーザー自身が行う
  • 格安SIMの回線をスマホが利用出来るか調べる必要がある
  • 前の持ち主の支払い状況によってはネットワーク通信制限がかかる場合あり(中古のみ)

中古だと新品に比べて劣化しているので、突発的な故障も珍しくありませんが、その場合はユーザー自身で解決しなくてはいけません。

また、前の持ち主の支払い状況によっては、ユーザーに過失はないのにインターネットの通信制限がかかることもあります。

スマホに慣れていてトラブルを自身で解決できる人、ITリテラシーが高い人向けの方法と言えるでしょう。

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今使っているスマホを継続して利用する

メリットは下記の通りです。

  • 端末代金が完済しているなら、機種代金はかからない
  • 使い慣れたスマホなので操作に迷うことがない

機種代金を最も安くできるのがこの方法なので、現在キャリアで購入したスマホを利用しているならチャンスです。

今まで使っていたスマホなので、操作に混乱することもありませんが、下記デメリットもあります。

  • 契約する格安SIMと回線の種類によっては、SIMロック解除が必要
  • 今のスマホが使えるか格安SIMの動作確認ページで調べる必要がある
  • SIMロック解除しても回線や格安SIM次第で契約できない場合もある
  • キャリアを解約するので故障時のサポートは受けられない

一例を挙げると今までauのスマホを使っている場合、ドコモ・ソフトバンク等他社回線の格安SIMを利用するにはSIMロック解除が必要になります。

また、格安SIMの中にはiPhone専用というようなところもあるので、SIMロック解除すればどのスマホでも利用できる訳ではありません。

今使っているスマホを格安SIMで利用する場合も、公式ホームページの動作確認済ページに記載されているか調べておきましょう。

メリットとデメリットを比べ、自分に合う格安SIMを契約しよう

スマホを見るシニア夫婦

格安SIMのメリット・デメリットを最後に簡単にまとめると以下2つです。

  • 月額料金の安さと契約期間の短さはドコモ、au、ソフトバンクには無いメリット
  • スマホの入手やトラブルが発生する場合があり、スマホの知識が必要なのがデメリット

私は実際に格安SIMを契約して1年以上たちましたが、「この安さであれば全然いい」という一言につきます。

メリットがデメリットを上回っていると感じたからです。

ドコモ、au、ソフトバンクに比べれば月額料金の安さは魅力的ですが、一方でサポートの面では弱いので何かあった時には自力で解決する心構えが必要です。

逆に言えばスマホに精通している方には、大手よりも格安SIMの方がお得なので、積極的に乗り換えると良いでしょう。

格安SIMのメリット・デメリット
  • 格安SIMは月額料金が1,000円~2,000円台と安い
  • 最低契約期間も無し~1年縛りなので大手キャリアより短い
  • 1台のスマホで2つの電話番号を使い分けることも可能
  • 格安SIMを利用するスマホを各自用意する必要があるのがデメリット
  • 店舗が無い格安SIMも多く、サポート面は大手キャリアには劣る
  • スマホ破損・故障時は基本的にユーザー自身で解消する必要がある
  • SIMカード差し替え・初期設定・APN設定が必要なのでスマホの知識は必須
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この記事を書いた人
ssisdk
ssisdk
東京都出身の某携帯電話事業者のコールセンターで働く合間にWebライターとしても執筆活動中のライター。卒業後延々と携帯電話業界に浸かった結果、ディープな面や表には出ない裏話にも見てしまった男。AndroidとiPhoneの2台持ち推し派。

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