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iPhoneを使っているとよく耳にする「iCloudメール」ですが、具体的にどのようなメールサービスなのか知らない人も多いのではないでしょうか。
そこで今回はiCloudメールの設定・ログイン方法やメールアドレス変更について解説します。
さらにメールが届かない時の対処方法やPCでメールを確認したい時の手順について、設定をまるごとまとめていきます。
- メールアドレスの取得はiPhoneで操作可能
- メールアドレスを取得した時点でメールアプリには自動的に反映される
- アドレスの変更はできないが、エイリアス機能を使うことは可能
- Mac以外のPCでもiCloudメールの確認はできる
iCloudメールには便利な機能がたくさんあるので、是非活用してみてくださいね。
トップ画像引用元:iCloud – Apple(日本)
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iCloudメールってそもそもなに?
iCloudメールとは、Appleが提供しているクラウドサービスである「iCloud」の中にあるメールサービスのことです。
iCloudと聞くと、データのバックアップができたり、別デバイスとのデータ共有などに使われるイメージが強いと思いますが、@icloud.comのメールアドレスも利用することができます。
基本的にメール利用のみであれば無料ですが、iCloudのデータ容量を多くしたいということであれば別途月額料金が発生します。
iCloudメールの便利なポイント
キャリアメールやGmail・Yahoo! メールなどのフリーメールを活用する人が多いと思いますが、iCloudメールには一体どのような機能があるのでしょうか。
この章では、iCloudメールの便利なポイントについて見ていきます。
- Apple IDとしてログインが可能
- リアルタイムでメールの受信ができる
- エイリアス機能で迷惑メール防止やプライバシー保護にも◎
- 5GBの容量がついてくる
Apple IDとしてログインができる
Apple IDを作成する際、既存のメールアドレスをApple IDとして利用する人は多いと思います。
中には、初めてスマホを持つという人で使えるメールアドレスがないという人もいるでしょう。
そんな時、iCloudメールアドレスを作成し、Apple IDとしてログインに使うことができます。
これにより、メールアドレスを持っていない人も、簡単にApple IDを作ることができるようになります。
リアルタイムでメールの受信が可能
フリーメールやプロバイダメールの場合、定期的にサーバーにアクセスし、サーバーに保存されているメールを受信する仕組みとなっています。
そのため、なかなかリアルタイムで受け取ることができません。
しかし、iCloudメールをiPhoneのメールアプリで利用すると、メールがサーバーに届いた時点でiPhoneに通知が届く設定となっています。
つまり、より早く新着メールを受け取ることが可能なのです。
メールエイリアス機能で複数のアドレスが使える
iCloudメールには、「メールエイリアス」と呼ばれる機能があり、同じアドレスでありながら別物としてメールアドレスを作成できる機能があります。
この機能により、メインのアドレスを知られなくない相手にメールエイリアスのアドレスを教えたり、サイト登録用や仕事用などでメールアドレスを使い分けることができるようになります。
迷惑メール対策としても重宝できます。
5GBの容量つき!写真やデータのバックアップにも◎
クラウドサービスであるiCloudでは、5GBのストレージが無料で使えます。
これは、iCloudのメールアドレスがなくても使えます。
5GB以上となると月額料金が発生しますが、5GB以内であれば写真などのデータを自由にバックアップすることができます。
突然iPhoneが使えなくなったなどの故障に備えて予めデータをバックアップしておけば、トラブルが発生した時にも安心です。
iCloudメールの取得・設定方法
次に、iCloudメールの取得・設定方法について見ていきましょう。
- 設定アプリを開く
- 「iPhoneにサインイン」をタップ(既に別のApple IDでログインしている場合は一度サインアウトする)
- 「Apple IDをお持ちでないか忘れた場合」をタップ
- 名前と生年月日を入力
- 「メールアドレスを持っていない場合」をタップ
- 「iCloudメールアドレスを取得する」をタップ
- 好きなメールアドレスを作る
- パスワードを決める
- 音声またはSMSでの本人確認を行う電話番号を決める
- 利用規約に同意する
- iPhoneのパスコードを入力
- 完了
1まず設定アプリを開く
2上部の「iPhoneにサインイン」をタップ
既に別のApple IDでログインしている人は一旦サインアウトしてください。
iCloudメールをApple IDとして使用すると今までのApple IDが使えなくなりますが、iPhone内に保存されているデータが消えることはありません。
3iCloudメールを作る場合は、「Apple IDをお持ちでないか忘れた場合」をタップ
