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この記事では、モバイルデータ通信とは何か、モバイルネットワークをオフにするとどうなるのかについて解説しています。
スマホが普及して以降、いつでもどこでもデータ通信が行えるようになりました。
移動中など隙間時間を有効活用できるので非常に便利ですよね。
今や、スマホは快適に生活を送るためになくてはならない重要なツールです。
しかし、スマホのすべての機能を理解している人はごくわずか。ほとんどの人が「何となく使えている状態」ではないでしょうか?
そのために、「設定を少し変えただけなのにいつものように使えなくなった」といったトラブルに繋がってしまうことがあります。
スマホを利用するのに専門的な知識は必要ありません。
しかし、快適に使うためにもモバイルデータ通信などの基礎知識は理解しておいたほうがよいでしょう。
スマホのモバイルデータ通信について知りたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
- モバイルデータ通信は設定でオンオフの切り替えができる
- モバイルデータ通信をオフにしても音声通話とSMSは利用できる
- モバイルデータ通信をオフにしてもWi-Fiが利用できる
モバイルデータ通信(モバイルネットワーク)とは
スマホでは、アプリを利用したりメッセージを送ったりするときに「モバイルデータ通信」という通信方式を利用しています。
モバイルデータ通信はパケット通信とも呼ばれ、携帯電話会社が提供する電話回線を使ってインターネット通信を行う方法です。
携帯電話会社が配置した基地局から電波が送受信されることで、スマホからインターネットにアクセスすることができます。
ドコモ・au・ソフトバンクでは、全国でインターネットサービスが利用できるよう基地局を配置しています。
基地局の電波が届くところなら、どこでもモバイルデータ通信が行えます。
- 携帯電話会社の電話回線を利用した通信方式
- 各社が配備した基地局のエリアないならどこでも通信できる
(参考:総務省|我が国の携帯電話用周波数の割当てについて)
モバイルデータ通信とWi-Fiの違い
スマホでは2種類の通信方式が利用できます。
- モバイルデータ通信
- Wi-Fi
モバイルデータ通信は、上記で解説したとおり携帯電話会社の電話回線を使った通信方式です。
各社では、このモバイルデータ通信の通信量に応じて料金プランを提供。
データ量を超過すると速度制限がかかるようになっています。
いつでもどこでもインターネットにアクセスできるのは非常に便利ですが、使いすぎには注意が必要です。
一方、Wi-Fiは固定のインターネット回線を利用した通信方法です。
自宅に引き込んだ光回線などからインターネット通信を無線で飛ばし、スマホと接続することでデータ通信が行えます。
Wi-Fi利用時はモバイルデータ通信を利用しないため、料金プランのデータ量を消費しません。
そのため、スマホの通信量の節約に非常に有効です。
ただし、Wi-Fiはインターネット設備があり、Wi-Fi機器が設置されている場所でしか利用できません。
また、Wi-Fiが利用できる範囲は、直線距離で50~100m程度です。
モバイルデータ通信のように、どこででも利用できるわけではありません。
Wi-Fi環境がない場所でデータ通信を行うには、モバイルデータ通信が必要不可欠です。
- いつでもどこでもデータ通信が可能
- 利用できる通信量は料金プランによって異なる
- 固定のインターネット回線を利用した通信方式
- Wi-Fi環境がある場所でのみ利用可能
- スマホ側の通信量は消費されない
モバイルデータ通信をオフにするとどうなるのか
モバイルデータ通信をオフにしてしまうと、電話回線を利用したインターネット通信は利用できなくなります。
メールの送受信やウェブページへのアクセス、アプリのダウンロードなどが一切できません。
外出時など、常にインターネットが利用できる状態にしておきたい人は、モバイルデータ通信はオンにしておくようにしましょう。
ただし、音声通話とSMSはモバイルデータ通信がオフになっていても利用が可能なため、緊急時の連絡は受け取ることはできます。
