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mineoは数多く存在するMVNOのなかでも、ユニークな取り組みを積極的に行う事業者です。
その取り組みの1つに「パケットシェア」があります。
パケットシェアは翌月に繰り越したデータ通信容量を登録した回線とシェアする機能です。
そこで今回は、mineoのパケットシェアの具体的な仕組みや活用方法を紹介します。
仕組みをきちんと理解し、自分の利用スタイルに応じて活用するのがおすすめです。
- 翌月に繰り越したデータ通信容量を登録した回線とシェアする機能
- マイページから手続きするだけで簡単に利用できる
- うまく活用して契約を見直せば通信料金を節約できる可能性あり
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画像引用元:パケットシェア|料金・サービス|格安スマホ・SIM【mineo(マイネオ)】
mineoのパケットシェアとは
画像引用元:サイトのご利用にあたって|格安スマホ・SIM【mineo(マイネオ)】
mineoのパケットシェアとは、使いきれずに翌月に繰り越した高速データ通信量を別の回線とシェアできるシステムです。
あらかじめシェア相手として登録した回線と容量をシェアできるので、家族でmineoを使用している場合などに有効活用できます。
mineoを利用するメリットの1つなので、積極的に活用しましょう。
事前に手続きすれば繰越分のシェアは自動的に行えるので、余計な手間はかかりません。
パケットシェアの具体的な仕組み
画像引用元:mineo 5G|特集|格安スマホ・SIM【mineo(マイネオ)】
パケットシェアは事前に登録したユーザー間で高速データ通信容量をシェアする仕組みです。
ここでは、パケットシェアを利用するにあたって覚えておきたいポイントを解説します。
シェアできるのは翌月に繰り越したデータ通信量のみ
パケットシェアを利用してほかのユーザーとシェアできるのは、使いきれずに翌月に繰り越した高速データ通信量のみです。
当月分として新たに付与された容量はシェアできないので注意してください。
当月分の容量をシェアしたい場合は、パケットギフトを利用する必要があります。
事前に登録する必要がある
パケットシェアを利用したいユーザーは、事前にmineoのマイページから登録しなければなりません。
月末の23:30までに手続きが完了すると翌月から適用されるので、できるだけ早めに手続きしましょう。
手続きが遅れると翌々月からの利用になることがあるので注意が必要です。
シェアできるのは最大で10回線まで
パケットシェアで通信量をシェアできるのは、最大で10回線までです。
一般的な使い方で不足することは少ないですが、11回線以上とシェアすることはできないので注意してください。
11回線以上とシェアするときは、パケットギフトなど別の方法を利用する必要があります。
mineoのパケットシェアを使う方法
最初に、パケットシェアを使う方法をみていきます。
mineoを利用している人で、パケットシェアを使いたい人はぜひチェックしてみてください。
具体的な手順をまとめると以下のとおりです。
- マイページにログインする
- 「パケットシェア変更」を選択する
- パケットシェア相手に指定したいユーザーの利用者番号を入力する
- 内容を確認して申し込む
- メンバーが承認する
- パケットシェア利用開始
それぞれの手順を詳しく解説します。
手順1 マイページにログインする
最初に、mineoのマイページにアクセスして契約に利用しているeo IDでログインしてください。
複数のアカウントを所持している場合は間違えないように注意しましょう。
手順2 「パケットシェア変更」を選択する
次に、右上の「メニュー」をタップしてください。
タップすると表示されるメニューから「ご利用サービスの変更」ツリーを展開し、「パケットシェア変更」を選択します。
手順3 パケットシェア相手に指定したいユーザーの利用者番号を入力する
画像引用元:パケットシェアメンバーの登録|mineoユーザーサポート
パケットシェア変更ページにアクセスすると、追加するメンバーのご利用番号を入力する欄が表示されます。
最大で9回線追加(合計10回線まで)できるので、間違えないようにご利用番号を入力してください。
手順4 内容を確認して申し込む
画像引用元:パケットシェアメンバーの登録|mineoユーザーサポート
入力すると確認ページが表示されるので、入力内容が間違っていないか確認します。
正しい情報を入力したことを確認したら、「申し込む」をタップしてください。
手順5 メンバーが承認する
申し込み手続きが完了すると、シェアメンバー(ご利用番号を入力したユーザー)に対して承認依頼メールが送付されます。
承認依頼メールはmineoのメールアドレスに送付され、登録メールアドレスではないので注意してください。
すべてのユーザーが1週間以内に承認しないと無効になります。
承認しないユーザーがいる場合はメールに気づいていない可能性があるので、早めに連絡して承認してもらいましょう。
手順6 パケットシェア利用開始
すべてのユーザーがパケットシェアを承認すると、翌月に繰り越した高速データ通信容量をシェアします。
なんらかの理由でシェアグループから抜ける場合は、マイページから抜けたいユーザーのご利用番号を削除すればOKです。
mineoのパケットシェアのメリット
画像引用元:フリータンク – mineoユーザーみんなでパケットシェア | マイネ王
次に、パケットシェアを利用するメリットをチェックしましょう。
主なメリットは以下のとおりです。
- 余った通信容量を無駄なく使える
- 契約容量を調整すれば通信料金の節約に役立つ
- 複数回線を安価に運用できる
- 別回線のユーザーにもシェアできる
