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この記事では、スマホの写真をパソコンに簡単に送れる方法を3種類紹介します。
「スマホで撮った写真をパソコンの壁紙にしたい」
「iPhoneの中の写真をパソコンで加工したい」
そんな時は、今回紹介する方法を使えばサクッとパソコンに写真が送れます!
また、GoogleドライブやAmazon Photosを利用すれば、今後の機種変更の時のデータ移行も楽になります。
スマホの写真をパソコンに送りたい方は、この記事で簡単な送り方をマスターしてくださいね!
- USBケーブルでパソコンとつないで転送する
- GoogleフォトやAmazon Photosなど写真共有サービスを利用する
- メールに写真を添付して送信する
- iPhoneとMacならiCloudやAirDropが超便利
トップ画像引用元:iPhone、iPad、iPod touch から写真やビデオを転送する – Apple サポート
1番早くスマホからパソコンに写真送る方法、LINEで自分だけのグル作ってそこに送ってパソコンで見るって聞いたんだけどまじ便利。もっといい方法ある?
— にの (@karochin_143459) February 17, 2020
スマホからパソコンに写真を入れる方法を3つ紹介
画像引用元:Google Photos
スマホで撮影した写真データをパソコンに移行する方法は、主に3種類あります。
- USBケーブルでパソコンとつないで転送する
- GoogleフォトやAmazon Photosなど写真共有サービスを利用する
- メールに写真を添付して送信する
特に使い分ける必要はありません。
気に入った方法を、ひとつでも見つけられれば大丈夫です。
ただ、GoogleフォトやAmazon Photosを利用すれば、手軽に写真のバックアップが作れます。
普段から同期しておけば、機種変更のときもログインするだけで簡単にデータ移行できるのでおすすめです。
USBケーブルで写真を移行する方法
もっとも王道なのが、スマホとパソコンをUSBケーブルでつないで転送する方法です。
直接スマホとパソコンが繋がることで、大量の写真を送る場合に真価を発揮します。
- USBケーブルを用意
- スマホとパソコンをつなぐ
- スマホ側でファイル転送ができるようにする
- パソコンのエクスプローラを開く
- 写真が保存されているフォルダを開く
- パソコンのフォルダに写真ファイルをコピペする
なお、この方法はAndroidとiPhoneで操作の流れが若干異なります。
今回はWindows 10のパソコンに送る場合を例に、具体的な手順をみていきましょう。
Androidの写真をパソコンに送る手順
Androidスマホの場合、パソコンに接続すると外付けHDDのような感覚で写真を扱えます。
慣れないと写真フォルダを見つけるのが大変かもしれませんが、手順自体は簡単です。
移行作業中はケーブルを抜かないこと!
ファイルの数にもよりますが、移行作業にはそれなりの時間がかかります。
この作業中にケーブルを抜くのは絶対にNGです。
最悪の場合、データが破損する恐れがあります。
ケーブルを抜くときは、全てのデータの移行が終わっていることを必ず確認してくださいね。
もし何らかのトラブルで作業中にケーブルが抜けてしまい、一部のデータが破損してしまった場合は、移行作業を再度行ってください。
手順1:スマホとパソコンをつなぐ
AndroidスマホとパソコンをUSBケーブルでつなぐと、スマホの画面で接続モードを問われます。
ファイルが転送できるモードに設定(Transfer filesなど)にしてください。
こういった画面が出てこない場合は、ご自身のスマホの端末名で、具体的に検索して調べましょう。
検索例
なお、市販のUSBケーブルを利用する場合、データ転送ができない「充電専用ケーブル」があるので注意しましょう。
また、大量の写真を転送する場合、利用するUSBケーブルがUSB2.0だと、転送速度の関係(最大480Mbps)で多くの時間がかかってしまいます。
そのため、今から買うなら転送速度は最大10GbpsのUSB3.1ケーブルがおすすめです。
手順2:パソコンのエクスプローラを開く
スマホの設定が完了したら、パソコンでエクスプローラを開いて、スマホが認識されているか確認してください。
上の画面のように端末名が出ていたら成功です。
なお、初接続時は、セットアップ作業が必要になることが多いです。
パソコンの画面に何か指示が表示された場合は、それに従って進めてください。
手順3:写真が保存されているフォルダを開く
スマホの中にある写真が保存されているフォルダをエクスプローラで開きましょう。
フォルダ名は端末によって異なりますが、「Camera」や「Picture」といった名前が多いです。
