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一人暮らしをしていると、簡単なようで面倒なのが、家計簿をつけることです。家計簿をつけようと思っていても、買い物の度に記入するのが面倒で、結局三日坊主になることもしばしば。
そこでオススメしたいのが、家計簿アプリを使って、家計の収支を記録することです。人気の家計簿アプリを使えば、スマホの操作をするだけで、簡単に家計簿がつけられます。
そこで、多くのスマホユーザーから支持されている、一人暮らし向け家計簿アプリを紹介します。
1 一人暮らしに最適な家計簿アプリ9選 Android/iPhone対応
AndroidでもiPhoneでも使う事ができる家計簿アプリを9つ紹介してます。
アプリによって使い勝手が異なるので、自分にとって使いやすいのがどんなタイプなのか、考えながら比較してくださいね。
1-1 zaim(ザイム)
画像引用元:zaim(ザイム)-Appstore
すでに利用者が500万人を超えている人気の家計簿アプリです。無料で利用することができ、銀行やクレジットカードの情報を自動取得する機能もあります。
家計簿を気軽につけられる機能が満載なのが、人気の理由でしょう。
収支・資産管理
レシートをスマホで撮影すると品目や金額を読み取り、自動でアプリに記録してくれます。毎回手で入力する手間が省けるので手軽です。
さらに、約1,500もの銀行やクレジットカードの入出金を記録。収支のカテゴリも自動で分類します。
医療費控除の支出を自動計算
医療費控除に該当する支出がある場合に、自動で計算してくれます。申請に必要となる金額が算出されるので、自分で面倒な計算をする必要がありません。
収支を分析して節約
グラフで収支に関する分析を行うことができます。分析データを見る事で、無駄遣いしていないか、節約できる項目がないかを確認可能です。
このデータはエクセルと互換性があるので、パソコンに取り込んで保存することもできます。
家計簿の共有も可能
1つのアカウントで、複数人の家計簿を管理できます。
特売情報を表示
レシートの位置情報やお店の情報をもとに、頻繁に買い物をするスーパーの特売情報を表示します。
1-2 マネーフォワード
画像引用元:マネーフォワード-Appstore
株式会社マネーフォワードが運営している家計簿アプリで、毎月の収入と支出が簡単に記録できます。
銀行口座はもちろん、クレジットカードの支払情報や、仮想通貨まで管理できるのが特徴です。
資産をベースにしているので漏れがない
多くの家計簿アプリでは、買い物の後に支出があれば入力をする、もしくはレシートを読み取って記録する、というものが一般的でした。
しかし、マネーフォワードでは、どれだけの資産があるかをベースに記録をつけていきいます。
簡単に言うと、次のようなイメージです。
- 100万円が口座に入っています。
- 今月は10万円使ったので、90万円になりました。
- 100万円から90万円になったので、使った額として「10万円」が記録されます。
使った金額よりも、収支と資産がどのように変動しているかを記録できます。そのため、記録の漏れが起こらないので安心です。
金融機関と連携して自動記録
先に提携先の口座情報を連携しておくことで、収支があった際に自動で把握してくれます。
主な金融機関やサービスには漏れなく対応しているので、多くの人が問題なくこの機能を利用できるでしょう。
- 銀行口座
- クレジットカード
- 楽天
- Amazon
- 携帯キャリア
これらのサービスと連携することで自動的に記録をつけていくことができますが、詳細情報を手入力で記録することも可能です。
「細かいメモも書き込みたい」という方でも満足できることでしょう。
資産の状況の確認が容易
最近は、FXや仮想通貨の取引のため専用口座を開設する人も増えており、1人あたりの管理口座数が増加傾向にあります。
しかし、複数の銀行口座を持っていると、どうしても管理が煩雑になってしまうもの。
一方、マネーフォワードでは、1つの画面ですべての資産を把握することができます。
次の章でも引き続き、一人暮らしに最適な家計簿アプリを紹介していきます。
1-3 ドクターウォレット
画像引用元:ドクターウォレット-Appstore
ドクターウォレットは、月額600円で利用できる家計簿サービスです。大きな特徴は何と言っても、撮影したレシート写真をもとに、人が手入力をしてくれることでしょう。
精度99.9%の正確さ
多くのレシート自動入力アプリでは、日付や合計金額、購入品目などを自動認識できる、レシート解析エンジンを利用しています。
