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令和を迎え2020年となった今、注目されている動画編集はプロだけの専売特許ではありません。
かつて動画メディアはテレビや映画だけのものでしたが、現代ではスマホ1つあれば、高クオリティな動画を誰でも簡単に作成できるようになっております。
最近では、撮ったその場で動画を編集し、SNSにアップするのも当たり前になってきました。
しかし、せっかく動画を作るなら、やはりハイクオリティなものを作りたいですよね。
そこで、本記事では動画編集に向いているスマホの機種と、動画編集機能に優れたおすすめのアプリをご紹介します。
トップ画像引用元:Xperia 1(エクスペリア ワン) | ソニーモバイル公式サイト
動画編集におすすめの機種3選!
画像引用元:iPhone – Apple(日本)
今回ご紹介するおすすめの機種は次の3機種です。
- iPhone 11
- Xperia 1
- Xperia 5
コスパに優れたiPhone 11
画像引用元:iPhone 11を購入 – Apple(日本)
まずおすすめするのは、2019年に発売された最新iPhone、「iPhone 11」です。
iPhone 11のスペック
項目 | スペック詳細 |
---|---|
CPU | A13Bionicチップ |
OS | iOS13 |
ストレージ(ROM) | 64GB/128GB/256GB |
メモリ(RAM) | 4GB |
本体サイズ | 高さ150.9 × 幅75.7 × 厚さ8.3 mm |
重さ | 194g |
ディスプレイ | 6.1インチ液晶ディスプレイ |
解像度 | 1,792 × 828 |
カメラ画素数 | メイン:デュアルカメラ 1,200万画素(超広角/広角) サブ:1,200万画素 |
カラーバリエーション | ホワイト・ブラック・グリーン・ イエロー・パープル・ (PRODUCT)RED |
ユーザーインターフェースが非常に使いやすい!
iPhone 11の撮影機能全般に言えることですが、iPhone 11はカメラ周りのユーザーインターフェースが非常に充実しており、直感的に操作することができます。
上の画像はiPhone 11の動画編集画面です。
一目見ただけではアイコンばかりでよくわかりませんが…
適当でも良いのでアイコンをタップしていくと、明るさやシャドウ、彩度などの変化が動画上に反映されます。
また、動画にストーリー性を持たせてくれるフィルターも9種類用意されており、カラーの強度も調整可能。
動画の傾き補正機能などもできるので、簡単な編集であれば、他の動画編集アプリは不要です。
処理能力もiPhoneならでは!
動画編集アプリには、高い処理能力が求められます。
しかし、iPhone 11は全てのスマホの中でも最高峰の処理能力を誇る機種ですから、どんな動画編集アプリでもサクサクと動かせるでしょう。
高度な編集ができるアプリほど、スマホの処理能力が重要になりますが、iPhone 11はそれに応え得る能力を十分に持っているということです。
動画編集だけならiPhone 11で十分!
iPhone 11には上位機種の「iPhone 11 Pro」「iPhone 11 Pro Max」があります。
しかし、動画編集をするだけなら、iPhone 11で十分でしょう。
なぜなら、iPhone 11 ProとiPhone 11のカメラ機能の違いは望遠レンズの有無だけで、ほかの性能はすべて同じだからです。
ので、本体価格も安いiPhone 11の方がおすすめです。
スマホ最強の撮影能力!Xperia 1
画像引用元:Xperia 1(エクスぺリア ワン)SOV40 | スマートフォン(Android スマホ) | au
より本格的な動画作成に挑みたい場合におすすめなのが、Xperiaシリーズのフラッグシップモデル「Xperia 1」です。
Xperia 1のスペック
項目 | スペック詳細 |
---|---|
CPU | Qualcomm Snapdragon 855 |
OS | Android 9 |
ストレージ(ROM) | 64GB |
メモリ(RAM) | 6GB |
バッテリー | 3,200mAh |
本体サイズ | 高さ167 × 幅72 × 厚さ8.2 mm |
重さ | 178g |
ディスプレイ | 6.5インチ有機ELディスプレイ |
解像度 | 3,840×1,644 |
カメラ画素数 | メイン:トリプルカメラ 1,220万画素(超広角/広角/望遠) サブ:800万画素 |