このフォルダは内部ストレージの「DCIM」というフォルダに入っていることが多いですが、これも端末によって異なります。
手順4:パソコンのフォルダに写真をコピペする
パソコンに移行したい写真を見つけたら、それをパソコン内にコピペします。
ドラッグで移行したり、右クリックで「コピー」&「ペースト」したり、通常のパソコンでの操作と同じ方法で移行可能です。
コピペ先はどこでもいいのですが、後で自分が見つけやすいところにしておきましょう。
筆者の場合、最初は全部デスクトップにコピペすることが多いです。
これでUSBを使ったパソコンへの移行は完了です。
iPhoneの写真をパソコンに送る手順
iPhoneのデータをパソコンに転送する際は「iTunesが必須」と思われがちですが、写真はAndroid同様に直接データを取り出せます。
ただ、iCloud上に保存されていて本体にない写真は、パソコンに接続しても表示されないことがあるので注意しましょう。
手順1:iTunesとiPhoneが自動的に同期しないように設定する
iPhoneとiTunesがインストールされたパソコンを接続する際、自動的に同期する設定はOFFにしておきましょう。
- 「編集」→「環境設定」をクリック
- 「デバイス」をクリック
- 「iPod、iPhone、及iPadを自動的に同期しない」にチェック
- 「OK」をクリック
自動的に同期する設定のままiPhoneを接続すると、iPhone内の写真や音楽が消える可能性があります。
普段からパソコンに接続している方は問題ないでしょうが、初めて接続する方は念のため自動同期は切ってから次の手順に進んでください。
手順2:iPhoneとパソコンをつなぎ「信頼」する
iPhoneをパソコンに接続すると、信頼できるパソコンか聞いてきます。
ここでは必ず「信頼」をタップして、パソコンが写真を取り出せるようにしましょう。
手順3:パソコンのエクスプローラを開く
続いてスタートメニューやタスクバーからエクスプローラを開きましょう。
手順4:「Apple iPhone」→「Internal Storage」を開く
iPhoneが正しく接続されていれば、エクスプローラのサイドバーに「Apple iPhone」が表示されます。
「Apple iPhone」→「Internal Storage」とクリックして、iPhoneの中のデータにアクセスしましょう。
手順5:「DCIM」の中身をパソコンにコピーする
iPhoneの写真Appにある写真は「DCIM」フォルダに保存されています。
また、「DCIM」フォルダ内の「100APPLE」フォルダにiPhoneで撮影したり保存した写真、「100CLOUD」フォルダにiCloudから同期された写真が入っています。
必要な写真を探して、パソコンにコピペしましょう。
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写真共有サービスで写真を移行する方法【Googleフォト・Amazon Photos】
画像引用元:Google フォト – 思い出を何枚でも保存、見たいときにはすぐに見つかる
次に、写真共有サービスを利用する方法を紹介します。
正確に言えば、この方法はパソコンに写真を移行するものではありません。
しかし、スマホでもパソコンでも、同じ写真を見たり保存したりできるようになる方法です。
今回は、スマホ→共有サービス→パソコンの流れをご紹介しますが、パソコン→共有サービス→スマホという流れにも対応しています。
- Googleフォト
- Amazon Photos
なお、どちらのサービスも無料で利用できる容量に限りがあります。
写真が多い方は利用料金がかかりますが、非常に便利なのでぜひ試してみてください。
写真共有サービスの料金と保存容量
サービス | 容量 | 料金 |
---|---|---|
Googleフォト | 15GB | 無料 |
100GB | 月額250円 (年額2,500円) |
|
200GB | 月額380円 (年額3,800円) |
|
2TB | 月額1,300円 (年額13,000円) |
|
Amazon Photos | 5GB | 無料 |
無制限 | 月額500円 (年額4,900円) |
Googleフォトを利用する
画像引用元:Google フォト – Google Play のアプリ
Googleフォトは、AndroidスマホでもiPhoneでも使えるアプリです。
利用にはGoogleアカウントが必要ですが、Androidスマホをお使いの方ならすでに持っていることでしょう。
他に余計なアカウント作成をする必要がないのもGoogleフォトの魅力です。
アプリは下記リンクからダウンロードできます。
Androidスマホであれば、プリインストールされていると思います。
