
キャリアの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
本記事では、LINEMOを実際に使った上での感想や通信速度を紹介します。
また最近のSNS上での評判や専門機関から高い評価を受けたニュースもありましたのでご紹介しています。(LINEMOによる発表記事)
LINEMOは月額2,728円の20GBプランだけでなく、2021年7月15日からは月額990円の3GBプランを提供開始しています。
- 月額990円で3GBが安い
- 通信速度も速い
- SNSでも好評
- 初期の不満は解消された
LINEMOを使った感想
筆者は月額990円の3GBのプランをeSIMで使っています。
その上での感想ですが、不満は一切ありません。
安いですしちゃんと繋がりますし、通信速度は速くて快適です。
ただ、現在はpovoが基本料金0円の「povo 2.0」があることで、LINEMOが特別に安いわけではなくなってしまいました。
SNSではLINEMOからpovoに乗り換えたという声も見られます。
LINEMOの速度制限で遅すぎなので速度テストしたら0.24Mbps。全く使い物にならないので、povoの24時間オプションを買う。4.8Mbpsになり、速度が20倍になり、非常に快適である!#LINEMO #povo https://t.co/2WxjctyjEM
— kazukichi_0914@GooglePlayプラチナプロダクトエキスパート (@kazukichi_0914) June 18, 2022
#LINEMO から#povo 2.0 に回線乗り換え
eSIM神ですね!ながらで回線乗り換え
1時間足らず菅首相ありがとう☺️ pic.twitter.com/vxZ1N6qD1e
— 筒井隆行 Takayuki Tsutsui (@tsuppo) September 29, 2021
LINEMO→POVOへ
物理SIMだと月内の切り替えに間に合わないと思い、nanosim→esim申し込み。楽天モバイルをesim→nanosimへ交換申し込み。少し面倒やけど、LINEMOで当面安泰だと思っていたからなあ、仕方ない。
— 多田野仁 (@Tokumei_TDN) September 29, 2021
LINEMOも1GBで300円みたいなさらに安いプランを出すとか、他社のオンライン専用ブランド/プランでは対応していない留守番電話サービスを付与するとか、何かもうひと工夫欲しいところです。
使っていて不満がないのは本当ですが、povo 2.0の登場により、LINEMOにこだわりたい理由もなくなってしまいました。
LINEギガフリーは筆者には必要なし
LINEMOには、LINEアプリのトークや通話などでデータが消費されない「LINEギガフリー」という特長もあります。
しかし筆者の場合、LINEアプリでのデータ消費量なんてたかが知れているため、これを特別なメリットだとは感じませんでした。
ただビデオ通話でもデータが消費されないのは、人によっては助かるかもしれません。
LINEMOの通信速度
筆者の生活圏内だと、LINEMOはahamoより速いことが多かったです。
例えば以下は、神奈川県横浜市の平日12時台に計測した速度です。
LINEMOの速度(4G)
ahamoの速度(4G)
5Gの速度もahamoより上でした。
LINEMOの速度(5G)
ahamoの速度(5G)
ちなみにLINEMOの速度はiPhone 12 Proで計測したもの、ahamoの速度はiPhone 13 Pro Maxで計測したものです。
通信速度は地域や時間帯などによって常に変化します。
あくまで一例としてとらえてください。
大阪での通信速度は?
編集部員のまつおもこれまた、LINEMO(3GB)を契約しています。
さっそく、大阪の交野市(かたのし)で平日の朝の8時台に計測。
計測したスマホが5G対応でなく4G対応のため、上記のスピードテストほどの速度は出ていないですが、普段使いのわたしなら充分です。
LINEMOの速度(4G)
楽天モバイルの速度(4G)
こちらの計測はiPhone SE(第2世代)で計測したものです。
デュアルSIMにて楽天モバイルを運用しているのもあって、こちらもついでに計測してみました。
LINEMOの良い評判
ここからはSNS上での評判をまとめます。
LINEMOはSNS上でも好評を博しており、特に安さと通信速度への満足度の高さが伺えます。
SoftbankからLINEMOに乗り換えます。
キモいくらい安い。 pic.twitter.com/6oafvu80g1
— ろむあんこ (@romanco8) September 28, 2021
LINEMOへ
3GB990円やっす pic.twitter.com/Ofwf4kytGK— りんごリン (@ura_ra_aya) September 28, 2021
UQモバイルより、LINEMOの方が電波良い pic.twitter.com/jdeeHCnw6o
— ★⭐︎UTINTI⭐︎★ (@utintibinbou) September 29, 2021
回線整理中でLINEMO契約したんですけど、関西でもなかなか低遅延でいいですね pic.twitter.com/c9Y71W2qBy
— ブッダスティック (@Buddha_s_Stick) September 20, 2021
LINEMO めちゃめちゃ早いじゃん!
