MVNEて何?MVNO・MNOとの違いと役割をわかりやすく解説

  • 2020年8月10日
  • by.araki

スマートフォン

携帯代10,000円て高くない!?格安SIMで今の月額を半分以下に抑えませんか?

ワイモバイル

この記事では、「MVNE」というワードについて解説します。

MVNEは主に格安SIMとの絡みで出てくるワードであり、これを理解するには「MVNO」や「MNO」についてもわかっていることが重要です。

そこで今回は、

  • MVNEって何?
  • MVNOやMNOって何?
  • それぞれ何が違うの?

こういった疑問を解決します。

それぞれの意味
  • MVNEとは、MVNOとMNOの間に立つ事業者のこと
  • MVNOとは、格安SIM事業者のこと
  • MNOとは、大手キャリアのこと

「MVNE」「MVNO」「MNO」の意味

ドコモショップ実店舗

それでは早速、それぞれのワードの意味を見てみましょう。

専門的な用語も一部使っていますが、本質だけ知りたい場合はピンクのマーカー部分だけ理解すれば十分です。

MVNEとは

MVNEとは、「Mobile Virtual Network Enabler」の略称です。

日本では一般的に「仮想移動体サービス提供者」と訳されます。

MVNO(格安SIM事業者)を支援している事業者」という意味です。

MNO(大手キャリア)から回線を借りてMVNO(格安SIM事業者)に提供したり、運営のアドバイスをしたりしています。

MVNOとは

LINEモバイル

画像引用元:【LINEモバイル】 格安スマホ/格安SIM

MVNOとは、「Mobile Virtual Network Operator」の略称です。

日本では一般的に「仮想移動体通信事業者」と訳されます。

この事業者は、今日では「格安SIM」として知られています。

ではなぜ「仮想」なのかと言うと、自社では回線を持っておらず、他社のものを借りて使っているからです。

日本のMVNOは、ドコモまたはauもしくはソフトバンクの回線を借りて通信事業をしています。

そのうち楽天モバイルの回線を借りるMVNOも出てくるかも知れません。

回線の保守などをする必要がないため、安い料金で通信サービスを提供できるのが特長です。

一方、使える帯域が少なくて混雑しやすく、通信速度が遅くなりやすいという欠点がどうしても付きまといます。

MNOとは

ドコモ

画像引用元:NTTドコモ ホーム

MNOとは、「Mobile Network Operator」の略称です。

日本では一般的に「移動体通信事業者」と訳されます。

仮想でない、自社で回線を所持して運営している事業者のことです。

日本では株式会社NTTドコモ、KDDI株式会社、ソフトバンク株式会社、そして楽天モバイル株式会社の4社が携帯電話での主なMNOです。

「キャリア」とか「大手キャリア」と呼ばれている会社ですね。

「MVNE」「MVNO」「MNO」の違いまとめ

「MVNE」「MVNO」「MNO」の違いと役割を、改めて簡潔にまとめます。

かなり噛み砕いた説明であることはご了承ください。

MVNE・MVNO・MNOの違い
  • MVNE(仮想移動体サービス提供者)
    MNO(大手キャリア)から回線を借りてMVNO(格安SIM事業者)に提供している事業者のこと
  • MVNO(仮想移動体通信事業者)
    格安SIM事業者のことで、自社回線を持っていない
  • MNO(移動体通信事業者)
    大手キャリアのことで、自社回線を持っている

事業者名とサービスブランド名が混合されることがしばしばある

MVNEにしてもMVNOにしてもMNOにしても、これらが指しているのは「事業者」です。

ただ実際は「サービスブランド」とよく混合されて用いられています。

例えばauは、KDDI株式会社というMNOが提供するサービスブランド名です。それなのに「auはMNO」といった表現が各所で見られます。

「MNOでおすすめなのはauだ」といった具合に。

厳密には間違いなのですが、意味は十分に伝わるどころか、そのほうがわかりやすいことも多いのでほとんど気にされません。

MVNOに至っては、事業者ではなくサービスブランドを指して使われていることのほうが一般的ですらあります。

例えば、イオンモバイルという格安SIMのサービスブランドがあります。事業者はイオンリテール株式会社です。

ですが「おすすめのMVNOは?」と聞かれて「イオンモバイル」と答える人はいても「イオンリテール」と答える人はたぶんいません。

そのため、あまり言葉の定義にとらわれすぎず、

  • 「MNOはドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルのこと」
  • 「MVNOは格安SIMのこと」