しかし、この手の解析エンジンが1回でレシートの内容を正しく認識できる確率は、実はそれほど高くありません。85%ほどにとどまっているのが現状です。
もっとも、この確率は写真がきれいに撮れた場合の数値となります。毎回、鮮明な写真を撮ることができる人は限られてくるでしょうから、実際はもっと低確率になってしまうでしょう。
一方、ドクターウォレットでは、レシート写真を人が見てデータ入力しているので、よほど不鮮明な写真でない限り正しく認識してもらえます。
手作業でも個人情報は保護されている
とはいえ手作業となると、個人情報や送信データのプライバシーが保護されているのか心配になりますよね。
でも安心してください。データ化担当のスタッフからは、レシートを送信したユーザーが見えませんし、個人を特定できない仕組みが確立しています。
データ化の手順は徹底されているので、安心して利用できます。
1-4 マネーツリー
画像引用元:マネーツリー-Appstore
マネーツリーは、全自動で家計簿をつけてくれるという点で、従来のアプリとは異なります。
収入や支出を手作業で入力する必要はありません。
自動連携した銀行口座やクレジットカード、さらには電子マネーから送られてきたデータをもとに、自動で記録してくれます。
AIで自動振り分けできる
収支の項目もAIが自動振り分けしてくれるので、一人暮らしで毎日が忙しいという方にもぴったりです。
マネーツリーと連携したクレジットカードや電子マネーの買い物履歴の情報をもとに、何を購入したかによって、自動で収支項目が振り分けられます。
例えば、交通費として購入した切符などは「交通」に、カフェでコーヒーを飲んだ時には「カフェ」という項目に分けられるのです。
電子マネーをよく利用する方には、ぴったりのアプリと言えます。
無料版でも広告なし!有料なら経費も
マネーツリーには無料版と有料版(月額450円)があるのですが、どちらも広告が表示されません。
一般的に、無料版のアプリには広告が表示され、有料版に切り替えることで非表示になりますよね。しかし、マネーツリーは無料版でも広告が出ないのです。
では、有料版の魅力とは何なのでしょうか。
有料版では、確定申告をする際に必要となる、経費精算が行えます。フリーランスなど、自分で事業を展開している一人暮らしの方におすすめの機能です。
1-5 レシーピ!
画像引用元:レシーピ!-Appstore
大日本印刷が公開しているレシーピ!は、かわいいゆるキャラがポイントです。
絵本のようなデザインなので、家計簿をつけ始めた人でも飽きずに入力作業ができます。
レシート撮影で簡単入力
レシーピ!はレシート撮影での入力が可能なので、買ったものをすぐに記録することができます。
店舗名や電話番号なども読み取ることができるので、返品したい時にどのお店で買ったかもすぐに思い出せます。
レシートから献立を提案
レシートの中の食材を読み取り、NHKの「きょうの料理」で紹介されたレシピを提案してくれます。
料理のプロが考えたレシピなので安心して作れますし、「あと一品!」という時のアイデアがもらえるのはうれしいポイント。
一人暮らしでは食材を使い切るのが難しい時もありますよね。レシーピなら、レシピを提案してくれますから、上手に食費を節約することができます。
カレンダーやグラフで可視化
記録した収支を、カレンダーやグラフで確認することができます。
カレンダーでは日ごとに使った金額が一目で分かりますし、グラフで支出を分析すれば、何にお金を使ったのかがはっきりと分かります。
1-6 2秒家計簿おカネレコ
画像引用元:2秒家計簿おカネレコ-Appstore
2秒家計簿おカネレコは、400万ダウンロードされた人気の家計簿アプリです。
誰でも使いやすいシンプルな設計で、面倒な登録や設定も必要ありません。銀行口座やクレジットカードとの連携もないので、気軽に利用できます。
手入力の使いやすさを追求
おカネレコは、入力しやすさと続けやすさにこだわって作られています。
項目の設定がカスタマイズできたり、お店の名前でカテゴリ分けができたり…。また、週の始まりの曜日や、1ヶ月の締め日を好きな日に設定したりもできます。
レシートの撮影や編集もOK
プレミアム機能のサービスですが、レシートを撮影して項目を入力する機能もあります。
プレミアム機能が使えるクラウド会員は、月額制(480円)と年額制(3,000円)の2種類。まずは月額制から始めてみて、続けられそうなら年額制に移行してみてはいかがでしょうか。
予算の設定も可能
月々の予算を設定しておくと、一日の予算と月末までの残高をお知らせしてくれます。また、カテゴリ別の予算の設定も可能です。
ついついお金を使い過ぎてしまわないように、あらかじめ予算を設定しておくようにしましょう。出費を上手くコントロールするためのコツです。
