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Macで外付けHDDを認識できなければ、データの読み書きができないためとても困りますよね。
認識するために、Macや外付けHDDに起きている症状に合わせて適切な対処を行う必要があります。
また、どうしても認識できない場合には、データだけでも取り出せるように復旧作業を行いましょう。
そこで本記事では、Macで外付けHDDを認識しない主な原因と対処する上での注意点と主な対処法を詳しく解説します。

HDDやPCなどのデータが消えてしまったとき、データ復旧業者に依頼しようと思ってネットで検索すると、たくさんのデータ復旧業者が出て...
- Macに接続し直す・再起動する
- 周辺機器の交換をする
- 他のPCに繋いでみる
- Finder環境設定を確認する
- ディスクユーティリティで動作を確認する
- Macのソフトウェアをアップデートする
- First Aidで簡易修復する
- セーフモードで起動する
- フォーマットする(データ消失に注意)
Macが外付けHDDを認識しないときの原因
Macが外付けHDDを認識しない原因として以下の8点が挙げられます。
- 正常に接続できていない
- 電源が入っていない
- 周辺機器が破損している
- マウントされていない
- フォーマット形式が異なる
- ソフトウェアに不具合が発生している
- Finderの設定に異常が発生している
- 外付けHDDの故障
正常に接続できていない
正常に接続できていない原因として、電源・USBケーブルがしっかり差し込まれていない場合があります。
しっかりと奥まで差し込まれているかを確認してみましょう。
外付けHDDの電源が入っていない
外付けHDDの電源が入っていないため、Macで外付けHDDが認識されていない可能性があります。
外付けHDDの電源がオンになっているかを確認し、オフの場合はオンに切り替えてください。
電源が点くと、ランプが点灯するものや起動音が鳴るものがあるので試してみましょう。
2.5インチのポータブル型外付けHDD
2.5インチのポータブル型外付けHDDの場合は、Macと外付けHDDをUSBケーブルで接続することによって動作します。
Macと外付けHDDが適切に接続されているかを確認してください。
3.5インチの据え置き外付けHDD
3.5インチの据え置き外付けHDDのほとんどは、コンセントからの電力供給が必要です。
電力不足によって認識されないことや、電源ボタンがオフの状態のままになっていて認識されていない場合があります。
起動した際に起動音が鳴ったり、LEDランプが点灯するタイプがあるので、確認してみましょう。
周辺機器が破損している
電源ケーブルやUSBケーブル、USBポートが破損していると、外付けHDDが認識されない場合があります。
マウントされていない
外付けHDDの状態がMacに認識されるようにマウントされていない可能性があります。
マウントが解除されている状態だと、Macと外付けHDDを接続しても、保存しているデータにアクセスができません。
その時は、Macのディスクユーティリティを使ってマウントさせましょう。
フォーマット形式が異なる
MacとWindowsではフォーマット形式が異なり、認識させるために外付けHDDのファイルシステム・フォーマット形式を変更する必要があります。
外付けHDDの初期状態のフォーマット形式はWindows用のNTFS形式が多いため、Macに接続しても認識されないトラブルが多いです。
外付けHDDのフォーマット形式がMacと対応しているか確認しましょう。
ソフトウェアに不具合が発生している
外付けHDDではなく、Macのソフトウェアに異常が発生すると、外付けHDDが認識しないことがあります。
この時には、Macのソフトウェアをアップデートして、外付けHDDが認識できる状態になると正常に認識される場合があります。
Finderの設定が間違っている
接続や動作、フォーマット形式などに問題がなければFinderの「表示設定」が間違っている可能性が高いです。
Finderの表示設定が無効だと、デスクトップに外付けHDDのアイコンが表示されず、Macに認識されていないと勘違いします。
Finderの表示設定を有効にして外付けHDDが認識されるかを確認しましょう。
外付けHDDの故障
ここまで解説した対応をしても、ランプが点灯しない・起動音がしない場合、また外付けHDDから異音が発生する場合には、外付けHDDが故障しているかもしれません。
故障したままMacに接続し続けると、外付けHDDや保存しているデータに悪影響を与えてしまうため、早急に対処することが求められます。

HDDやPCなどのデータが消えてしまったとき、データ復旧業者に依頼しようと思ってネットで検索すると、たくさんのデータ復旧業者が出て...