くらい単純に考えたほうが、ニュースの内容などを理解しやすくなると思います。

一般ユーザーは「MVNE」を意識しなくてOK

MVNEは、MVNOとMNOとの間に立って活動する事業者です。

中には自ら格安SIMを運営しているところもありますが、基本的にMVNEは一般的な携帯電話ユーザーと直接は関わりません。

つまり、MVNEの存在や意味を知らなくても、生活には影響がないということです。

知っていたとしても、現状は節約術などには繋がりません。

おすすめの格安SIM

LINEモバイルの特徴

画像引用元:格安スマホ LINEモバイルの特徴|LINEモバイル【公式】選ばれる格安スマホ・SIM

ここまで、「MVNE」「MVNO」「MNO」の意味や違いについて解説してきました。

ここからは、おすすめのMVNOないしはMVNOが提供している格安SIMを紹介します。

MNOから乗り換えれば、毎月の通信量を大幅に節約できますよ。

紹介する順番はランキング順というわけではありません。

プランはすべて音声通話SIMのもの。本記事では、価格表示はすべて税抜です。

紹介する格安SIM
  • OCN モバイル ONE
  • LINEモバイル
  • イオンモバイル
  • BIGLOBEモバイル
  • mineo(マイネオ)

OCN モバイル ONE

OCN モバイル ONEのロゴ

画像引用元:格安SIMカード<料金・コース>|OCN モバイル ONE | NTTコミュニケーションズ 個人のお客さま

OCN モバイル ONEは、NTTコミュニケーションズ株式会社によって提供されている格安SIMです。

「1GBで1,180円」「3GBで1,480円」など、格安SIMの中でも最安級の価格であることが特徴です。

プランドコモ回線
1GB1,180円
3GB1,480円
6GB1,980円
10GB2,880円
20GB4,400円
30GB5,980円

OCN光モバイル割で毎月200円の割引

さらにOCNの光サービスの利用者なら、毎月200円の割引が適用されます。

光サービスの契約や乗り換えを考えている人は、セット割引の適用も視野に入れてOCN モバイル ONEの利用を考えてみてください。

LINEモバイル

ラインモバイルロゴ

画像引用元:LINEモバイル公式サイト | キャンペーン・お得情報 | LINEモバイル

LINEモバイルは、LINEモバイル株式会社によって提供されている格安SIMです。

LINEモバイルの「3GBで1,480円」も格安SIMの中で最安級の価格設定です。

プランau回線 or ドコモ回線
or ソフトバンク回線
500MB1,100円
3GB1,480円
6GB2,200円
12GB3,200円

LINEアプリでのデータ消費ゼロ

LINEモバイル データフリー

画像引用元:データーフリーでデータ通信量を節約|LINEモバイル【公式】選ばれる格安スマホ・SIM

LINEモバイルなら、LINEアプリでのデータ消費はゼロになります。

また、月額280円のオプションを付ければ、TwitterとFacebookもデータ消費ゼロに。

月額480円のオプションを付ければ、さらにInstagram、LINE MUSIC、Spotify、AWAのデータ消費もゼロになります。

イオンモバイル

イオンモバイル

画像引用元:業界最安級 イオンの格安スマホ・格安SIM【イオンモバイル】

イオンモバイルは、イオンリテール株式会社によって提供されている格安SIMです。

プランの数が多く、特に大容量プランが充実しているのは珍しいです。

プランau回線 or ドコモ回線
500MB1,130円
1GB1,280円
2GB1,380円
4GB1,580円
6GB1,980円
8GB2,680円
12GB3,280円
20GB4,680円
30GB5,680円
40GB6,980円
50GB8,980円

イオンの中に実店舗あり

イオンモバイルは、イオンの中に実店舗があることも大きな魅力となっています。

格安SIMは実店舗を持たないでインターネット上のみの受付というところが多いのですが、イオンモバイルならいつもの買い物ついでに契約したりプラン変更したりできます。

BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイル

画像引用元:料金プラン|格安SIM/スマホのBIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイルは、ビッグローブ株式会社によって提供されている格安SIMです。

基本プランだけだと平凡な印象を受けますが、独自の「エンタメフリー・オプション」が大きな存在感を放っています。

プランau回線 or ドコモ回線
1GB1,400円
3GB1,600円
6GB2,150円
12GB3,400円
20GB5,200円
30GB7,450円

月額480円のエンタメフリー・オプション

エンタメフリーオプション

画像引用元:エンタメフリー・オプション-YouTubeなど対象サービスノーカウント|格安SIM/スマホのBIGLOBEモバイル

エンタメフリー・オプションとは、月額480円でYouTubeなど対象サービスのデータ消費がゼロになるオプションです。

対象サービスは以下の通り。

動画配信
  • YouTube
  • AbemaTV
  • U-NEXT
  • YouTube Kids
音楽・ラジオ配信
  • Google Play Music
  • YouTube Music
  • Apple Music
  • Spotify
  • AWA
  • Amazon Music
  • LINE MUSIC
  • radiko
  • らじる★らじる
  • dヒッツ
  • RecMusic
  • 楽天ミュージック
  • 電子書籍配信
その他のアプリ
  • Facebook Messenger

mineo(マイネオ)

