
ソフトバンク・au・ドコモの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
携帯の機種変更をするとなると、実店舗に行って相談する人がほとんどだと思います。
しかし、最近はどのキャリアもオンラインショップのサービスが拡大してきています。
オンラインショップとは、ネットで新規や乗り換え(MNP)、機種変更の手続きができるサービスサイトです。
- 実店舗はわからないことを相談することができる
- 実店舗は頭金がかかる可能性が高く普通に契約するよりも高くなる恐れがある
- オンラインショップなら頭金がかかるリスクはない
- キャリアによってはオンラインショップで契約事務手数料が免除になるケースも
実店舗に行って手続きをしようとすると、頭金がかかるなど最近はデメリットばかり。
そこで今回は、オンラインショップが如何に機種変更におすすめなのか解説していきます。
トップ画像引用元:auショップ・コンビニでのチャージ(入金)方法 | プリペイドカードへのチャージ(入金)方法 | au WALLET
オンラインショップで利用できるお得な機種変更キャンペーン
まず、オンラインショップで現在利用できる機種変更キャンペーンをキャリア別に紹介します。
最近では1,000円割引や対象機種の機種代金の割引などが多く見られます。
そして、返却することを条件に、機種代金の残額を免除して新たに機種を購入できるというサービスもあります。
また、『オンラインショップで』と記載がありますが、実店舗でも適用可能なキャンペーンも多数あるのでご了承ください。
ドコモオンラインショップ
まず、ドコモオンラインショップの機種変更キャンペーンについて解説します。
ドコモオンラインショップの最大のメリットは、契約事務手数料がお得になるという点です。
その他にも、月額料金がお得になったり機種代金の残額の支払い免除などのキャンペーンもあります。
契約事務手数料がかからない!
ドコモのオンラインショップは契約事務手数料が一切かかりません。
実店舗では通常3,000円の事務手数料が発生します。
これはもう「オンラインショップを利用してね」と言われているとしか思えません。
フューチャーフォンからの機種変更で1,000円割引(1年間)
ガラケーともいいますが、フューチャーフォンからスマホへの機種変更で毎月1,000円の割引が適用されます。
ただし1年間の割引なので、1年後は元の利用料金に戻ります。
36回分割支払いにして返却すれば最大12回分の機種代金が免除に!
ドコモでは、機種代金を36回支払いで契約し、2年後に返却をすれば最大12回分の機種代金が免除になるというサービスがあります。
この場合、上手く行けば通常の機種代金よりも最大36,000円お得になるといわれています。※機種によります。
2年ごとに返却するというのが条件なので、車の残クレと同じだと思ってください。
ドコモオンラインショップで機種変更|手続きの流れやメリット・デメリットauオンラインショップ
次に、auオンラインショップで利用できる機種変更キャンペーンについてです。
今回はあくまで一部のキャンペーンを紹介していますが、下記の他にもたくさんの機種変更向けキャンペーンがあります。
特に機種代金が割引になるお得なキャンペーンが多くあります。
フューチャーフォンからスマホに機種変更で1,000円割引(1年間)
ドコモと同様に、フューチャーフォンからスマホに機種変更で1,000円の割引が適用されます。
こちらも1年間の割引となります。
対象機種のAndroidスマホに機種変更すると機種代金が最大32,400円割引
対象のAndroidスマホに機種変更すると、機種代金が最大32,400円割引されるというキャンペーンもあります。
選べるAndroidスマホはかなり多いので、是非良さそうだなと思うものを探してみてください。
iPhone利用中の人が指定のiPhoneに機種変更すると最大63,080円割引
iPhone利用中の人が、対象のiPhoneに機種変更すると最大63,080円お得になります。
iPhoneユーザーの人必見のキャンペーンといえるでしょう。
auオンラインショップで機種変更する7つのメリットとデメリットソフトバンクオンラインショップ
ソフトバンクオンラインショップも、機種代金が割引になるキャンペーンを中心に取り扱っています。
iPhone XRなど比較的まだ新しい機種が早速割引対象になっていることも多く、お得に機種を購入したいという人におすすめです。
フューチャーフォンからスマホに機種変更すると最大10,800円割引
フューチャーフォンからスマホに機種変更すると、最大10.800円が機種代金から割引されます。
こちらも対象機種が限られていますが、フューチャーフォンを今まで使っていた人により気軽にスマホを使ってもらうためのキャンペーンでしょう。
iPhone XRの機種代金が10,800円割引
画像引用元:iPhone – Apple(日本)
