MNP(ナンバーポータビリティ)とは?機種変更との違いや注意点を徹底解説!

  • 2018年5月19日
  • by.nuko

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ソフトバンク・au・ドコモの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。

「MNPをすると安く買える。」といった話はよく聞くものの、今までMNPをしたことがない方にとってはピンと来ないことだと思います。

MNPとは、「ナンバーポータビリティ」の略で、電話番号を変えずに他の携帯会社へ乗り換えることです。

今回は、MNPでの乗り換えと機種変更との違いや、注意点について詳しく解説します。多くの方はMNPすることでお得になります。MNPがよくわからないという方や、機種変更とどちらにしようか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

1 MNPで一括0円はもう見つからない!?

つい数年前まで、MNPで乗り換えるメリットの1つに「スマホ本体が0円になる」という過激なキャンペーンがありました。

しかし、総務省がスマホキャリアに規制をかけた影響で、現在はこうした一括0円キャンペーンは基本的に行われていません。

ガラケーの頃の感覚で「MNPだと機種代金0円」と思っていると落差を感じてしまうでしょう。

一括0円がなくなってMNPがお得ではなくなったと思うかもしれませんが、現在でもMNPが1番お得であることには変わりありませんので、安心してくださいね!

なお、3世代以上前のスマホが売れ残っているお店は、ごく稀に一括0円を行います。

ただ、スマホは1世代ごとに約2倍の性能に進化しているので、値段だけで飛びつくと性能に不満を感じやすいので注意してください。

2 MNPと機種変更の違いとは

ここからはMNPと機種変更の具体的な違いをみていきましょう。

 MNP機種変更
電話番号変わらない変わらない
メールアドレス変わる変わらない
機種代金割引される通常価格
手数料新規契約:3,000円
MNP:2,000円
2,000円〜3,000円
違約金更新月以外:9,500円0円※1
キャンペーン多い少ない

※1:ドコモの端末購入サポートなど、一部の端末割引では早期機種変更に違約金が発生することがある

上記の表は、MNPと機種変更の主な違いをまとめたものです。
こうして比較すると、MNPと機種変更の違いは明確ですね。

次の章では、メールアドレスが変わる・機種代金が安くなる・MNP手数料など、MNPの特徴について、もう少し詳しく解説します。

2-1 MNPではメールアドレスが変わる

MNPではスマホのキャリアが変わるので、キャリアが提供するメールアドレスが変わります。

キャリア提供のメールアドレス
  • ドコモ:@docomo.ne.jp
  • au:@ezweb.ne.jp または @au.com(2018年5月15日以降取得分)
  • ソフトバンク:@softbank.ne.jp(Android、ガラケー)、@i.softbank.jp(iPhone)

キャリアメールを普段利用している方にとっては大きなデメリットに感じるかもしれません。
メールアドレスが変わると、方々に連絡先変更を伝えないといけませんよね。

  • 電話帳に登録している人に伝える
  • メールアドレスを登録している各サービスの情報変更
  • 名刺やホームページ・ブログなどの掲載情報変更

かなり多くの変更が必要になるので、メールアドレスが変わるのはかなり面倒です。

MNPと同時にGmailへの乗り換えもおすすめ

ただ、最近はキャリアに関係なく利用できるフリーメールが主流です。
一昔前は信頼性に問題があるからフリーメールを仕事で使うべきではないと言われていました。

しかし、最近はGoogleが提供するGmailが利便性も安全性も高く、仕事もプライベートもGmailにまとめている人が大半です。

普段からキャリアメールを利用している方は、MNPをいいきっかけと考え、Gmailへの乗り換えも一緒に行うといいでしょう。

キャリアに関係のないメールなので、一度切り替えておけば今後は気兼ねなくMNPできるようになります。

2-2 MNPの方が機種変更よりも機種代金が安くなる

MNPと機種変更の最大の違いは、この機種代金の違いでしょう。

どのキャリアも新規契約に力を入れています。過剰な割引合戦が行われた頃より割引率は下がったとはいえ、現在もiPhoneなどの人気機種は大きな割引が受けられます。

ここでは人気Android機種「Xperia XZ1」を例に、機種代金の違いをみてみましょう。

【Xperia XZ1の機種代金】

 ドコモau※1ソフトバンク※2
MNP26,568円
(1,107円 × 24回)
31,320円
(1,305円 × 24回)
16,320円
(680円 × 24回)
機種変更31,104円
(1,296円 × 24回)
69,120円
(2,880円 × 24回)
45,120円
(1,880円 × 24回)
差額4,536円37,800円28,800円

※1:アップグレードプログラムEX未契約時
※2:半額サポート for Android未契約時

こうして比較すると、MNPと機種変更ではかなり大きな価格差があることがわかります。

なお、機種代金のみを比較すると「ドコモは高い!」という印象がありますが、スマホの月額料金は機種代金と利用料金の合計なので、利用状況によってはドコモが最安値となります。

【比較】iPhone X / 8に乗り換え(MNP)で1番お得なのは3キャリアでどこ?」での計算では、ドコモを家族で利用した場合、2年間で10万円以上も他社より安くなりました。

総合的に1番お得になるキャリアを選んでくださいね!

