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コスパの良いスマホとして、若い世代に支持されているモトローラ・モビリティ・ジャパンから、2018年06月08日、新しいSIMフリースマホが発売されました。
新機種は「Moto G6 Plus」、「moto g6」、「moto e5」の3機種。スペックはもちろん、高性能のデュアルカメラがすごい……!とすでにレビューが集まっています。
この記事では3種の中で1番大きな「Moto G6 Plus」についてリサーチしました。
トップ画像引用元:Moto G6 Plus
1 Moto G6 Plusってどんな機種?
画像引用元:Moto G6 Plus
10代の若い世代、特にテレビCMを見てスマホ購入を決める層にはあまり知られていない、モトローラのSIMフリースマホ。
しかし、中には最新スペックを搭載しているのに機種代金が2万円を切るものもあるのです……!この機会にぜひチェックしてみましょう。
Moto G6 Plusのスペックを前モデルと比較
内容 | moto g6 | moto g6 plus |
---|---|---|
CPU | Snapdragon 450 | Snapdragon 630 |
OSバージョン | Android 8.0(Oreo) | Android 8.0(Oreo) |
RAM容量 | 3GB | 4GB |
ROM容量 | 64GB(SD利用可) | 64GB(SD利用可) |
ディスプレイ | 2,160x1,080 5.7インチ | 2,160x1,080 5.93インチ |
アウトカメラ | 12メガピクセル+5メガピクセル デュアルレンズ | 12メガピクセル+5メガピクセル デュアルレンズ |
インカメラ | 16メガピクセル | 16メガピクセル |
価格(MOTOROLA直販) | 31,104 JPY | 41,907 JPY |
1-1 モトローラってどんな会社?
日本ではあまり馴染みのないモトローラは、アメリカで成長を遂げてきた大きな企業です。
1928年より、携帯電話やトランシーバーなどの携帯通信端末、無線通信インフラ、車載システム、そしてマイクロプロセッサをはじめとする半導体チップなどの製造に力を入れてきました。
1973年には世界初の携帯電話による通話実演を成功させたり、1996年には折りたたみ式携帯電話StarTACを発売するなど、携帯電話開発のパイオニアとも言える存在だったのです。
しかし、近年はノキアやサムスン電子、アップル、ブラックベリーなどのライバル達に押されてしまい、市場占有率は2.4%程度に留まっています……。
何とも苦しい状況ではありますが、2011年、新たに携帯電話とセットトップボックス事業を専門とする”Motorola Mobility Holdings” を分社したことで、今後の発展に期待が寄せられています。
1-2 日本での展開は上々!
日本での市場シェアはまずまずの状況となっています。
Moto G6 Plus、moto g6を含むgシリーズが売り上げを伸ばしており、SIMロックフリースマホを利用している20代・30代の若い層が今後どんどん増えていくだろうという見通しです。
実際、モトローラのメイン層は30代後半以上の渋い層だったのですが、Moto G6 Plusを購入する人は20代~30代が多くなっているようですね。
その魅力は3つ。「安いこと」、「高クオリティーであること」、「最新のスペックであること」。かなりの人が「このスマホが良い!」と思える要素を揃えているのはかなりの強みと言えます。
次の章では、Moto G6 Plus 外観の特徴とカメラ性能にクローズアップします。
2 Moto G6 Plus 外観の特徴4つ
まずは、Moto G6 Plusの外観から使い心地をチェックしてみましょう。
2-1 画面サイズ5.93インチのスリム型
画像引用元:Moto G6 Plus
Moto G6 Plusのサイズは、幅75.5×高さ159.9×厚さ8.1mm。液晶ディスプレイは5.93インチ、解像度は2,160×1,080(FHD+、407ppi)と高画質です。
まず、18:9の縦長ディスプレイは、表示サイズが大きくて「スマホの本体=ほぼ画面」といった印象。また、ディスプレイはノッチ(切り欠け)がなく、シンプルな設計になっています。
昨年発売されたMoto G5S/G5S Plusに比べて若干横幅が狭くなり、スリムで持ちやすく改良されています。画面の発色も良く、動画が明るくダイナミックに感じられるでしょう。
全画面表示にすれば、YouTubeの視聴も感動ものです。
2-2 Moto G6 Plusのデザイン設計
画像引用元:Moto G6 Plus
Moto G6 Plusの背面はガラス素材を使用し、室内の光が当たるとキレイな光沢を生み出す3Dカーブを採用。カメラ周りも同色の装飾でカバーされており、高級感を感じられます。
ただし1点、カメラレンズがわずかに出っ張っているのは、好みが分かれるところではないでしょうか。
レンズ周りが大きいので、机の上に置いてタップしてもそれほどガタつきませんが、手に持つよりも設置して使用することが多い場合は、操作感を確認しておきたいところですね。
現状、選べるカラーは漆黒に近いディープインディゴタイプの1色のみとなります。
男女隔たりなく使えるフォルムですが、どちらかというと機能性を重視した男性が好む印象が強く、女性からは「カラーバリエーションが欲しい」という声もあがっているようです。
同日発表のmoto e5は、フラッシュグレー、ファインゴールドの2種類から選べただけに、惜しい!といった声も。
今後の展開に期待したいところですね。
2-3 前面下部にある指紋センサー
Moto G6 Plusとmoto g6は、指紋認証ユニットがディスプレイの下部に備わっているタイプです。
前面指紋センサーのメリットは、机の上にスマホを置いた状態で、すぐに画面の表示/非表示やロック解除が可能な点でしょう。これにより、いちいちスマホを手に取って操作する必要がなくなるため、かなり便利です。
これが決め手で購入した人もいるようですね。
2-4 本体下部にはイヤホンとUSB Type-C端子
画像引用元:Moto G6 Plus
Moto G6 Plusの下部には、イヤホン差込口とUSB Type-C端子が備わっています。
USB Type-CはMicroUSBとは異なり裏表がなく便利です(Moto G6 Plusとmoto g6のみ対応、moto e5はMicroUSBです)。 また、付属品としてヘッドセットも付いてきますよ。
3 Moto G6 Plus最大の魅力は高性能インカメラとデュアルカメラ
Moto G6 Plusの最大の特徴は、12メガ+5メガのカメラ機能です。
3-1 Moto G6 Plusは夜の撮影に強い!
