
ahamoは月額2,970円で20GBの格安プラン!
大盛りオプションなら月額4,950円で100GBとお得です!
この記事では、QTmobileからahamoに乗り換える方法を解説します。
QTmobileといえば、九州地方にお住まいの方なら大変お得に使える格安SIM。
しかし、九州地方以外の方は割引が適用されないことや料金や通信品質の悪いことなど、さまざまな理由でahamoへの乗り換えを検討している方もいるのではないでしょうか。
ahamoへ乗り換えたいけれど手続きがわからない人、通信速度を改善したい人、今利用しているスマホをahamoでも使いたい人は、ぜひ本記事を参考にしてみてくださいね。
- 乗り換え前にはQTmobileでMNP予約番号を取得しておく
- ahamoの契約前に本人確認書類・支払方法・dアカウントを用意しておく
- au回線(Aプラン)とソフトバンク回線(Sプラン)はSIMロックの解除が必要
- 100GBの大容量プランも選べる
- 光回線や電気料金とのセット割はない
QTmobileからahamoに乗り換えるタイミングと注意点
画像引用元:【公式】QTmobile(QTモバイル) – 格安スマホ・格安SIMはQTモバイル
結論を言えば、QTmobileからahamoに乗り換えるタイミングはいつでもOKです。
一般的に、格安SIMの音声通話SIMは6ヶ月~1年程度の最低利用期間が設けられており、利用期間内に解約すると解約金が発生します。
しかし、QTmobileは2022年7月1日からすべてのプランを対象に最低利用期間と契約解除料を廃止しました。
そのため、いつ解約しても大丈夫なのです。
ただし、QTmobileを月の途中で解約した場合は日割りがないため、その月の月額料金は全額支払う必要があります。
ahamoを月の途中で契約した場合は契約月のみ日割りで計算されます。
乗り換えにかかる費用を最大限安く抑えるには、各回線ごとの締め日に合わせて乗り換えるのがおすすめですよ。
乗り換えの際には次の点に注意してください。
- 回線の種類によって解約申込みタイミングが異なる
- キャッシュバック対象外になる場合も
- 繰り越ししたデータ通信量が消失する
- auとソフトバンクのキャリアスマホはSIMロック解除が必要
- ドコモ回線(Dタイプ)とソフトバンク回線(Sタイプ)はSIMの返却が必要
- 端末補償が有料になる
それぞれの注意点を詳しく見ていきましょう。
回線の種類によって解約申込みタイミングが異なる
QTmobileは、下記の3回線を提供しています。
- ドコモ回線(Dタイプ)
- au回線(Aタイプ)
- ソフトバンク回線(Sタイプ)
実は、QTmobileの解約申込みタイミングは回線の種類によって異なります。
指定日以降に申し込むと、解約日は申出月の翌月末日扱いになってしまいます。
当然、使わない月の月額料金も全額支払うことになるので、余分な出費になるので注意しましょう。
- ドコモ回線(Dタイプ):毎月25日(Webは毎月24日)
- au回線(Aタイプ):毎月月末(Webは毎月末日の前日)
- ソフトバンク回線(Sタイプ):毎月月末(Webは毎月末日の前日)
キャッシュバック対象外になる場合も
QTmobileと光回線サービスBBIQ光に加入しているユーザーは、購入した端末代金の10%をキャッシュバックしてくれる「BBIQキャッシュバックサービス」が適用されます。
QTmobileで販売している全端末が対象となるので、かなりお得です。
しかし、QTmobileは利用月の翌々月が請求月となるため、端末を購入した月から2ヶ月以内に解約してしまうとキャッシュバックの対象外となってしまいます。
キャッシュバックキャンペーンを利用しているユーザーは、解約のタイミングに注意してください。
繰り越ししたデータ通信量がなくなる
QTmobileは、余ったデータ通信量を翌月末まで自動的に繰り越ししてくれます。
ahamoに乗り換えると、これまで繰り越ししたデータ通信量は当然すべて消失してしまいます。
繰り越ししたデータ通信量が貯まっているなら、使い切ってからahamoに乗り換えた方がお得です。
auとソフトバンクのキャリアスマホはSIMロック解除が必要
ahamoはドコモ回線なので、ドコモのキャリアスマホやSIMフリースマホであれば、SIMロック手続き不要でそのまま利用可能です。
しかし、auまたはソフトバンクのキャリアスマホを使用している場合は、SIMロック解除が必要となる可能性があります。
SIMロック解除はQTmobileではなく、各キャリアの店頭かホームページ上で行うことになります。
ドコモ回線(Dタイプ)とソフトバンク回線(Sタイプ)はSIMの返却が必要
ドコモ回線(Dタイプ)またはソフトバンク回線(Sタイプ)を契約している場合は、QTmobile解約後にSIMカードを返却する必要があります。
返却先の住所はそれぞれ異なるので、以下を参照してください。
なお、au回線(Aタイプ)は破棄して構わないとのことです。
- ドコモ回線(Dタイプ)
〒143-0006
東京都大田区平和島3-6-1 東京団地倉庫A-2 棟 住友倉庫内
QTモバイル ドコモ回線(Dタイプ)解約受付センター - ソフトバンク回線(Sタイプ)
〒343-0851
埼玉県越谷市七左町4-301
QTモバイルソフトバンク回線(Sタイプ)物流センター SIM返却係
端末補償が有料になる
QTmobileの月額料金には、端末修理補償が含まれています。
キャリアや格安SIMでは有料の場合が多いですが、QTmobileユーザーなら費用負担は無料!