- まずはスマホでGoogleフォトを起動
- パソコンでもGoogleフォトにアクセス
まずはスマホでGoogleフォトを起動
初起動時は、簡単な初期設定が必要になります。
とはいえ、画面の指示に従っていくだけなので、何も難しいことはありません。
そして、この初期設定さえ済ませれば、あとは自動でGoogleフォトに写真がバックアップされていきます。
細かな設定は、画面左上の「≡」→「設定」で行ってください。
パソコンでもGoogleフォトにアクセス
スマホで初期設定が済んだら、今度はパソコンからGoogleフォトにアクセスしましょう。
スマホと同じGoogleアカウントでログインすれば、スマホから保存した写真がすべて表示されます。
これでスマホとパソコンで写真が共有されました。
Amazon Photosを利用する
画像引用元:Amazon Photos – Google Play のアプリ
Amazon Photosは、Amazonプライム会員向けの写真共有サービスです。
家族5人まで「ファミリーフォルダ」を共有することもできます。
アプリは下記リンクからダウンロードしてください。
- まずはスマホでAmazon Photosを起動
- パソコンにもAmazon Photosをダウンロード
まずはスマホでAmazon Photoを起動
Amazon Photosでは、GoogleアカウントではなくAmazonアカウントを使います。
まずはアプリを起動してログインしましょう。
初起動時は初期設定が必要となりますが、画面の指示に従って進めていけば、すぐに終わります。
初期設定後にすべきことは、「自動保存」をオンにするだけです。
以後は自動的にバックアップされていきます。
自動保存ではなく手動で写真を選んでアップロードしたい場合は、ホーム画面の「その他」→「写真とビデオをアップロードする」から行ってください。
パソコンにもAmazon Photosをダウンロード
Amazon Photosは、パソコンにもダウンロードする必要があります。
下記のページからダウンロードしてください。
「Windowsの場合」か「Macの場合」をクリックしてダウンロードしましょう。
画像引用元:Amazon Photos
ダウンロード後は、スマホでログインしたときと同じAmazonアカウントでログインしてください。
これでデータの共有は完了です。
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メールで写真を移行する方法
画像引用元:「Gmail – Eメール by Google」をApp Storeで
古典的な方法ですが、メールに写真を添付して送るという方法もあります。
しかし、この方法のおすすめ度は低いです。
GoogleフォトやAmazon Photosといった、より手間のかからない方法が存在するからです。
- スマホのメールアプリを開く
- 新規メールを作成する
- PCで受信するアドレスを宛先に設定する
- 添付ファイルに写真を貼り付ける
- 送信する
- PCでメールを受信する
- ダウンロードして保存する
- 完了
メールを利用する際の注意点
メールで送信できる添付ファイルには、容量制限がかけられていることが多いです。
例えば、多くの人に利用されているGmailには、25MBの上限が設定されています。
そのため、1度にたくさんの写真を送信するのには向いていません。
動画の場合は、そもそも送信すらできない可能性もあります。
iPhoneからMacへの転送は簡単
画像引用元:iPhone、iPad、iPod touch から写真やビデオを転送する – Apple サポート
iPhoneとMacを持っているユーザーであれば、写真の転送(より正確に言えば共有)は非常に簡単です。
iPhoneで撮影した写真を、即座にMacで利用できます。
- iCloud写真で共有
- AirDropで直接送る
- 連携カメラで必要なときに撮影する
「iCloud写真」で共有
画像引用元:iPhone、iPad、iPod touch から写真やビデオを転送する – Apple サポート
iPhoneとMacで同じApple IDを使っていれば、「iCloud写真」で写真を共有できます。
iPhoneとMacを使っている方なら、操作に戸惑うことはないでしょう。
iPhoneでiCloudを設定する手順
- 「設定」をタップ
- 「ユーザー名」をタップ
- 「iCloud」をタップ
- 「写真」をタップ
- 「iCloud写真」をオンにする
MacでiCloudを設定する手順
- 「システム環境設定」をクリック
- 「Apple ID」をクリック
- iCloudの「写真」にチェックを入れる
AirDropで直接送る
AirDropとは、近くにあるAppleデバイス同士で写真や書類などのデータを送る機能です。
