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Wi-FiルーターやポケットWi-Fiの購入時などで、よく目にするMbpsとは何か知っていますか?
Mbpsとは、ネット回線の速度を表す単位になります。
意外と知られていませんが、Mbpsはサイトの閲覧やメールなどの連絡ツールはじめ、SNS・YouTube鑑賞・音楽配信コンテンツなどで必要です。
この記事では、Mbpsについてを主に、様々なコンテンツで必要なMbpsを紹介・解説していきます。
格安SIMやWi-Fiルーター・ポケットWi-Fiの購入を考えている方も、参考になる内容になっていますので、最後までご覧ください!
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Mbpsとは?
Mbpsとは、Mega bit per second(メガビットパーセコンド)の略で、回線速度を表す単位になります。
なぜ、このMbpsの単位が重要になるのかというと、スマホ等でネットを使用するのに必要になるからです。
十分なMbps量がないと、回線速度が遅くなり快適にネットを使用することができません。
数値の大きさと速さについて
パソコンやスマホでよく使用されるキロ(K)・メガ(M)・ギガ(G)・テラ(T)という単位があります。
長さで言うミリメートル(mm)・センチメートル(cm)・メートル(m)にあたります。
今回の題材である回線速度でも、値の大きさを単位で省略できるのです。
以下が単位の詳細になります。
- 1000bps=1kbps
- 1000kbps=1Mbps
- 1000Mbps=1Gbps
- 1000Gbps=1Tbps
bps(ビットパーセコンド)が大きいほど、回線速度が早い分ので多くのデータ量を取り込むことができるのです。
パソコンやスマホなどの通信機器を快適に使用したいのであれば、高額になりますが数値が大きいものを選択しましょう。
ネットの使用用途によってMbpsが異なる
スマホやパソコンは使用用途が多く、いろんなことができます。
そのため使用用途によって必要とするbps量が異なります。
ネット閲覧に必要なMbps量、YouTubeで必要なMbps量、音楽をダウンロードするために必要なMbps量などと異なるため、速度に差が生じることがあります。
ネット通信で1番多くMbps量を使用するのは、流行っているオンラインゲームでしょう。
必要最低限のMbps量が無いと途中で画面が止まってしまったり、最悪の場合再起動をするケースもあります。
よく目にする「上り」「下り」とは?
スマホなどのスペック表に表示されている「上り」「下り」について解説します。
この2つを簡潔に言うと、以下のようになります。
- 上り:アップロードのこと
- 下り:ダウンロードのこと
上り(アップロード)・下り(ダウンロード)で使用する回線は別々になっています。
ですので、それぞれの回線速度は異なります。
では、上り(アップロード)回線・下り(ダウンロード)回線を使用する項目を理解していきましょう。
- メール・メッセージ・チャットなどの送信時、フォーム送信時、SNSへの写真投稿時、SNSへの動画投稿時、ブログ等の更新時、アプリケーションのアップロード時、データファイルの共有時、ビデオ通話(映像の送信)
自身のスマホでアクションを行う時に、上り回線を使用します。
意外と使用されていないと思っていることでも、必要になっている場合があります。
次に、下り(ダウンロード)回線を使用するインターネット項目をみていきましょう。
- ウェブサイトの閲覧、メール受信時、LINE受信時、YouTubeでの視聴、ビデオ通話、アプリケーションのインストール時、スマホオンラインゲーム、SNS閲覧、音楽のストリーミング再生など
スマホで調べ物をしたり、音楽や動画を楽しむ時には必ず下り回線は使用されます。
上り回線よりも下り回線の方が使用する率が高いのではないでしょうか?
スマホの購入時やWi-Fiの購入時に注目するべき点は、下り回線のMbps値です。
インターネットの通信が遅くなる原因は、「下り」回線が適していないから!
スマホ・パソコンでウェブサイトの閲覧やYouTubeでの動画閲覧をしている時に、通信が遅くなったりしますよね?
これらの原因は、使用用途に適した回線の受信速度が備わっていないからです!
この受信速度は下り回線を指します。
ウェブサイト・YouTube・SNSの閲覧が遅いと感じれらるのであれば、下り回線が高いスペックを持つ端末を購入するか、Wi-Fiで補う必要があります。
快適にインターネットを使用したい方は、下り回線を重視しましょう!
次の章では、快適に使用するために必要な通信速度を、使用用途別に解説していきます。
快適に使用するために必要な通信速度を使用用途別に解説!
