
携帯代10,000円て高くない!?格安SIMで月額を半分以下に抑えませんか?
この記事では、ソフトバンクのオンライン専用格安SIM「LINEMO(ラインモ)」(旧仮称:SoftBank on LINE)ではYahoo!プレミアム(ヤフープレミアム)を無料で利用できるのかについて解説します。
これまでもソフトバンクやワイモバイルのユーザーなら、月額508円のYahoo!プレミアム会員の特典を無料で利用することができました。
では、同じくソフトバンク株式会社の運営するLINEMOではどうなのでしょうか?
- 無料ではない
- 月額508円が必要
- しかしLINEMOなら月額を払っても安い
- 合計3,236円で20GBとYahoo!プレミアムが使える
トップ画像引用元: オンライン専用ブランド“LINEMO”、3月17日にサービス開始 | プレスリリース | ニュース | 企業・IR | ソフトバンク
LINEMOではYahoo!プレミアムは有料
画像引用元:Yahoo!プレミアム – いつものお買いものをお得・安心に!
早速結論ですが、LINEMOではYahoo!プレミアム会員の特典を無料で利用することはできません。
通常通り月額508円を支払う必要があります。
ソフトバンク・ワイモバイルユーザーは、引き続き無料で利用可能です。LINEMOだけが別の扱いになります。
これまでソフトバンク・ワイモバイルのユーザーとして、無料でYahoo!プレミアム特典を利用してきた方は、LINEMOに乗り換える前に意識しておきましょう。
LINEMOとワイモバイルはどっちがお得?
ここからは、Yahoo!プレミアム特典を絶対に利用したい方に向けて、「LINEMO+Yahoo!プレミアム月額」と「ワイモバイル(Yahoo!プレミアム無料)」どちらがお得なのかシミュレーションしてみました。
LINEMOは月額2,728円で20GB使えるプランです。
これにYahoo!プレミアムの月額508円を足すと3,236円になります。
対するワイモバイルの料金プランは以下のようになっています。
項目 | S | M | L |
---|---|---|---|
月額 | 2,178円 | 3,278円 | 4,158円 |
データ容量 | 3GB | 10GB | 20GB |
通信制限時の速度 | 300kbps | 1Mbps | 1Mbps |
LINEMO+Yahoo!プレミアム月額のほうが安い
ワイモバイルにもちょうど20GBプランがあるのでわかりやすいですね。
LINEMO+Yahoo!プレミアム月額が3,236円なのに対して、ワイモバイルの20GBプランは4,158円。
大差を付けてLINEMO+Yahoo!プレミアム月額のほうが安い結果となりました。
ワイモバイルの10GBプランでも3,278円と、まだLINEMO+Yahoo!プレミアム月額のほうが安いです。
3GBで済むならワイモバイルのほうが良い
しかし、そもそもLINEMOの20GBも使わないという方も少なくないでしょう。
もし毎月3GBで収まっているなら、ワイモバイルの3GBプラン(月額2,178円)のほうが流石に安くなります。
使わないギガに余計なお金を払うより、ワイモバイルの最小限のプランを選んだほうがお得です。
なぜLINEMOはこんなに安いのか?
Yahoo!プレミアムの月額を払ってもワイモバイルより安いLINEMO。
ソフトバンク株式会社が運営しているブランド同士なのに、どうしてLINEMOはここまで安いのでしょうか。
大きく分けると以下のような理由が考えられます。
- オンライン専用で実店舗を持たないから
- 端末割引をしないから
オンライン専用で実店舗を持たないから
ワイモバイルは、全国にワイモバイルショップがあるのも大きな特徴です。その分、店舗を維持するための費用も必要になります。
店舗維持のための費用を料金プランに「上乗せ」している面は間違いなくあるでしょう。
……と言うと卑しい感じになってしまいますが、サービスを維持していくためには必要なことです。
対するLINEMOは、オンライン専用ブランドなので実店舗がありません。
だから余計な費用がかからず、純粋に安い料金プランを提供できるのです。
端末割引をしないから
今のところ、LINEMOで端末を販売するのかは未発表です。というより、恐らくしないでしょう。このことも、LINEMOの料金が安い理由に繋がっています。
例えばワイモバイルでは、他社からの乗り換えで端末代金を2万円近く割引する施策を行っています。
しかし、ただ割引するだけではワイモバイルが損してしまいますよね。
そのため、損失分は毎月発生するプラン料金で、時間をかけて少しずつ回収していくのです。
なお、これは筆者個人の考察ではありません。通信料金を原資とした端末割引というのは、数年前から総務省が問題視していることでもあります。
それを解決するため、2019年には改正電気通信事業法が施行され、「完全分離プラン」が義務付けられました。
一方で、今でも「2万円までは割引して良い」ということになっています。
ワイモバイルは法律の範囲内で、端末割引と通信料金のバランスを取っているのでしょう。
対するLINMOEには端末割引がありません。だからこそ、純粋に通信料金の安さで勝負できるのです。
Yahoo!プレミアムは有料だがトータルで安い!
以上、「LINEMO(ラインモ)」ではYahoo!プレミアムが無料で利用できるのかについてでした。
- 無料ではない
- 月額508円が必要
- しかしLINEMOなら月額を払っても安い
- 合計3,236円で20GBとYahoo!プレミアムが使える
LINEMOでは、Yahoo!プレミアムは無料ではありません。月額508円が必要になります。
無料で使えるソフトバンク・ワイモバイルとは違うので気を付けてくださいね。
しかし、LINEMOは元の料金が安いため、Yahoo!プレミアムの月額を足してもワイモバイルの10GBプランよりお得です。