
格安SIMなら月々のスマホ代が圧倒的にお得
この記事では、LinksMateから格安SIMのahamoに乗り換える方法を解説します。
スマホゲームに特化した特典を数多く提供しているLinksMateですが、大容量になるほど料金が割高になる点や速度規制などさまざまな問題もあるため、ahamoへの乗り換えを検討している方もいるのではないでしょうか。
本記事を読めば、手続きの手順や必要なものなどがバッチリわかりますよ。
LinksMateからahamoへの乗り換えを検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- 乗り換え前にはLinksMateでMNP予約番号を取得しておく
- ahamoの契約前に本人確認書類・支払方法・dアカウントを用意しておく
- カウントフリー&ゲーム特典がなくなる
- ahamo開通後にLinksMateのSIM削除・返却を行う
- LPの返金処理を忘れずに
トップ画像引用元:大盛りオプション実質0円キャンペーン|ahamo大盛り
LinksMateからahamoに乗り換えるタイミングと注意点
画像引用元:LinksMateの特徴 | リンクスメイト -LinksMate-
結論を言えば、LinksMateからahamoに乗り換えるタイミングはいつでも構いません。
一般的に、格安SIMのデータSIMには最低利用期間がありませんが、音声通話SIMは6ヶ月~1年程度の最低利用期間が設けられており、その期間内に解約すると違約金が発生します。
LinksMateは最低利用期間も違約金もないのでどのタイミングで解約しても構わないのですが、いつ解約してもプラン解約金3,300円は発生します。
また、LinksMateを月の途中で解約した場合はその月の月額料金は全額支払う必要があります。
月末に申し込むと翌月分の料金も請求されるので、月末の前日までに解約を申し出るのがおすすめです。
ahamoを月の途中で契約した場合は契約月のみ日割りで計算されます。
乗り換えの際には次の点に注意してください。
- カウントフリー&ゲーム特典がなくなる
- 繰り越したデータ通信量が消失する
- 購入したLPの返金手続きを忘れず行う
- 国内通話料が通常料金になる
- SIMの削除・返却が必要
- プラン解約金が発生する
それぞれの注意点を詳しく見ていきましょう。
カウントフリー&ゲーム特典がなくなる
LinksMateは、対象のスマホゲームをプレイする際に通信量がカウントされない「カウントフリー」を提供しています。
さらに、ゲームを有利に進められるアイテムを毎月もらえるといった、ほかの格安SIMにはない唯一無二の特典も魅力的ですね。
しかし、ahamoにはこのようなカウントフリーやゲーム特典はありません。
LinksMateを解約した時点で特典も受けられなくなるので注意しましょう。
繰り越したデータ通信量が消失する
LinksMateは、余ったデータ通信量を翌月末まで自動的に繰り越ししてくれます。
しかし、ahamoに乗り換えると、これまで繰り越ししたデータ通信量は当然すべて消失してしまいます。
繰り越ししたデータ通信量が貯まっているなら、使い切ってからahamoに乗り換えた方がお得です。
購入したLPポイントの返金手続きを忘れず行う
LinksMateには、LP(LinksPoint)という独自のポイントシステムがあり、月額料金の支払いに充当できます。
LPには有償と無償の2種類が存在するため、購入したLPを無駄にしないために解約までに使い切らなくてはと焦る人も多いでしょう。
ですが、安心してください。
実は、LinksMate解約時に有償LPの購入代金を返金してくれるようになっています。
ただし、振込手数料300円よりも少ない場合は返金不可。
なおかつ、返金額の上限は20,000LP(2万円分)までとなっています。
返金手続きは解約後にできるようになるため、有償LPが残っている方は返金手続きを忘れないようにしましょう。
国内通話料が通常料金になる
LinksMateは、自社のIP電話アプリ「MatePhone」を提供しています。
このアプリを使って通話すると、国内通話料が通常価格よりも半額の11円/30秒まで安くなります。
しかし、ahamoにはこのような専用の電話アプリはありません。
通話料は通常料金の22円/30秒になるので、長時間通話する場合はahamoの5分間無料通話を効果的に使うのがおすすめです。
SIMの削除・返却が必要
一般的に、キャリアや格安SIMは乗り換えが完了すると自動的に解約となるため、ユーザーがこれ以上手続きする必要はありません。
しかし、LinksMateは乗り換え後にSIMの削除手続きを行う必要があります。