Macが外付けHDDを認識しないときの注意点
Macが外付けHDDを認識しない場合には、以下の5点に注意して対処を行いましょう。
- 通電をしない
- 電源のオンオフ・再起動をしない
- 外付けHDDの分解をしない
- 繰り返し抜き差ししない
- 個人での復旧は控える
通電をしない
認識しない場合には、何らかの異常が発生している場合が多いです。
物理障害が発生している場合には、正常な部品が破損したり、症状が悪化したりします。
また、論理障害の場合でも、操作のログやデータの保存によって上書きやフォーマットをしてしまうと、認識しない原因がわからなくなってしまいます。
何か異常を感じた後には通電はなるべくしないようにしましょう。
電源のオンオフ・再起動をしない
障害が発生しているときに電源のオンオフや再起動はPCに大きな負荷を与える行為です。
最悪の場合データが取り出せなくなってしまう可能性があります。
電源のオンオフ・再起動をすると、一時的に問題が解決することがあるため、気軽に繰り返しがちですが、再起動する場合は一度きりにし、繰り返さないようにしてください。
外付けHDDの解体をしない
外付けHDDを解体して障害が発生している原因を突き止めようとする事例が多くありますが、解体は絶対にやめましょう。
外付けHDDを解体してしまうことによって内部にホコリやチリが混入し、内部の構造が破損する場合があります。
解体すると、データ復旧業者でもデータが取り出せなくなることがあるので、解体は絶対にしないでください。
繰り返し抜き差ししない
複数の機器に接続を繰り返すと、外付けHDDや保存しているデータに負荷を与えてしまい、最悪二度とデータが取り出せなくなります。
確認する際は数回の接続に抑えて、それでも認識しない場合には繰り返さないようにしましょう。
個人での復旧は控える
個人でデータを復旧する手段で対応できる症状は、軽度の論理障害に限られます。
中度~重度の論理障害や、物理障害には対応できないため、症状の判断が難しい場合に個人復旧をしてしまうと、発生している障害を悪化させてしまう可能性があります。
データが絶対に必要な状況や症状の判断が難しい時は、なるべく個人での作業を控えましょう。
Macが外付けHDD が認識しないときの対処法
Macが外付けHDDを認識しないときの対処法として、以下の9点が挙げられます。
- Macに接続し直す・再起動する
- 周辺機器の交換をする
- 他のPCに繋いでみる
- Finder環境設定を確認する
- ディスクユーティリティで動作を確認する
- Macのソフトウェアをアップデートする
- First Aidで簡易修復する
- セーフモードで起動する
- フォーマットする(データ消失に注意)
Macに接続し直す・再起動する
まず初めの対処法として外付けHDDをMacに接続しなおして、Macを再起動してみましょう。
この時に、外付けHDDの電源が入っているかを確認し、USBコードで接続している場合にはしっかりと刺さっているかをチェックしましょう。
接触不良や軽いエラーであれば、この方法で修復できますが、再起動する際には大きな負荷がかかるので、一度だけ行うようにしましょう。
周辺機器の交換をする
電源・USBケーブルなどの周辺機器が破損しているときは、交換することによって正しく認識されるかもしれません。
しかし、異常が発生していた場合には、接続を繰り返すことで悪影響を与える可能性があるので注意が必要です。
他のPCに繋いでみる
他のPCなどに接続すると、外付けHDDを正常に認識することがあります。
原因はMacが故障しているか、外付けHDDのフォーマット形式がMacに対応していないため、認識しないと予想できます。
しかし、他のPCに何度も繰り返し接続すると、症状が悪化したり、機器の故障につながるため控えましょう。
Finder環境設定を確認する
Finderの表示設定がされていなければ、外付けHDDが認識されていたとしてもアイコンが表示されないため、認識していないと誤認する可能性があります。
Finderの環境設定の手順
- メニューバー、Appleマークの隣のFinderを選択する
- 「Finder環境設定」が表示されたら、「一般」アイコンを選択する
- デスクトップに表示する項目の「ハードディスク」や「外部ディスク」にチェックが入っていない場合にはチェックを入れる
- 環境設定を閉じる