2-3 MNPの手数料は5,000円〜

MNPでは、乗り換え先キャリアで新規契約の事務手数料3,000円、元のキャリアにMNP転出料2,000円が確実に発生します。

加えて、契約更新月以外に乗り換えると違約金9,500円が発生します。

どのキャリアも条件を満たせば違約金は補填してくれますが、発生し得るコストとして考えておいた方がいいでしょう。

ただ、機種代金が安くなることや、次に紹介するキャンペーンを利用することで、手数料コストを補って余りあるほどの恩恵を受けられるので、大きな問題ではないと思います。

次の章ではMNPのキャンペーンについて解説します。

3 ドコモ・au・ソフトバンクで実施しているMNPのキャンペーン


画像引用元:スマホ★光のりかえサポートキャンペーン | キャンペーン | NTTドコモ

続いて、ドコモ・au・ソフトバンクのMNPキャンペーンを解説します。
どのキャリアにも共通しているキャンペーンもあれば、独自のものもあります。

【MNPキャンペーンの比較】

 ドコモauソフトバンク
下取り
端末割引
光セット割引
違約金補塡
独自キャンペーン家族まとめて割
家族紹介キャンペーン
auデビュープログラム
みんな家族ご紹介キャンペーン

キャンペーンを比較すると、下取りや違約金の補塡など主要なものはどのキャリアも対応しています。
特に下取りと端末割引を上手に組み合わせることで、機種変更よりもかなり安くすることができます。

例えばiPhone 6sを下取りに出してiPhone 8 64GBを購入する場合、実質価格は次のようになります。

 金額
iPhone 8 64GB本体代金88,776円
端末割引-66,096円
下取り(iPhone 6s)-15,000円
実質価格7,680円

このように下取りも上手に活用すれば、最新iPhoneですら1万円以下におさえることができるのです。
機種変更ではこんなに安くできないので、安く新機種を手に入れるならMNP一択といっていいでしょう。

携帯乗り換え(MNP)で16万円得するテクニックと5つのポイント

4 MNPする際の注意点

MNPはメリットが大きい手続きですが、注意点もあるのでしっかり押さえておきましょう。

4-1 機種の2年目=契約2年目とは限らない

「最後の機種変更からちょうど2年だからMNPしよう」
そう思って手続きを進めると「違約金がかかりますがよろしいですか?」と言われることがあります。

実は、スマホの契約期間は機種の利用期間とは別計算で、途中で機種変更してもリセットされません。

そのため機種代金を払い終わったタイミングでも、契約期間が2年毎の更新タイミングではないことが多いのです。

機種の2年目=契約2年目となる方は次の2パターンのみといってもいいでしょう。

  • 2年前にMNPしている人
  • 初契約から今までちょうど2年目ぴったりに機種変更してきた人

つまり、ほとんどの方は機種代金の支払いが終わった2年目でMNPすると、違約金が発生するということです。

3キャリアともキャンペーンで補填してくれますが、一度支払うコストが増加することは忘れないでおきましょう。

4-2 電話帳がキャリアのクラウド管理だと移せなくなる

4〜5年前から各キャリアは、Android利用者の電話帳データをクラウド管理できる仕組みを取り入れています。

万が一スマホが壊れても、キャリアのサーバーに暗号化された電話帳が保存されているため、電話帳が消失するリスクを無くしてくれる優良サービスです。

しかし、一部のAndroid機種では、本体内に電話帳データがあるように見えても、実はこのクラウド上のデータを参照している、というものもあります。

そうしたスマホからMNPする場合、MNP完了後にデータ移行を行っても、エラーになり移行できません。

残念ながら、どのスマホが該当するかはわからない状態です。電話帳がなくなると困りますから、事前にmicroSDやパソコンに電話帳のコピーを作成した方がいいでしょう。

