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待望の新型MacBook Proが、ついに2021年10月26日に発売開始となりました。
デザインやチップが新しくなった新型MacBook Pro。一体どのような特徴があるのでしょうか?
気になるMacBook Proの価格やスペックなども詳しくご紹介していきます。
- 史上最高スペックのノートパソコン
- 発売日は2021年10月26日
- 価格は239,800円から
- 最新高性能「M1 Pro」「M1 Max」搭載
- 高負荷長時間の作業におすすめ
- ハイスぺ高価格過ぎるのが難点
トップ画像引用元:16インチMacBook Pro – Apple(日本)
新型MacBook Proは14/16インチの2種類!
画像引用元:MacBook Pro – Apple
2021年10月19日のオンラインスペシャルイベント「パワー全開。/Unleashed.」で、Appleは新しいパソコンを発表しました。
2021年に発売される新型MacBook Proは、14インチと16インチの2種類です。
今回13インチの新型は出てきていません。
13インチご希望の方は昔の2020年モデルを購入するか、さらに新しいモデルが出るのを待つしかなさそうです。
他にも、同イベントでAirPods(第3世代)やHomePod miniなどの発表が行われました。
新型MacBook Proは、史上最高スペックをもつノートパソコンと言っても過言ではないくらいの高性能。
スペックの内容について詳しくは後述しますが、本当にAppleの「パワー全開。」のノートパソコンになっています。
新型MacBook Proの発売日
画像引用元:Apple
2021年の新型MacBook Pro 2機種の発売日は2021年10月26日です。
AppleストアやApple製品の取扱店で販売されています。
おすすめの購入先はAppleストアです。Appleストアでは送料が無料の上、自分の好きな仕様にカスタマイズすることができます。
自分好みの新型MacBook Proを手に入れるならAppleストア一択なのです。
新型MacBook Proの価格
画像引用元:Apple Store
さて、そんな新型MacBook Proの価格は一体どのくらいなのでしょうか。
そもそもMacBookが一般的なノートパソコンの中でも高価格帯に属するのですから、新型MacBook Proの価格はかなり高額であることが予想されます。
新型MacBook Proの価格は、画面サイズとストレージ容量によって異なります。
新型MacBook Proの価格
容量 | 512GB | 1TB |
---|---|---|
MacBook Pro 14 | 239,800円 | 299,800円 |
MacBook Pro 16 (M1Pro) | 299,800円 | 321,800円 |
MacBook Pro 16 (M1MAX) | - | 419,800円 |
チップの種類によっても価格が変化します。表にはありませんが、14インチモデルを「M1 MAX」にカスタマイズすることもできます。
チップの種類、ストレージ・メモリ容量のカスタマイズによっては、もっと高額になる場合もあります。
ちなみに、16インチ・M1 Max・メモリ64GB・ストレージ8TBが最も高額なカスタマイズなのですが、その価格はなんと705,800円。
Appleストアでは、分割手数料無料の24回払いで購入することが可能です。分割なら高額の新型MacBook Proでも手が届きそうですね。
新型MacBook Proのスペック
画像引用元:MacBook Pro – Apple
新型MacBook Proは、ただ高額でオシャレなだけのパソコンではありません。
ディスプレイからストレージまで、多機能ハイスペックのパソコンなのです。
新型MacBook Proのスペック
項目 | MacBook Pro 14 | MacBook Pro 16 |
---|---|---|
ディスプレイ | 14.2インチ Liquid Retina XDRディスプレイ | 16.2インチ Liquid Retina XDRディスプレイ |
チップ | M1ProもしくはM1Max 8~10コアCPU 14~32コアGPU | M1ProもしくはM1Max 10コアCPU 16~32コアGPU |
ストレージ容量 | 512GBから8TB | |
メモリ | 16~64GB ユニファイドメモリ |
|
カメラ | 1080p HDカメラ | |
バッテリー | 最大17時間 | 最大21時間 |
外部接続 | Thunderbolt 4ポート SDXCカードスロット HDMIポート |
|
Touch ID | 対応 | |
カラー | シルバー、スペースグレイ |
新型MacBook Proに搭載されているチップは、最新の高パフォーマンスを誇るチップ。
8コアの最新のWindows用のチップの1.7倍のパフォーマンスが自慢です。
さらに、Windowsと比べて40%(M1 Max)~70%(M1 Pro)も消費電力が少なくて済むというのも嬉しいポイントです。
新型MacBook Proの魅力はそれだけでありません。
カスタマイズすれば、最大8TBまでストレージを拡張することができます。少し前なら、ノートパソコンでは考えられないくらいの容量ですよね。
画像や映像の品質が良くなるほどデータ容量も大きくなります。
個人レベルで動画編集を行う今の時代、8TBのノートパソコンの需要も少なくないという読みなのでしょう。
また、1080pのハイビジョンカメラや6つのスピーカーを備えたサウンドシステムといったスペックも注目です。
新型MacBook Proを旧モデルと比較
画像引用元:MacBook Pro – Apple(日本)
今回発売の新型MacBook Proと、2020年の旧モデルとの違いは何なのでしょうか?