2018年モデルであるiPhone XRの機種代金も10,800円割引されます。
iPhone XRの機種代金は64GBで大体90,000円程度なので、実質80,000円で購入することができるということです。
ブルーやレッド、コーラルなどカラフルなカラーバリエーションが特徴のiPhone XRは筆者も使っています。
iPhone XSに比べてスペックの低さが懸念されていましたが、そこまで気になるレベルではありません。
2年ごとに最新のスマホが持てる半額サポート
契約時に48回の分割支払いで契約し、2年目で返却・機種変更をすることで機種代金が最大半額分(24回分の支払い)が免除されるという半額サポートもあります。
常に2年のスパンで新しいスマホを使いたいという人にはかなりおすすめのサポートです。
ソフトバンクオンラインショップがおすすめされる理由|使わないと損する?- ドコモのオンラインショップなら契約事務手数料もかからない
- どのキャリアも返却を条件に機種代金を割引にさせるキャンペーンは実施している
- 特定の機種の購入で機種代金が大幅に割引される
- 1,000円の割引が1年間適用される
- フューチャーフォンからの機種変更に対するキャンペーンも充実している
次の章ではオンラインショップで買い替えをするメリット・デメリットを解説します。
ソフトバンク・au・ドコモの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
オンラインショップで買い替えをするメリット・デメリット
次に、オンラインショップで機種の買い替えをするメリット・デメリットについて解説します。
各キャリアが多く打ち出しているオンラインショップのメリットとして挙げているのは、下記の通りです。
- 頭金がかからない
- 送料無料
- 24時間いつでも申込み可
- 実店舗へ行く必要がない
正直このまま実店舗がどんどん減るのでは?と思えるくらいにオンラインショップのサービスは拡大してきています。
オンラインショップの方が人件費もかかりませんし、スマホ慣れしている人がどんどん増えている現状を考えると当然のことなのかもしれません。
頭金がかからない
最近は新規でもMNPでも機種変更でも、実店舗で受け付けをすると頭金が発生します。
キャリアが定めているものもあれば、それに上乗せしてショップ側でも請求する場合があります。
筆者も家族のスマホを機種変更しようと実店舗に行った時に、掲示されている頭金以上の金額を上乗せさせられました。
このように、実店舗では絶対に支払わないといけないような頭金ですが、オンラインショップでは払う必要がありません。
24時間いつでも申込み可能
もちろん、審査の時間はそれなりにかかりますが、手続き自体は自分の都合の良い時間帯に行って構いません。
日中実店舗に行くことが難しい人にも嬉しいポイントです。
店頭で待つ必要もない
ネット上で完結するので、実店舗に行く必要も店頭で待つ必要もありません。
携帯ショップのほとんどはいつ行っても混みあっていますよね。
待ち時間も含めてそんな空き時間が作れないという人にも、オンラインショップは便利です。
初期設定から全て自分でやる必要がある
ネットで手続きが完了したら、そのまま契約した携帯は自宅に郵送されます。
そこでSIMカードの挿入から初期設定まで自分で全て行わなければいけません。
そのため、手間がかかると言う点と、あまりスマホ慣れしていない人には不安だと思われます。
ただ、わかりやすいマニュアルが同封されていますし、わからないことがあればコールセンターに聞けるので、頼れるものがないわけではありません。
実店舗で買い替えをするメリット・デメリット
次に、実店舗で買い替えをするメリット・デメリットについて解説します。
商業施設の中や商店街、街中にキャリアの看板を持ったお店を見かける機会は多いと思います。
これまでも、携帯の契約は実店舗に行くのが当たり前でした。
しかし、最近のオンラインショップの普及もあってか、実店舗の運営もだんだんと厳しいものになってきているように思えます。
だからこそ、頭金などで利益を上げているのかもしれません。
わからないことがあったらすぐに相談できる
実店舗にはキャリアの専門的な知識を持ったプロのスタッフがいます。
そのため、自分が料金プランをどのようにしたいのか、どんな機種が欲しいのかなどを親身になって相談に乗ってくれるでしょう。
あまりスマホの知識に自信がない人や、初めてスマホを使うという人にもおすすめです。
頭金がある
実店舗の多くは契約時に頭金を支払うように言います。
それは、キャリアが公式で定めている頭金だけでなく、店舗独自で設定している頭金が含まれていることも多く、高額な場合だと10,000円を超える場合もあります。
ちなみに筆者が頭金として言われた中で1番高かった金額は16,000円程度でした。
新規契約が優先されがち
店舗側からすると、機種変更よりも新規やMNPの方が利益が高いです。