4次に、名前と生年月日を入力
既存のメールアドレスをApple IDとして使うことはできます。
5iCloudメールを作る場合は「メールアドレスを持っていない場合」をタップ
6「iCloudメールアドレスを取得する」という項目が表示されるのでタップ
7次に、@icloud.com以前のアドレスを設定
8パスワードを決める
英字(大文字・小文字を含む)と数字を混ぜたパスワードを設定しましょう。
9本人確認する時に音声またはSMSで認証する電話番号を登録
操作中のiPhoneの電話番号が表示されますが、別の番号にしたい場合は下部の「別の電話番号を使用する」をタップして変更してください。
10利用規約を確認
内容を確認したら下部の「同意する」をタップしてください。
11iCloudにサインイン
次に、画面ロックにも使用しているiPhoneのパスコードを入力してください。
使用中のiPhoneのSafariデータをiCloudにアップロードして結合するかどうかという表記が出ますが、これは任意で大丈夫です。
結合した場合は、iPhone内で保存していたブックマークや履歴が、同じApple IDでログインしているデバイスでも確認できるようになります。
最後にApple IDを確認してみましょう。
@icloud.comのメールアドレスが表示されていたらこれで完了です。
iCloudメールの作成方法
次に、iCloudメールを作成する方法について見ていきましょう。
- メールアプリを開く
- 画面1番下にあるメール新規作成アイコンをタップ
- 「Cc/Bcc、差出人:」の欄をタップしてiCloudメールのアドレスを選択する
- 宛先と件名、本文を入力して送信
- 完了
iCloudのメールアドレス作成が完了した後は、特に設定することなくiPhoneのメールアプリでiCloudメールを使うことができます。
メールボックスに「iCloud」が追加されていますね。
新規作成する場合は、画面右下のメール新規作成アイコンをタップします。
筆者のようにメールアプリでiCloudメールだけでなくキャリアメールを登録している場合は、差出人のメールアドレスがキャリアメールになっている可能性があります。
iCloudメールに変更する時は、差出人の欄をタップしてメールアドレスを選んでください。
メールアドレスを指定したら、後はいつも通り宛先と件名、本文を入力して送信するだけです。
- iCloudメールのアドレスはiPhoneの設定アプリから操作可能
- 既に別のApple IDでログインしている場合は一旦サインアウトが必要
- iCloudメールの登録が完了した時点でメールアプリに自動反映される
- 複数のメールアドレスがある場合は、「差出人」をタップしてアドレスを指定する
iCloudのメールアドレス変更の方法
次に、iCloudのメールアドレスを変更する方法について見てきます。
迷惑メールが届くようになった時や知られたくない相手にアドレスが伝わってしまった時など、アドレスを変えたいと思う時がありますよね。
そんな時、iCloudのメールアドレスは変更できるのでしょうか。
iCloudメールのアドレスは変更できない
結論から言うと、iCloudメールのアドレスは変更できません。
そのため、iCloudメールを作る時だけしかアドレスを選ぶことができないので、より慎重に決める必要があります。
エイリアスを作ることは可能※PCのみ
しかし、前章で紹介したメールエイリアスを使えば、迷惑メール対策や知られたくない相手にアドレスを隠すことに役立ちます。
エイリアスを作る場合は、PCからiCloudにログインする必要があります。
ちなみにiPhoneからだと「写真・メモ・iPhoneを探す」の3つの機能しか利用できません。
- iCloudにログイン
- メールアプリを選択
- メニュー欄の1番下にある歯車のアイコンをタップ
- 「環境設定」を選択
- 「アカウント」を選択
- 「エイリアスを追加」でメールアドレス・名前・ラベル・ラベルの色を選ぶ
- 完了
1PCからiCloudにアクセスし、Apple ID(iCloudメール)でログイン
PCからログインする場合は、iCloudメールを使っているiPhoneの画面に6桁のパスコードが表示されます。
iPhoneに表示されたコードを入力すればログインは完了です。
下記画像が、iCloudのアカウント管理画面です。
2エイリアスを作る場合は「メール」を選択
3メールアプリが表示されるので、メニュー欄の1番下にある歯車のアイコンを選択し、「環境設定」という項目を選択
4次の画面に移ったら、「アカウント」を選択
5「エイリアスを追加」という項目を選択
すると、ラベルの名称、氏名、@icloud.com以前のエイリアスアドレスを作成する画面が表示されるので、必要に応じて設定してください。
エイリアス作成が完了すると下記のような画面になります。
「iCloud」の下に「仕事」というラベルが追加され、クリックすると名前やアドレス、ラベルの色が表示されます。
無効にしたい場合は下部のチェックボックスにチェックを入れるか、その下にある削除を押せばエイリアスアドレスはすぐに消えます。
アドレスの変更ができない分、エイリアスアドレスを使って情報の管理を行いましょう!
エイリアスは最大3個まで作成可能!