画像引用元:auひかり
ここからは、快適に使用するために必要な通信速度を使用用途別に解説していきます。
各項目で必要な通信速度(Mbps)を理解しておけば、今後スマホやパソコンを快適に使用できるはずです。
では、早速みていきましょう!
ホームページサイトの閲覧で必要なMbpsは?
まず、初めにホームページサイトの閲覧で必要なMbpsを解説していきます。
ホームページサイトの閲覧は、200Kbps〜2Mbpsぐらい必要になります。
比較的低いbps値で閲覧することができるので、ストレスを感じることは少ないでしょう。
ですが、稀にモーションエフェクト(動画)を施したホームページサイトがありますが、それらの閲覧には通常のサイト以上にbps値かかります。
ホームページサイトで、通信速度を気にすることは少ないと思いますが、多くMbps値があって損はありません。
YouTubeで必要なMbpsは?
次にYouTubeを視聴するために必要なMbpsについて解説します。
YouTubeなどの動画を視聴するには、1.5Mbps〜3Mbpsが必要になります。
5分間視聴すると、約45Mbps使用してしまいます!
YouTubeは動画の画質を変更するのことができるのですが、最高画質(1,080p)の場合は5Mbpsほど必要です。
YouTubeを快適に楽しみたいのであれば、最低でも1.5Mbps〜3Mbps、高画質でより良い映像美を楽しみたいのであれば5Mbpsを可能にしましょう。
また、Mbps値が低くなってしまっている場合は、動画の画質を下げてスムーズに視聴するのも手です。
SNSで必要なMbpsは?
LINE・Twitter・Facebook・InstagramなどのSNSで必要なMbpsについて解説していきます。
SNSを使用している方は、1回開くと最低でも5分間は起動しています。
そこで、各SNSを5分間使用すると、どのぐらいの通信速度を必要とするかみていきましょう。
- LINE:1.1Mbps
- Twitter:11.7Mbps
- Facebook:10.2Mbps
- Instagram:49.9Mbps
LINEは比較的必要としませんが、InstagramはYouTube並みに使用します。
理由は、写真を主に投稿するSNSということと、Instagram内の機能であるストーリー機能が関係しています。
やはり、写真や動画は通信速度を多く必要とするので、このような結果がでているのでしょう。
SNSを多く方は、スマホの契約プランの見直しや、Wi-Fiを上手く利用して節約することをオススメします。
生配信ライブアプリで必要なMbpsは?
17Live(イチナナ)・SHOWROOM(ショールーム)・LINE LIVE(ラインライブ)・Live.Me(ライブミー)といった生配信ライブアプリで必要なMbpsを解説していきます。
生配信ライブアプリが快適に視聴できるMbps値は、1Mbpsです!
多く必要とするイメージですが、視聴する分には多くは必要ありません。
ですが、配信する側は視聴する以上のMbpsが必要になります。
また、配信する時に使用する回線は、上り(アップロード)の方になりますので、配信者は上りの通信回線値を確認しましょう。
生配信の場合は画面が止まりやすいので、視聴者・配信者共に通信環境やMbpsの確認はしておくことをオススメします。
- 視聴する側の機能である、アイテムを配信者に送る投げ銭システムは上り回線の使用になります
スマホのオンラインゲームで必要なMbpsは?
1番Mbps値を必要とするのはスマホアプリでのオンラインゲームでしょう。
オンラインゲームは約10Mbps〜20Mbpsほど必要になります。
しっかりとしたネット環境がないと、サーバーへの通信が途絶えてフリーズしたり、再起動してしまうことがあります。
ですので、オンラインゲームをする時は通信速度の数値を確認するべきでしょう。
また、対策としてはアプリ内で画質等の設定を低くしておくことです。
そうしておくことで、通信が途絶えにくく快適にプレイすることができるでしょう。
Wi-Fiルーターを使用する際に必要なMbps
Wi-Fiルーターを使用する時にも通信速度は必要になります。
Wi-Fiルーターを使用する際に必要なMbpsは、約300Mbpsくらいです。
注意しなくてはいけないのが、契約内容によりますがWi-Fiルーターには制限がある点です。
ネット通信速度は安定しますが、制限内で使用しなくてはいけませんので使用する際は、両方を確認しましょう!