QTmobileで購入した端末はもちろん、他社で購入した持ち込みの端末もOK。
端末を購入した年数も関係ないなど、適用条件も優しいです。
端末修理代は最大15,000円、交換代は最大7,500円まで補償してくれます。
ahamoにも端末修理補償オプションはあるものの、月額550円~の月額料金が発生します。
最大補償額も安く、2年目以降は修理受付終了までの補償となっているので、QTmobileの方が端末補償は手厚いですね。
QTmobileからahamoに乗り換える方法
QTmobileからahamoに乗り換える大まかな手順は次の通りです。
- au・ソフトバンクのキャリアスマホはSIMロック解除する
- QTmobileでMNP予約番号を発行する
- ahamo公式サイトで乗り換えの手続きを行う
- 届いたSIMをスマホに入れて初期設定する
- 開通手続きを行う
必要なもの
まずは、ahamoへ乗り換える前に必要なものについてまとめました。
乗り換え手続きを進めるには次のものが必要となります。
忘れずに準備しておきましょう。
- MNP予約番号
- 本人確認書類
- 支払いに使用するクレジットカード・金融機関のキャッシュカード
- dアカウント
- メールアドレス
MNP予約番号
QTmobileで使っていた電話番号をahamoでも引き続き使用する場合は、MNP予約番号を取得する必要があります。
MNP予約番号とは、スマホをほかの通信事業者へ乗り換える際に、引き続き同じ電話番号を使用したいときに必要となる10桁の番号のこと。
本記事の場合は、QTmobileで取得する必要があります。
詳しい取得手順は後ほど解説します。
なお、QTmobileを解約して新しい電話番号でahamoを契約する場合は、MNP予約番号は不要です。
本人確認書類
ahamoを契約する際には、本人確認書類が必要となります。
本人確認書類に該当するものは次の通りです。
- 運転免許証
- マイナンバーカード(個人番号カード)
- 健康保険証と補助書類
- 身体障がい者手帳
- 精神障がい者保健福祉手帳(障がい者手帳)
- 療育手帳
- 運転経歴証明書
- 住民基本台帳カード
- 在留カード
これらは2022年11月時点の情報です。
今後条件が変更される可能性もあるため、契約前に必ずahamoの案内を確認しておきましょう。
なお、先述した書類がない場合は、官公庁が発行した本人確認書類で申し込むことも可能。
ただし、この場合は事前に問い合わせが必要となるため、ahamo公式サイトの案内にしたがって問い合わせてください。
支払いに使用するクレジットカード・金融機関のキャッシュカード
ahamoでの支払い方法は、クレジットカード払いと口座振替の2種類。
いずれも契約者本人名義のものを用意する必要があります。
また、クレジットカード払いは手数料無料ですが、口座振替は手数料165円が発生します。
手数料を節約したい方はクレジットカード払いを選択しましょう。
おすすめは、ドコモが発行するdカード GOLDです。
毎月1GB/5GBの通信量ももらえる上、利用料金が10%還元もされます。
年会費は11,000円ですが、定期的にdポイント還元キャンペーンも開催されているので、上手く活用すれば年間8万円以上もお得に利用できます。
dアカウント
ahamoを契約するには、ドコモが提供しているdアカウントというIDが必要です。
dアカウントは、ドコモユーザー・ahamoユーザーでなくても誰でも無料で作成できます。
ahamoの契約時に取得することもできますが、dアカウント公式サイトで事前に取得しておくとスムーズに手続きができますよ。
メールアドレス
QTmobileはBBIQメール(~@bbiq.jp)というキャリアメールアドレスを発行していましたが、ahamoに乗り換えると利用できなくなります。
ahamoはドコモのサービスですが、ドコモのキャリアメールアドレスは発行されません。
Gmailなどのフリーメールでも充分なので、事前に代替のメールアドレスを用意しておきましょう。
乗り換え方法
上記で紹介したものを用意できたら、ahamoへの乗り換えを行いましょう。
各手順の詳細は次の通りです。
①au・ソフトバンクのキャリアスマホはSIMロック解除する
乗り換え先のahamoがドコモ回線なので、QTmobileでauとソフトバンクのキャリアスマホを使っていた場合はSIMロックを解除する必要があります。
オンラインでの手続きは該当キャリアの回線契約がないとできないため、該当キャリアのショップで手続きを行う必要があります。
以下のものを用意して、SIMロックを解除しておきましょう。
- SIMロックを解除するスマホ
