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本記事では、オフライン機能のメリット・デメリットのほか、ジャンル別におすすめの動画配信サービスを解説していきます。
ネット環境があればどこでも映画やアニメが楽しめる動画配信サービス。
オフライン機能を利用すれば、ネット環境が無くても動画コンテンツを楽しむことができ、より利用の幅が広がります。
とはいえ、もちろんすべての動画配信サービスがこのオフライン機能に対応しているわけではありません。
また、オフライン機能には意外な落とし穴も多く、注意すべきこともたくさんあります。
- 動画配信サービスの多くがオフラインに対応
- オフライン機能でダウンロードすれば、視聴時のネット環境は必要なし
- 光回線経由でダウンロードすれば、スマホ料金の節約にも
- オフライン機能に対応しているのは、基本的にスマホアプリのみ
- ダウンロードできる作品タイトルや作品数に制限がある場合も
トップ画像引用元:Netflix (ネットフリックス) 日本 – 大好きな映画やドラマを楽しもう!
オフライン機能対応の動画配信サービス
では早速、オフライン機能を搭載した動画配信サービスを見ていきましょう。
下表は、2020年現在の主要な動画配信サービスについて、オフライン機能の有無をまとめたものです。
「△」は、動画の冒頭部分のみダウンロードに対応していることを表しています。
ジャンル | サービス名 | オフライン 視聴 |
---|---|---|
総合 | U-NEXT | 〇 |
Amazonプライム ビデオ | 〇 | |
Hulu | 〇 | |
TSUTAYA TV | △ | |
dTV | 〇 | |
国内ドラマ | FODプレミアム | × |
Paravi | 〇 | |
TELASA | 〇 | |
アニメ | dアニメストア | 〇 |
東映アニメ オンデマンド | △ | |
バンダイチャンネル | × | |
その他特化 | Disney+ | 〇 |
Netflix | 〇 | |
DAZN | △ |
こうして見ると、ほとんどのサービスがオフライン機能に対応していますね。
ただ「△」のサービスについては、作品全体をダウンロードすることはできないため、オフライン機能については無いものとして考えた方が良いでしょう。
なお「DAZN」のダウンロード機能は現在試験段階で、先行ユーザーのみの対応となっています。
動画配信サービスのオフライン機能のメリット
ここからは、オフライン機能のメリット・デメリットを解説します。
どちらもしっかり把握して、より快適にオフライン機能を活用していきましょう。
まずは、オフライン機能のメリットからご紹介します。
- ネット環境なしで動画を楽しめる
- 通信量を大きく節約できる
ネット環境なしで動画を楽しめる
動画配信サービスの動画はインターネット上に存在します。そのため、視聴にはネット環境が不可欠です。
しかも、数あるコンテンツの中でも動画コンテンツは特に通信量を必要とするものなので、ある程度の通信速度も求められます。
最近はどの業者の回線もかなり速くなりましたが、やはりスマホ回線が混雑すると言われるお昼休み時間帯などは、どうしても低速になってしまいがちです。
そんな環境下で動画を視聴しても、あまり楽しくはありません。画面がカクカクとして、最悪途切れてしまうことも。
これではせっかくの昼休みが台無しになってしまいますね。
しかし、オフライン機能を使って動画をあらかじめダウンロードしておけば、視聴時にネット環境は不要となります。
また、回線の混雑を避けるという意味でも、オフライン機能は非常に便利です。
通信量を大きく節約できる
上述したとおり、動画は多くの通信量を必要とします。
下の表は、各画質の動画を30分視聴した場合のおおよその通信量です。
項目 | 消費 データ量 | 50GBで再生できる回数 |
---|---|---|
標準画質動画 30分(480p) | 約270MB | 約185回 (約92時間) |
HD画質 30分(720p) | 約360MB | 約138回 (約69時間) |
フルHD画質 30分(1,080p) | 約600MB | 約83回 (約41時間) |
スマホの画面で視聴する場合、480pが標準画質になります。
30分の作品を視聴して消費するデータ量はおよそ270MBです。