主に進化した点を中心に見てみましょう。
- チップが進化した
- ストレスレスな使用ができる
- ハイスペックを追求
チップが進化した
一番の違いはチップです。
前作では「M1」チップでしたが、今回のMacBook Proでは、新開発の「M1 Pro」か「M1 Max」が搭載されています。
CPU・GPUともにコア数が大幅に増え、パフォーマンスの速度が格段に向上しました。
4Kどころか8Kビデオの編集作業だってお手のものです。
13インチの2020モデルと今回の新型14インチM1 Maxモデルを比較すると、4Kのレンダリングで13.4倍もの速さの差が生まれました。
また、M1 Proでは最大200GB/s、M1 Maxでは最大400GB/sのメモリ帯域幅を誇ります。
ストレスレスな使用ができる
チップの性能が大きく向上したのはもちろんですが、メモリやストレージ容量も大幅アップしています。
ストレージに関しては、最大7.4GB/秒の速さで読み取るので、容量が大きくなってもストレスレスな使用が可能です。
バッテリー性能も向上したため、充電なしで最大21時間(16インチモデル)のビデオ再生が可能です。
さらに、前作では対象外だったHDMIポートとSDXCカードスロットを搭載しています。
これにより、追加のケーブルなしで外部接続ができるので、より簡単かつ手軽に使えます。
Macらしい洗練されたデザインと出来る限りの薄さ・軽さもちゃんと両立。もちやすさやタイプしやすさにもこだわっています。
今までのMacBookの弱点を改善し、より快適に使用できるように進化したのがわかります。
ハイスペックをどこまでも
今回のMacBook Proには、最新のスペックが「これでもか」というほど詰まっています。
2020年のMacBook Proと比べて、ディスプレイの解像度と種類、カメラの解像度、オーディオ性能が大きく進化しています。
カメラはハイビジョンの1080pフロントカメラを搭載。今までの2倍の解像度です。
暗いシーンでの撮影にも2倍強くなりました。
指向性マイクを3つ搭載し、ノイズのストレスなく快適に通話を楽しむことができます。
オーディオ面では、空間オーディオとダイナミックヘッドトラッキングに新しく対応しました。
スピーカーの数が6つに増え、低音域が80%拡大。パソコンのスピーカーでも満足いくオーディオ体験ができるのではないでしょうか。
また、iPhone 13シリーズに反映された120Hzでの画面リフレッシュレートですが、今回MacBook Proにおいても導入されています。
オーディオとディスプレイ性能の向上は、映画鑑賞で大きく違いを実感できそうですね。より滑らかな画面表示に期待です。
新型MacBook Proを買うべきな人
最新のハイスペックが凝縮された新型MacBook Pro。
その分かなりの高価格パソコンですが、それでも購入をおすすめするのはこんな人です。
- 動画・画像編集をする方
- 仕事で使う方
- 映画鑑賞が好きな方
- スペック・ストレージ重視の方
動画・画像・音声編集をする方
プロ・アマチュアに関わらず、様々な方が自分で画像や動画の編集をするようになりました。
これに合わせてカメラの性能もどんどん向上し、スマホで4Kや8Kの動画を手軽に撮れるようにまでなりました。
画像にしろ動画にしろ音楽にしろ、高画質になればなるほどそのデータは重くなるものです。
特に、動画の場合、長さによっては1動画で何GBというのもザラです。音楽でも同様です。
データの大きいものを編集しようとしても、パソコンの性能が追いついていないとデータを開いた時点で既にフリーズしてしまいます。
新型MacBook Proなら、大きいデータの動画でも何でも、最大10コアのCPUと32コアGPUのおかげでちゃんと処理することができます。
8K動画だって、ノートパソコンなのに、問題なく編集することができるのです。驚きの性能です。
マルチタスクをしながらの編集だって、長時間の作業だって、難なくこなしてくれるのが、この新しいMacBook Proなのです。
仕事で使う方
動画・画像・音楽編集に限らず、プログラミングやモデリングなど、高負荷作業を仕事として行う方には新型MacBook Proをおすすめします。
仕事で使う場合、ただ単に高負荷の作業ができるだけではだめで、長時間の使用に耐えられるものが必要です。
新型MacBook Proなら、高負荷の作業を長時間行っても疲れ知らず。優れた冷却システムのおかげでずっとサクサク動きます。
パソコンの効率がそのまま仕事に効率になるのですから、今回のMacBook Proのようなハイパワーマシンを使う方が絶対に良いです。
また、当たり前ですが、ノートパソコンなので持ち歩きもできます。
特にフリーランスの方は、新型MacBook Proなら家だけでなく外でもどこでも、快適にパワフルな仕事ができるでしょう。
映画鑑賞が好きな方
映画鑑賞が好きな方にも新型MacBook Proをおすすめします。
高画質のディスプレイ、高性能のオーディオ、高い処理能力。
これらを兼ね備える新型MacBook Proは、動画視聴にもぴったりなのです。
ノートパソコンなので、家じゅうどこにでも持っていけますし、もちろん家の外にも持ち運べます。
快適に、しかし最高の環境で映画を楽しみたい方は、新型MacBook Proを買ってもいいかもしれません。
MacBook Pro本体のストレージ容量が大きいので、たくさん動画を保存することもできます。
スペック・ストレージ重視の方
ご紹介したように、新型MacBook Proは最新の技術を詰め込んだ超ハイテクマシン。ハイエンドの中のハイエンドです。
チップ性能がモンスター級なのは言うまでもありませんし、ストレージに関しても8TBなんてノートパソコンは他に類を見ません。
スペックの高いものが欲しい、ストレージ容量の大きいノートパソコンが欲しい、という方には新型MacBook Proをおすすめします。
新型MacBook Proを買うべきでない人
逆に、新型MacBook Proを買うべきでない人はどんな人でしょうか?