Moto G6 Plusには、
- アウトカメラ:1200万画素(f/1.7)+500万画素(f/2.2)デュアルカメラ、デュアル相関色温度LEDフラッシュ
- インカメラ:1600万画素(f/2.2)、LEDフラッシュ
が内蔵されています。
評判も上々で、特に「F値1.7のレンズが明るく、SONYセンサーということで暗い所も明るく撮れる」、「夜景が旧型よりキレイに映る」と、夜のシチュエーションで好感触を得ている人が多いようです。
また、スマホを2回振るとライトが付くようになっており、夜釣りやアウトドアでも活躍してくれます。
3-2 写真や動画のクオリティーを上げる機能
Moto G6 Plusで撮る写真は、ポートレートで背面をぼかしたり、撮影した後にフォーカスの位置やぼかし具合を調整したりもできますので、雰囲気のある写真に仕上げることが可能です。
また、動画はデジタルズームで8倍まで寄れたり、手ぶれ補正が優秀だったりと、動画を好む人にも嬉しい機能が備わっています。
また、インカメラにライトが付いている点もメリットです。インスタグラムやTwitterに自撮りをアップロードする人にとってはたまらない機能ではないでしょうか。
iPhoneユーザーの中には、わざわざ自撮り用のクリップ式ライトを購入する人もいますが、Moto G6 Plusなら必要ありません。
3-3 撮りたいと思った時にすぐ撮れる!
しかも、Moto G6 Plusは本体を2回ひねって素早くカメラを起動できるほか、もう1度繰り返すとインカメラに切り替えられるなど、クイックリーな操作が可能です。
撮りたい!と思った時にすぐカメラが起動できるので、シャッターチャンスを逃しにくいでしょう。
次の章では、Moto G6 Plusの価格やレスポンスについて解説します。
4 Moto G6 Plusの価格とレスポンスをレビュー
それでは、肝心のMoto G6 Plusの価格はいくらなのか?安かろう悪かろうではないのか?気になる機種代金とレスポンスについてチェックしてみましょう。
4-1 Moto G6 PlusはiPhoneXの1/3の価格で購入できる
Moto G6 Plusの価格は38,800円、税込で41,907円です。モトローラの公式サイトで購入すると、USB充電器、USBケーブル、ヘッドセット、そのほかSIM取り出しピンやクイックスタートガイドが付いてきます。
価格.comの最安価格は38,084円~、Amazonの最安価格は38,080円~ですから、どこで購入してもそれほど差はないでしょう。
5.8インチディスプレイのiPhoneXが112,800円で、税込121,824円かかると考えると、かなり安いですよね。およそ1/3の価格で購入できるわけですから驚きです。
これだけ安くて、ドコモ・au・ソフトバンク・ワイモバイル回線にフル対応しているところも優秀と言えます。
ちなみに、同日発売のmoto g6は28,800円で税込31,104円。moto e5は18,500円で税込19,980円と、なんと2万円を切る価格となっています。
4-2 格安SIMとセット購入がお得な3店舗
さらなる割引を狙うなら、Moto G6 Plusと格安SIMの同時購入で、プランの割引やポイント割引が入る店舗を利用しましょう。
BIGLOBE SIMのお得なポイント
Moto G6 Plusと音声通話用SIM(3GB)プランのセットで、機種代金を実質13,920円まで抑えられます。月額は機種代金込みで2,760円と大変お得です。
IIJmioのお得なポイント
Moto G6 Plusを35,800円に割引したり、モトローラとのコラボキャンペーンでAmazonギフト券(最大で5,000円)が貰えたりと、時期によって嬉しい特典が満載です。
DMM mobileのお得なポイント
Moto G6 Plusの機種代金はそのままに、5GB付き音声プランが3ヶ月1,010円になるキャンペーンもやっています。
どこも割引対象や割引額、プレゼントなど、特典が微妙に異なりますので、自分好みのプランを見つけられると良いですね。
もちろん、プランを申し込まず、Moto G6 Plus単体で購入できる店舗もたくさんあります。ビックカメラ、ヨドバシカメラなどの家電量販店や、Amazonなどのネットショップもチェックしてみてくださいね。
格安SIMおすすめランキング|料金プランとパケット通信料で比較
4-3 ROM64GB RAM4GBのレスポンスは?