マイネオ

画像引用元:格安スマホ・SIM【mineo(マイネオ)】

mineo(マイネオ)は、株式会社オプテージによって提供されている格安SIMです。

使う回線によって料金が大きく変わるので、やや注意が必要です。

プランau回線ドコモ回線ソフトバンク回線
500MB1,310円1,400円1,750円
3GB1,510円1,600円1,950円
6GB2,190円2,280円2,630円
10GB3,130円3,220円3,570円
20GB4,590円4,680円5,030円
30GB6,510円6,600円6,950円

コミュニティサイト「マイネ王」で他人と交流

フリータンク

画像引用元:フリータンク – mineoユーザーみんなでパケットシェア | マイネ王

株式会社オプテージは、mineo(マイネオ)ユーザー向けに、「マイネ王」という独自のコミュニティサイトも運営しています。

そこでは掲示板で気軽に他人と交流でき、ただ雑談したり、スマホの使い方を相談したり、通信量を分け合ったりすることが可能です。

マイネ王の居心地の良さを気に入ってmineoを契約しているという人も多いようですね。

MVNO(格安SIM)の通信速度

MVNOはMNOの回線を借りて使っているので、使える帯域が限られています。

そのため、すぐに混雑状態になりやすく、MNOより通信速度が遅くなりやすいという宿命から逃れることができません。

「通信速度が速い格安SIMはどれ?」と気にされる方も多いのですが、法律でMNOが特定のMVNOを優遇することは禁止されています。

ただ、混雑の頻度などはユーザーの利用状況によって変わるものです。

一方のMVNOが混雑している時、もう一方のMVNOは混雑していないという状況はあり得ることで、その結果として、MVNOの間で通信速度に差が出ることはあります。

いずれにせよ、MVNOを利用するならMNOより通信速度が遅くなりやすいことは覚悟しなくてはいけません。

また、「このMVNOなら100%速くて、今後もずっと速いまま」ということも一概には言えません。

ワイモバイルとUQモバイルは速いって聞くけど?

ワイモバイルのSIMカード

画像引用元:SIMカード(他社からのりかえでPayPayボーナス3,000円相当をプレゼント) を購入|オンラインストア|Y!mobile(ワイモバイル)

「おすすめの格安SIM」などの話題でよく名前が上がるワイモバイルとUQモバイルですが、あれらはMVNOのサービスブランドではありません。

ワイモバイルはソフトバンクが運営しています。

UQモバイルについては現在複雑な立ち位置なのですが、2020年10月1日から正式にKDDIが運営する予定になっています。

つまり、ワイモバイルとUQモバイルはMNOのサービスブランドなのです。

しかしドコモ・au・ソフトバンクよりも料金がうんと安いために「格安SIM」とされることが多いです。

「サブブランド」とも呼ばれますが、それは各社のブランド戦略の問題なので、MVNOとかMNOといった話とは関係ありません。

「ソフトバンクが立ち上げたもう1つのブランドだから、ワイモバイルはサブブランド」という程度の意味です。

ワイモバイルの料金プラン

Y!mobile ロゴ

画像引用元:【公式】ワイモバイル(Y!mobile)- 格安SIM・スマホはワイモバイルで

ワイモバイルの料金プランは、10分以内の国内通話が無料という、他社ならオプション扱いのものが込みになっているのが特徴です。

その分、UQモバイルよりも高くなっています。

ベーシックプランSMR
月額2,680円3,680円4,680円
データ容量3GB10GB14GB
通話国内通話
1回10分以内無料

UQモバイルの料金プラン

UQモバイルのロゴ

画像引用元:【公式】UQ mobile(モバイル)│安心・お得の格安スマホ/格安SIMで【顧客満足度No.1】

UQモバイルは2020年6月1日から料金プランが刷新され、「S」と「R」の二択になりました。

10GBで2,980円というのは、MVNOを含めても最安級です。

スマホプランプランSプランR
月額1,980円2,980円
データ容量3GB10GB

MVNEはMVNOをサポートする事業者のこと

以上、「MVNE」についてでした。

それぞれの意味
  • MVNEとは、MVNOとMNOの間に立つ事業者のこと
  • MVNOとは、格安SIM事業者のこと
  • MNOとは、大手キャリアのこと
  • MVNEのことは詳しく知らなくても支障はない

MVNEとは、MNO(大手キャリア)から回線を借りてMVNO(格安SIM事業者)に提供している事業者のことです。

そのため、一般の携帯電話ユーザーは意識する必要ありません。

知っていてもいなくても、普段の生活には影響ないと言えるでしょう。

携帯代10,000円て高くない!?格安SIMで今の月額を半分以下に抑えませんか?

ワイモバイルPayPayボーナス
ワイモバイルPayPayボーナス
この記事を書いた人
araki
araki
東京都出身。AndroidとiOSの二刀流。パソコンはWindows。新しいモノ好きで飽きっぽい性格。色んなことに挑戦してはすぐ満足してやめるを繰り返してきた。最近は反省して継続する力を身につけたい。

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