カラーバリエーション | ホワイト・グレー・ブラック・パーブル |
「マニアック向けの評価」から「大人気機種」へ
Xperia 1は、2019年6月に発売されたソニーのXperiaシリーズのフラッグシップモデルです。
当時は、スマホには過剰とも言えるカメラや動画撮影機能を持つことから、「マニアック向けの尖った機種」としての評価を得ていました。
しかし、発売後はそのような評価をいい意味で裏切り、各地で売り切れが続出し、入手困難になった時期も。
発売から数ヶ月後に新たなXperiaシリーズが早くもリリースされるなど、Xperiaシリーズの復活を象徴する1台であると言えるでしょう。
ハリウッドも認める実力!Xperia 1の行き過ぎた性能
なぜ本機がマニアック向けの機種と言われたのか、その理由は以下のとおりです。
- ソニーの一眼レフ「α」の技術を凝縮したトリプルカメラシステム
- 映画撮影のプロが使用するマスターモニターの技術を投入した「クリエイターモード」
- プロ向けデジタルシネマカメラの機能を搭載した「Cinema Pro」
このように、普通の生活では必要ないほどの高性能な機能が詰め込まれています。
特にマスターモニターは、1台100~400万円もするプロ仕様のこと。
そんなプロ向けの技術を結集したのがXperia 1というわけです。
また、これらの撮影機能を十全に生かすため、Xperia 1のディスプレイ画面比には、一般的なスマホとは異なる「21:9」が採用されています。
この画面比は「シネマワイド」と呼ばれるものです。
映画を見るのに最適な比率とされています。
このように、Xperia 1には動画撮影者向けのこだわり要素が随所にちりばめられているのです。
最近では、Xperia 1の性能がハリウッドに認められ、複数のスタッフが個別に利用する小型マスターモニターとして採用されています。
世界最高峰のクリエイター集団に認められたという事実だけを取っても、Xperia 1の実力がよくわかりますよね。
Xperia 1をおすすめする理由
Xperia 1をおすすめする理由は、スマホNo.1とも言える撮影機能にあります。
しかし一方で、動画の編集機能はそこまで優れていないので、他の専用アプリを使うことになるでしょう。
とはいえ、今は優秀なアプリが非常に充実しています。
「良い編集アプリがなくて困る」ということは、まずないはずです。
「高品質な動画が撮れる」ことが最重要
編集アプリがどれだけ優れていても、もともとの動画が質が悪ければ、良い動画はなかなか作れません。
撮影する動画の品質は、スマホのカメラ能力に依存します。
この部分において最高のパフォーマンスを発揮するXperia 1は、よりクオリティの高い動画を作成したい方にとって、最高のスマホとなることでしょう。
撮影した動画はプロクオリティの非常に美しい動画に仕上がります。
他のスマホとは一線を画す動画作りが楽しめますよ。
Xperia 1と同等の撮影能力を持つXperia 5
画像引用元:Xperia 5(エクスペリア ファイブ)SOV41 | スマートフォン(Android スマホ) | au
Xperia 5はXperia 1の小型モデルです。
しかし、撮影機能などはXperia 1と同等の性能を持ちます。
Xperia 5のスペック
項目 | スペック詳細 |
---|---|
CPU | Qualcomm Snapdragon 855 |
OS | Android 9 |
ストレージ(ROM) | 64GB |
メモリ(RAM) | 6GB |
バッテリー | 3,000mAh |
本体サイズ | 高さ158 × 幅68 × 厚さ8.2 mm |
重さ | 164g |
ディスプレイ | 6.1インチ有機ELディスプレイ |
解像度 | 2,520 × 1,080 |
カメラ画素数 | メイン:トリプルカメラ 1,200万画素(超広角/広角/望遠) サブ:800万画素 |
カラーバリエーション | ブルー・グレー・ブラック・レッド |
10万円未満の安さでXperia 1と同等の撮影機能
Xperia 5をおすすめする理由は本体価格の安さです。
本体価格は表のとおり約87,000円。
10万円を超えるXperia 1に比べ、およそ2万円ほど安くなります。
この本体価格にもかかわらず、肝心の動画撮影機能はXperia 1と変わりません。
また、Cinema Proについては、Xperia 5の方が操作性に優れているので、スマホでよく動画撮影をするのであれば、こちらの機種もおすすめですよ。
次の章では、動画編集におすすめのアプリをご紹介していきます。
おすすめ動画編集アプリはこれ!