仮に50GBを利用できるスマホの大容量プランを契約していたとしても、視聴回数は200回以下になります。
つまり、50GBという大容量をもってしても、1日3作品程度しか視聴できないということです。
もっとも、これはあくまで目安に過ぎません。サービスによって回数に差はあります。
とはいえ、動画好きな方にとっては、少々つらい結果ではないでしょうか。
しかし、自宅に光回線を引いており、利用しているサービスがオフライン機能に対応しているのであれば、話は別です。
Wi-Fiのある場所で動画をダウンロード
基本的に光回線はほぼ無制限でデータを利用できます。
よって、動画をどれだけダウンロードしても追加料金はかかりません。
そんな光回線経由で見たい動画をダウンロードしておけば、本来スマホでかかるはずだったデータ消費量を丸ごとカットすることができます。
動画配信サービスのオフライン機能は、スマホの月額料金にも優しいと言えますね。
動画配信サービスのオフライン機能のデメリット
メリットの通り、ネット環境が無くとも動画を視聴できるのは便利ではあります。
ですが、もちろん何の制限もないというわけではありません。
ここからは、動画配信サービスのオフライン機能のデメリットについて解説していきます。
- オフライン視聴できるのはスマホアプリのみ
- 作品すべてがダウンロードできるわけではない
- ダウンロードした作品には視聴期限が設けられている
- 高画質動画はスマホのストレージを圧迫する
オフライン視聴できるのはスマホアプリのみ
基本的に、動画配信サービスのオフライン機能に対応しているのはスマホアプリのみです。
つまり、パソコンなどではオフライン機能は利用できないということですね。
「どうせならパソコンの大きい画面で動画を見たい」と、パソコンへのダウンロードを試みて困っている方をよく見かけます。
ですが、これは機能的に無理なので注意しましょう。
作品すべてがダウンロードできるわけではない
これは動画配信サービスによっても異なりますが、基本的にダウンロードできる作品は限られています。
どの作品がダウンロードできるのか調べたい場合は、サービスごとに用意されている無料期間を利用してみてください。
中には無料視聴分のみダウンロード可能で、作品の大部分がダウンロード非対応というサービスもあります。
サービスの契約前によく確認しましょう。
ダウンロードした作品には視聴期限が設けられている
多くの場合、ダウンロードした作品には視聴期限があります。
そのほとんどは3日以内と非常に短期間です。
そのため一度にたくさんの作品をダウンロードしても、期間内に視聴しきれないかもしれません。
また、ダウンロードできる作品数に制限を設けているサービスもあります。
いずれも無料期間中によく確認してから契約を結ぶようにしましょう。
高画質動画はスマホのストレージを圧迫する
動画配信サービスにある動画コンテンツは、どれも非常に大容量です。
例えば、標準画質の30分作品でおよそ270MBにもなります。
これを4作品ダウンロードすれば、総容量は1GB超えに。
動画はダウンロードすればするほど、スマホのストレージの空き容量を圧迫していきます。
特に数年前の古いスマホを利用している方は、ストレージの容量に十分注意してください。
ジャンル別おすすめ動画配信サービス
ここからは、オフライン機能に対応した動画配信サービスのうち、特におすすめのものを紹介していきます。
動画配信サービスにはそれぞれ特色があり、全ジャンルを網羅しているものから、1つのジャンルに特化したものなど様々です。
今回はジャンル別におすすめのものをまとめてみました。
- 総合ジャンルおすすめ:U-NEXT
- 国内ドラマジャンルおすすめ:Hulu
- アニメジャンルおすすめ:dアニメストア
- 特化ジャンル(オリジナル作品)おすすめ:Netflix
総合ジャンルおすすめサービス
画像引用元: U-NEXT/ユーネクスト:映画、ドラマ、アニメなどが見放題 – Google Play のアプリ
総合ジャンルで最もおすすめなのは、「U-NEXT」です。
項目 | 内容 |
---|---|
月額料金(税込) | 2,189円 |
無料視聴期間 | 31日 |
作品数 | 約20万本 (見放題は約18万本) |
U-NEXTがおすすめである理由は、その圧倒的な作品数にあります。
作品の本数はなんと全部で20万本超えで、そのうちの18万本が見放題と、動画配信サービスの中でNo.1の数を誇っています。