内部ROM 64GB、内部RAM 4GBを搭載しているMoto G6 Plusでは、最新の3Dアプリゲームも、高度な描写設定にしなければ問題なく遊べる範囲です。
また、裏でSNSソフトを起動しても落ちにくくなっています。
インターネットや動画視聴も快適で、ストレスを感じているというユーザーレビューは見当たりませんでした。
4-4 バッテリーは1日長持ち、しかも充電が早い
Moto G6 Plusのバッテリー容量は3,200mAh。同日発売のmoto g6が3,000mAhなので、ちょっとだけ大きいですね。
レビューによると、「動画を結構見ても1日余裕があった」、「動画やゲームをしていなければ2日+αもつ」、「減っていくペースは遅い気がする」と、なかなかの反応でした。
また、Moto G6 Plusは充電が速いのも魅力の1つです。
同梱のターボパワー充電器は、付属のケーブルと合わせると15W出力が可能となります。従来のAndroidで市販の充電器を利用していた時と比べると、かなり速く感じることでしょう。
ただし、ケーブル故障などで一般的なものに買い替えた場合は、ケーブル側の最大V/Aが下がるため、ターボパワーの威力も半減してしまいますので注意してください。
付属品はなるべく大事に使っていきたいところです。
SIMフリースマホが壊れたらどうする?修理と保証の仕組みを解説
次の章では、Moto G6 Plusが対応している電波と、2枚SIM同時待ち受け利用(DSDS)について解説します。
5 Moto G6 Plus 安定の対応電波は主に4つ
Moto G6 Plusはドコモ・au・ソフトバンク、そしてワイモバイルの電波に対応しています。
5-1 ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイルはフル対応
ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイルの電波なら、LTEと3Gで利用可能です。通話用SIM・データ用SIMともに、キャリアユーザーと変わらない通信状況を維持できます。
また、VoLTE(通話音声およびビデオ通信をパケットとして取り扱うデータ通信技術)にも対応。
通話用SIMとしてドコモを、データ用SIMに格安SIMを使っているという人も、「快適に使えている」と回答しています。
5-2 au VoLTE SIMに対応しているからau回線も可能
auのSIMには、非VoLTE SIM(3G)と、au VoLTE SIM(通話・データ共にLTE)の2つがあります。
Moto G6 Plusが対応しているのはau VoLTE SIMとなっていますので、契約の際は気を付けましょう。
6 2枚SIM同時待ち受け利用(DSDS)が可能
画像引用元:Moto G6 Plus
Moto G6 Plusは上部にトリプルスロットを搭載しています。
nanoSIMが2つ、microSDスロットが1つあるので、これを上手く利用することが、Moto G6 Plusを使いこなす秘訣だと言っても良いでしょう。
6-1 通話のSIMとデータ用SIMを分けられる
Moto G6 Plusは、4G(LTE)+3Gの2枚のSIMの同時待ち受け機能DSDS(デュアル・シム・デュアル・スタンバイ)に対応しているため、通話用のSIMとデータ用のSIMを分けて利用できるという強みがあります。
例えば、
- 通話用SIM:ドコモ回線 × データ用SIM:ソフトバンク回線
- 通話用SIM:ワイモバイル × データ用SIM:au回線
といったことも可能です。
ただ、いろいろな組み合わせが可能となる一方で、注意すべきセットも存在します。
例えば、auは通話にLTEを使うため、通話用SIMとして設定してしまうと、「4G(LTE)+3G」の4Gの方を消費していまいます。
そのため、もう一方のSIMが3G通信となり、速度落ちしてしまう……といったデメリットが発生しかねませんので、au回線を使いたい方は要チェックです。
このように、カスタマイズ性が高い分、人によっては少々危なっかしい思いをするかもしれません。
6-2 通話用SIMを2枚利用するメリットも
2枚のSIMは必ずしも通話用とデータ用である必要はありません。例えば、音声通話SIMを2枚入れた場合、1台で電話番号を使い分けられるようになります。
この方法を利用すれば、元は2台だった仕事用とプライベート用のスマホを、Moto G6 Plusの1台にまとめることも可能です。人付き合いの多い方におすすめできる使い方ですね。
SIMフリースマホならモトローラがお得!
画像引用元:Moto G6 Plus
Moto G6 Plusは機種代金41,907円で、高性能カメラや最新スペックが利用できるお得なスマホです。日本向けに開発されたモデルということもあり、格安SIMとのセットで割引になる場合もあります。
また、2枚のSIM同時待ち受け機能を上手く利用すれば、周りの人よりもさらに低価格かつ自分仕様のスマホにカスタマイズできますよ。
ぜひこの機会にMoto G6 Plusをチェックしてみてくださいね。