そのため、機種変更よりも新規契約が優先されがちなケースもあります。
筆者が機種変更で行った時には、コラボ光の営業担当のスタッフの人(あまり料金プランなどを把握していない人でした)が担当になり、筆者が把握していた内容とは全く違うことを案内されたこともあります。
このように、機種変更というだけで扱いが異なる傾向があります。
基本的に『塩対応』なことが多い
上記と似ていますが、基本的に塩対応なことが多い感触です。
筆者もスタッフだったのでわかりますが、機種変更は新規やMNPに比べて成績に影響しません。
だからこそ、「早く済ませて新規狙おう」「機種変更だるいな…」と思うスタッフが少なくないのです。
また、機種変更というだけで店長に「何で新規にできなかった」とあとで言われることもあります。無茶を言うなという感じですが。
だからこそ、塩対応を受けて嫌な思いをしたというお客様も少なくありません。
- 頭金がかからない
- 24時間いつでも申込みすることができる
- 店頭で待つ必要が一切ない
- SIMカードの挿入から初期設定まで全て自分でやらないといけない
次の章では、筆者の経験から店舗での機種変更で実際にあった話を紹介します。
ソフトバンク・au・ドコモの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
実店舗での機種変更は損する可能性大!実際にあった話
次に、実店舗での機種変更は損する可能性が高い、という内容の話をします。
筆者は3年程携帯ショップで働いていた経験があるので、その時にスタッフ側で見ていた機種変更に対する本音や対応を見たまま、感じたままにお伝えします。
また、客として機種変更のために実店舗に行った時にも少し怖い思いをしたので、そのエピソードについても紹介していきます。
いまではそうそうこういった話はないと思いますが…。
携帯ショップの店員は販売職ではなく営業職
筆者が携帯ショップで働き始めた頃に「ん?」と思ったのが「これは販売職ではなく営業職だな」という点です。
自分が売りたいものを如何にお客様に売るか、ということが最重要視されていました。
時には、お客様が欲しいといっていた機種のデメリットを並べ、不良在庫と言われていた機種を売らなければいけないこともありました。
それが全て上司からの指示で来ます。
だからこそ、携帯ショップのスタッフは販売員ではなく営業マンだと思って、実店舗に行くことをおすすめします。
知らない間に損させられている可能性が非常に高いです。
機種変更と新規契約では明らかな扱いの違いがあった
機種変更もショップの成績になりますが、やはり温度感の高さは新規やMNPが断然上です。
そのため、機種変更と新規契約の間には明らかな扱いの違いがありました。
まず、機種変更はあまりやりたがらないスタッフが多く見られました。
とある格安SIMのショップにいた時は、あえて在庫がないと嘘をついて機種変更を断っていることもありました。
本来頭金も機種代金も不要なのに頭金も機種代金も求められたことがある
利益で言うと新規やMNPに比べて低い機種変更は、受け付けた時に利益をどのような形で取るべきか考えます。
そこで出てくるのが、頭金やアクセサリーの購入などです。
「機種変更には頭金がかかります」と伝え、大体10,000円程度の頭金を払ってもらうケースや、頭金の変わりに金額相当のアクセサリーを購入してもらうなどがあります。
「要らない」と思っても、契約に頭金が必要となると支払わざるを得ません。
頭金を払う必要がない場合もある、ということを知っていればまず回避できるでしょう。
筆者は、家族のスマホの機種変更に行った際、キャンペーンで機種代金も一切かからないはずの機種に対し、頭金を上乗せされた機種代金を掲示され、そのまま帰ったことがあります。
その後立ち寄った別のお店で、頭金も機種代金もなく契約することができました。
機種変更は頭金が不要なオンラインショップがおすすめ
最後に、機種変更をオンラインショップでするべき理由についてまとめます。
- 実店舗だと頭金が発生する
- 機種変更と新規契約では明らかな扱いの差がある
- 普通に契約するよりも損してしまうケースが多い
- オンラインショップなら24時間いつでも好きな時に申込みできる
機種変更は、実店舗側としてはあまり大きな利益にはなりません。
もちろんノルマとして課せられていますが、新規やMNPと比べるとやはり温度感は低いものです。
だからこそ、機種変更は実店舗で扱いがあまり良くなく、気持ちの良くない対応をされた人も多いのではないでしょうか。
この先、さらに各キャリアでオンラインショップによる受付が普及されていくと予想されます。
既に、「オンラインショップ使ってよ」と言わんばかりに事務手数料免除や頭金無しを大々的に謳っているので、キャリアとしても実店舗を減らす狙いがあるのかもしれません。
今後に備え、今からオンラインショップを利用してみてはいかがでしょうか。
3キャリアの携帯機種変更(MNP含む)でかかる事務手数料|無料はどこ?