削除手続きの手順は後ほど詳しく解説します。
また、解約後はSIMの返却が必要となります。
プラン解約金が発生する
LinksMateは最低利用期間による違約金はありません。
その代わり、いつ解約してもプラン解約料3,300円は必ず発生します。
LinksMateからahamoに乗り換える方法
LinksMateからahamoに乗り換える大まかな手順は次の通りです。
- LinksMateでMNP予約番号を発行する
- ahamo公式サイトで乗り換えの手続きを行う
- 届いたSIMをスマホに入れて初期設定する
- 開通手続きを行う
- LinksMateでSIMの削除手続きをする
- LinksMateにSIMを返却する
なお、LinksMateの回線はahamoと同じドコモ回線です。
現在ドコモのキャリアスマホを使っている方は引き続き利用できるので、SIMロック解除の必要はありません。
必要なもの
まずは、ahamoへ乗り換える前に必要なものについてまとめました。
乗り換え手続きを進めるには次のものが必要となります。
忘れずに準備しておきましょう。
- MNP予約番号
- 本人確認書類
- 支払いに使用するクレジットカード・金融機関のキャッシュカード
- dアカウント
- メールアドレス
MNP予約番号
LinksMateで使っていた電話番号をahamoでも引き続き使用する場合は、MNP予約番号を取得する必要があります。
MNP予約番号とは、スマホをほかの通信事業者へ乗り換える際に、引き続き同じ電話番号を使用したいときに必要となる10桁の番号のこと。
本記事の場合は、LinksMateで取得する必要があります。
詳しい取得手順は後ほど解説します。
解約して新しい電話番号でahamoを契約する場合は、MNP予約番号は不要です。
なお、LinksMateを解約して新しい電話番号でahamoを契約する場合は、MNP予約番号は不要です。
本人確認書類
ahamoを契約する際には、本人確認書類が必要となります。
本人確認書類に該当するものは次の通りです。
- 運転免許証
- マイナンバーカード(個人番号カード)
- 健康保険証と補助書類
- 身体障がい者手帳
- 精神障がい者保健福祉手帳(障がい者手帳)
- 療育手帳
- 運転経歴証明書
- 住民基本台帳カード
- 在留カード
なお、これらは2022年11月時点の情報です。
今後条件が変更される可能性もあるため、契約前に必ずahamoの案内を確認しておきましょう。
なお、先述した書類がない場合は、官公庁が発行した本人確認書類で申し込むことも可能。
ただし、この場合は事前に問い合わせが必要となるため、ahamo公式サイトの案内にしたがって問い合わせてください。
支払いに使用するクレジットカード・金融機関のキャッシュカード
ahamoでの支払い方法は、クレジットカード払いと口座振替の2種類。
いずれも契約者本人名義のものを用意する必要があります。
また、クレジットカード払いは手数料無料ですが、口座振替は手数料165円が発生します。
手数料を節約したい方はクレジットカード払いを選択しましょう。
おすすめは、ドコモが発行するdカード GOLDです。
毎月1GB/5GBの通信量ももらえる上、利用料金が10%還元もされます。
年会費は11,000円ですが、定期的にdポイント還元キャンペーンも開催されているので、上手く活用すれば年間8万円以上もお得に利用できます。
dアカウント
ahamoを契約するには、ドコモが提供しているdアカウントというIDが必要です。
dアカウントは、ドコモユーザー・ahamoユーザーでなくても誰でも無料で作成できます。
ahamoの契約時に取得することもできますが、dアカウント公式サイトで事前に取得しておくとスムーズに手続きができますよ。
メールアドレス
ahamoはドコモのサービスですが、ドコモのキャリアメールアドレスは発行されません。
この点はLinksMateと共通していますね。
LinksMateで利用中のフリーメールでも充分なので、事前にメールアドレスを用意しておきましょう。
乗り換え方法
上記で紹介したものを用意できたら、ahamoへの乗り換えを行いましょう。
各手順の詳細は次の通りです。
①LinksMateでMNP予約番号を発行する
まずは、LinksMateでSIMの削除とMNP予約番号を発行します。
MNP予約番号の有効期限は発行日から15日間です。
MNP予約番号を発行する手順は次の通りです。
- LinksMateのマイページにログイン
- 「MNP予約番号発行・確認」を選択
- MNP転出する電話番号を選択してMNP予約番号を申し込むMNP予約番号の発行には1~2日程度かかるので、余裕を持って申込みましょう。