一見メリットばかりの新型MacBook Proですが、以下の方にはおすすめしません。
- 持ち運びしやすさ重視の方
- 予算重視の方
- ここまでのハイスペックが必要ない方
- タブレットPCが欲しい方
持ち運びやすさ重視の方
新型MacBook Proは、14インチと16インチの2種類で、13インチ以下のモデルは今回発売されません。
14インチでも16インチでももちろん頑張れば持ち運びはできますが、問題は大きさだけではありません。
高性能なかわりに厚さ・重さがそこまで重視されておらず、快適に持ち運べるかは微妙です。
また、外出先でパソコンを出しても、16インチだとかさばってスペースを取ります。
持ち運びやすさや身軽さを重視する方は、13インチのMacBook Proがリニューアルされるのを待つと良いでしょう。
予算重視の方
上述したとおり、新型MacBook Proはかなり高価格帯のノートパソコンです。
カスタマイズによっては70万円を超えるので、最上級価格帯のパソコンと呼んでもいいでしょう。
ノートパソコンといってもピンからキリまであるので、この50~100分の1の価格で買えるものだってあります。
たかだかパソコンにそこまでお金を使いたくないという方は、もっと手に入れやすいノートパソコンを買うといいでしょう。
ここまでのハイスペックが必要ない方
今回発売の新型MacBook Proのスペックは、豪華すぎると言ってもいいでしょう。
新型のiPhone 13 Proがスマホとしては高機能すぎるように、この新型MacBook Proもノートパソコンとして高機能すぎるのです。
車に例えると、通勤とお出かけしかしないのに、そのためにスーパーカーか大型トラックを買うようなものです。
高負荷の作業を仕事として行うような方でなければ、今回発売の最新MacBook Proでなくても事足りるはずです。
MacBookであれば、より求めやすいMacBook Airや、2020年以前のMacBook Proを購入すると良いでしょう。
タブレットPCが欲しい方
今回発売の新型に限らず、MacBook Proはタッチパネル形式ではありません。
直感的なタッチ操作をしたり、直接書き込んだりしたい方は、タブレットPCをおすすめします。
具体的なおすすめは、Apple製品であればiPad Proや新型iPad、他社ならMicrosoftのSurface Pro 8などです。
ちなみに、持ち運び重視の方にもタブレットPCならキーボード部分がかさばらないのでおすすめです。
プロなら欲しい、新型MacBook Pro!
この記事では、新型MacBook Proについて価格や発売日、基本情報などをご紹介しました。
- 史上最高スペックのノートパソコン
- 発売日は2021年10月26日
- 価格は239,800円から
- 最新高性能「M1 Pro」「M1 Max」搭載
- 高負荷長時間の作業におすすめ
- ハイスぺ高価格過ぎるのが難点
新型MacBook Proは、Appleの最新技術が詰め込まれた世界でもっともパワフルなノートパソコンです。
今お使いのパソコンのパフォーマンスに満足できていない方は、この新型MacBook Proを試してみてもいいかもしれません。
といっても、気軽に試せるような価格ではないのが難点です。
しかし、今回MacBook Proは前回のモデルよりかなり革新的に進化しました。
仕事でパソコンを使う方なら、新型MacBook Proの購入を仕事の効率化やストレスを減らすための投資だと考えることができます。
この機会に、ぜひ新型MacBook Proを使ってみてくださいね。
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