また、毎月もらえる1,200ポイントは有料作品の視聴に利用可能。
新作は有料であることが多いので、「新作はいち早くチェックしたい」という方にも嬉しいサービスですね。
さらに、U-NEXTを契約すれば70以上の雑誌が読み放題になるなど、動画以外のサービスも充実しています。
国内ドラマジャンルおすすめサービス
画像引用元:「Hulu / フールー」をApp Storeで
国内ドラマジャンルの動画配信サービスは、サービスごとに運営しているテレビ局が異なります。
したがって、どこの局のドラマを見たいかによって契約するサービスを決めるのがおすすめです。
- FODプレミアム:フジテレビ
(※オフライン機能非対応) - Paravi:TBS、テレビ東京
- TELASA:テレビ朝日
- ネットもテレ東:テレビ東京
- Hulu:日本テレビ
とはいえ、色々な局のドラマを見たい方にとっては、ちょっと困ってしまいますよね。
その点で「Hulu」は日本テレビのドラマ以外にも様々な作品を扱っており、どちらかといえば総合ジャンルに近いです。
「国内ドラマ以外の作品も視聴したい」という方におすすめですよ。
アニメジャンルおすすめサービス
画像引用元: dアニメストア-初回31日間無料のアニメ配信サービス – Google Play のアプリ
アニメジャンルで最もおすすめなのは、「dアニメストア」です。
その理由は、アニメジャンルの中で圧倒的No.1を誇る作品数にあります。
項目 | 内容 |
---|---|
月額料金(税込) | 440円 |
無料視聴期間 | 31日 |
作品数 | 約3,100作品 |
サイト内の検索機能も充実しており、50音順はもちろん声優検索にも対応しています。
また、取り扱っていない作品でどうしても見たいものがある場合はリクエストも可能です。
もちろんオフライン機能に対応しているので、上手く活用すればスマホの通信量を大幅に節約できますよ。
さらに、dアニメストアではdポイントも貯まります。
ドコモユーザーでアニメ好きの方にはピッタリのサービスです。
特化ジャンル(オリジナル作品)おすすめサービス
画像引用元:「Netflix」をApp Storeで
オリジナル作品が豊富な動画配信サービスでおすすめなのは、「Netflix」です。
項目 | 内容 |
---|---|
月額料金(税込) | ベーシック:月額880円 スタンダード:月額1,320円 プレミアム:月額1,980円 |
無料視聴期間 | なし |
作品数 | 約12万本 |
世界で1億人以上の契約者数を誇る、世界最大規模の動画配信サービスであるNetflix。
多くの海外ドラマが視聴できるほか、「Netflixオリジナル作品」も配信しています。
2020年2月に開催された米国のアカデミー賞で、ノミネートされた約50作品のうち、最も多くの作品を提供したのがNetflixでした。
ディズニーやユニバーサル、20世紀フォックスといった超一流を跳ね除けて1位を獲得しているのですから、オリジナル作品の質の高さが窺えますよね。
そんなオリジナル作品の制作費は、全体で2兆円に迫ると言われています。
日本の映画製作の年間総合制作費が約200億円ですから、もはや規模も段違いです。
そんなNetflixは、オフライン機能だけでなく、同時視聴にも対応しています。
唯一の欠点といえば、無料視聴期間が2019年12月に撤廃されたことでしょう。
しかし、それでも会員数はどんどん増えているので、入会して損はないサービスだと思いますよ。
オフライン機能を使って楽しく快適な旅行を!
今回は、オフライン機能に特化した動画配信サービスについて解説しました。
- 動画配信サービスの多くがオフラインに対応
- オフライン機能でダウンロードすれば、視聴時のネット環境は必要なし
- 光回線経由でダウンロードすれば、スマホ料金の節約にも
- オフライン機能に対応しているのは、基本的にスマホアプリのみ
- ダウンロードできる作品タイトルや作品数に制限がある場合も
2020年7月現在、多くの動画配信サービスがオフライン機能に対応しています。
しかし、スマホアプリにしか対応していないなど、注意すべき点も少なくありません。
オフライン機能で快適な旅行を楽しむためにも、これらの注意事項にはしっかり目を通してくださいね。
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