MNP予約番号が発行されると、マイページから確認できるようになります。
②ahamo公式サイトで乗り換えの手続きを行う
次に、ahamo公式サイトで手続きを行います。
手続きの途中でMNP予約番号を求められますので、案内に従って入力しましょう。
具体的な手続きの手順は以下のとおりです。
- ahamo公式サイトにアクセス
- 「今すぐ申し込み」を選択
- 契約形態を選択して「次へ」を選択
- オプションの有無を選択して「次へ」を選択
- 確認事項をチェックして「このまま手続きへ」を選択
- 準備事項を確認して「準備OK」を選択
- dアカウントの有無を選択
- 「注意事項に同意して次へ」を選択
- dアカウントでログイン
- MNP予約番号などを入力して「次へ」を選択
- 本人確認書類を選択
- 住所について確認して選択
- 本人確認書類をアップロードして「次へ」を選択
- 契約者情報などを入力
- 「次へ」を選択
- 支払い方法を設定
- 注意事項などを確認
- 同意して「次へ」を選択
- 申し込み内容を確認して「注文を確定する」を選択
③届いたSIMをスマホに入れて初期設定する
ahamoのSIMが届いたら、スマホにSIMを入れて初期設定を行いましょう。
eSIMで契約した場合は、SIMカードの差し替えは不要です。
eSIMなら開通にかかる時間を短縮でき、障害発生時の再発行もスムーズなので、対応しているスマホであればeSIMを利用するのがおすすめです。
④開通手続きを行う
最後に、ahamoを利用するために開通手続きを行います。
手順は次の通りです。
- 「ahamo」アプリまたはahamoの公式サイトにアクセス
- ahamo契約時に申請したdアカウントでログイン
- 「切り替え(開通)手続きへ」を選択
- 内容を確認し、「開通する」を選択
- 「開通手続きが完了しました」と表示されたら、スマホを再起動する
以上の作業をもってahamo回線が開通します。
⑤LinksMateでSIMの削除手続きをする
続いて、LinksMateでSIMの削除手続きを行います。
手順は次の通りです。
- LinksMateのマイページにログイン
- 「SIMカードの追加・削除」を選択
- 「SIMカードの追加・削除」で削除するSIMの右がwにある「削除する」を選択
- 内容を確認し、チェック項目にチェックを付ける
- 「全ての項目をチェックすると申し込めます」を選択
- SIM削除の申込み受付が完了
以上を持って、SIMの削除は完了です。
削除が完了するとメールが届くので、内容を確認しておきましょう。
⑥LinksMateにSIMを返却する
最後に、LinksMateの指定の宛先へSIMを返却します。
住所は次の通りです。
- 〒170-0013
東京都豊島区東池袋1丁目44−3 池袋ISPタマビル 4F
LinksMate SIMカード返却受付センター
返却方法は普通郵便で構いません。
送料はユーザーの負担となります。
LinksMateからahamoに乗り換えるデメリット
LinksMateからahamoに乗り換えるデメリットは次の通りです。
- データ通信SIMがない
- 支払い方法がクレジットカードか口座振替になる
- カウントフリーやゲーム特典がない
- 小容量・超大容量のプランがない
- データ通信量の繰り越しができない
各デメリットの詳細を見ていきましょう。
データ通信SIMがない
ahamoには、LinksMateのようなデータ通信SIMはありません。
あまり電話を使わない人やデータ通信だけ運用したい方には不向きです。
auの格安プラン「povo」であれば「データトッピング」でデータ通信専用にすることも可能なので、こちらを検討してみると良いでしょう。
支払い方法がクレジットカードか口座振替になる
LinksMateには、クレジットカード払い以外にもLPで月額料金を支払うことができます。
LPはコンビニ決済や銀行振込で購入できるので、クレジットカードを持っていない人でも契約可能。
しかし、ahamoの支払い方法はクレジットカード払いか口座振替のどちらかを選択することになります。
そのため、クレジットカードか銀行口座のどちらかを用意することになります。
カウントフリーやゲーム特典がない
先述した注意点でも触れましたが、ahamoにはカウントフリーやゲーム特典はありません。
SIM削除は翌月のゲーム特典が適用されなくなるため、解約のタイミングには注意が必要です。
小容量・超大容量のプランがない
LinksMateはデータ通信容量の選択肢が38種類とかなり豊富です。
100MBの小容量から1TBの超大容量まで、使い方に合わせて選択できるのは大変魅力的です。
しかし、2022年11月時点で、ahamoが提供している通信容量は20GBと100GBの2種類。