エイリアスアドレスは最大3つまで作成することができます。
仕事・プライベート用に分けたり、迷惑メール用やメインのアドレスを知られたくない人、サイト登録用などに使い分けられます。
無効にしたり削除する場合の操作も簡単なので、是非必要に応じて使い分けてください。
- アドレスの変更をすることはできない
- エイリアス機能を使って最大3個までメールアドレスを増やすことができる
- 仕事やプライベートなど必要に応じてメールを分けることが可能
- メインのiCloudメールアドレスを知られたくない時にも便利
iCloudメールが届かない時のチェックポイント
リアルタイムでの受信が可能だと前述したiCloudメールですが、中には「なかなかメールが届かない」と悩んでいる人もいるようです。
そこで、この章ではiCloudメールが届かない時にどのような点をチェックするべきなのかを解説していきます。
メールが無効になっている
まず、iCloudのサービスでメールが無効になっていないかどうかチェックしましょう。
- 設定アプリを開く
- 最上部にあるユーザー名をタップ
- 「iCloud」をタップ
- メールにチェックが入っているか確認する
- 完了
1設定アプリを開いた後、最上部のユーザー名をタップ
2次の画面で「iCloud」を選択
3iCloudの管理画面の中にあるアプリ一覧からメールアプリを見つけ、有効になっているかどうか確認
下記の画像では有効になっていますが、このようにチェックが入っていない場合はチェックを入れるようにしてください。
ネットの接続が悪い
最近はテレワークも増え、学校に行く日数も減っているため、インターネット回線が遅くなっている場合があります。
マンションなどインターネット回線を住民全戸で共有していると時間帯によって混み合って速度低下が起こる可能性があります。
モバイル通信でも、アクセスしているユーザーが多い時間帯では接続が悪くなってしまうこともあるでしょう。
一度ネットの接続に問題ないか確認し、もし遅くなっているようであればモバイル通信またはWi-Fiに切り替えるなどして再度受信を試みてください。
データの取得方法が手動(自分で操作しないと受信できない)
わざわざメールアプリを開かないとメールが受信されないという人もいますが、データの取得方法が「手動」になっている可能性が高いです。
その場合は、データの取得方法を「自動」に切り替えましょう。
- 設定アプリを開く
- 「パスワードとアカウント」をタップ
- 「データの取得方法」をタップ
- 「iCloud」のデータ取得方法を「プッシュ」にする
- 完了
1設定アプリを開き、「パスワードとアカウント」をタップ
2次に、最下部にある「データの取得方法」をタップ
3iCloudの項目を確認
これが「プッシュ」であればデータの取得方法が自動になっているということになります。
※プッシュ=リアルタイム受信が可能、フェッチ=一定間隔で情報を受信
一方でプッシュがOFFになっている、「フェッチ」に設定している場合は、自動的にリアルタイムで受信できないので、「プッシュ」に変えるようにしてください。
iPhoneの不具合
設定に全く問題がなければ、iPhoneそのものの不具合である可能性もあります。
一旦、iPhoneの電源を落とし、数分放置した後に再起動してみてください。
多少の不具合であればこれで改善できるはずです。
ただし、症状が直らない場合や一度直っても頻繁に不具合が発生する場合は故障の可能性も考えられるので、修理に出すことをおすすめします。
- iCloudメールが無効になっていないか確認する
- ネットの接続を確認する
- iCloudメールのデータの取得方法が手動になっていないかチェック
- iPhoneを一旦再起動してみる
PCからiCloudメールを確認(ログイン)する方法
iCloudメールはPCから確認することもできます。
- iCloudにログイン
- メールアプリをタップ
- 完了
エイリアスアドレスを作る時と同じで、まずはiCloudにログインしてください。
エイリアスアドレスを作る時と同じように2ファクタ認証をします。
ログインが完了したらアプリが表示されるので、メールアプリを選択してください。
メールアプリを開くと、下記画像のように受信したメールを確認したり、送信することができます。
MacでなくてもPCから確認するのは可能!
筆者はWindowsのPCで問題なく操作することができました。
Appleのサービスと聞くとMacのイメージが強いですが、Windowsでも全く不具合なくiCloudメールを確認することができます。
iCloudメールは便利な機能がたくさん!是非活用しよう
最後に、iCloudメールを使う時のポイントについてまとめます。
- メールアドレスの取得はiPhoneで操作可能
- メールアドレスを取得した時点でメールアプリには自動的に反映される
- アドレスの変更はできないが、エイリアス機能を使うことは可能
- Mac以外のPCでもiCloudメールの確認はできる
iCloudメールは一度作成したら二度とアドレスを変えることができないという点が少々ネックかもしれません。
ですが、エイリアスアドレスが最大3つまで作れる・リアルタイム受信が可能など便利な機能がたくさんあります。
iPhoneのメールアプリで事前にプロファイルをインストールするなどの手続きもなく利用することができます。
iCloudメールを活用してみてはいかがでしょうか。