それぞれのメリットについて順番に解説します。
余った通信容量を無駄なく使える
契約している通信容量を使い切れずに翌月に繰り越したものの、翌月も使えないとそのまま消滅します。
しかし、パケットシェアを利用すればシェアグループに入っているユーザーと共有できるので、より消費しやすくなるのがメリットです。
自分で使いきれなかった場合でも、ほかのユーザーが消費することでより効率的に高速データ通信量を消費できます。
契約容量を調整すれば通信料金の節約に役立つ
パケットシェアによって共有するデータ通信量によっては、プランを調整して通信料金を節約することも可能です。
毎月大量のデータ通信量が余る場合は、いずれかのプランを容量が少ないものに切り替えれば全体の通信料金を削減できます。
容量に余裕を持っておきたいケースでも、パケットシェアがあればより柔軟に対応できるのがメリットです。
それぞれのユーザーが毎月どの程度の容量を必要とするのか、シェアした容量でどの程度まかなえるのかをモニタリングし、契約を調整して節約するのもおすすめの使い方です。
複数回線を安価に運用できる
1人で複数回線を運用するケースでは、保有している回線同士でパケットシェアを組めば通信料金を節約できる可能性があります。
それぞれに必要な容量を契約するのではなく、メイン回線を大容量にしてサブ回線を最低容量にし、パケットシェアで通信量を渡すのがおすすめです。
ただし、必ず安価になるわけではないので、契約したいプランの1GBあたりのデータ通信量を計算してお得になるかどうか判断してからパケットシェアを利用しましょう。
別回線のユーザーにもシェアできる
mineoではドコモ回線/au回線/ソフトバンク回線の3種類を利用して通信サービスを提供しています。
パケットシェアは契約している回線を問わず利用できるため、家族で回線が違っても問題ありません。
柔軟性が高いシェアサービスなので、全員の回線をmineoにまとめてパケットシェアを利用するのもおすすめです。
なお、mineoでは回線種別を問わず容量が同じなら料金は同一です。
料金が安い回線で大容量プランを契約してパケットシェアするという使い方では節約できないので、注意してください。
mineoのパケットシェアの注意点
画像引用元:はじめての方へ|格安スマホ・SIM【mineo(マイネオ)】
mineoでパケットシェアを利用するときは、いくつか注意したいポイントがあります。
設定してから後悔することを防ぐためにも、事前に注意点もチェックしましょう。
主な注意点は以下の通りです。
- 手続きしてから適用されるまで時間がかかる
- 2ヶ月以上繰り越せない
- 解散時もメンバーの承認が必要
- 解散するとデータ通信容量が主回線に集約される
それぞれの注意点を詳しく解説するので、きちんと理解した上で契約しましょう。
手続きしてから適用されるまで時間がかかる
パケットシェアは、月末23:30までにシェアグループを構成する全メンバーの承認が完了すると、翌月から適用されます。
承認が遅れると翌々月からになるので、十分に注意してください。
十分に前もってパケットシェアの手続きを行っても、ユーザーの承認が遅れて翌々月からスタートになることもあります。
2ヶ月以上繰り越せない
使わなかった高速データ通信量を繰り越せるのは1ヶ月までです。
これはパケットシェアを利用した場合も変わらず、翌月末までに消費できなかった分は消滅するので注意してください。
なお、繰越分から先に消費されるシステムなので比較的消費しやすくなっています。
解散時もメンバーの承認が必要
パケットシェアが不要になって解散するときも、シェアグループを構成するユーザーの承認が必要です。
主回線から回線手続きを行い、ユーザー全員が承認すると解散されます。
解散は新たに組む場合とは異なり、全ユーザーが承認した時点で即時解散されます。
月末解散ではないので十分に注意してください。
タイミングを見計らって解散することをおすすめします。
なお、特定のユーザーのみシェアするのをやめるケースでは、解散しなくても該当するご利用番号を削除すればOKです。
解散するとデータ通信容量が主回線に集約される
シェアグループを解散した場合、シェア対象になっていたデータ通信容量(繰越分の容量)はそのまま主回線に集約されます。
全回線に均等割されるわけではないので、十分に注意してください。
シェアする容量を前提として契約容量を少なくしている場合は、容量不足に陥る可能性があります。
この危険がある場合は、事前にプラン変更の手続きをして翌月に解散するのがおすすめです。
利用スタイルに応じてパケットシェアを活用して便利・お得にmineoを使おう!
家族など複数のユーザーでmineoを利用するときは、パケットシェアを活用するとより便利・お得に使える可能性があります。
ユーザーによってどのような使い方が最適かは異なりますが、自分の使い方を吟味してパケットシェアへの加入を検討するのもおすすめです。
パケットシェアを利用するメリットには以下のようなものがあります。
- 余った通信容量を無駄なく使える
- 契約容量を調整すれば通信料金の節約に役立つ
- 複数回線を安価に運用できる
- 別回線のユーザーにもシェアできる
しかし、パケットシェアを利用するときには、覚えておきたい注意点もいくつかあります。
以下の注意点は特に意識しましょう。
- 手続きしてから適用されるまで時間がかかる
- 2ヶ月以上繰り越せない
- 解散時もメンバーの承認が必要
- 解散するとデータ通信容量が主回線に集約される
不要になった場合の解散手続きにも手間がかかるので、できるだけ早く手続きすることをおすすめします。
パケットシェアそのものは余った通信容量を事前に登録したユーザーと分け合えるシステムなので、うまく使えば通信容量の有効活用が可能です。
家族みんなでmineoを利用するときや、複数回線を保有するときはぜひ活用してみてください!