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携帯電話会社と契約を結ぶ際には、必ず「審査」が行われます。
ほとんど落ちることはないため、あまり気にしない方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、万が一落ちてしまった場合、その精神的ショックは計り知れません。
また、審査落ちの原因をネットで調べてみた結果、良くない噂を目にしてしまい、自己嫌悪に陥ってしまう方も少なくないでしょう。
しかし、そこまで落ち込む必要はありません。
ちょっとしたケアレスミスで審査落ちしているケースがほとんどだからです。
本記事では、LINEMOで審査落ちした場合の原因と対処方法について解説します。
- 審査落ちのほとんどの原因は「入力ミス」もしくは「規則の抵触」のどちらか
- 事前に規則をよく確認しておき、入力内容をしっかりチェックしてから申し込めば、審査は怖くない
トップ画像引用元:オンライン専用ブランド“LINEMO”
LINEMOの審査に落ちる原因
画像引用元:【公式】LINEMO – ラインモ|月990円(税込)から使える高速通信|ソフトバンクのオンライン専用ブランド
結論から言うと、審査落ちの原因の多くは「入力や書類のミス」または「規則を知らなかった」のどちらかです。
ネット上には、「経済状況が悪いから」「ブラックリスト入りしているから」など、様々な噂が流れていますよね。しかし、基本的にこれらは無関係です。
よって、LINEMOの審査に落ちたからといって落ち込む必要はありません。
審査落ちの原因について、より詳しく見ていきましょう。
申し込み時の入力内容が本人確認書類と違う
最も多い原因が入力ミスです。
LINEMO側は、契約者が入力した個人情報が正しいかどうか、本人確認書類を使って判断します。
そのため、本人確認書類の内容と入力内容が一致していなければ、審査には通りません。
特にこのミスを犯しやすいのが、引っ越しの直後です。住所欄に引っ越し前の住所を書いたり、漢字を間違えたりしたら、あっさり審査に落ちてしまいます。
また、本人確認書類の住所欄に「1丁目1番地の1」と記載されている場合は、「1-1-1」と入力せず、「1丁目1番地の1」と正確に入力してください。
そして、名前の漢字にも注意する必要があります。
例えば、普段は「高橋」と書いていても、本人確認書類の漢字が「髙橋」である場合は要注意です。
このような漢字の違いもしっかりチェックされている可能性があります。
いずれにしても、入力内容は本人確認書類と完全一致させるのが最も無難です。
MNP予約番号の有効期限切れ
入力内容誤りと同じくらい失敗しがちなのが、「MNP予約番号の有効期限切れ」です。
MNP予約番号の有効期限は15日(取得日を含む)ですが、LINEMOへ乗り換える場合は、申し込んだ時点で有効期限が10日以上残っていなければいけません。
そのため、MNP予約番号の有効期限が10日を切っていた場合は、審査に落ちてしまいます。
非常に勘違いしやすいポイントなので注意してください。
LINEMOへの乗り換え手続きは、できればMNP予約番号を取得したその日に行いたいですね。
本人確認書類の画像に不備がある
LINEMOの申し込みでは、本人確認書類を撮影して、その画像をアップロードする必要があります。
しかし、この本人確認書類に不備がある場合は審査に通りません。
なぜなら、申し込み時に入力した内容が正しいかどうか判断できないからです。
LINEMOでは、以下の書類を本人確認書類として利用できます。
- 運転免許証
- 国民健康保険証 + 補助書類
- マイナンバーカード
- パスポート(2020年2月4日以降申請)+補助書類
- 旧型パスポート(2020年2月3日以前申請)
- 住民基本台帳カード + 補助書類
- 社会保険証 + 補助書類
- 身体障がい者手帳
- 療育手帳
- 精神障がい者手帳
補助書類として使えるものは次のとおりです。
- 住民票記載事項証明書(原本)
- 公共料金領収書
特に気を付けたいのは、運転免許証を利用する場合です。
運転免許の住所変更を交番などで行った場合、変更後の住所は免許証の裏面に記載されます。
このような場合、免許証の両面の写真をアップロードしなければいけません。しかし、これを忘れてしまう方が多いのです。
免許証の表面に書かれているのは古い住所ですから、表面の写真だけアップロードしても、「入力内容(=現住所)と違う」ということで審査に落ちてしまいます。
また、撮影した写真の状態にも注意が必要です。
天井の電灯などが反射して書類の一部が見えなくなっている場合、審査に落ちてしまう可能性があります。
書類を撮影した後は、すべての文字がきちんと見えるかを確認しましょう。
対応していないカードを支払い方法に選択している
LINEMOは、様々な国際ブランドに対応しているため、ほとんどのクレジットカードが使えます。
- VISA
- MasterCard
- JCB
- American Express
- Diners Club
また、VISA・MasterCard・JCBのデビットカードも使用可能です。
ただし、「J-Debit」だけは利用できません。