- デスクトップ上に外付けHDDのアイコンが表示される
Macに正しく認識されていれば外付けHDDのアイコンが表示され、認識するようになる可能性があります。
ディスクユーティリティで動作を確認する
FinderのアイコンがMacのデスクトップ上に適切に表示されるようになっても、外付けHDDが認識しないときには、ディスクユーティリティを確認しましょう。
ディスクユーティリティで動作を確認する手順
- Finder画面の上部のメニューバーの「移動」を選択する
- 「移動」内に出てくる「ユーティリティ」を選択する
- 「ユーティリティ」内、「ディスクユーティリティ」を選択する
- ディスクユーティリティの表示内容を確認する
ディスクユーティリティに外付けHDDの内容が何も表示されない時や、別の名前の外付けHDDが表示された場合は、Macが外付けHDDを認識しない状態です。
また、外付けHDDの容量が表示されているが、黒字ではなくグレーの文字で表示されるときにも外付けHDDが正常に認識されていません。
途中で「マウントされていません」と表示されたら、ディスクユーティリティのマウントを選択し、外付けHDDをマウントさせる必要があります。
また、「マウントに失敗しました」とエラーメッセージが表示されたり、ボリューム名が外付けHDDの名前ではなく、関係ない・覚えがない名前で表示された時には論理障害、もしくは物理障害が発生している可能性が高いです。
データが確実に取り出したい方は、データ復旧業者に相談しましょう。

HDDやPCなどのデータが消えてしまったとき、データ復旧業者に依頼しようと思ってネットで検索すると、たくさんのデータ復旧業者が出て...
Macのソフトウェアをアップデートする
Macのソフトウェアが最新の状態でないと、外付けHDDが正常に認識しないことがあります。
ソフトウェアをアップデートすることによって不具合が解消され、正常に認識される場合があります。
ソフトウェアをアップデートする手順
- システム環境設定から、ソフトウェアアップデートを選択する
- アップデートが必要なものが無いかを確認する
- アップデートが必要なものが見つかったら最新バージョンにアップデートする
First Aidで簡易修復する
Macのディスクのディレクトリ構造やフォーマットの情報に不具合が発生している場合には、Macで外付けHDDが認識できない可能性があります。
First Aidを利用することによって、発生している不具合で修復可能な症状を修復することができます。
First Aidの手順
- ディスクユーティリティから、外付けHDDを選択する
- First Aidボタンを選択する
- 修復が可能な場合は修復される
注意点として、修復可能なのは軽度な論理障害に限られます。
物理障害や重度の障害が発生しているときにFirst Aidでの修復作業を行うと症状が悪化し、最悪データが取り出せなくなる可能性があります。
また、症状の判別はとても難しいため、データが大切な方はなるべく作業を控えることが重要になります。
セーフモードで起動する
Macをセーフモードで起動することによって、必要最低限のソフトウェアのみでMacを起動するため、外付けHDDが正常に認識される場合があります。
セーフモードで起動する手順
- Macの電源を入れる
- すぐに「Shift」キーを押し続ける
- ログイン画面が表示されたらShiftキーを離す
軽度の論理障害のときには、セーフモードで起動することによって認識される場合があります。
注意点として、電源のオンオフや再起動は症状を悪化させる原因になる可能性があるため、作業する時は慎重に行う必要があります。
フォーマットする(データ消失に注意)
HDDのフォーマットをすることによって、Macのファイル形式に変更できるようになるので、HDDが認識されるようになることがります。
フォーマットする手順
- フォーマットされていない外付けHDDを選択する
- 初期化を選択する
- ディスクユーティリティが表示されたら、フォーマットする外付けHDDを選択する
- 消去ボタンを選択すると、フォーマットが開始する
フォーマットすると、保存しているデータはすべて消えてしまいます。
機器自体は認識されるようになることもありますが、確実に認識されるようになる保証はありません。