- 本人確認書類
- SIMロック解除手数料(3,300円)
②QTmobileでMNP予約番号を発行する
次に、QTmobileでMNP予約番号を発行します。
MNP予約番号の有効期限は発行日から15日間です。
発行する手順は次の通りです。
- QTnet会員専用ページにアクセスする
- IDとパスワードを入力して「ログイン」を選択
- 「各種お手続き」を選択
- 「その他のお手続き」の「QTモバイルの解約予約お手続き 」を選択
- 「QTモバイルの解約予約お手続き」の「お手続きへ進む」を選択
- 「MNP転出予約番号の発行」を選択
- MNP予約番号を発行したいIDを選択し、「次へ進む」を選択
- 内容を確認し、「上記内容に同意して内容の確認に進む」を選択
- 「内容を確認して申込む」を選択
- 手続き完了後、登録しているメールアドレス宛にMNP予約番号・発行日・有効期限が表示される
なお、QTmobileではMNP予約番号の発行が数日程度かかります。
ドコモ回線(Dタイプ)は通常2~5日、au秋線(Aタイプ)は翌日以降、ソフトバンク回線(Sタイプ)は3日程度。
余裕を持って発行しましょう。
③ahamo公式サイトで乗り換えの手続きを行う
次に、ahamo公式サイトで手続きを行います。
手続きの途中でMNP予約番号を求められますので、案内に従って入力しましょう。
具体的な手続きの手順は以下のとおりです。
- ahamo公式サイトにアクセス
- 「今すぐ申し込み」を選択
- 契約形態を選択して「次へ」を選択
- オプションの有無を選択して「次へ」を選択
- 確認事項をチェックして「このまま手続きへ」を選択
- 準備事項を確認して「準備OK」を選択
- dアカウントの有無を選択
- 「注意事項に同意して次へ」を選択
- dアカウントでログイン
- MNP予約番号などを入力して「次へ」を選択
- 本人確認書類を選択
- 住所について確認して選択
- 本人確認書類をアップロードして「次へ」を選択
- 契約者情報などを入力
- 「次へ」を選択
- 支払い方法を設定
- 注意事項などを確認
- 同意して「次へ」を選択
- 申し込み内容を確認して「注文を確定する」を選択
④届いたSIMをスマホに入れて初期設定する
ahamoのSIMが届いたら、スマホにSIMを入れて初期設定を行いましょう。
eSIMで契約した場合は、SIMカードの差し替えは不要です。
eSIMなら開通にかかる時間を短縮でき、障害発生時の再発行もスムーズなので、対応しているスマホであればeSIMを利用するのがおすすめです。
初期設定後は、ahamoを利用するにあたって「d払い」「ahamoアプリ」「dアカウント」アプリをインストールしておくととても便利です。
⑤開通手続きを行う
最後に、ahamoを利用するために開通手続きを行います。
手順は次の通りです。
- 「ahamo」アプリまたはahamoの公式サイトにアクセス
- ahamo契約時に申請したdアカウントでログイン
- 「切り替え(開通)手続きへ」を選択
- 内容を確認し、「開通する」を選択
- 「開通手続きが完了しました」と表示されたら、スマホを再起動する
以上の作業をもってahamo回線が開通したら、QTmobileは自動で解約されます。
SIMの返却が必要な回線は、返却もお忘れなく。
QTmobileからahamoに乗り換えるデメリット
QTmobileからahamoに乗り換えるデメリットは次の通りです。
- 端末補償が有料になる
- データ通信SIMがない
- ドコモ回線(Dタイプ)やau回線(Aタイプ)より料金が割高
- 小容量のプランがない
- データ通信量の繰り越しができない
各デメリットの詳細を見ていきましょう。
端末補償が有料になる
上述の注意点でも触れましたが、ahamoの端末補償オプションは月額550円~の料金が発生します。
持ち込みのスマホも対象になりますが、QTmobileより適用条件が厳しく設定されています。
スマホの種類によっては毎月1,000円以上の出費になるため、加入するかどうかは慎重に検討してください。
データ通信SIMがない
ahamoには、QTmobileのようなデータ通信用SIMはありません。
あまり電話を使わない人やデータ通信だけ運用したい方には不向きです。
auの格安プラン「povo」であれば「データトッピング」でデータ通信専用にすることも可能なので、こちらを検討してみると良いでしょう。
ドコモ回線(Dタイプ)やau回線(Aタイプ)より料金が割高
ahamoの料金は、QTmobileのドコモ回線(Dタイプ)やau回線(Aタイプ)よりも割高です。