しばらくよろしくね pic.twitter.com/mf0L3m6Huy— 🏳️🌈そーすけ (@s_o_s_u_k_e0801) September 26, 2021
LINEMOがJ.D. パワーの顧客満足度調査で1位に
顧客満足度に関する国際的な専門機関として有名な株式会社J.D. パワー ジャパンが2021 年携帯電話サービス顧客満足度調査の結果を発表しました。
LINEMOはオンライン専用ブランド/プラン(部門)で1位を獲得したとのことです。
発表によると、LINEMOは「各種費用」、「サービスメニュー」、「手続き・サポート対応」の3ファクターで最高評価を受けています。
つまり、私たち消費者にとって、手頃な料金で良いサービスを受けられるという評価を得ています。
言わば、コスパが良いサービス、満足度が高いサービスとしてLINEMOが評価されていると言えそうです。
サービスを探す場合、SNSの口コミなどを参考にしますが、J.D. パワー ジャパンのような専門機関の評価も大きく参考になりますね。
LINEMOの悪い評判
逆に悪い評判は、最近はあまり見かけなくなりました。
サービス開始当初は、eSIMの認証方法への不満が多かったのですが、現在はそれも改善されたのでほとんど話題になっていません。
筆者も改善された後にeSIMを申し込み、なにも問題がないことを確認済みです。
それでも地域や時間帯によっては、通信速度が遅かったり繋がりにくかったりするという不満はあるようです。
LINEMO、くっそ遅い…
だからソフトバンク回線は嫌なんだ。 pic.twitter.com/0ULVhTOckC— 田野幸伸 (@tanocchi) June 19, 2022
LINEMO 遅い? pic.twitter.com/lfnkSZenRf
— Cait-Sith(ケットシー)の中の人@リネレボ (@CaitSith_line) August 10, 2021
LINE Mobile から LINEMO に MNP した。
が、速度が LINE Mobile と同じくらい遅い。。。 pic.twitter.com/CZpJaEit7Q— 谦谦 (@magicxqq) September 22, 2021
ラインモ頑張れ!
上LINEMO下Rakuten pic.twitter.com/fNdufBOrqH— 佐天ゼロ (@szero_11) September 23, 2021
今日は栃木県、鷹ゴルフ倶楽部でラウンド
めちゃくちゃ暑い😅
短パンで良かったLINEMO全く繋がらないので、UQに切り替え
こういう時デュアルsimだと便利😀ソフトバンク系は相変わらず山間部弱い😢 pic.twitter.com/K9Fm3QwOpK
— いけ@⛳打倒パーおじさん/ポイ活/陸マイラー (@ikee7) September 22, 2021
LINEMOのメリット
次に、LINEMOのメリットについて見てきましょう。
- データ通信量20GBで月額2,728円
- LINEのトークや通話が使い放題
- ソフトバンクの回線をそのまま利用できる
- 対象スマホ・エリアであれば5Gも使える
- 通信制限がかかっても1Mbps
月額2,728円という安さで20GBが使えるだけでなく、LINEアプリでのトークや通話にかかる通信量もノーカウントとなります。
そのため、LINEでよく音声通話やビデオ通話をする人にとってもかなりおすすめのサービスです。
さらに、ワイモバイルと同じようにソフトバンクの回線をそのままの品質で利用できるため、格安SIMによくある回線速度が不安定になるなどの心配もありません。
5G対応スマホを持っていて、利用可能なエリアにいればソフトバンクの5Gも同じ価格で利用できます。
また、20GBを超えてしまった場合には月末まで1Mbpsに低速化しますが、YouTubeの低画質動画なら視聴ができる程度の速度なので、そこまでストレスを感じることもないでしょう。
LINEMOの注意点
LINEMOでは以下のサービスを提供していません。この点には注意してください。
- Yahoo!プレミアム
- 端末販売
- キャリアメール
- 店舗での契約
- 店頭や電話での相談
- 留守番電話・転送電話
- PayPayポイントあげちゃうキャンペーンはミニプラン(3GB)は対象外
- 家族割・おうちのインターネットとのセット割などの割引
特にソフトバンクやワイモバイルから移行する人にとっては、失われるものが多いのではないでしょうか。事前に確認しておきましょう。
キャリアメールで登録しているサービスなどがあれば、LINEMOへ移行する前に登録メールアドレスを変更しておく必要があります。
LINEMOは元々、人によっては必要のないサービスを削ることで、料金の安さを実現したオンライン専用ブランドです。
「それは嫌だ」という場合は、ソフトバンクやワイモバイルのほうがおすすめです。
また、LINEMOには2つのプランが現在ありますが、その違いについて下記にまとめておきます。
LINEMOの基本情報 | スマホプラン | ミニプラン |
---|---|---|
月額料金 | 2,728円 | 990円 |
通信容量 | 月間20GB +LINE通信量ノーカウント | 月間3GB +LINE通信量ノーカウント |
LINEギガフリー | 対応 | |
データ量超過後の制限速度 | 最大1Mbps | 最大300Kbps |
eSIM | 対応 | |
通話オプション割引キャンペーン | 対象 | |
LINEスタンププレミアムポイントバックキャンペーン | 対象 | 対象外 |
PayPayポイントあげちゃうキャンペーン | 対象 | 対象外 |
音声通話 | 22円/30秒 5分/回以内の国内通話が無料:550円 国内通話無料:1,650円 |
|
ネットワーク | ソフトバンクの5G・4G | |
海外 | 国際ローミングを無料オプションとして提供 | |
手続き方法 | オンライン | |
新規契約事務手数料 | 無料 | |
機種変更手数料 | ||
MNP転出手数料 | ||
提供開始日 | 2021年3月17日 | 2021年7月15日 |
詳細 | LINEMO(公式サイト) |
990円プランが好評!
以上、LINEMOを実際に使った上での感想や通信速度についてでした。
- 月額990円で3GBが安い
- 通信速度も速い
- SNSでも好評
- 初期の不満は解消された
LINEMOは2021年7月15日に月額990円で3GBのプランを提供開始したことで、安さを求める層の支持を一気に集めました。
筆者が使っている限りでは、通信速度もahamoより速いことが多いです。
ただ、2021年9月29日にpovoが基本料金0円のpovo 2.0を提供開始したことで、安さという強みが薄れてきてしまっていることも否めません。
それでも編集部員のまつおは2022年にはいってから、ワイモバイル→LINEMOへメイン回線を切り替えて利用しています。
これからLINEMOがさらに安いプランを出してくるのかなど、今後の展開に注目したいところです。