フォーマットしてしまったデータは完全に消えてしまうわけではないですが、データ復旧業者に依頼したとしても復旧の可能性は下がってしまいます。
とてもリスクの高い対処法なので、一度データ復旧業者などに症状を相談してから行ってください。
それでも認識しないときにはデータ復旧
対処法を試してもMacに外付けHDDが認識しない場合には、症状が悪化していることが多いです。
この時はデータ復旧することによって保存しているデータを取り出すことが重要です。
主なデータ復旧の方法として以下の2点が挙げられます。
- データ復元ソフトを利用して復旧する
- データ復旧業者に相談する
データ復元ソフトを利用して復旧する
主に個人でデータ復旧する場合、復元ソフトを使うことが多いです。
復旧ソフトには無料、有料のモノを含めてさまざまな種類があり、軽度の論理障害であればデータの復元ができる可能性があります。
しかし物理障害や重度の論理障害には対応できず、場合によっては症状を悪化させてしまい、データが二度と取り出せなくなることもあるとても危険な作業です。
復元ソフトの使用には慎重を期してください。
データが心配な方はなるべくそのままの状態で、データ復旧業者に早めに相談しましょう。
データ復旧業者に相談する
データ復旧の手段の中で、復旧率が高い手段はデータ復旧業者に相談することです。
データ復旧業者には専門のエンジニアが在籍しており、復旧設備も整っているため、対応できる症状や機器の幅が広いです。
ただしデータ復旧業者によっては対応できない症状があったり、復旧を外注している業者もあるので慎重に見極めなければいけません。
大切なデータを預ける業者ですので、信頼できる業者を選びましょう。
データ復旧業者を選ぶポイント
データ復旧業者を選ぶポイントは以下の3点が挙げられます。
- 技術力で選ぶ
- 実績やセキュリティ対策などの信頼性があるかどうか
- サポート体制が充実している
技術力で選ぶ
データ復旧業者を選ぶうえで一番重要なのは「技術力」です。
- 物理障害に対応している
- 復旧専門のエンジニアが在籍している
- 復旧設備が充実している
- 過去の復旧事例が豊富
- 数字表記(復旧率〇%・相談実績〇件)
技術力が高い復旧業者は専門のエンジニアが在籍していたり、専門の復旧設備があるため、対応できる症状・機器の幅が広いです。
また、物理障害に対応できるかどうかは外付けHDDの復旧でとても重要なポイントになります。
実績やセキュリティ対策などの信頼性があるかどうか
「実績・セキュリティ」を見極めるポイントは以下の3点です。
- 自社で復旧を行っている
- 官公庁・警察・大手法人などの復旧実績がある
- セキュリティ指標になるISO27001やPマークを所持している
- 過去の復旧実績が豊富
復旧実績があると、安心してその業者に外付けHDDを預けることができるのではないでしょうか。
大切なデータですので、機器をどのように管理しているかを知ることは重要です。
サポート体制が充実している
「サポート体制」を見極めるポイントは以下の4点です。
- 24時間365日相談可能
- 初期診断が無料
- 機器の持ち込みが可能
- 全国対応が可能
サポート体制が整っていると、何か緊急の問題が発生した時に素早く対処することができるかもしれません。
また、わからないことを相談するのもサポート体制が充実しているからできることです。

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ここで、編集部おすすめのデータ復旧業者の特徴やサービス内容について解説していきます。
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Macが外付けHDDを認識しないときの原因と対処法まとめ
今回はMacに外付けHDDが認識しない場合の原因・注意点・対処法を解説しました。
- Macに接続し直す・再起動する
- 周辺機器の交換をする
- 他のPCに繋いでみる
- Finder環境設定を確認する
- ディスクユーティリティで動作を確認する
- Macのソフトウェアをアップデートする
- First Aidで簡易修復する
- セーフモードで起動する
- フォーマットする(データ消失に注意)
個人で対処するときには、何らかのリスクが伴うため、慎重に作業する必要があります。
大切なデータを守りたい方は、まずデータ復旧業者に相談しましょう。