ドコモの光回線「ドコモ光」とのセット割や家族割などの割引もありません。
QTmobileとBBIQ光のセット割を運用していた方にとっては、結構高額だと感じるでしょう。
小容量のプランがない
2022年11月時点で、ahamoが提供している通信容量は20GBもしくは100GBの2種類。
QTmobileが提供しているような小容量プランが存在しないため、データ通信をあまり使わない人にとってはデメリットと言えるでしょう。
小容量プランを探しているなら、auのpovoやソフトバンクのLINEMOなどを検討することをおすすめします。
データ通信量の繰り越しができない
ahamoには、QTmobileのような余ったデータ通信量を繰り越しできるサービスは提供されていません。
余り使わない人にとっては少々もったいないですが、翌月には消失してしまいます。
また、追加の容量を購入した場合も追加した月の翌月末には消失してしまうので、早めに使い切る必要があります。
QTmobileからahamoに乗り換えるメリット
QTmobileからahamoに乗り換えるメリットは次の通りです。
- 大容量プランがある
- 海外でもそのまま使える
- 通信速度が速い
- ソフトバンク回線(Sプラン)より安い
- 国内通話が5分以内無料
各メリットの詳細を見ていきましょう。
大容量プランがある
QTmobileの月額プランは最大30GBまでしかありません。
そのため、毎月30GB以上のデータ通信を使う人は100MB/50円で追加容量を購入する必要がありました。
その点、ahamoであれば最大100GBの超大容量プランも用意されています。
他社と比較してもahamoの大容量プランはかなり安価なので、毎月データ通信を多く使う人の最善の選択肢となるでしょう。
海外でもそのまま使える
一般的に、格安SIMは海外で利用できない場合が多いですが、ahamoは海外ローミングにも対応しています。
2022年11月時点で82の国・地域が対象となっているので、海外旅行や出張時にも役立ちますよ。
海外データ通信は、20GBまで無料で利用可能。
ただし、15日を超えて海外で利用する場合は速度制限がかかるので注意しましょう。
通信速度が速い
QTmobileはドコモの回線をレンタルしていますが、平均実行速度は43.65Mbps、平均Ping値は72.47msとかなり遅く不安定な傾向にあります。
一方、ahamoの平均実行速度は139.19Mbps、平均Ping値は48.84msなので、通信速度も安定感も段違いに優れています。
QTmobileの通信速度に不満がある方は、検討してみてください。
速度参考:みんなのネット回線速度(平均実行速度は2022年11月19日時点のデータ)
ソフトバンク回線(Sプラン)より安い
QTmobile ソフトバンク回線(Sプラン)の料金は、割引を適用してもかなり高額な価格です。
例えば、ahamoと同じ20GBプランだと5,000円台。
ahamoの場合だと、20GBが2,970円、100GBでも4,950円の価格なのでコスパが良くなります。
ahamoの方がはるかにお得なので、ソフトバンク回線にこだわる理由がなければ乗り換えを検討する価値は充分あるでしょう。
国内通話が5分以内無料
ahamoの特徴の1つとして、5分以内の国内通話が何度でも無料になるサービスを提供しています。
一部対象外の番号が存在しますが、固定電話やスマホの電話も無料通話の対象となります。
QTmobileのかけ放題オプションは有料でしたので、短時間の通話を頻繁にする人にとってはかなりお得です。
ahamoに乗り換えて快適にインターネットを楽しもう!
画像引用元:ahamo
今回は、QTmobileからahamoに乗り換える方法を解説しました。
QTmobileからahamoへの乗り換えがおすすめな人の特徴は次の通りです。
- 九州地方以外の人
- QTmobileの通信速度に不満がある
- QTmobileでソフトバンク回線(Sプラン)を運用している
- 毎月30GB以上のデータ通信を使う
- 一人暮らしの人
九州限定の光回線BBIQ光や九州電力に加入していれば、月額料金が大幅に安くなるQTmobile。
しかし、九州地方以外の地域にお住まいの方は割引が適用されませんし、通信速度も遅いなどデメリットもあります。
割高なソフトバンク回線(Sプラン)の料金を安くしたい人、通信速度を改善したい人は、ahamoへの乗り換えがおすすめです。
SIM単独の契約もできるので、QTmobileで使っていた機種をそのまま持ち込みしても大丈夫。
QTmobileからahamoへの乗り換えを検討している方は、ぜひ本記事を参考にしてくださいね。