Apple Musicの学割をフル活用する方法|学生プランは高校生や卒業後どうすべき?

この記事では、Apple Musicの学割を上手に使う方法をご紹介します。「UNiDAYSに認められている」など学生プランの加入に必要な条件や加入のタイミング、登録方法や在学証明のやり方などについて解説します。ぜひ参考にして、お得にApple Musicを楽しんでくださいね。
  • 2022年10月11日
  • by.ユキチ

Apple Musicロゴ

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約1億曲をストリーミング再生で楽しめるApple Musicは、学割の適用でかなりお得に利用できます。

条件を満たしているなら是非とも登録しておきたいところです。

でも一説では、Apple Musicの学生プランは「ハードルが高い」「登録が面倒くさい」という話もあります。

そこでこの記事では、Apple Musicの学生プランの概要や登録方法について紹介します。

高校生の方や卒業後の変更手順が気になる方は、是非チェックしてみてください!

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Apple Musicの学割まとめ
  • 学生プランは個人プランの半額
  • 該当の学校へ入学したら登録がおすすめ
  • 各年度末に在学証明をする必要あり
  • 卒業後は自動的に個人プランへ変更される
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※本文中の価格は税込み価格

トップ画像引用元:Apple Music – Apple(日本)

Apple Musicの学生プランの料金

Apple Music

画像引用元:Apple Music

現在人気の最新音楽アプリは、月額制が基本です。

数千万曲を聞き放題!と言うからにはそれなりのお値段になると思いきや、学生には嬉しい学割が用意されています。

Apple Musicの学生プランの月額料金は次のとおりです。

Apple Musicの学生プランの料金

Apple Musicの学割プラン概要
月額料金580円
楽曲数約1億曲
オフライン再生
オンデマンド再生
バックグラウンド再生
広告非表示
無料お試し期間1ヶ月間

月額料金はなんと580円という安さです。

CD購入やレンタル・1曲ずつの購入に比べたら、約1億曲の聴き放題はやはり魅力的です。

有料版ですから、もちろん広告も出現しません。

もちろん学生プランも普通のプランと機能は変わらず

  • 音楽とミュージックビデオをストリーミングで視聴できる
  • 自分のライブラリに10万曲ダウンロードできる
  • 友達とシェアもできる

など、いたれりつくせりです。

ファミリープランなど他のプランとの比較

それではApple Musicの学生プランは、他のプランと比較してどうお得なのでしょうか。

Apple Musicのプランは全部で4種類あります。

他のプランとの比較

項目学生個人ファミリーVoice
月額料金580円1080円1,680円480円
楽曲数約1億曲
オフライン再生
オンデマンド再生
バックグラウンド再生
広告非表示
家族が6人までアクセス可能×××
一人ひとりの個人アカウント×××
iCloudのファミリー共有×××
ミュージックライブラリをシェア×××
無料お試し期間1ヶ月間
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注目したいのはやはり月額料金です。

通常の「個人プラン」と全く同じサービスなのに半額で利用できます!これはデカいですね。

ファミリープランより機能は少ないですが、それらはすべて家族で共有するときに初めて必要になる機能だと言えます。

個人で活用するためのフル機能は学生プランで体験できます。

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Apple Musicの学生プランに加入に必要な条件

Apple Music

画像引用元:Apple Music – Apple(日本)

Apple Musicの学生プランを利用するためには、いくつかの条件があります。

特にUNiDAYSサービスについては、まだ耳にしたことのない人も多いでしょう。

事前に条件をチェックして、学生プランが適用できるかを確認しておきましょう。

Apple Musicの学生プランの加入に必要な条件
  • 16歳以上であること
  • UNiDAYSサービスの展開国にある学校に在籍していること
  • 学校がUNiDAYSに認められていること
  • 在学を証明できること