ここからは、動画編集に優れた5つのおすすめアプリをご紹介します。
特に、Xperia 1やXperia 5は編集機能に乏しいため、この動画編集アプリが必須です。
Adobe Premiere Rush
画像引用元:「Adobe Premiere Rush – 動画編集アプリ」をApp Storeで
本アプリは、多くのYouTuberが愛用している「Adobe Premiere Pro」の廉価版にあたります。
アプリに収録されている音源のほか、スマホに入っている音源なども自由自在に追加することが可能です。
また、複数の動画を繋ぎ合わせることもできます。
本アプリがあれば動画編集で困ることはほとんどないでしょう。
ただし、無料版は3回までしか動画の書き出しができません。
有料版は月額1,100円と少々高めです。
無料版でも編集機能はすべて使えるので、まずは試しに使ってみて、気に入ったら継続利用するのが良いでしょう。
Magisto
画像引用元:「Magisto 動画編集 アプリとムービーメーカー」をApp Storeで
Magistoは、スマホ内の動画や写真を複数選択し、テーマに沿ったショートムービーを自動で作成してくれるアプリです。
ユーザーは動画や写真などの素材を選択して、本アプリに用意されているテーマやサウンドを選ぶだけ。
ビデオ時間も調整できるので、好みの長さの動画を手軽に作成することができます。
できた動画の編集も、スタイルさえ選べばアプリが自動で処理。
とにかく簡単・お手軽におしゃれな動画を作成したい方におすすめです。
KINEMASTER
画像引用元:「キネマスター – 動画編集&動画作成&動画加工」をApp Storeで
KINEMASTERは自分好みの動画を作成できる、本格的な編集機能を搭載したアプリ。
有料版と無料版がありますが、基本的な編集だけなら無料版で十分です。
スマホに保存されている動画を選び、そこに音楽や効果音を追加して、オリジナルの動画を作成します。
編集に使うスタンプなどの素材は、KINEMASTERアセットストアに無料で使えるものが豊富に用意されているので、自前で用意する必要はありません。
また、インターフェースが非常に優れているのも特長のひとつです。
数分いじれば、ほとんどの操作がわかってしまうのではないでしょうか。
動画編集中に新たな動画も撮影できます。
とにかく使いやすいアプリですよ。
InShot
画像引用元:「InShot – 動画編集&動画作成&動画加工」をApp Storeで
Inshotは手軽に使える動画編集アプリです。
まずは編集する動画を選択。
次に、動画に使う音楽やテキスト、フィルターを編集します。
複数の動画を繋ぎ合わせることもできますよ。
編集した動画は、そのままInstagramなどのSNSアプリに投稿することが可能です。
このアプリはInstagramとの親和性が非常に高いので、Instagramによく動画を投稿している方に適しています。
Quik
画像引用元:「Quik – GoProビデオエディタ」をApp Storeで
Quikはスマホ内の動画や写真でショートムービーを作成できるアプリです。
動画や写真の数が多すぎて選びきれない選べない場合でも、「フラッシュバック」機能が動画の撮影日時や場所を分析して、まとめてくれます。
あとは、まとめられた動画や写真に合ったスタイルを選ぶだけ。
完成したショートムービーはスマホに保存できるほか、LINEなどのSNSでシェアすることもできます。
また、動画は自分でも自由に編集可能です。
テキストの挿入やフィルター、グラフィックの調整などが行えます。
動画に合わせる音楽は、100種類以上を用意。
もちろん音源は無料で使えます。
動画編集は自分の目的にあった機種とアプリを
今回は、動画編集におすすめのスマホとアプリをご紹介しました。
- iPhone 11:動画編集画面が非常に使いやすく、一通りの機能が揃っている。処理能力が高く、動画編集アプリもサクサク。
- Xperia 1:ハリウッドも認めた撮影能力を持つスマホ。編集はアプリ頼りになるが、他のスマホでは作れないようなハイクオリティな動画が作れる。
- Xperia 5:Xperia 1を小型化したモデル。Xperia 1に比べていくつか性能がダウングレードされているものの、動画撮影機能は同じ。Xperia 1よりも本体価格が安いのも魅力。
- ハイセンスなショートムービーを自動で作成してほしい → Magisto、Quik
- 素材を駆使してハイクオリティな動画を作成したい → Adobe Premiere Rush、KINEMASTER
- Instagramによく動画を投稿している → Inshot
動画作成が目的なら、総合力の高いiPhone 11がおすすめです。
よりハイクオリティな動画を撮影したい場合は、Xperia 1またはXperia 5の購入を検討してみてくださいね。