Wi-FiやBluetoothでデバイス同士が直接通信するので、外出中など通信環境がない場合でも簡単に写真を送れます。
AirDropで写真を送る手順
- iPhoneの写真Appを開く
- 送りたい写真を開き共有ボタンをタップ
- 「AirDrop」をタップ
- 送信先のデバイスをタップ
これでMacに写真が送られました。
しばらく待てば送った写真が選択された状態でFinderが起動します。
AirDropが使えない場合の対処
AirDropはApple IDに登録されている電話番号やメールアドレスが、受取り側の連絡先Appに登録されていないと使えません。
もしAirDropが使えない場合には、Macで以下のいずれかの対処をしましょう。
- Finderの「AirDrop」から対象を「すべての人」に変更する
- 連絡先AppにApple IDに利用している電話番号を登録する
なお、AirDropの対象をすべての人にすると、近くにいる人のAirDropにお使いのMacが表示されてしまいます。
知らない人がいたずらでファイルを送りつけてくることもあるので、対象をすべての人にするのはAirDropを使うときだけにしましょう。
「連携カメラ」で必要なときに撮影する
Macで書類作業をしていると、写真を撮影・挿入したくなる機会が多いですよね。
iPhoneで撮影してiCloudやAirDropを利用するのも便利ですが、「連携カメラ」の方が早くておすすめです。
連携カメラを利用すると、MacからiPhoneのカメラを起動して、写真を撮影すると即Macに反映されます。
連携カメラの利用手順
- テキスト入力中の画面を右クリック
- 「iPhoneまたはiPadから挿入」をクリック
- 利用するiPhoneの「写真を撮る」をクリック
- iPhoneで写真を撮ったら「写真を使用」をタップ
これでMacに写真が挿入されます。
Macで書類仕事をする方は、連携カメラが超便利なのでぜひ試してみてください。
パソコンに写真を移しておくメリット
画像引用元:Amazon Photos
ここまで、スマホから写真をパソコンに移行したり、共有したりする方法を紹介してきました。
こういったことをするメリットは、大まかに2つ考えられます。
- データのバックアップになる
- パソコンのほうが作業しやすい
データのバックアップになる
非常にシンプルではありますが、もっとも大きなメリットです。
スマホ内だけに写真を保存していた場合、そのスマホが壊れたら写真も失ってしまいます。
誤操作で写真を削除してしまうこともあるでしょう。
そんなとき、パソコンやGoogleフォトにも同じ写真が保存されていれば、写真を失わずに済みます。
GoogleフォトとAmazon Photosはより安全
GoogleフォトやAmazon Photosの保存先は、GoogleやAmazonのサーバーです。
そのため、所持しているスマホやパソコンが全部壊れても、データは失われません。
これは大げさな例えではなく、災害時にはあり得ることです。
もちろん、Googleのサーバーが壊れたらダメになりますが、そこまで心配していたらキリがありません……。
パソコンのほうが作業しやすい
画像引用元:新機能および機能の強化 | Photoshop の 2020 年 2 月リリース
Webデザイナーの方などは、全員パソコンを使っていると言っても、過言ではありません。
現在、写真の編集はスマホだけでも行なえますが、やはり今でも作業のしやすさは、パソコンのほうが上です。
もちろん好みの問題でもありますけどね。
例えば、画像編集ソフトで有名な「Photoshop」は、スマホで使える無料版も存在します。
しかし、より機能が充実しているのは、月額制のデスクトップ版(パソコン版)の方です。
パソコンがいらなくなる時代は、もう少し先だと思います。
スマホとパソコンで写真データを共有しよう
以上、スマホの写真をパソコンに移行するための方法でした。
- USBケーブルでパソコンとつないで転送する
- GoogleフォトやAmazon Photosなど写真共有サービスを利用する
- メールに写真を添付して送信する
- iPhoneとMacならiCloudやAirDropが超便利
スマホの写真をパソコンに送る方法は複数ありますが、今一番おすすめなのはGoogleフォトやAmazon Photosなどの写真共有サービスを利用する方法です。
ケーブルなど外部の機器が一切いらず、しかも一番バックアップ先として安全だからです。
一度設定すれば自動でバックアップし続けてくれます。
また、iPhoneとMacを利用している方は、iCloudやAirDropも簡単・便利でおすすめの方法です。
スマホからパソコンに写真を送りたい方は、今回紹介した方法を是非試してくださいね!