条件①:16歳以上であること

1つ目の条件は、利用者が16歳以上であることです。

16歳からは、楽天銀行デビットカードやみずほ銀行JCBデビットカードなどの色々なデビットカードを発行できるようになります。

Apple IDの支払いは各種ブランドのデビットカードが利用可能ですので、ご自身で支払いを完了させることができます。

条件②:UNiDAYSサービスの展開国にある学校に在籍していること

2つ目の条件は、以下のいずれかを満たしていることです。

残念ながら、高校生以下の方は対象外となります。

学生プランの定義する「学生」の条件
  • 大学(短期大学および大学院を含む)で学士号や博士号の取得のために修学中である
  • 上記と同等の高等教育コースを履修中である
  • 高等専門学校および専門学校(専修学校専門課程)で修学中である

学生証明は、UNiDAYS(ユニデイズ)というサービスを通して行います。

UNiDAYSとは、イギリスやアメリカを中心に世界規模で展開している学生専用ショッピングアプリです。

各国の大学・短期大学・大学院などが登録されており、条件を満たす学生さんは値引きや買い物チャンスをゲットできる仕組みです。

なおApple Music学生プランに関しては、日本でも展開されているので安心ください。

基本的には「学校から発行されたメールアドレスをUNiDAYSへ送信し、認証メールを受け取ってタップする」だけです。

登録の際は自動で転送してくれるのであまり手間はかかりません。

条件③:学校がUNiDAYSに認められていること

学生プランを登録する際には、UNiDAYSのサイトで在学証明をします。

そこで学校名の候補が出てくれば、在籍している学校がUNiDAYSに承認されているということになります。

逆に学校名が出てこない場合は、学校で発行されたメールアドレスを登録し、リクエストを出すことも可能です。

ただ急いでいる場合は、直接問い合わせる方が早いでしょう。

条件④:在学を証明できること

学生プランに登録する際は、在学証明をしなければなりません

在学証明をするための方法には、主に以下の3つがあります。

学生プランで在学証明する方法
  • 学校が発行しているメールアドレスを使う
  • 学校のオンラインポータルサイトにログインする
  • 学校にあるWi-Fiに接続する

学校が発行しているメールアドレスを使う

学校が発行している学生用のメールアドレス(例:学生番号.大学名.ac.jpなど)がある人は、それを入力すれば大丈夫です。

この場合だと、登録がスムーズに進みます。

学校のオンラインポータルサイトにログインする

学校のメールアドレスがない場合は、学校が公開しているオンラインポータルサイトにログインすることでも証明できます。

その場合は「メール送信(Send email)」ではなく以下の手順で行います。

  1. 「違う方法で確認(Try alternative method)」を選択する
  2. 「ポータルサイトを開く(Launch portal)」へ進む
  3. 学校のポータルサイトに遷移する
  4. 学生IDとパスワードを入力してログインする

これで在学証明は完了です。

学校にあるWi-Fiに接続する

上記2つの方法が使えない場合は、「学校にあるWi-Fiに接続する(Verify on campus)」という方法もあるようです。

口コミによると、学校のメールアドレスもオンラインポータルサイトもない場合でも、サポートにその旨を伝えると動いてもらえるようです。

その際は学生証の裏表画像の送信を求められる可能性も高いです。

在学証明でつまづいてしまったときは、迷わず相談してみてましょう。

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Apple Musicの学生プランのベストな加入タイミング

Apple Music

画像引用元:Apple Music – Apple(日本)

通常料金の半額で利用できる学生プランは、なるべく早いタイミングで加入した方がよいでしょう。

高校を卒業して4年制の大学に進学する場合、大学に在籍している期間しか加入できないからです。

しかし、学生プランの利用条件は「大学(短期大学および大学院を含む)・専門学校・専門課程で履修中の学生」です。

たとえ該当の学校への入学が決定していても、入学前では登録を受け付けてくれないようです。

そのため、Apple Musicの学生プランを適用できる最適なタイミングは、該当の学校に入学する日といえます。

学生プランを存分に使い倒したい人は、このタイミングで加入しましょう!