したがって、無駄に通信量を消費したくない人にとっては、モバイルデータ通信をオフにしておくのは有効な手段といえます。
なぜなら、スマホではアプリを利用していなくてもバッググラウンドで通信が行われているからです。
モバイルデータ通信をオフにしておけば、そういった見えないデータ通信を完全に遮断できます。
また、モバイルデータ通信をオフにしていても、Wi-Fiを利用したデータ通信は可能です。
Wi-Fi接続時しかデータ通信を行わないという人は、データ量を消費しないようモバイルデータ通信をオフにして利用してもよいでしょう。
- インターネットにアクセスできなくなる
- 音声通話とSMSは利用できる
- Wi-Fiを利用したデータ通信は可能
iPhoneでモバイルデータ通信をオフにする方法
モバイルデータ通信は、スマホの設定で簡単にオンオフを切り替えることができます。
ここでは、iPhoneでモバイルデータ通信をオフにする方法についてご紹介します。
- 設定アプリを起動
- 「モバイル通信」をタップ
- 「モバイルデータ通信」をオフにする
モバイルデータ通信をオンにしたい場合は、同じ手順で切り替えてください。
Androidスマホでモバイルデータ通信をオフにする方法
続いて、Androidスマホでモバイルデータ通信をオフにする方法です。
手順は以下のとおりです。
手順の画像引用元:よくあるご質問(FAQ)|ソフトバンク
- 「設定」をタップ
- 「ネットワークとインターネット」を選択
- 「モバイルネットワーク」をタップ
- 「モバイルデータ」をオフにする
モバイルデータ通信に関するよくある質問
最後に、モバイルデータ通信についてのよくある質問についてまとめました。
モバイルデータ通信について困っていることがある人は、チェックしてみてくださいね。
『モバイルネットワークのデータ通信が発生しますがよろしいですか』とは何?
機種によって、モバイルデータ通信をオフにした状態でアプリやメールを起動しようとすると表示されます。
「はい」を選択するとモバイルデータ通信がオンになってしまうので要注意。
モバイルデータ通信を利用したくない場合は「いいえ」を選択し、アプリを閉じてください。
『モバイルネットワーク経由でデータにアクセス』とはどういう意味?
モバイルデータ通信をオンにしてインターネット通信を行うことです。
モバイルデータ通信については本記事で解説していますので、参考にしてみてください。
モバイルデータ通信に料金はかかる?
モバイルデータ通信は、送受信したデータ量に応じて通信料がかかります。
ただし、各社で定額プランを提供しているため、使った分だけかかるということはほぼありません。
大手キャリアの主な料金プランは以下のとおりです。
- 5Gギガホ プレミア
月額7,315円(無制限) - 5Gギガライト
月額3,465円(~1GB)
月額4,565円(1GB超~3GB)
月額5,665円(3GB超~5G)
月額6,765円(5GB超~7GB)
- 使い放題MAX 5G/4G
月額7,238円(無制限) - ピタットプラン 5G
月額3,465円(~1GB)
月額5,115円(1GB超~4GB)
月額6,765円(4GB超~7GB)
- メリハリ無制限
月額7,238円(無制限) - ミニフィットプラン+
月額3,278円(~1GB)
月額4,378円(1GB超~2GB)
月額5,478円(2GB超~3GB)
モバイルデータ通信の通信量がどのくらい必要なのか、ご自身の利用状況に合わせてプランを選びましょう。
オンオフをうまく使ってモバイルデータを節約しよう!
以上、モバイルデータ通信と、オンオフの切り替えについてでした。
多くのユーザーにとっては、わざわざモバイルデータ通信をオフにする機会というのはあまりないでしょう。
しかしこの方法を知っていれば、データ通信量を節約して月額料金を抑えたり、いざというときに通信制限に見舞われることを防いだりすることができますよ。
また、不意にモバイルデータ通信がオフになってしまった際にも、落ち着いて対処できるようになります。
モバイルデータ通信がオフの状態でも電話はつながりますので、ぜひオンオフを使い分けてみてください。