支払い方法にJ-Debitカードを指定すると、審査に落ちてしまうため注意しましょう。
契約できる回線数の上限を超えている
1つの名義で契約できるLINEMOの回線数は5回線までです。
6回線目を申し込むこともできますが、審査で落とされてしまいます。
特に気を付けたいのは、家族でLINEMOを利用している場合です。
17歳未満の子供は契約できないため、親の名義で契約することになりますが、この時に5回線を超えてしまうと審査で落とされてしまいます。
それでも契約する必要がある場合は、契約名義を変更するなどの工夫が必要です。
乗り換え元の名義と申し込み時の名義が異なる
LINEMOへ申し込む時の名義は、乗り換え元での名義と完全一致している必要があります。
他人に電話番号を渡すわけにはいきませんからね。
これは家族や親族であってもアウトです。注意してください。
申し込みの名義とクレジットカードの名義が異なる
クレジットカードの名義と申し込み時の名義も同一である必要があります。
違う名義のクレジットカードや口座を利用したい場合は、LINEMOへ乗り換える前に、回線の名義を変更しておきましょう。
LINEMOでは、契約後の名義変更はできません。注意してくださいね。
18歳未満は申し込み不可
LINEMOを申し込める年齢は18歳以上です。
18歳未満の方が申し込んでも審査で落とされてしまうため、注意してください。
また、18歳・19歳の方も申し込みはできるものの、親権者の同意が必要です。
本人確認書類は本人のものに加え、親権者の本人確認書類と同意書も用意してください。
手続きの過程で、LINEMOは親権者の方へ確認のための電話をかけます。そのため、18歳・19歳の方だけでこっそり手続きを進めることはできません。
LINEMOで審査落ちした場合の対処法
審査落ちの原因は、軽微なミスによるものがほとんどでしたよね。
そのため、予め知識を身につけておき、申し込み時によく注意して入力すれば、大抵は乗り切ることができます。
LINEMOは審査落ちの原因を明かしてはくれません。
そのため、原因として可能性の高いものから潰していく必要があります。
入力や書類のアップロードは慎重に
まずは「情報の入力ミス」と「書類の不備」に注意しましょう。
申し込み時の入力内容の確認は慎重に!また、アップロードする本人確認画像も、不明瞭な部分がないかしっかり確認しましょう。
申し込み手続きの最後に表示される最終確認画面は、どんなに面倒でもすべての項目を確認してくださいね。
LINEMOの規則もチェック
LINEMOが設けているルールは、予め把握しておきましょう。
特に注意すべき規則は以下のとおりです。
- MNP予約番号の有効期限の残り日数は10日以上必要
- 運転免許証の裏面に住所が記載されている場合、裏面の写真もアップロードする必要がある
- アップロードする本人確認書類の写真は、すべての文字がはっきり読み取れること
- J-Debitカードは支払いに使えない
- 1名義で契約できる回線数は最大5回線まで
- 乗り換え元の名義とLINEMO申し込み時の名義は完全一致させる必要がある
- クレジットカードの名義とLINEMO申し込み時の名義は一致させる必要がある
- 18歳未満は申し込み不可
ルールがたくさんありますが、これらのことさえ守れば、審査落ちの可能性をかなり低くすることができます。
LINEMOの審査は厳しい?
LINEMOの審査は、ミスがあれば落ち、なければクリアできるケースがほとんどです。
つまり、緩くも厳しくもありません。
繰り返しになりますが、審査で落ちる最も多い理由は、入力内容と本人確認書類の不一致です。
また、MNP予約番号の有効期限不足にも気を付けなければいけません。
その他の原因も含めて、いずれも「厳しい・緩い」の尺度で測るものではありませんよね。
結局のところ、審査では主に「入力ミスと規則を守っているか」をチェックされているのです。
入力内容をしっかり確認して、規則に抵触していなければ、基本的には審査に通ります。
携帯電話料金を長期間滞納したことがあるなど、過去に何らかのトラブルを起こしている場合は例外ですが、審査に落ちたからといって、そこまで深く考える必要はありません。
ポイントさえ押さえていればLINEMOの審査は怖くない
今回は、LINEMOの審査について解説しました。
- 審査落ちのほとんどの原因は「入力ミス」もしくは「規則の抵触」のどちらか
- 事前に規則をよく確認しておき、入力内容をしっかりチェックしてから申し込めば、審査は怖くない
これまで述べてきたとおり、審査落ちの原因の大半は入力ミスと規則抵触のどちらかです。
規則を守って、入力ミスさえしなければ、大抵の場合は審査に通ります。必要以上に審査を恐れることはありません。
「審査落ち=ブラックリストに入っている」などと解説しているサイトもあります。しかし、多くの人には関係のないことです。
もちろん、ブラックリスト入りしていることが原因で審査落ちすることもあるでしょう。
ただ、ブラックリストに入っている場合は、本人に何らかの心当たりがあるはずです。
特に心当たりがない場合は、気にしなくても問題ありません。
LINEMOの審査に落ちてしまった方は本記事の内容を参考に、もう一度LINEMOに申し込んでみてくださいね。