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Appleは2022年7月20日(現地時間)に、Safariの不具合・複数の脆弱性に対処した、Intel版・Apple Silicon版の「macOS Monterey 12.5」を正式にリリースしました。
Monterey 12.5では、Macbook ProのTouch Bar上にAirPlayボタンを表示していると、ネットワーク接続が不安定になる問題を修正しています。
Touch Bar搭載のMacBook Proで、ネットワーク接続に不具合を感じている人は、MacOS 12.5へアップデートしてみてください。
トップ画像引用元:Apple公式
ネットワーク接続が不安定になる原因
画像引用元:Apple公式
Touch Bar搭載MacBook Proによる、ネットワーク接続の不具合に悩んでいたスウェーデン・カールスタード大学のマーティン・パーソン氏。
接続が不安定になる際に実行していたタスクを分析したところ、AirPlay (DFRExtra)が原因であることに気づいたそうです。
Touch Bar上にAirPlayボタンが表示されている状態では、バックグラウンドでAirPlay可能なデバイスを自動で探すプロセスになるそう。
このプロセスを停止するとネットワーク接続が安定したため、AirPlay (DFRExtra)に問題があることにたどり着いたそうです。
macOS Monterey 12.5でネットワーク接続問題を解消
AirPlay (DFRExtra)の問題をAppleにフィードバックを送ったところ、macOS Monterey 12.5で対処したとの返信があったそうです。
macOS Monterey 12.5では、Touch Bar上のAirPlayボタンがアクティブなときだけ、AirPlay可能なデバイスを検索するように修正しています。
この修正により、Touch Bar上にAirPlayボタンが表示されているだけでは、ネットワーク接続が不安定になることはないでしょう。
なお、この修正は2022年秋に登場するmacOS Venturaのベータ3でも適用されています。
AirPlayレシーバーをオフにする
画像引用元:Apple公式
macOS Montereyには、他のAppleデバイスの映像を映し出すなど、拡張ツールとして使用できるようにするAirPlay to Macが実装されています。
AirPlay to Macをオンにしていると、ポート5000/7000を開いて、MacがAirPlayレシーバーとして待機している状態です。
デフォルトでは、AirPlay to Macはオンになっているため、不要であれば、以下の手順でオフにして置くとよいでしょう。
- 「システム環境設定」を開く
- 「共有」を開く
- 「AirPlay to Mac」のチェックを外す