次の章でも引き続き、一人暮らしに最適な家計簿アプリを紹介していきます。
1-7 かけ~ぼ
画像引用元:かけ~ぼ-Appstore
シンプルなデザインと機能で、紙ベースのような使い勝手の家計簿アプリです。
レシートを撮影したり、口座やクレジットカードと連携してデータを管理するアプリもありますが、かけ~ぼではもっとシンプルに資産を管理できます。
グラフがきれいなので見やすい
グラフがシンプルなので、管理しやすく見やすいという特徴があります。
エクセルなどでグラフを作ると手間がかかりますが、かけ~ぼではすぐにグラフ表示が可能です。金額と項目も見やすいので、その月に頻出する支出なども一目で把握できます。
データのバックアップ機能も
かけ~ぼはシンプルさがウリのひとつですが、しっかりとしたバックアップ機能はついています。ですから、万一のトラブル時やデータの引継ぎが必要な時でも安心です。
バックアップファイルは、DropboxかGoogleDriveに、CSVというテキストファイル形式で保存できます。
スマホを買い替えた時や紛失してしまった時でも、クラウド上にデータが保存されているので安心です。
1-8 貯まる家計簿
画像引用元:貯まる家計簿-Appstore
貯まる家計簿は、貯金を含めて資産管理をしたいという方におすすめの家計簿アプリです。
資産の種類ごとに記録を管理
現金、預金、クレジットと資産ごとに収支を管理できるので、どの資産からいくら使ったのかを簡単に把握できます。
預金から引き出したお金と、手元に持っている現金で記録を別にする、という使い方も可能です。
分析機能で節約も
豊富な分析機能が、一人暮らしの節約をサポートしてくれます。各品目ごとに収支のデータが円グラフで確認できるので、月ごとのお金の使用状況がひと目で確認可能です。
1-9 家計簿!カンタン管理 by だーぱん
画像引用元:家計簿!カンタン管理 by だーぱん-Appstore
家計簿!カンタン管理は、かわいいパンダのキャラクターでお金の動きを管理できるアプリです。
お金の動きを「もらった」のか「つかった」のかで分別していくので、誰でも直感的に使えます。
目標貯金額と1日の使用金額を設定
目標貯金額を設定すると、その目標を達成するために守るべき1日あたりの予算が表示されます。
「日ごとの予算では細かすぎる」という場合は、1ヶ月単位に切り替えることも可能です。
カテゴリ分けや金額の入力はとても簡単。手間がかからないので、毎日コツコツと続けられます。
節約術も読める
家計簿をつけるだけでなく、節約術を読むこともできます。ごはんや遊びの節約術など、17の項目から気になる記事を読めるのがポイント。
楽しく節約しつつ、有益な情報を取り入れられるアプリです。
2 家計簿を続けるためのコツとは?
いくら良い家計簿アプリをダウンロードしても、実際に使わない事には意味がありません。そこで、一人暮らしで家計簿を長続きさせるコツを紹介します。
2-1 出費があったらすぐに記入すること
人間は誰しも、何かを後回しにするとうっかり忘れてしまうものです。買い物をしたら、すぐ家計簿に記入する習慣をつけましょう。
レシート読み取り機能を搭載したアプリや、簡単入力がウリのアプリを使えば、それほど手間はかかりません。
クレジットカードや電子マネーと連携しているアプリを使っている場合は、支払方法をできるだけそれらにまとめることで、手間を大幅に削減できます。
2-2 どんぶり勘定にする
細かな数字を付けていると、どんどん面倒になってきてしまいます。ある程度の桁は切り捨ててしまい、計算しやすいように記録するのもコツのひとつです。
項目分けも大雑把で良いのです。自分だけが理解できれば、何も問題ないのですから。
3 アプリで家計簿をつけて、無理のない一人暮らしを
家計簿をつけることで、自ずと節約すべき項目が分かるようになってきます。
一人暮らしでは、どうしても支出の管理が大雑把になりがちですが、今回紹介したアプリを使えば、無駄な出費を抑えられるようになるかもしれません。
「節約のために、とりあえず食費を減らしてみよう」と、何となく食費を削る人は大勢いますが、まずは自分が何にどれだけお金を使っているのか、現状を把握するのが先決です。
そのために家計簿アプリを活用していきましょう。
- レシート読み取り機能の有無
- 手軽に入力できるか
- 口座やクレジットカードとの連携機能が必要か
家計簿アプリは、それぞれ特化している機能が異なります。色々な機能が付いているから良い、というわけではないので注意してください。
例えば、クレジットカードを持っていない人が、カード連携機能に特化したアプリを使っても意味がないですよね。
あなたのライフスタイルに合った家計簿アプリを探してみてください。