AndroidからAndroidへデータを移行|google管理と端末固有に分けて解説

4-3 LINEなどのパスワード再設定が難しくなる

スマホを利用していると、様々なWebサービスに登録すると思います。

  • LINE
  • Twitter
  • Facebook
  • instagram

サービスごとに登録に必要な情報は異なりますが、ほとんどのサービスでメールアドレスを登録しますよね。

もし、これらのサービスにキャリアのメールアドレスを登録している場合は、IDやパスワードを覚えているか必ずチェックしてください。

通常、パスワードを忘れた場合の手続きはメールアドレスに再設定用のURLが送付されます。

つまり、MNP手続きの後にパスワードがわからないとなった場合、パスワード再設定の手続きができなくなる可能性が高いということです。

銀行や証券会社など、利用開始時に本人確認があるサービスは再設定手続きが全て郵送なので問題ありません。

しかし、SNSなど匿名性の高いサービスほど、本人確認の手段がID・パスワードと登録しているメールアドレス程度です。

MNP手続き前に必要なサービスのID・パスワードは必ずチェックし、忘れている場合は再設定手続きを行いましょう。

スマホ機種変更でLINEのトークを引き継ぐ方法【iPhone/Android対応】

MNPで注意すべきこと
  • 機種の2年目=契約2年目とは限らない
  • 電話帳がキャリアのクラウド管理だと移せなくなる
  • LINEなどのパスワード再設定が難しくなる

次の章ではMNPの手順について解説します。

5 MNPの手順


画像引用元:携帯電話・PHS番号ポータビリティ(MNP)による、新規お申込みの手続き方法 | お客様サポート | NTTドコモ

続いては、実際にMNPするときの流れを解説します。

  1. アプリなどデータ移行の準備
  2. MNP予約番号の取得
  3. 乗り換え先で新規契約

キャリアに関係なく、MNPはこの手順で行います。

5-1 アプリなどデータ移行の準備

注意事項でも触れましたが、一部の機種ではMNPを完了すると電話帳が移せなくなるといった問題があります。

さらにLINEなどのパスワードを忘れている場合にもアカウントが新機種に移せないことも。

こうしたトラブルを未然に防ぐため、手続き開始前に一通りの準備をしましょう。

  • 電話帳のコピーを作成
  • アプリのデータ移行方法を確認・事前操作を済ませる
  • 各種アカウントのID・パスワードの確認

失敗できない!人気アプリの機種変更時データ移行方法【iPhone/Android】

5-2 MNP予約番号の取得

続いて現在利用中のキャリアから「MNP予約番号」を発行してもらいます。
ショップに行っても手続きできますが、長時間待たされるため電話で発行手続きを行うのがオススメです。

【各キャリアの電話手続き窓口】

キャリア電話番号
ドコモドコモスマホから:151
その他電話:0120-800-000
auauスマホから:157
その他電話:0077-75470
ソフトバンクソフトバンクスマホから:*5533
その他電話:0800-100-5533

MNP予約番号は、発行日を含め15日以上経過すると有効期限切れとなり利用できません。

オンラインショップを利用する場合、申し込みから商品到着までに予約番号の起源切れを起こさないように余裕を持った手続きを行いましょう。

【全キャリア別】MNP予約番号の取得方法。手数料と手段を比較してみた

5-3 乗り換え先で新規契約

無事MNP予約番号が発行されたら、最後は乗り換え先のキャリアで新規契約の手続きをするだけです。

ただ、近所のショップや家電量販店で手続きを行うと、頭金として5,000円〜10,000円追加で支払う必要があります

さらに必須オプションなど余計な契約もさせられてしまうので、必ずオンラインショップで手続きを行いましょう。

  • オンラインショップは頭金なし
  • オンラインショップは必須オプションなし

各キャリアのオンラインショップは以下のリンクから行けます。
>>ドコモオンラインショップ
>>auオンラインショップ
>>ソフトバンクオンラインショップ

6 MNPと機種変更の違い・注意点のまとめ

今回はMNPと機種変更の違いと、MNPのキャンペーンや手順、注意点について解説しました。

MNP(ナンバーポータビリティ)を上手に活用することで、機種変更よりお得に最新機種が持てることがわかったと思います。

ただし、何も準備せずに手続きすると後で面倒になる可能性も。

MNPする際の注意点
  • メールアドレスが変わる
  • 機種によっては手続き完了後は電話帳が移せない可能性
  • LINEなどのパスワードを忘れてると再設定できない可能性

どの注意点も、しっかり事前に準備することで回避できるものばかりです。
今回の記事を参考に、ぜひMNPでお得に最新機種を手に入れてくださいね!

ソフトバンク・au・ドコモの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。

この記事を書いた人
nuko
nuko
ドコモ905iシリーズの頃から代理店でモバイルの販売中心の仕事をしてきました。 最終的には全キャリアを渡り歩いた経験を活かして、スマホ本体やプランなどわかりやすく解説したいと思います! ちなみに写真は庭先でまったりしている野良猫です(笑)

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