Apple Musicの学生プランの登録方法

Apple Musicを利用するためには、ミュージックアプリもしくはiTunesが必要です。

iPhoneのミュージックアプリで学生プランを登録する手順は、次のとおりです。

学生プランを登録する手順
  1. ここをクリックしてミュージックアプリを開く
  2. トライアルにて「学生」を選択する
  3. 在学証明をする
  4. Apple ID でサインインする
  5. 請求先情報を確認する

手順1:ミュージックアプリを開く

iPhoneでは、初期段階でミュージックアプリが搭載されています。

まずはミュージックアプリを開きましょう。

見つからない方は、過去にアンインストールされているかもしれません。

その場合はApp Storeから再度ダウンロードすることができます。

手順2:トライアルにて「学生」を選択

Apple Musicを利用していない場合は、トライアルを推奨する画面になります。

まずは「すべてのプランを表示」をタップしましょう。

Apple Music

プランの選択画面に遷移したら「学生」を選択し、「利用資格を確認」をタップします。

Apple Music

手順3:在学証明をする

すると自動的にSafariが立ち上がります。

次の画面に移らずにずっと更新中になる場合は、Safariの設定が「すべてのCookieをブロック」になっている可能性があります。

次の手順を踏んで解決するかどうか試してみてください。

iPhoneでSafariのCookieを許可する方法
  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「Safari」をタップ
  3. プライバシーとセキュリティ欄の「すべてのCookieをブロック」をオフ(グレー)にする

すると、UNiDAYSのページに飛びます。

学校が発行しているメールアドレスと学校名を記載し、「続ける」をタップします。

Apple Music

学校のメールアドレス宛てに認証メールが届いたら、後は画面の指示に従ってください。

Apple Musicの学生プランは定期的に在学証明が必要

学生プランを利用している間は、各年度末に在学状況を証明するように案内するメッセージが表示されます。

在学証明はミュージックアプリやiTunesで行う方法と、iPhone・iPad・iPod touchの設定から行う方法があります。

それぞれ、次の手順で完了させましょう。

ミュージックアプリ・ iTunesで在学証明を行う場合

ミュージックアプリ・ iTunesで在学証明を行う場合は、手順が簡単です。

学生プランを利用していると、自動的にメッセージが表示されます。

それに従い、学校のポータルへサインインすれば大丈夫です。

ミュージックアプリ・ iTunesで行う場合
  1. 在学証明を求めるメッセージが出てくる
  2. 「利用資格を確認」をタップする
  3. 「Web サイトへ移動」をタップする
  4. 学校のポータルにサインインする
  5. Apple Musicで確認画面が表示されれば完了

iPhone・iPad・iPod touchの設定で在学証明を行う場合

学生プランの在学証明は、iPhone・iPad・iPod touchの設定からも行うことができます。

こちらはメッセージで在学証明を催促された時でなく、好きなタイミングで手続きができます

メッセージを求められる前にやっておきたいという人は、こちらの方法がおすすめです。

iPhone・iPad・iPod touchの設定で行う場合
  1. 「設定」アプリをタップする
  2. 画面上部のユーザー名をタップする
  3. 「サブスクリプション」をタップする
  4. 「Apple Musicメンバーシップ」をタップする
  5. 「学生登録情報を確認」をタップする
  6. UNiDAYSのWebサイトに飛ぶ
  7. 案内にそって在学証明を済ませる
  8. 自動的にミュージックアプリに戻されたら完了