小容量プランあるいは100GB以上の超大容量プランはありません。
小容量プランならauのpovoやソフトバンクのLINEMO、通信量無制限なら楽天モバイルなどを検討することをおすすめします。
データ通信量の繰り越しができない
ahamoには、LinksMateのような余ったデータ通信量を繰り越しできるサービスは提供されていません。
データ通信を使わない人にとっては少々もったいないですが、翌月には消失してしまいます。
また、追加の容量を購入した場合も追加した月の翌月末には消失してしまうので、早めに使い切る必要があります。
LinksMateからahamoに乗り換えるメリット
LinksMateからahamoに乗り換えるメリットは次の通りです。
- 100GBプランが安い
- 海外でもそのまま使える
- 通信速度が速い
- 国内通話が5分以内無料
- 速度制限の条件はLinksMateほど厳しくない
各メリットの詳細を見ていきましょう。
100GBプランが安い
LinksMate 音声プラン20GBプランの月額料金は、ahamoと同じ2,970円。
しかし、音声プラン100GBプランの月額料金は8,305円とかなり高額です。
ahamoなら100GBの料金が4,950円と、かなりリーズナブルな価格になります。
海外でもそのまま使える
一般的に、格安SIMは海外で利用できない場合が多いですが、ahamoは海外ローミングにも対応しています。
2022年11月時点で82の国・地域が対象となっているので、海外旅行や出張時にも役立ちますよ。
海外データ通信は、20GBまで無料で利用可能。
ただし、15日を超えて海外で利用する場合は速度制限がかかるので注意しましょう。
通信速度が速い
ahamoはドコモが運営する格安プランなので、利用できるエリアや通信速度、品質はドコモ本ブランドと同じです。
LinksMateもドコモの回線をレンタルしていますが、平均実行速度は72.36Mbps、平均Ping値は54.19ms。
一方のahamoの平均実行速度は139.19Mbps、平均Ping値は48.84msです。
LinksMateも格安SIMの中では比較的早い部類ですが、ahamoよりは遅いですね。
ゲームをサクサクプレイしたいなら、ahamoの方がおすすめです。
速度参考:みんなのネット回線速度(平均実行速度は2022年11月20日時点のデータ)
国内通話が5分以内無料
ahamoの特徴の1つとして、5分以内の国内通話が何度でも無料になるサービスを提供しています。
一部対象外の番号が存在しますが、固定電話やスマホの電話も無料通話の対象となります。
LinksMateのかけ放題オプションは有料でしたので、短時間の通話を頻繁にする人にとってはかなりお得です。
速度制限の条件はLinksMateほど厳しくない
LinksMateは、カウントフリー対象のゲームをプレイ中に長時間大容量のデータ通信を行った場合、カウントフリーが一時的に停止されることがあります。
特に、ゲームの大型アップデートがあるときは、速度制限がかかりやすくなる傾向にあります。
カウントフリーオプション停止中は、必然的に通信容量が消費されてしまうのでかなり損です。
また、低速モード中に3日間で300MB以上の通信量を使用すると、自動的に速度制限がかかります。
ahamoはデータ通信量を使い切ると速度制限がかかるくらいなので、LinksMateほど通信規制は厳しくないです。
ストレスなくゲームをプレイしたいならahamoへの乗り換えがおすすめ
画像引用元:ahamo
今回は、LinksMateからahamoに乗り換える方法を解説しました。
LinksMateからahamoへの乗り換えがおすすめな人の特徴は次の通りです。
- 大容量プランの料金を安くしたい
- 通信品質をもう少し改善したい
- 毎月20GB以上のデータ通信を使う
- LinksMateの速度規制にかかりやすい
連携したゲームのカウントフリーや毎月のゲーム特典など、スマホゲーマー向けのサービスが充実しているLinksMate。
しかし、人気ゲームの大型アップデート後は速度規制がかかりやすく、カウントフリーも一時的に停止されてしまうことも少なくないようです。
対象ゲームがまともに使えなくなるので、スマホゲームを長時間プレイする人にとっては意味がありませんよね。
ahamoならこのような速度規制がないので、ストレスなくゲームをプレイしたいならahamoへの乗り換えがおすすめです。
SIM単独の契約もできるので、LinksMateで使っていた機種をそのまま持ち込みしてもOK!
LinksMateからの乗り換えを考えている方は、ぜひahamoも乗り換え候補の1つとして検討してみてくださいね。