使用しているMbpsの確認方法
画像引用元:おうちの高速Wi-Fi ネットはWiMAX、だぞっ│UQ WiMAX(ルーター)|【公式】UQコミュニケーションズ
実際に使用しているスマホやパソコンの通信速度(Mbps)がどれぐらいか把握できている方は少ないでしょう。
そこでオススメするのが、スマホ・パソコンの通信速度を簡単に調べることができるスピードテストです。
スピードテストはスマホのアプリケーションでもありますし、スピードテストサイトもありますので様々なデバイスで調べることができます。
また、使用しているWi-Fiの上り・下りも細かく調べることができるのでとても便利です。
オススメするサイト版スピードテストとアプリ版スピードテストを紹介しましょう。
オススメのサイト版スピードテスト「 Fast.com」
画像引用元:インターネット回線の速度テスト | Fast.com
サイト版スピードテストでメジャーなのが、Fast.comになります。
このスピードテストは、サイトをクリックした瞬間から計測が始まり、約30秒ほどで結果が出ます。
画像引用元:インターネット回線の速度テスト | Fast.com
計測が終了すると、通信速度の数値が大きく表示されます。
数値の下部に配置されている詳細を表示では、レイテンシ(通信の遅延時間)とアップロードのスピードが確認できます。
誰でも簡単かつ無料で計測できるので、1度利用してみてはどうでしょうか?
オススメのアプリ版スピードテスト「Speedtest – インターネット速度」
Speedtest – インターネット速度は、たった30秒で簡単に通信速度を調べることができます。
操作方法はGOの文字をワンタッチするだけ。
使用している通信回線の速度や波も確認することができ、履歴も残るので良質な回線を把握することができます。
デザインもスタイリッシュでカッコよく、インストールしておいて損はないでしょう!
Speedtest – インターネット速度は、無料でiPhoneでもAndroidでもインストール可能です。
Mbpsについて、よくある質問
Mbpsについて、よくある質問に回答しました。
Mbpsとは何か
Mbpsとは回線速度を表す単位です。
十分な量のMbpsがないと快適にネットを使えないため、回線やポケットWiFiの契約や見直しの際に重要視される数字です。
Mbpsの上りと下りとは何か
上りは端末からデータをアップロードする速さ、下りはダウンロードする速さのことです。
一般にダウンロード速度がネット環境に影響を与えやすいため、下り(ダウンロード)速度を重視します。
ホームページの閲覧やYouTubeで必要なMbpsはどのくらいか
一般にはホームページの閲覧は0.2Mbps~2Mbps、YouTubeを快適に見るには1.5Mbps~3Mbps程度必要だとされています。
生配信ライブの視聴では1Mbps、オンラインゲームは10~20Mbps位欲しいところです。
詳細やその他の用途に必要なMbpsは記事内で解説していますので、ぜひご覧ください。
自分のMbpsを知りたい
インターネット回線やスマホの回線速度を測るホームページやアプリがあります。
記事内で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。
適切なMbpsを備えて快適な環境づくりを!
画像引用元:「Speedtest – インターネット速度」をApp Storeで
意外と知られていないMbpsの実態と、各使用用途別の必要なMbpsについて紹介・解説してきました。
今回の内容をまとめると以下のようになります。
- Mbpsとは、Mega bit per second(メガビットパーセコンド)の略
- 大きさを表す単位はキロ(K)・メガ(M)・ギガ(G)・テラ(T)などがある
- 上り(アップロード)・下り(ダウンロード)の2種類がある
- 重要なのは下り回線
また、 使用用途別の必要な通信速度をまとめると以下のようになります。
- ホームページサイトの閲覧:200Kbps〜2Mbps
- YouTubeなどの動画を視聴:1.5Mbps〜3Mbps
(最高画質の場合は5Mbps) - LINE:1.1Mbps(5分間の使用)
- Twitter:11.7Mbps(5分間の使用)
- Facebook:10.2Mbps(5分間の使用)
- Instagram:49.9Mbps(5分間の使用)
- 生配信ライブアプリの視聴:1Mbps
- オンラインゲームは約10Mbps〜20Mbps
- Wi-Fiルーターの使用:約300Mbps
動画や写真などを多く掲載しているサイトには、多くの通信速度(Mbps)が必要になります。
各サイト充実した内容を提供している分、仕方ないことですがストレスは感じたくはないですよね。
ストレスフリーで快適なネットサーフィンをするためには、スマホの契約内容の見直しや、Wi-Fiルーター・ポケットWi-Fiを上手く利用することが大切なポイントになってきます。
これらを改善し快適なネットサーフィンを実現していきましょう!