Apple Musicの学生プランの評判

Apple Musicの学生プランで使える機能は、個人プランと変わりません。

そのため学生プランの評判に限らず、Apple Music自体の評判を見てみましょう。

Apple Musicの評判をネットで調査したところ、どの口コミサイトでも過半数の高評価を獲得していることが分かりました。

Apple Musicのプラスな評判
  • 約1億曲が制限なく完全聴き放題という意味では「図書館の音楽版」に近い
  • 洋楽・邦楽・クラシックなどいろいろなジャンルの音楽が聴ける
  • その日の人気ランキングや世界のランキング・新曲・MVがありミーハーな印象
  • アルバムやプレイリストをまとめてダウンロードできる
  • オフライン再生・フル再生・バックグラウンド再生・シャッフル再生も可能
  • オフライン再生ができるので飛行機の中で聞ける
  • 「For You」のレコメンド機能が優秀
  • 利用料金をキャリア決済で支払えるのも便利

楽曲数やラインナップ、Apple Music特有のレコメンド機能などもそのまま高評価に繋がっているようですね。

Apple Musicのマイナスな評判

しかしどんなサービスも、100人中100人が満点を付けるはずがありません。

Apple Musicのマイナスな評判もチェックしておきましょう。

Apple Musicのマイナスな評判
  • アプリのバグ修正をもう少し早くしてほしい
  • 音質を向上させることが他のサービスに比べて難しい
  • オフラインで聴く場合は容量が結構必要
  • 決済の仕方が少しわかりにくい
  • Androidでも聴けるがApple IDの登録やアプリの入手などの手間が多い
  • AndroidユーザーはLINE MUSICの方がおすすめ
  • 版権の関係で聴けない曲も多いので調べた方がいい

こうして見ると、Androidユーザーは快適に使うまでにやや時間がかかる印象です。

「そもそも操作方法がピンと来ない」という方もいらっしゃいました。

またiOSデバイスユーザーの中には、一時的なバグに悩まされている方もいるようです。

ただApple MusicはAppleの純正サービスなので、iOSアップデートでバグが発生しても安心して待てると考えられます。

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Apple Musicの学生プランは高校生や卒業後はどうすべき?

Apple Musicバナー

画像引用元:Apple Music – Apple(日本)

現段階では残念ながら、高校生以下の方は学生プランを適用できません

該当学校に入学するまでは

のいずれかになります。

また卒業して学生ではなくなったときや48ヶ月間の期間を満了した場合は、自動的に個人プランへと切り替わります

月額料金は580円から1080円へ値上がりしてしまうので、注意しましょう。

自動更新は設定でオフにすることも可能です。

中学生や高校生にも学割が適用されるアプリはある

その他の選択肢としては、中学生や高校生にも学割が適用される音楽アプリを使う手があります。

月額料金も曲数もほぼ同等な2つのアプリはこちらです。

高校生・中学生も学割が使える音楽アプリ

項目月額
LINE MUSIC 330円(ベーシックプラン)
528円(プレミアムプラン)
AWA528円

LINE MUSICは、LINEが提供する音楽配信サービスです。

Apple Musicと同様に好きな楽曲をダウンロードして、オフライン再生することも可能です。

またAWAは、エイベックス・グループとサイバーエージェントが提供する音楽配信サービスです。

ユーザーが作るプレイリストを検索したり、登録したりといったSNSのような使い方もできるのが特徴です。

Apple Musicの学生プランは使わなきゃ損!

Apple Music

画像引用元:Apple Music – Apple(日本)

Apple Musicの個人プラン(1080円)と全く同じサービスが半額になる学生プランです。

1ヶ月で500円、48ヶ月間だと24,000円も浮かせることができます!

大学や専門学校・高等専門学校へ進む方は、ぜひApple Musicの学生プランを検討してみてください。

Apple Musicの学割まとめ
  • 学生プランは個人プランの半額
  • 該当の学校へ入学したら登録がおすすめ
  • 各年度末に在学証明をする必要あり
  • 卒業後は自動的に個人プランへ変更される
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この記事を書いた人
モバイル市場・IT企業に携わって以降、気になるポイントを伝わりやすい言葉でご紹介しています。私生活は利便性よりセキュリティ&プライバシー重視、石橋を叩いて渡るタイプです。現在はiPhone XRを愛用中。