新型iPhoneの「A12 Bionic」の凄さをわかりやすく例えて解説

新型iPhoneの「A12 Bionic」の凄さをわかりやすく例えて解説

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新型iPhoneに搭載されているA12 Bionic。とにかくスゴイ!とよく耳にしますが、実際にどう凄いのでしょうか?

A12 Bionicが何モノなのか、そして今までとは違う”凄い”ポイントを、例えを交えながら紹介していきます。

1 iPhone XS・XS Max・XRに搭載されたA12 Bionicって何モノ?

A12 Bionicは、Appleが開発した最新のSoC(System-on-a-Chip)で、新型iPhoneに搭載されているチップです。

まずは、SoCのしくみと、これまでのiPhoneとは違う、数値的な凄さから見ていきましょう。

1-1 A12 Bionicは新型iPhoneの脳みそ部分

A12 Bionicは、例えるなら新型iPhoneの脳みそにあたる部分です。

私たちの脳にはいろいろな機能がありますよね。脳は言葉の処理をしたり発したりするだけでなく、記憶や感情など「考えること」のほとんどを担っています。

A12 Bionicも同じように、いろいろな指示を処理したり記憶することで、新型iPhoneを動かしているのです。このような役割をするチップをSoCと言います。

SoCについてもう少し詳しく解説

A12 Bionicは新型iPhoneを動かすための最新チップ(SoC)です。 ※チップではなく、「半導体」と呼ばれることもあります。

パソコン用語に「CPU」「GPU」というものがありますが、これらはパソコンやiPhone・Androidスマホのパーツの一部にあたります。

これらを端末の内部に搭載することで、iPhoneはiPhoneとして動くことが可能となるのです。

ですが、iPhoneやAndroidスマホは小型のため、パソコンと同じサイズのCPUやGPUを入れ込むことができません。

そこで、スマホの開発者は、CPUなどの必要なパーツをギュッと凝縮したものを新たに作成しました。これが「SoC」と呼ばれているものです。

1-2 A12 Bionicと歴代iPhoneのSoC 大きな違いはどこにある?

これまでiPhoneのSoC は、A10・A11 Bionicとバージョンアップしてきました。そして、新型iPhoneでは最新のA12 Bionicを搭載しています。

では、前回のA11 Bionicに比べてパワーアップしたところをチェックしてみましょう。

A11 Bionic → A12 Bionicのパワーアップポイント

  • 性能コア → 最大15%高速化
  • 効率コア → 最大-50%の省電力を実現
  • グラフィックス性能 → 最大50%高速化
  • 機械学習 → 最大9倍高速化

こうして数字を見ただけでも、A11 Bionicから大幅にバージョンアップしたことがわかりますね。新型iPhoneには2つの性能コアと4つの効率コアがあります。

「コア」とは

「コア」という言葉には、「脳」のような意味合いがあります。

例えるなら、ある職場の部署Aに2人、部署Bに4人の計6人が配属されていて、みんなで仕事をさばいているような状態です。

もし、職場に部署A(2人)しか存在しなかった場合、急に大きな仕事が舞い込んできたら、どうなってしまうでしょうか?恐らく仕事が回らなくなってしまいますよね。

しかし、部署Bを加えた6人を配置することで、効率よく作業をこなせるようになるのです。

A12 BionicはA11 Bionicに比べて、性能コアが15%も高速化しており、より処理能力がアップしています。

つまり、これは性能コア担当の2人の能力が15%もアップしたということです!さらに作業効率が良くなりますよね。

処理速度の大幅アップによりもたつき・フリーズ率を低減

A12 Bionicはこれまでよりも処理速度を上げることで、作業効率をアップさせているのです。

そうすることで、新型iPhone操作時のもたつきやフリーズが発生する確率を低下させています。

ちなみに、さらに前のiPhone7に搭載されていたA10は、性能コア2つ・効率コア2つでした。

A11 Bionicで効率コアが4つに増えているので、その時点でかなりバージョンアップしたと言えるのですが、今回のA12 Bionicでさらなる進化を遂げたことになります。

省電力化≠バッテリー持ちの向上

A12 Bionicは、処理速度とバッテリー持ちの絶妙なバランスをとっているSoCです。

コアが高速化すれば、それに伴って処理速度もアップします。それはとても魅力的なことですが、その分だけバッテリーを消費することにもなってしまいます。

そこでA12 Bionicでは、効率コアを省電力化。「バッテリーを消費しやすい」というデメリットを、可能な限り減らしています。

勘違いしやすいのですが、これはバッテリーの持ちが良くなったというわけではありません。あくまで「性能アップにより、バッテリーを大きく消費してしまうのを防いでいる」というイメージです。

1-3 スマホ史上初、7nmプロセスを実現

A11 Bionicに比べ、性能が大幅に向上しているA12 Bionic。実は、A12 Bionic自体に使用しているチップの性能も、かなりアップしているのです。

これは、最新技術を搭載した新しい家電製品が、自宅内に一気に増えたのと同じようなもの。古い家電ではできなかったことができるようになり、滞っていた作業がスムーズに進むようになったのです。

約69億のトランジスタを搭載するA12 Bionic

A12 Bionicは約69億のトランジスタを搭載しています。これにより、より細かな処理が可能となりました。

前バージョンのA11 Bionicは10nmで約43億トランジスタを搭載していましたが、その頃から比べると、26億も増えていることになります!

【トランジスタ】
電気の流れをコントロールするパーツのこと。

7nmプロセスの“凄さ”とは

A12 Bionicは、スマホ史上初の7nm(ナノメートル)プロセスを実現しました。ちなみに、A11 Bionicは10nmプロセスです。

【プロセス】
性能レベルを表す目安となる数値です。この値が小さくなるほど、1つのチップに納められるトランジスタの数が増え、性能もアップします。

通常、1つのチップ上にたくさんのトランジスタをのせたいと思っても、トランジスタのサイズが大きいと、どうしても搭載できる数が限られてしまいますよね。

そこで、A12 Bionicは7nmという業界初の極小サイズにすることで、69億ものトランジスタをのせることに成功したのです。

1nmは1mの10億分の1にあたります。新型iPhoneでできる様々なことが、これだけ小さいものの中に収まっているということですから、本当にすごい技術力です。

iPhone XSの評価|iPhone Xと比較して違いが大きいのは「A12 Bionic」

次のページでは、A12 Bionicの凄さをさらに具体的に解説していきます。

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この記事を書いた人
licolico3373
licolico3373
悩みがなさそうと何故かよく言われる30代ママ。初代Galaxy Sから現在まで10機種以上のGalaxyを使うGalaxy愛好者。一番好きな機種はGalaxy note2!一時期BlackBerryに憧れるも使いこなせず断念。趣味はハンドメイドと音楽。好きな食べ物はお刺し身定食。

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